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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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冬の快晴

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寝床でなんとなく冷えるなと思って、起きてみると、庭は一面の霜になっていた。

昨日マイナス2度で驚いていたが、今朝は、マイナス6度まで下がっていた。いよいよ、清里も本格的に冷えてきた。
その分、今日は、文句なしの真っ青な空だ。朝食後、直ぐに散歩に出る。可愛いコマユミの実が目を引く。

南アルプスは、くっきりと全貌を現した。

道の日陰では霜が立ち上がっている。

八ヶ岳も阿弥陀岳が白く輝やき、素晴らしい眺めだ。

部屋に戻り、午前中の残りの時間はフルートの練習をする。ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、今日は偶数日なのでNO2をやる。トリルは、120〜152まで10ずつテンポを上げる。トリル終結部が課題になっているので、アルテのトリル練習1で終結部を練習する。アルテ21課の練習曲NO1、問題になっているソとラのトリル終結部を取り出して何度も練習した。最初はトリルをせずに終結部だけを入れ、続いてトリルで終結部を入れる、この練習を繰り返した。少し指が慣れたかな、力が入ると駄目だ。
曲の練習は、「ラルゴ」、「トロイメライ」、「ユーモレスク」、「精霊の踊り」をざっと吹くと、12時30分になってしまったので練習を終える。

午後は、大阪から持ってきた球根を植えよう。幸い、昼からは暖かくなってきて、霜はすべて融けてしまった。昨日見た、ターシャ・チューダーのチューリップの植え方に影響を受けてしまった。「花壇に植えていますよ」と言うのではなく、あたかも自然に生えているかのようにアトランダムに植えることする。中庭はほとんど植えているので、今回は、南側、果樹を育てている場所に、植えることにする。丁度、ダリア「ブラック・ナイト」の地上部が枯れてしまっていたので、掘り起こしておこう。周りの畑には誰もいない。


今日植えたのは、房咲き芳香スイセン白、黄房スイセン、チューリップは「エレガント・レディ」と名付けられた、アプリコット色のもの。それに、カサブランカとヤマユリである。ヤマユリは、自生でかなり生えてきているが、もっといろいろな場所で咲いてほしいものだ。寒さが冷え込むので、やや深めに掘り、落ち葉を埋めて土を入る。球根の上には腐葉土を鋤きこむ。その上から落ち葉を被せておいた。

 全てが終わったのは、4時過ぎ、夕暮れ時になった。庭は美しい茜色に色づいている。

小道もすっかり落葉してしまった。

夕日を受けて、先日並べた薪が輝いている。

太陽が沈むと直ぐに暗くなってきたので部屋に入る。日没後の南アルプスの稜線が美しい。直ぐに夕食の準備に取り掛かる。今夜は、先日新聞にレシピが載っていた、「キノコのスープ餃子」にしよう。鳥ミンチとマイタケのみじん切りを酒と醤油、サラダ油で練り、アンを作る。それを、餃子の皮できんちゃくに包む。スープは、塩・コショウ、黒酢・ごま油で味付けしエリンギの薄切りを煮る。スープに餃子を入れ軽く煮る、後はネギを散らして出来上がりだ。黒酢があっさりしていて、不思議な味を経験した。食べているときは、さほど感じなかったのだが、突然満腹感が襲ってくるという、面白い料理だった。

食後、今夜は、同じモーツァルトの「フィガロの結婚」を見た。これも美しい曲の連続と面白いストーリーでオペラの楽しさを満喫した。


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