お忙しいBluebellさんご夫婦が、週末八ヶ岳に通いながら建築状態を見守ってきた家の改築がこのほど完成し、
今日は、そのお披露目に伺わせていただいた。
まだ、完成したところなので什器の設置や片づけは今後の作業となっているが、部屋の中にはドーンとグランドピアノが運び込まれていた。
その反対側には薪ストーブが設置されている。その横で、チョロさんが何やら熱心に噛んでいる。
庭には様々な樹木が植えられている。今はアナベルが花を咲かせていた。庭の東の方は畑になっているが、せっかく植えている野菜などは、不在の間に獣たちに食べられてしまってなかなかうまくゆかないとのこと。特にサルの悪さにはほとほと手を焼いているとのことだ。
庭の手入れはこれからの課題になりそうだ。
部屋に戻るとフルーツティの甘い香りがしていた。しばし、ケーキをいただきながら、音楽や庭造りの話をする。
今日は、Bluebellさんにとってもう一つ嬉しいことがあった。製作を依頼していたムラマツのハンドメイドのgoldフルートが完成したのだ。
少し赤みがかった金の輝きだ。さっそく吹いていただいた。さわやかな初夏の森に鳥が囀るような軽やかな音色だ。私も試奏させていただいた。持ってみると驚くほどの軽さ、吹いてみると音の立ち上がりが早い。このフルートで、これからどんな素晴らしい音色が紬だされていくのか、楽しみだ。
それでは何かやりましょうか、ということになり、私がこの間練習している「パッヘルベルのカノン」「G線上のアリア」「なき王女のためのパヴァーヌ」
の二重奏をやった。Bluebellさんは今月末に発表会があり、バッハの「トリオソナタ」(BWV1039)の最後の仕上げに余念がない。
今日は、大阪から私のフルートの友達がやってくるので、昼過ぎにお暇した。