10時過ぎに地元のFさんが、タマネギの苗をもってきてくれた。なんでも、近くの農家の方が夏に種を播いて、それを先日植え付けたのだが、40株余ったからもらってきてくれたのだ。
それだけで終わると思っていたら、「畑に行きましょう、鍬と紐をもってきて下さい」と声をかけられる。何と、植え付ける時期が少し遅いので、今すぐに一緒に植え付けましょうということだ。慌てて着替えて畑に駆けつけると、早速、畑を耕し始めた。
割りばしで区画を決め、肥やしと米ぬかを鋤きこむ。
そこへ穴あきマルチを貼る。
その穴に、タマネギの苗を割りばしで掴んで「すっと入れ、根元を土で固める」という植え付け方を教わった。
40株の植え付けが終わると、
その後は、ビニールを貼る。これをやっておくと育ちが違うそうだ。
ものの1時間もかからない内に、タマネギの植え付け作業が終わった。Fさんは、今から大豆を寄り分ける作業があると言って、休憩する間もなく帰って行った。実によく働く方である。
昼から、私がフルート練習をしている間に、妻は今日もパン作りに精を出している。夕方Fさんご夫婦がやってきた。これから、97歳と100歳になる、それぞれのおばあちゃんの御見舞に行くとのこと。朝のタマネギ植え付けのお礼に焼きたてのパンをお裾分けする。
今日は11月22日、「いい夫婦」の日だ。そういえば今日は、一緒にタマネギの植え付けをし、互いの好きなことをし、喧嘩をしなかったな。