海が見たくなったので、久しぶりに白浜温泉へ行こう。車で3時間弱、白浜も近くなった。近畿大学のマグロ研究所の横を通って、白良浜に出る。
白良浜の砂は真っ白で目に痛いほどだ。春のような日差しに誘われて海岸筋を歩いていく。
ところが海を渡ってくる風は、強く冷たいので、ほうほうの体で車に戻った。
その後、南白浜道路を走る。岬めぐりの道路からは、広く太平洋を望むことができた。
2時過ぎに白浜温泉「海舟」に着いた。チェックインが2時からなのだが、受付は混雑していて、待たされた。お好きな浴衣を選んで部屋に案内していただく。部屋からも海が見えるので気持ちいい。
温泉は、やや塩味がする無色透明無臭だった。昭和18年に掘削と表示があった。第2時世界大戦真っ最中の時にも温泉の掘削はやっていたのかと驚いた。
そうこうしているうちに日が沈んできて、断崖が茜色に染まってきた。
夕食のメインは船盛料理。
魚や貝類など品数が多く、ボリュームは十分だった。〆のうどんやデザートを食べると満腹になった。