南ガーデン西側にハナトラノオが咲いている。
何年か前に株を買ってきて植えつけたのだが、それ以来少しずつ増えてきた。
しかし、どんどん増えるというのではなかったが、周りの樹木を伐採して日当たりをよくすると
去年あたりから、花数が急速に多くなってきたのは嬉しいことだ。
トラノオに似て、花が咲くからというのが和名の由来のようだが、トラノオに似ているかな?
ハナトラノオというより、別名のカクトラノオの方がわかりやすい。
花穂は細長い四角錐で、花は四方に向かって規則正しく並んで咲くからだ。
それに、トラノオにも花があるのでハナトラノオというのは、形容矛盾のような違和感があるからだ。
シャキッと真っすぐに立ち上がり、夏の終わりころから明るいピンクに庭を染める。
このピンクに清涼感があるのがいい。
このコーナーは、西側にムラサキセンダイハギ、東側にアナベルが生えているので、南側と北側に勢力を広げようとしている。
ハナトラノオは、根から増えるし、種が飛んでも増えるので、両方を使い分けているのがすごい。
このあたりの生存競争は逞しくもあり、面白い。
ハナトラノオ (花虎の尾)
学名:Physostegia virginiana その他の名前:カクトラノオ シソ科 カクトラノオ属(フィソステギア属) 原産地 北アメリカ東部 日当りが良ければ、地下茎と種でどんどん増える