4月の20日過ぎのアダージョの森は、スノードロップ、クロッカスが終わり、フクジュソウ、カタクリも盛りを過ぎた。
ウドの新芽が勢いよく地面から顔をのぞかせてきた。その上から土や落ち葉をかけておいたのだが、更に、それらを押しのけて新芽がどんどん立ちあがってきている。
北側の庭には、紅白のアネモノがぽつんと咲いている。ずっと以前に球根を植えておいたものだが、健気に毎年忘れずに咲いてくれる。
その上の花壇でようやくシバザクラが咲き始めた。
庭のあちらこちらから、スミレも顔を出している。曙のような色をして、葉がまだ展開していないところからアケボノスミレであろうか。
こちらのスミレは、葉が丸いハート形で、色は藤色だ、タチツボスミレであろうか。
東側の日当たりのいいところにアカバナのユキヤナギも咲き始めている。
南側の日当たりのいいところではフジザクラは、咲き始めた時に急に寒くなったりして、花のつき方ががまばらになっている。
山のなかの日当たりの悪いところではチョウジザクラが、パラパラと小さな花を付けていた。もっと日当たりがいいと花付きがよくなるようだ。