いよいよ今日は、ドイツを離れる日だ。先ずはホテルの朝食をしっかり食べておこう。
フランフルト空港は14時のテイクオフなので午前中は時間がある。妻が、昨夜飲んだフランクフルト名物
リンゴ酒を入れる専用のベンベルを記念に買いたいと言うので買い物に出かける。
ドイツの日曜日は「閉店法」で全て休んでいる。目抜き通り出て行っても一軒の店も開いていない。それならばと
レーマー広場まで行くと、さすがに土産物店はやっていた。棚には大小色んなベンベルが並んでいたので、持って帰りやすい大きさのものを選んでいただいた。1L容器だが、何故か値段が違う。店員さんに何故値段の開きがあるのか聞くと、作っているところの違いだけで、クォリティは違わないとのこと。取っ手の大きなもちやすいものを選んで買った。残念だが肝心のリンゴ酒(アプフェルヴァイン)は、重くなるので買わなかった。
昨日開いていなかったニコライ教会が礼拝の準備をしているので入らせていただく。プロテスタント教会は、キリストの偶像もおかれていない簡素なものであった。
ホテルに戻って、預けていた荷物を受け取る。受付の女性とは「チュース」(バイバイ)と声をかけあってホテルを出る。ホテルの前がフランクフルト中央駅だ。この大きな駅も今日で見納めだ。
そこからSバーンに乗って、3駅目で空港駅だ。
空港ではボーディングチケットは自動発券機で受け取る。発券機の扱い方は、側にいたルフトハンザの職員さんが丁寧に教えてくれた。
14時きっかりにテイクオフ。10時間少しの空の旅だ。乗ってすぐに、飲み物サービスがあり、ドイツビールを頼んだ。機内の夕食はカレーライスだった。何故か素麺が付いている。
それからの時間が長い。ウトウトとはするが、ほとんど眠れないまま、シベリア大陸を通過して北京〜朝鮮半島を通過。
あと2時間ほどの所で機内朝食だ。ゼンメルパンと、オムレツという組み合わせ。
それが終わると、島根県を通過して、関空にソフトランディングした。
久しぶりの大阪は、梅雨明けのような青空が広がり、非常に蒸し暑つかった。JRの関空快速に乗ると天王寺まで1時間近くかかってしまった。フランクフルトとは大違いだ。
最後に、旅行中にようやく言えるようになった次の挨拶で、今回のドイツ旅行とお別れしよう。
Auf Wiedersehen!(アウフヴィーダーゼーエン さよなら)