春に種を播いて育ててきたスクナカボチャを収穫した。
スクナカボチャとは、岐阜県高山市丹生川町の特産品であり、宿儺南瓜、ともいう。
元々は、高山市丹生川町で自家用野菜として栽培されていたカボチャである。
名前は、飛騨国に伝わる伝説上の「両面宿儺(りょうめんすくな)」からきている。
両面宿儺は上古、仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる鬼神で、『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、
岐阜県の在地伝承では毒龍退治や寺院の開基となった逸話ものこされている。
このスクナカボチャが3個ほどおおきくなってきた。
普通のかぼちゃとは違って、ヘチマのような形をしている。
早速、煮ものにして食べてみた。きめが細かく、甘い。
秋の収穫の喜びを堪能した。