赤岳に登る(杣添尾根ルート)
八ヶ岳の麓に山荘を建設して以降、硫黄岳や蓼科山には登ったが、肝心の八ヶ岳主峰に登っていないことにやや心残りがあったが、山仲間と話し合い、ようやく9月28日から3泊4日の日程で赤岳に登ることになった。 台風17号が日本列島に近づいてきていたため、雨の予報が出され、日程を変更しようかと悩んでいたら、なんと、台風の進路がそれて、29日から30日にかけてはおおむね晴れの予報に変わった。...
View Article赤岳(2899m)に登頂する。
朝4時過ぎに起きると雲一つない快晴だ。朝食を慌ただしく食べて5時過ぎ出発する。 八ヶ岳には、いろんな登山ルートがあり、東麓側からでは「真教寺尾根ルート」「県界尾根ルート」「杣添尾根ルート」などがあるが、今回は、「八ヶ岳高原海の口自然郷」からの横岳「杣添尾根ルート」を登る。...
View Article無事下山する
今日も申し分ない天候だ。5時40分前にご来光が始まった。 もの凄い風が吹いていて寒いなか、しばし、その美しさに見とれる。 朝食は5時45分から、ご飯はお代わりをして、しっかり食べておこう。 小屋前で記念撮影をして、6時30分下山する。 稜線の左手=赤岳鉱泉から猛烈な風が吹き付ける中、頂上直下のガレ場を下る。天望荘からは横岳の登りとなる。...
View Article独特の花の形が惹きつける トリカブト
アダージョの森の薄暗いところに、深い青色を見つけたときには驚いた。何かなと思って近づいたら、なんとトリカブトではないか。かつて、後立山を縦走したとき、鹿島槍ヶ岳の下山道で、トリカブトが群生しているのを見かけたことがある。トリカブトは、そんなところにしかないと思っていたら、なんと自分の足元に咲いていたのだ。猛毒植物である。春の山菜のニリンソウと間違えて、食べて死亡した事件が起きている。...
View Article真っ白なブラシ サラシナショウマ
森の中の薄暗く湿ったところに、サラシナショウマが咲き始めた。鼻を近づけると、どちらかというと悪臭に近い香りがする。 サラシナというのは、「葉を水に晒せば食べられる=晒し菜」と言う意味だそうだ。白い花がブラシのように咲いていて、風にそよいでる姿は、秋の風情を感じさせてくれる。アダージョの森に自生している大好きな植物のひとつだ。...
View Articleマレーシアの風が吹いてきた
このほどマレーシア旅行から帰ってきたOさんを囲んで夕食会が持たれた。行った先は、ミナミのシンガポール料理の店「梁亜楼」(リャンアロウ) まずは、タイガービールで乾杯だ。タイガービールは、シンガポールを中心に東南アジアで飲まれているビールだ。あっさりとして口当たりがいい。 三種盛り料理を注文する。見た目に美しくお酒のアテにぴったりだ。 続いて、メインディッシュとして海南チキンライスを注文する。...
View Article濃紫の気品が漂う リンドウ
春から少しずつ成長してきて、暑い夏を過ごし、秋になったころ先端に渦状に巻いた蕾を付ける。 ♪ りんりんりんどうは こむらさき ♪ 子供のころ、島倉千代子が歌っていたのをよく覚えている。 花色は紫ではなく濃紫なのだ。なんといえない上品さがある色合いだ。 太陽が好きなリンドウは、日が当たっているときにしか花を開かない。それが矜持の強さを感じさせる。 秋の森の花壇の主役とも言える。...
View Articleウォーキングに出ると
大阪に戻るとともすれば運動不足になるので、何とか1日1時間ほどのウォーキングを心掛けている。 今日は、朝のうちは家の雑用をしていて、昼からウォーキングに出た。近くの田んぼもすっかり稲が実っていて、稲刈りも始まっている。稲が黄金色に染まる風景は、心をなんとなく豊かにしてくれるのがうれしい。「実るほど頭の垂れる稲穂かな」という句を思い出したが、今更ながら自分の未熟さを感じる。...
View Article鮮やかな黄色の花 ダンゴギク
この花は、長い間、名前を知らずにいた。大阪で植木鉢で育てていたのを八ヶ岳に持ってきて地植えで育てている。 森の中、半日蔭の花壇でも元気良く咲いてくれている。花びらの形が面白い。 南北アメリカ原産の園芸品種である。 名の由来は、花の真ん中の筒状花が球状に盛り上がっているのが団子に見えることから、名づけられたとか。 学名 Helenium autumnale分類 キク科 へレニウム属
View Article名前に誘われる花 ユウゼンギク
ユウゼン=友禅とはいかにも和風の名前だが、この花の原産地は北アメリカで、ヨーロッパで改良され、日本へは明治時代に渡来した。 実は、私もこの名前に誘われて、この花の苗を買った。買ってから、この花が日本産ではないということが分かり驚いたのを覚えている。 宿根アスターとして人気がある。日当たりと適度な湿り気が好きな花だが、森の中の日当たりがあまり良くないところでも、元気に育っている。 科名:キク科...
View Article森の中の鮮やかな赤 ガマズミ
5月頃、ガマズミの白い小花がかたまって咲くと、森の中が一度に明るくなる。 春の花もいいが、秋に艶のある紅色に熟す果実も非常に美しい。 果実は生食できるというが食べたことはない。アダージョの森の西側にガマズミの大きな木があったが、残念なことに、今年、テッポウムシ=...
View Article森の縁を薄青紫色に染める ヤマハッカ
秋になるとアダージョの森の縁に、小さな薄青紫色の花をつけるヤマハッカ。花が小さいので、ほとんど気にかけてこなかったが、最近になって、いい野草だなと思うようになった。少し離れてみると、そのあたりの空気がうっすらと青紫色に染まっているように見えるのがいい。 和名の由来は、ハッカに似ていて、山に生えるということからきている。ハッカのようなスーッとする香りがないのが残念だ。 学名 Plectranthus...
View Articleすくっと立って風になびく姿が美しい シュウメイギク
秋に明るい菊、とはなんともうまい命名だ。確かに、物寂しくなる秋に明るく咲く花だ。しかし、シュウメイギクはキクとつくものの菊とは全く関係がない、キンポウゲ科の花だ。森の中の日当たりのいいところに、シュウメイギクがスクッと立ち上がり、風に揺れている。ピンク色と白色だ。最近はドワーフ化して小さく育てるものも多い。...
View Article云十年ぶりの同窓会に出席する
高校同期の同窓会に出席し、「何十年というのも」はばかるほどの遠い昔の旧友たちと出会った。 在籍人員554名のうち70名が集まった。よく集まっているなと思った。会場は大阪西梅田の「ザ・リッツカールトン・大阪」。開会は夜7時からなので、早めに行こうと6時30分に行くと、ほとんどのメンバーが既に集まっていたのには驚いた。...
View Article紅葉の八ヶ岳・清里へ戻る
八ヶ岳登山を終えた後、大阪では、肺炎球菌ワクチンを接種したり、94歳の妻の母を訪ねたり、お墓の掃除に行ったり、友人と出会ったりしているうちに、あっという間に3週間が過ぎた。 そろそろ清里の紅葉が美しくなってくる頃なので、母の介護をする妻を残して、一人で清里に戻る。...
View Article薪ストーブに火を入れる
今日は、午前中は曇り空だったが、昼からは雨が降り出してきた。朝7時の外気温は9度だったが、その後もあまり上がらなかったので、なんとなく肌寒い。 それではと、薪ストーブに火を入れる。久しぶりの薪ストーブは、なんと暖かく、楽しいことか。火を見て温まっているだけではもったいないので、夕食用のおでんを煮ることにしよう。...
View Article紅葉の一番手 ヤマウルシ
山で一番早く紅葉する樹木はヤマウルシだろう。アダージョの森に戻ると、大きなヤマウルシの木はすでに葉が散りかかっていた。 ところが足元に生えているヤマウルシの苗は、立派に紅葉していて、思わずハッとさせられる。 山に生えるウルシから名づけられた。ウルシの仲間だが、漆塗りには使われない。ウルシを採るのは単にウルシだ。肌の弱い人は樹液などに触れるとかぶれるのに要注意だ。 学名: Rhus...
View Articleフルートレッスン 10月第1回目 何とかNO2の曲へ進む
八ヶ岳に戻ってから、天気がスカッとしない。今日も朝からしとしとと雨が降っているなか、明野の「チャミタクハウス」へ行く。 引き続き、ケーラーMedium DifficultのNO1の曲をやる。自宅の練習では、何とか止まらず、譜読みも誤らずに吹き通せたが、いざ、先生の前で吹くとなると緊張するのか、ミスが出てしまう。...
View Article秋の一日、のんびりと会話を楽しむ
今日は雨模様のなか、Kitahoさん宅にお邪魔した。 東側の檜の森が伐採され、すっかり整地されていたのには驚いた。甲斐駒ヶ岳が間近にドーンと眺められる土地なので、人気があるのであろう。 家に入ると、どうぞといって、庭に生えているレモングラスを使って、ハーブティーを出していただいた。「レモンの香り」が実にさわやかだ。しばし話をした後、昼になったので、前回も行った「手打ちそば くぼ田」へ。...
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