雪の雑木林を歩く
今日はすっきりと晴れて、南アルプスは新たに降った雪で輝いている。 朝食後、春の重い新雪で覆われた庭を歩く。ザクザクと心地よい感触が足裏に伝わってきた。 コナラから落ちる雪解け水で、早くも駐車場の一部の雪が融け始めた。 森の木々を見上げると、あたかも白い花が咲いているかのようだ。 足元では、思わぬ雪で戸惑っているかのようにクロッカスが顔を出している。 東側の森 南ガーデンも美しく雪化粧した。...
View Articleご近所、PAWさんの庭を訪問する
14日に降った雪はほとんど融けて気持のいい朝を迎えた。 今日の午後は、先日、アダージョの森の伐採にお手伝い頂いた、ご近所のPAWさん宅をKitahoさんと一緒にお伺いした。 PAWさんの庭からは、八ヶ岳の全容を美しく望むことができる。 まず最初に、お庭を案内していただく。 デッキの下には、ランブリング・レクターが見事に育っている。...
View Articleカタクリが咲いた
春の雪が融けてからぐんと気温が上がり、今年初めて一輪のカタクリが開花した。 カタクリが咲き始めると、標高1100メートルの清里にもようやく春がやってきたな、と実感できる。 カタクリは、スプリング・エフェメラルと呼ばれている。エフェメラルとは儚いとかつかの間という意味の形容詞で、春のごく短い間に花が咲き、種をつけ、枯れていくカタクリにピッタリの形容詞だ。 芽を出したばかりのカタクリ...
View Article強風の中 樹木を伐採する
今日は、いい天気になったのだが、時折ものすごい突風が吹いている。 こんな中、小淵沢からTさんご夫婦に来ていただいて、庭の樹木伐採作業を手伝っていただいた。 今日のエリアは、西側、私たちが「ホタルの庭」と呼んでいるところだ。 夏になると、地元の方が手入れされた小川で蛍が飛び交い、そのうちの何匹かがやってくるので、そう呼んでいる。...
View Articleダンコウバイが咲き始めた
庭のダンコウバイが咲き始めた。 樹木の花の中で一番最初に咲く花だ。早春は黄色の花が多い。昆虫たちが見つけやすいといわれている。 クスノキ科 クロモジ属 学名: Lindera obtusiloba Blume 別名: ウコンバナ/シロジシャ 特徴 枝を折るとよい香りがする 咲き始めたばかりなので、花びらはまだ全開ではなく、恥ずかしそうにしている。 足元に咲くのはクロッカス アヤメ科...
View Articleバラ ニュードーンの誘引
今日は、曇り空のもとバラ「ニュードーン」を小屋の東側壁面に誘引した。 (写真はあくる日の朝ものです) オベリスクから溢れ出てきた太い枝をワイヤーに誘引する。長いと思っていたが、やってみると意外と短い。 壁には2本の枝を誘引したが、それ以外にも枝が伸びてきている。それらは、ゆらゆらしないように、オベリスクにしっかり結わえておこう。...
View Articleポールズ ヒマラヤン ムスクの移植
今日は、風も収まり真っ白な南アルプスが美しい。朝6時に0℃だった気温もどんどん上がって、作業を始めたころには、少し暑いぐらいになっていた。 今日は、気になっていた南ガーデンで育てている、ポールズ・ヒマラヤン・ムスクを移植することにしよう。...
View Article春の淡雪
朝起きてみてびっくり、時ならぬ春の雪が積もっていた。庭と畑が一面真っ白になった。 気温がマイナス4℃まで下がったので、昨日移植したポールズ・ヒマラヤン・ムスクは大丈夫だろうか? 春の淡い雪なので、午前中でほとんど融けてしまった。 ポールズ・ヒマラヤン・ムスクを見ると、枯葉で覆っていたので、特に問題はなさそうだ。...
View Article花壇の落葉取り
今日は気持ちよく晴れ渡った。4本リョウブを伐採したので、真っ白に輝く北岳がよく見えるようになった。 テーブルの向こうに生えているウリカエデは、夕方伐採した。 今日は、南ガーデンに溜まった落ち葉を取り除く作業だ。 ムスクマロウが緑の葉を出している。 ニッコウキスゲも芽を出した。少し混み合ってきているので、株分けをしよう。...
View Article小さな春が始まった
今日もいい天気になったので、庭作業に精を出す。 北エントランス付近に散らばっている伐採した枝などを整理した後、庭の枯葉取りを行った。 枯葉の中から真っ白なキクザキイチゲが顔を出している。 タマサキサクラソウ~これは、種が飛んで育った子供苗 北花壇のシバザクラも枯葉で埋まっている 枯葉を取り除くと、シバザクラも小さな花をさかせていた。 ウグイスカグラは、もうすぐ咲きそう...
View Articleタツタソウ 上品な藤色が何とも言えない
庭にタツタソウが咲き始めた。この花も庭にほとんど花が咲いていないときに、いち早く咲く花だ。 例年、4月の初めは、清里を不在にすることが多く、2013年に苗を植えてからは、 花が終わってからのハスのような葉は見ているのだが、花が咲き始めを見るのはほとんど初めてだ。 それにしても、なんと、静かな藤色の花であろうか。上品でつつましやかな雰囲気が何とも言えない。...
View Articleプルモナリア・ブルーエンサイン 深い青が美しい
早春の花プルモナリアも咲き始めた。これはブルーエンサインという品種。 まだまだほとんどが茶色の庭に、深い青が浮かんで見える。何かな、と近寄るとプルモナリア・ブルーエンサインの小さな花だ。 プルモナリアは、全身が毛でおおわれているため、霜や凍結にもほとんど傷まず春に芽を出してくれるのがいい。...
View Article庭の様子 イングリッシュ・ブルーベルの移植
昨日に続き、プルモナリアの姿をお届けすると これは、プルモナリア・シルベラート 青と赤が柔らかく混ざっているのがいい。 こちらは、まだほとんど蕾だが、可愛いプルモナリア・ラズリースプラッシュ 北花壇に芽を出したチオノドグサ クレマチス・満州黄(パテンス系)はクレマチス類では一番早起きのようだ。 これは、シャクヤクの赤い芽、数か所からニョキニョキ出てきている。今年はシャクヤクがだいぶ期待できそうだ。...
View Article炉で柴を燃やす フジザクラの蕾がほころんだ
今朝はすっきりとしたいい天気になった。 北岳が真っ白に輝いている。 大きなヤマザクラの陰になってしまってやや日当たりが悪いレンギョウも春の訪れを告げてくれた。 この梅も、ほとんど花が咲かなかったので、昨年、西ガーデンの日当たりが良いところに植え替えた。今年は少し花が咲いてくれた。 北杜市では桜が咲くのが一番遅い清里でも、やっとフジザクラの蕾がほころび始めた。 今日は炉で焚火をしよう。...
View Articleコアジサイの移植
今日は中花壇の西側、大きな切り株の周りに生えているコアジサイを移植する。 コアジサイというのは、特徴的な装飾花はなく、すべてが両性花だけからなるアジサイの仲間だが、静かな青い色と香りが素晴らしいので大好きな木だ。 少しわかりにくいが、ここには、大きなコアジサイが1株、小さなコアジサイが1株ある。右下には小さなコアジサイ1株を掘り上げた穴がある。...
View Articleレンギョウ 早春の庭を明るくする
庭にレンギョウの花が満開になった。本来はもっと日当りのいいところに植えるべきだったのだが、外側のニシキギを切ってしまうのに忍び難かったのでその後ろに植えてしまった。それでも、繁殖力旺盛なため、どんどん枝の数を増やしてきている。 春には黄色の花が多いが、アダージョの森では、その中でもひときわ明るく目立つ花だ。...
View Articleカタクリ2020
森でカタクリが咲いている。まだ蕾もあるので、もう少し咲くかな。 今回は、カタクリの様子を動画でお伝えする。残念ながら風が少し強かった。小さな苗も育っているので、これからが楽しみだ。 カタクリ2020
View Articleターシャチューダのクラブアップルを移植 少し強引だったか
朝の南アルプスが美しい。北岳が真っ白だ。残念ながら、デッキから見ると細いヤマザクラが丁度姿を隠している。 今日は、南花壇にあるクラブアップル・プロフュージョンを移植する。 クラブアップルは、ターシャチューダによって、広く日本に紹介された花木だ。私も、大好きな木なので、この南花壇に3本植えているが、それらがだんだん大きくなってきている。...
View Articleシラネアオイが咲いた 森の貴婦人
八ヶ岳の雑木林にもようやく春が訪れてきた。 まだヤマザクラは咲いていないものの、雑木林の中は華やかになってきた。 何といっても驚いたのは、小さなシラネアオイが咲いたことだ。大きな苗の方はまだ芽吹いていないのに、何故のこの小さな苗が一番先に花をつけたのだろうか。 それにしても、美しい花だ。森の貴婦人を呼ばれているが、毎年カタクリに次いで、シラネアオイが咲くのが何よりも楽しみだ。...
View Article輝く北岳 ホスタの霜よけ
今日は気持ちよく晴れ渡った。昨日の強風は治まったが、まだ少し風が吹いている。 5時過ぎの気温は-2℃と冷え込んでいる。庭には昨日に続き霜が降りた。 7時過ぎにようやく朝陽が庭に射してきた。 ホスタの囲い。昨日の朝、ホスタが霜にやられたので、藁や、箕(み)で覆う。 小屋へ続く階段のチューリップ 北の雑木林のカタクリ 三姉妹 後ろ姿が艶やかだ ユキヤナギ オオカメノキの花芽も膨らんできた アセビ...
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