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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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レトロな三代校舎にオルガンの音が響く

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今朝は昨夜の雨が上がって、青空が広がっている。外気温5度、室温17度、湿度32%。森の大地はしっとりと濡れて、清々しい朝だ。

今日も引き続き6人の一行を案内しよう。といっても今日は最終日で12時30分の小淵沢発の列車に乗らねばならない。まずは、谷口牧場の馬たちに挨拶をする。

今日は、いい天気になったので平沢峠に行こう。ナビをかけずに走っていると道を間違えてしまって、少し手間取ってしまった。平沢峠に付くと、眼前は、広々とした八ヶ岳の景観が広がっている。少し雲が多いものの、一大パノラマの光景に皆さん「わー凄い!」と大歓声。

獅子岩に登ると、一段と広々とした景色を楽しむことができた。

東側には野辺山電波望遠鏡が見える。

続いて、須玉町津金の「三代校舎」を訪ねる。青塗りの明治校舎がレトロな雰囲気たっぷりだ。

中の喫茶室に入ると、ベレー帽をかぶったおじさんがオルガンを演奏していた。「ふるさと」「朧月夜」が流れてくると、一同、思わず大合唱となる。名残惜しいが、小淵沢発の列車の時間が迫ってきたので、記念撮影をして出発した。

その後は一路小淵沢駅へ。発車30分前に無事到着。皆さん駅弁を買ってJR乗車の準備万端整った。いつものことながら、お別れのときは辛いものがあるが、皆さんから「楽しかった。また来ます」と言っていただくと、正直嬉しいものだ。またの再会を約束して、お別れした。

昼食は、経営者が変わった「ピアニッシモ」で食べることにする。ランチは「本日の気まぐれプレート」(1000円)を頼む。プラスのコーヒーは100円引きで300円だった。出されてきたワンプレートの料理は全て野菜で調理されている。エビを真似たニンジンのフライには思わずニヤッとしてしまった。見映え、味付けがなかなか工夫がされていて楽しいランチだった。賑やかな女性たちとの3日間もあっという間に過ぎてしまい、さわやかな疲れが残った。


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