アダージョの森のいろんなところでワレモコウが咲いている。秋のどちらかといえば侘しさを語る花だろうか。
ワレモコウとシラヤマギクとのツーショットがなかなかいい。
ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)
学名:Sanguisorba officinalis
バラ科 ワレモコウ属
原産地 ユーラシアの温帯から亜寒帯、北米大陸北西部~西部
八ヶ岳に庭造りをするようになって、秋の楽しみはこのワレモコウだった。ところが雑木林の中にはワレモコウが咲いていなかったが、南側の日のよく当たるところに咲いていた苗を庭の中ほどに移植した。
ワレモコウは花だけ見れば、小さいので、弱いのかなと思っていたら、違っていた。一旦大きな根が育つと、これはこれで、他に影響を及ぼすほどの勢力を広げる。
われ(吾)もまた(亦) 紅なりと ひそやかに 虚子