マツムシソウが咲くと秋の訪れを実感させてくれる。夏の盛りころからもどんどん咲いているのだが、背が高くなって風に揺れるのは秋を迎えてからだ。淡青紫色の花が何とも言えぬほど美しい。
マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草。
学名:Scabiosa japonica
北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種
学名の「Scabiosa japonica」とある通り、日本固有種だ。その点スカビオサで売られている円原種とは違う存在だ。
ヒョウモンチョウやキタテハがやってきて美味しそうに蜜を吸っている。
マツムシは、童謡「虫のこえ」にある通り、高音で「チンチロリン」と鳴くが、残念ながら、私の庭ではマツムシの鳴き声はまだ聞こえてこない。
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