東ガーデンではヤナギランが咲いている。
高原の花の代名詞ともなる花で是非私の庭でも咲かしたいと思い、3年前に苗を購入して植えた。
あたりの樹木の伐採により日がよく当たるようになり、今年はわずかばかりだが花を咲かすことができた。
ところが、小さいコガネムシの食害がひどく葉がかなり傷んでいる。何かいい対策はないものだろうか。
葉がヤナギに、花がランに見えることからヤナギランと名づけられたという。
庭で咲いた花は、少し形が悪いが色鮮やかな美しい花だ。
「ヤナギランは本州中部以北の北半球に広く分布する草原の植物です。ときに大群落をつくり、夏の高原の花の代名詞として親しまれています。
四方に伸びた地下茎の先端から芽を伸ばし、ヤナギに似た細い葉をつけた茎をまっすぐに立ち上げます。」(趣味の園芸)
八ヶ岳周辺では、八島ヶ原湿原や入笠山湿原などで群落がみられる。ただ、規模の小ささは否めない。
その点、東北の安比高原や裏磐梯などでは、素晴らしい群落が展開しているというので、是非一度訪れたいものだ。
ヤナギラン(柳蘭)
学名:Chamaenerion angustifolium(Epilobium angustifolium)
アカバナ科 ヤナギラン属
原産地 本州中部以北、北海道、北半球