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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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エルベ河畔でフルートを吹く

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今日の空もどんより曇っている。朝食を食べた後、忘れないうちに部屋で旅行記を書いておこう。 

今日はドレスデンの観光地から少し離れて、市内の様子を見に出かける。トラム1日券を買って市内をぐるぐる巡る。トラムは地下鉄と違って町の様子が目見見えるのがいい。昼食の時間になったので、駅にあるマルシェというレストランへ行く。

 

この店はバイキング形式で自分の好きなものをチョイスすることができるのがいい。

その後、ミュンヒェン行きのホームを確認する。駅のインフォメーションで旅行情報を聞くが、DB以外の情報はわからないらしい。 その後、トラムに乗ってエルベ川対岸のダウンタウンを尋ねる。

このあたりは、観光地とは違った市民の普通の生活があるところだ。建物は古いが感じがいい。 

トラムの停留所でガイドブックを見ていると、男性がやってきて“May I help you?”というので、ドレスデン公園への行き方を尋ねた。 ドレスデン公園は「地球の歩き方」やその他のガイドブックでは一切触れられていない、ドレスデン市民の公園だ。

行ってみると、その広さは並大抵ではない。 

暑くなってきたので、公園内店で冷たいものを食べる。

食べているとリスがやってきた。 

 その後、公園内をゆっくり歩く。広大な公園の中に、動物園があるだけでなく、小さな鉄道が走っている。 

 

公園の中は森、林、芝生が交互にある。

 今日は小学生が、鉄道員の仕事に従事していた。 青空が広がってきたので、もう一度エルベ川対岸へ行く。対岸から見た歴史的建築物は実に美しい。熱気球が空に上がっていた。 

広い緑地になっている河畔に下りていき、そこでフルートを吹く。バッハの国に来たので、管弦楽組曲第2番のポロネーズを吹いてみる。戸外では音が散っていまひとつだが、ドイツの地でバッハの曲が吹けたので大満足だ。

夕食はホテルの近くの、ロシア語の表記レストランに入る。驚いたことにこのレストランには地下があり、そこが広い食堂になっている。

アコーデオン伴奏で顧客さんが、ドイツの歌を楽しそうに歌っていた。 

メニューはよくわからなかったが、牛肉と豚肉の料理、黒ビールを注文した。 肉は柔らかく、かかっているソースがなかなかの味だったので満足した。

午後8時30分過ぎにレストランを出る。

夕方になってきていて、建物の夕映えが美しかった。 

今日で4日間のドレスデン観光は終わりだ。明日はミュンヒェンへ移動することになる。


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