節分の朝は、外気温マイナス0度と暖かい。八ヶ岳、南アルプスの峰々がが真っ白に輝いている。庭に残っていた雪は、ほとんど融けてしまった。
午前中は、暖かい陽が差し込んでくる部屋でフルート練習をしよう。基礎練習とアルテ25課ターンの練習曲をやる。その後は、「パッヘルベルのカノン」をやる。16分音符のパッセージを何度か練習しているうちに、昼に鳴った。
ポカポカ陽気の午後は庭に出て、西側に積んでいる柴を片づける。久々のチェーンソーの出番だ。少し太い枝は手で折れないのでチェーンソーを使って40センチにカットしていく。すっかり整理すると、当分柴には困らないほどの柴を確保することができた。
雪がほとんど融けてしまったとはいえ、森の北側、陽があたりにくいところにはまだ雪が残っている。北側の進入路に行くと、がちがちに凍ってしまってツルツルだ。これではいかに、4wd・スタッドレスでも滑る恐れがあるか、と思い、氷を取り除く作業をする。ところがカチカチの氷を割るのは、思いのほか重労働だ。スコップで少々突いたり、叩いたりしても割れないのには驚いた。余りやりすぎると、腰を痛めてしまうので、適当なところで作業を終える。
庭に戻ってくると、森の中に夕日が射しこんできて、木々の肌が赤く染まっていた。