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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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qui CUCINA ITALIANA(クイ・クッチーナ・イタリアーナ)でお食事

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今日は、TMTMさんご夫婦と、今年の4月に高根町にオープンした、「qui CUCINA ITALIANA」を訪ねた。

場所は、八ヶ岳高原大橋(黄色い橋) の西側を少し下がったところにある。あたりは、牧場の跡地で、開けている。

板張りの店内は、落ち着いた雰囲気。若い夫婦二人でやっている。 

昼食は「pranzo」(イタリア語で昼食)で、1800円と、2800円のコースがあり、今日は2800円のコースを注文した。

サラダ (ピンぼけてしまった)

オードブル

パスタは2種類を選ぶ

口直しのシャーベット

肉料理

デザート

これ以外に、パンと、コーヒーがついている。

 一つ一つ丁寧に作られた料理は、見た目に美しく、味も美味しかった。ボリュームは少ないかなとも思ったが、食べ終わってみると、なかなかどうして、十分空腹を満たしてくれた。

TMTMさんご夫婦からは、畑づくりやデンマーク・スウェーデン旅行などをの話を聞かせて頂いた。

 


ミヤマウズラ、アキノギンリョウソウ

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森に夕陽が射してきて明るくなった

 

ミヤマウズラ 

 ラン科 シュスラン属 学名:Goodyera schlechtendaliana

森の中に、可愛い花が咲いている。これまでほとんど気付かなかったが、調べてみるとミヤマウズラとのことだ

 

アキノギンリョウソウ

 ツツジ科 シャクジョウソウ属 学名:Monotropa uniflora

 足元にニョキニョキと頭を持ち上げているのはアキノギンリョウソウ。少し不気味な感じだが、ひょうきんでもある、何かと話題になる花だ。

オトコエシ

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オトコエシ

 オミナエシ科 オミナエシ属 学名:Patrinia villosa

オミナエシと来れば、オトコエシだ。オミナエシと同じ仲間だが、強くて丈夫そうなので、「オトコ」となったとか。
もちろん秋の七草ではない。 

森の中では、二人が仲よく並んでいる。  

花の数はぎっしりとついている

アップすると可愛い小さな花だ

横から見るとオミナエシに似たスタイルをしている。

ボルドーギク

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ボルドーギク

 キク科 アメリカキク属 学名:Boltonia asteroides

 アスターに似た花。寒さにも、日陰にも強く、地下茎でどんどん増える。

 

青い色が、なかなか鮮やかでいい。

アダージョの森のエントランスにも移植したが、太陽を求めて元気に増えている

レンゲショウマ

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レンゲショウマ

 キンポウゲ科 レンゲショウマ属 学名:Anemonopsis macrophylla 

今年も、レンゲショウマの咲く季節がやってきた。

レンゲショウマは、するすると細い花径を伸ばし、少しずつ丸い蕾を膨らませる。
それが、夏の終わりころから開き始めて、何とも言えない優雅な花をつける。

日本固有の1属1種の植物だ。薄暗い、湿った日陰が好みだ。

一見、か弱そうに見えるが、なかなかどうして、強い風や日差しにも負けない。

アダージョの森のいろんなところに苗を移植して9年ほどになる。種が飛んで、思わぬところから新しい芽が育つことを夢見ている


「天涯の花」 キレンゲショウマ

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キレンゲショウマ

 アジサイ科 キレンゲショウマ属 学名: Kirengeshoma palmata

「1890年に東京帝国大学初代植物学教授矢田部良吉が、日本人として初めて発表した属で、日本名を属名としたもの。」(跡見学園ホームページから)

と言われているように、「キレンゲショウマ」の日本の名前そのものが、属名とされている。

宮尾登美子の小説「天涯の花」で紹介され、世に知られるようになった。四国剣山に自生地がある。

レンゲショウマに似ていて、花が黄色だから「キレンゲショウマ」と名付けられた。

私も、レンゲショウマの横にこの花の苗を移植して育てている。

いつ見ても、花が全て開くということはなく、うつむき加減で、半開きという状態だ。

控えめで芯の強い「天涯の花」として、少しずつ風格も備わってきた。

 

ネジバナ、シュロソウ、ウバユリ

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ネジバナ

 ラン科 ネジバナ属 学名:Spiranthes sinensis var. amoena 

ランの仲間では珍しく、日当たりのいいところに咲く。ある個所に群生するというのではなく、ポツンポツンと咲いている。

なんといっても花の咲き方が面白い。優美にらせん状に咲くのである。まさにねじれている。


シュロソウ

 ユリ科 シュロソウ属 学名: Veratrum maackii var. reymondianum

根元との葉が、棕櫚のように見えることから名づけられた。

シュロソウの周りに、サラシナショウマの葉が生えてきたためわかりにくくなっている。

ウバユリ

 ユリ科 ウバユリ属 学名:Cardiocrinum cordatum

花が咲くころに葉がなくなることから、歯のない姥(うば)にかけて、ウバユリと名付けられたと言われている。茎に対して、直角に花をつける。

ブッドレア、エキノプス、ツメレンゲ

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ブッドレア

 ゴマノハグサ科 フジウツギ属 学名:Buddleja davidii 

ブッドレアは長い円錐形の花穂が甘く香り、チョウが集まるため、英名では「バタフライブッシュ」と呼ばれている。
アダージョの森のブッドレアは、どこかから種が飛んできて、ガレージの横に育ったものである。
日当たりが好きだ。

 


エキノプス

 キク科 ヒゴタイ属 学名:Echinops  別名:ルリタマアザミ

 写真を撮影した時期が少し遅かったので、昨年と比べて色合いが良くない。日当たりも関係しているのだろうか。

 

ツメレンゲ

 ベンケイソウ科 イワレンゲ属 学名:Orostachys japonicus 

 土留めの岩の上にわずかばかりの土がありそこで元気に咲いている。乾燥にとっても強い。アダージョの森にはぴったりだ。
これから秋にかけて盛り上がってきて花を咲かせる。
 

  


ミソハギ

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ミソハギ

 ミソハギ科 ミソハギ属 学名:Lythrum anceps  別名:ミゾハギ、禊萩

ミソハギが、まっすぐな茎を立ち上げてきた。小さな葉は対生している。花は濃いピンク色だ。お盆の盆花としても使われている。 

この真っすぐさと色合いの強さが印象的だ

湿原や用水路といった湿ったところが好きな花だが、結構どうしてアダージョの森の乾燥した森の中でも少しずつ生存エリアを広げている。

秋の庭を飾る シラヤマギク

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シラヤマギク

 キク科  学名:Aster scaber

 野菊の仲間である。宿根草で、年々株が成長して大きくなる

アダージョの森では、北花壇に密集して咲いていたが、その後、中央花壇~南側花壇まで徐々に生活範囲を広げている。
沢山の花をつけるので、存在感はたっぷりだ。その分、「少し生えすぎる」との感覚が生まれ、今ではどんどん伐採している。 

若い葉を茹でて水にさらし、和え物、おひたし、汁の実などとして食用にできると言われているが、まだ食したことはない

ご近所食事会で「残暑払い」をする

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八ヶ岳を後にして、大阪に戻ってくると、いつもの仲良しご近所の方々が、早速、「残暑払い」(立秋を過ぎているので暑気払いとは言えない)
を企画してくれた。

いつものように4家族8名の夫婦が集まる。料理はすべて手製で持ち寄った。

カボチャの煮つけ、小芋とナスビ煮物、シイタケと高野豆腐の含め煮、鶏肉の煮物、アユの甘露煮、ニンジンとタラコのきんぴら、
エビと帆立と小松菜の煮物、その他、何故か煮物が多いのは、年のせいだろうか。 

夏の間のお孫さんなえど家族との交流の話を中心に、健康、趣味の話、その他、あちらに行ってはこちらに戻るという楽しい話が続く

食後は、八ヶ岳から持ち帰った「シャインマスカット」や

色んなケーキの盛り合わせに舌鼓を打つ。

春に中止になった旅行も是非やりましょう、ということで全員一致。皆さん元気で健康だ。

最後に、趣味で書道をやられているIさんが夏の間に書き上げた作品

中勘助「道心いまだとげざれども」を鑑賞する。

 

ワレモコウ ヒヨドリバナ 

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ワレモコウ

 バラ科 ワレモコウ属 学名:Sanguisorba officinalis

ワレモコウが咲くと秋の訪れを強く感じさせてくれる。細く背が高い花径が立ち上がってきて、その先い赤い花をつける。花びらに見えるのは額で、花弁は退化している。

 「吾も亦(また)   紅(くれない)なりと   ひそやかに」    高浜虚子

ヒヨドリバナ

 キク科 ヒヨドリバナ属 学名:Eupatorium makinoi

 庭のあちらこちらに咲いている。Harmony Gardenでは高性のアスターと隣合わせだ

 

青色の花たち 青色フジバカマ、カタナンケ、トウテイラン

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青色フジバカマ

 キク科 学名:Eupatorium coelestinum  別名:ユーパトリウム・セレスチナム

 夏の暑さと乾燥にどれほど耐えたのだろうか、と心配していたら、何ともないかのような顔をして花穂を上げてきた。
 この青色~藤色がなんといえず美しい。しかもこの強さは、ただものではない。大好きな花の一つだ。
 

カタナンケ

 キク科 ルリニガナ属 学名:Catananche caerulea  別名:ルリニガナ

ドイツ旅行で買ってきた種をKitahoさんが育ててくれたのは、3年ほど前。それから毎年忘れずに咲いてくれる。色と形がなんともいい。

 

トウテイラン

 ゴマノハグサ科 学名: Veronica ornata 

  澄んだ青色の花が尾状に立ち上がる姿がいい。しかも葉が銀色。これから秋が深まるにつれさらに美しくなってくる。

 

  

すらっと立ち上がるノダケ

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ノダケ

  セリ科 シシウド属  学名:Angelica decursiva

 独特の形の花である。まさにセリ科の花なんだなと思う、スクッと立ち上がり先に花火のように小さな花をつける。

 シシウド属なので、迫力があるのかな。色合いが赤茶色なので、少し凄みも感じる。

 

 

これが、ノダケと気が付くまでは、庭に咲くほかの雑草と同じように抜いてしまっていた。その後、大事に育てているので、今度は、南側Harmony Garden~
外側に掛けて、色なんところで花を咲かせるようになった。

以前にも紹介しているので、ご参照ください。

  http://blog.goo.ne.jp/gooa379/s/%E3%83%8E%E3%83%80%E3%82%B1


淡いピンクの小さな花 ツルボ

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ツルボ

 ユリ科 ツルボ属 学名:Sciiia scilloides

蔓のような花穂をつけることから名づけられたともいわれるが、はっきりしていないようだ。

薄い藤色の小さな花が穂になって立ち上がってきて咲く。

この可憐な姿がいい。

アダージョの森に来て2年間になるが、昨年より少し株が増えたような気配だ。
周りの、イカリソウやホトトギスに負けてしまっている。もう少し日にあてればよさそうだ。


色とりどりの実をつける ノブドウ

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ノブドウ

 ブドウ科 ノブドウ属 学名:Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla

タマバエなどの幼虫が寄生し虫こぶを作るので、一つの房に白・紫色・赤・青などと色とりどりの実をつける。
アダージョの森では、かなり以前からサンショの根元に大きな株があり、毎年、サンショの葉を覆うほど成長する。

はじめのころは、ヤマブドウがあると喜んだこともあったが、秋になると、そうではないことが分かってがっかりした。

その実が虫刺されに効くなどともいわれているが、試したことはない。

春から夏の初めまでは、ヤブガラシのように覆いかぶさるのでうるさくなってしまうが、秋になり、花が少なくなってくると、カラフルに実が色づくので存在感が増す。 

 

スクナカボチャの自然交配

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畑に目を向けると

春にスクナカボチャ(宿儺かぼちゃ)の種を蒔き、5つぐらいの苗が出ていた。それが実ってきた。普通のカボチャとは違って、ヘチマのような形をしている。

古くから岐阜県高山市丹生川町周辺で自家用野菜として栽培されてきた飛騨の伝統野菜である。果肉は先から尻までほぼ同じ厚みとなっている。加熱するとホクホクした食感で甘みがある。

 

ところが、畑の他のところに朱色のカボチャが育っている。スクナカボチャを少しずんぐりしたような、ラグビーボールのような形だ。
昨年採れたスクナカボチャの種を使ったのだが、私の畑ではスクナカボチャしか育てていなかった。
虫たちが媒介したものと考えられる。 普通育てられている栗カボチャでもないところが面白い。

ジャク・オー・ランタンにでも使える感じだが少し細長いかな。

畑の端のほうに植えたニラの花が満開だ。

東北 登山と温泉の旅 1日目

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今日から3泊4日で東北方面に登山と温泉の旅にでかける。

台風16号の前を走るという行程だが、途中から雨が降り出してきた。これは台風ではなく、秋雨前線の仕業らしい。
メンバーはいつもの6人組だ。車2台に分乗し北陸道を700キロひたすら走って、夕方には、会津若松に着いた。

今回泊まったのは、「田事」という料理がおいしい旅館だ。ただ街中にあり、温泉ではないのが残念だ。

由緒のある旅館という雰囲気だ

700キロも走り続けるとさすが体も疲れる。お風呂に入り、梅酒で乾杯した。

気になる明日からの天気だが、どうも晴れは望めないようだ。

 

智恵子抄で有名な 安達太良山に登る(2日目)

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『あどけない話』 高村光太郎


 智恵子は東京に空が無いといふ。
 ほんとの空が見たいといふ。

 私は驚いて空を見る。
 桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
 切っても切れない
 むかしなじみのきれいな空だ。
 どんよりけむる地平のぼかしは
 うすもも色の朝のしめりだ。
 智恵子は遠くを見ながら言ふ。

 阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
 毎日出ている青い空が
 智恵子のほんとうの空だといふ。

 あどけない空の話である。


朝起きてみると、残念ながら弱雨がしとしとと降っている。まずは朝食を食べる。

この宿の名物料理「しらすめっぱ飯」(わっぱ飯のことをこう呼ぶ)をいただこう。たっぷりのシラスにゴマと大葉が乗っていてあっさりとして食べやすい。

腹ごしらえができたところで安達太良山を目指す。日本100名山の名峰だ。

会津若松から東北自動車道二本松ICで高速を降り、岳温泉~奥岳登山口から、ロープウェーに乗る。



雨は強くはないものの止む気配はない。
降り場で、「台風16号が近づいて来ているので、強風になると下りのロープウェーは止まりますから」と言われ、一瞬ドキッとする。


雨具に身を包み、傘をさしてゆっくり登っていく。

30分ほど歩くと仙女平分岐に到着。

その後、1時間ほど登ると1700mの頂上に着いた。頂上から鉄山~沼ノ平あたりは有害ガスが噴出する進入禁地域だ。

今日は雨ということもあり先ヘは行かないことにする。運行停止が気になるので、ゆっくりする間もなく下山を急ぐ。無事ロープウェーに乗ることができてホッとした。

下山後は、磐梯山東麓にある「猪苗代四季の里」を目指す。ここは自家源泉のある宿だ。

温泉でゆっくり疲れを癒した後、お待ちかねの夕食だ。

そこで、とんだハプニングが起こった。

夕食にはサイコロステーキがついていたので、それを「美味しい美味しい」と食べていると、そこに、鉄板をジュージュー言わせながらステーキが運ばれてきた。
云?何かの間違い?というと企画した人が良かれと思って別注していたとのことだ。

「これは食べられないな、しかしもったいない」と言いながら、一同ほとんど平らげたのだから驚いた。

平均年齢からは考えられないのだが、追い詰められたら「バカ力」がでるものだ。

 

会津磐梯山に登る(3日目)

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朝起きてみると、おっ雨が止んでいるではないか。ところどころに青空も見える。これは嬉しくなってきた。

朝食を食べる間も、仲間の声が弾む。

磐梯山の登山口八方台駐車場にやってきた。

八方台登山口から歩き始めて30分ほどで「中の湯」という所に出た。あたりは硫黄臭が立ち込めていて、その向こうに廃屋があった。以前は温泉旅館だったのであろうか。少し不気味な感じだ。

 

 

そこから山道を2時間ほど登ると、磐梯山頂上に出た。

 

標高1816m。眼下に猪苗代湖が見える。青空ならさぞや素晴らしい眺めになるだろう。

右手には荒々しい爆裂火口があり、その向こうに裏磐梯の五色沼が見える。
磐梯山は、最近では、1888年(明治21年)に噴火した活火山である。

 

頂上下に弘法水が湧き、休憩所がある。あたり一帯はお花畑になっていて、実に気持ちの良い登山道だった。残念ながら花のシーズンは終わっていた。

磐梯山を振り返りながらゆっくりと下山する。

下の方は、鬱蒼としたブナ林が広がっていた。秋が深まると美しいブナの黄葉が見えることであろう。

磐梯山から下山し、今度は、新潟の奥只見まで4時間走ることになった。着いたのは奥只見の銀山平温泉、湖山荘

魚沼市の山奥で、11月から4月の半年間は5メートルの雪に埋もってしまうという豪雪地帯だ。

まずは無色透明無臭のアルカリ温泉に浸かって汗を流そう

 

左側小鉢はアケビの新芽

岩魚の塩焼き

ニジマスの交配種の造り

山菜の天ぷらで面白いのは真ん中のつぶつぶしたもの、これはウワミズザクラの蕾の天ぷらだ。

魚沼ではこれを杏仁子(あんにんご)と呼んでいて、独特の食感が楽しい。

最後になんでもないかのように出されたキノコ汁が「えっ!」というほど美味しかった。

 

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