今日は曇り空だが、山中湖にあるMFGARDENを訪ねる。日曜日ということもあり、多くの愛好家が訪ねてきていた。
行くまでは、これほどの庭とは想像すらできなかった。入り口を入ると左手には、築山のような感じで岩が置かれていて、シダやヤマアジサイなどが、所狭しと植えられている。
シェードガーデンだが、岩が苔むした感じがいい。
そこからメインの庭へ進むと驚きの世界が広がっている。
足を踏み入れたものを釘づけにせざるを得ない圧倒的な花々の世界だ。
一番奥のパーゴラにはポールズ・ヒマラヤン・ムスクが
7連続のバラのアーチと突き当りには、ローマ風(?)のスタンドが置かれている
母屋の下には、お洒落な温室がある。今日は休憩所になっていってお茶とケーキをよばれることができる。
母屋は一段高いところに建てられていて、そのバルコニーからも庭を見渡すことができる
バルコニーから眺めた庭
ヤマボウシの大木を背景にして
庭にはすこし高くしたステージがあり、木の椅子が置かれている
細い道の奥には素敵は木製のベンチが置かれている
お話をお聞きすると、この庭はご夫婦お二人 で16年間にわたって育ててこられたとのこと。まさにお二人の熱意と労苦のたまものである。話している間にも、バラの花殻を摘み、這いつくばって草を抜いておられた。
この情熱の源泉はどこにあるのだろうか?私としては、植えられている花木、エクステリア、構造的配置などを知るだけではなく、庭づくりへのひたむきな姿勢をこそ少しでも学ぶべきではないか、と思った。
大変残念なことだが、オープンガーデンも今年で最後になるとのこと
今年のオープンガーデンの日程
2016年6月3日(金)~7月3日(日)の毎週 金、土、日
am10:30~pm4:00 入園費500円(お茶・菓子つき) ユニセフなどに寄付されます