今日は、ロングランを続けている「レ・ミゼラブル」を観るために街に出かけた。久しぶりにナンバパークスへ行こう。ここはヤマダ電機が隣接しているなど、買い物や食事に便利なところだ。何と言っても嬉しいのはヤマダ電機の駐車場が1日駐車しても500円ポッキリということ。もちろん夫婦二人の電車代より安くつくのが有難い。
パークススシネマは今回が初めてだ。全て座席指定になっていて、席が空いているかなと一瞬不安にさせられたが、平日なので、問題はなかった。それに、○料金で1000円なのもうれしいではないか。
「レ・ミゼラブル」の原作を読んだことはなくて、子供の頃「ああ無情」を読んだが、物語の後半の筋はほとんど覚えていなかった。映画は、映画「逃亡者」のようなスリル感、若者たちの燃えるような行動、清々しい恋愛、後味の良いハッピーエンドなど、観ている者を退屈させず、あっという間に観終わってしまった。
ジャン・バルジャンを演じた、ヒュー・ジャックマンは歌も演技も良かった。ジャベール警部役のラッセル・クロウも実に印象的だ。ファンテーヌを演じたアン・ハサウエイは映画の中で本当に自分の髪を切ったという迫真性。
クライマックスで歌われる「明日が来た時、そうさ明日が」と歌われる「民衆の歌」が良かった。どこかで聞いたことがあるような気を起させる歌だった。その他の歌は、聞き流してしまって、残念ながらあまり心に残らなかった。若い時に見た「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」とは比較にならない、とも思ったが、それはもしかすると、自分の感受性が年のせいで鈍ってきたからだともいえる。
映画を見終えてから、ナンバパークスにある「香港蒸籠」で中華料理のバイキングを食べる。時間が無制限だったので、少し食べ過ぎてしまったのが問題かな。