朝起きて窓を開けると、広々とした瀬戸内海が見渡せる。やや曇っていて海の色が鉛色に近いのが残念だ。
ゆっくりと時間を取って、10時にホテルを出発。まずは、近くにある大谷焼き窯元を訪ねた。大谷焼きは大きな甕・壺で有名だ。独特に輝く釉薬を塗る手法。登り窯の一角に、大きな甕を使った「水琴窟」があり、遠くの頬から密かな音が聞こえてきた。
大塚美術館に行こうとして調べると、残念ながら月曜は休館だ。「第九」で有名なドイツ館も、第4月曜だけが休館日になっていた。しかたがないので、ゆっくり帰りましょうかとなる。津名一宮で高速を降りて、「タコせんべいの里」に寄り、志筑の「魚佐太」で昼食を取った。帰りの阪神高速神戸線は、平日の夕方なので、かなりの混みようだ。しかも、車間距離がほとんどないので走りにくかった。