雑木林にツリバナが可愛い花をぶら下げている。
直径1センチほどの極く小さい花だが、5枚の花弁がある。よく似たマユミは、4枚だ。
花や果実を吊り下げることから、漢字で書くと「吊花」と書く。
これが少しの風でも揺れる姿が何とも表現できないほど美しい。
ご覧の通り、春はびっしりと花がついているのだが、秋の赤い実ができるころには大分落ちてしまうのが残念だ。
花よりも秋の果実が目立つし、紅葉も美しい。
アダージョの森では南側はツリバナが生垣になったように茂っている。
ツリバナ(吊花)
学名:Euonymus oxyphyllus
ニシキギ科 ニシキギ属