アジサイの季節がやってきた。
八ケ岳の森の中で、特に注目されるのはコアジサイ。
この品種は、いわゆる装飾花はなく、アジサイの花だけがそのまま咲いているという形を取る。
コアジサイ
学名:Hydrangea hirta
アジサイ科 アジサイ属
株により花の色調が微かに違い、青色が濃いものから白に近いものまで様々な色合いが見られる。
花弁は5個、雄しべは10個、花弁より長く、花糸は青色を帯びる。コアジサイの特徴は何といっても甘い香りが漂うことだ。装飾花がないので、この香りに誘われて虫たちが集まってくる。
紫色をした花軸も美しい
アダージョの森の「道」の両側はコアジサイが沢山咲いているので、このあたりを歩くとうっすらと甘い香りが漂う。
こぼれ種が落ちでどんどん新しい株が成長している。
卯の花=ウツギとの美しいコラボ