今日は、暖かい。外気温がこの春初めて5度になった。空にはうっすらと靄がかかっている。山々は見えない。
いつも通り午後から庭に出る。カタクリがどんどん咲いてきた。土の色が薄くピンク色に染まってきた感じだが、花が小さいのではっきりしない。
家の西側の花壇には3色のヒアシンスが咲き始めていい香りを放っている。
庭の花たちを見た後、今日も伐採作業にかかろう。昨日HITACHIのチェーンソーのスイッチが壊れて、これでもう駄目かと思っていたが、よく考えてみると、エンジンは動いていたのだから、使えないことはない。そうだ、燃料を満タンにしないで、少なめの量を入れておけば、適当なところでガス欠になり、止まるのではないか。それに気がついてやってみると、成程、上手い具合に壊れたと思っていたチェーンソーが動き、丸太切りをやると、適当なところでエンジンが止まった。うん、これはまだまだ使えるではないか。
それが分かって気分がよくなった。伐採作業をどんどんやろう。北側の白樺の光を奪っている栗の木があるので、それを伐採することにする。これも南側のガレージの屋根に倒すと大変なことになるので、どんなことがあっても北西側に倒す必要がある。
倒す方向に受け口を大きく刻み、反対側から追い込んでいく。あるポイントで、緩やかに北西側に倒れた。成功だ!
太い幹はSTIHLを使い、細い枝はHITACHIを使うと軽くて作業しやすい。2台のチェーンソーで無事伐採〜丸太切りを行うことができた。大木を上手く倒すことができた時の達成感は何とも言えない。4時過ぎまでかかったが、文字通り「戦い済んで日が暮れて」という状況だった。今日も一日、どこへも行かず誰にも合わず、ただ一人森の中で作業をした。