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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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雪均しに汗を流す

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今日もいい天気になった。あたりに陽が射して暖かくなってきたので、雪かきをやろう。昨日、なんとか車を家のガレージまで運転してきたが、入り口付近の雪が深いところでは、車が浮き上がってハンドルを取られてしまった。

車の轍が深く刻まれた雪道を下りて行き、まずは入口付近の雪かき作業からやろう。

あたりの雪景色が美しい。

雪を掘りそれを投げる作業は疲れるので、運転しやすいように雪の山を崩し、道を均す作業に切り替える。午前中は、その作業で終わってしまった。

午後からの作業は、道の轍の雪を均して、車が浮き上がらないようにする。

道が長いので少しずつ休憩しながら雪均しを進める。この作業がなかなかきついので、結構身体にこたえるが、身体はホカホカ暖まるってきて、上着などいらない。

ようやく、庭まで進んできた。白樺が美しい。

 

 

最後は、駐車場のふかふかの雪を均す作業だ。轍が凍りついてしまうと、それに車輪が取られて運転しにくくなると困る。あたりを均して作業終了。試しに車庫入れをやってみるとスムーズにできる。これで何とか、日常生活は支障なくできるようになった。


銀世界を歩く

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今日もいい天気になった。その分冷え込みが厳しく外気温はマイナス10度まで下がった。それでも、日差しが強くなってきたのでウォーキングに出よう。

あたりは一面の銀世界だ。

南アルプス甲斐駒ケ岳の雄姿、奥深く優雅に佇む北岳。

畑の南斜面の雪が幾分融けてきた。道路を通る車も少なく、まして歩いている人など誰もいない。八ヶ岳には、薄らと雲がかかり、それだけ厳然とした気迫が伝わってきた。

森の中に入っていくと、雪はほとんど融けていない。

モノトーンの静寂の世界が広がっている。

葉を落としたミズキの枝の姿が美しい。

まだしばらくは、雪を楽しむ日々が続きそうだ。

白銀は招く スキーの爽快さ!

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昨夜からの雪が止んだ。デッキには2、3センチほどの雪が積もっている。青空が広がってきて、申し分のない天気になった。

それでは、スキーに行こう!今シーズンから冬の八ヶ岳をより楽しもうと、スキーとスノシューをやりたいと思っている。若いころは、スキーによく行っていたが、最近ではほとんどしなくなった。昨年、1度滑ったときに、爽快な気分を味わえたので、今年こそは本格的にやろうと、新たにスキーセットを購入した。今日は、それらデビューだ。

清里には近くにサンメドウズ・スキー場があるが、雪質のよい「小海リエックス」に行くことにする。我が家からは車で40、50分ほどで原村へ行くのと同じくらいかまだ近いほどだ。

野辺山からの八ヶ岳の景色を見ながら、

R141を行くと松原湖入り口につくので、その交差点を左折すると、ほどなく「小海リエックス」に到着する。

このスキー場は、何と言っても「シニア券」が平日1日1500円なのでありがたい。サンメドウズの4200円(シニア券が無い)と比べると格段にリーズナブルだ。早速、スキーを着けて

いざ、初すべりのスタートだ。

リフトもゲレンデも空いているので待つことなどない。頂上まで1300メートルのスクワッドリフトで登る。このリフトは高速なのがいい。

最初は身体が硬くぎこちない。いつもの悪い癖で腰を後ろに引いてしまうので、スピードコントロールがかえって出来ないのだ。主として最大傾斜度20度のラバーホーン・ゲレンデで滑る。滑りはまだまだだが、この爽快感は何とも言えない。
スキーはほとんど重力の法則だけで楽しめるので、筋力の衰えたシニアには最適のスポーツといえる。午前中1時間ほど滑って、昼食を食べる。去年にはなかった麺類コーナーが人気だ。

昼からもいい天気だ。リフトを乗り継いで頂上までいくと、標高1780メートルの「鏡の広場」だ、雪質はかなりいい。

左手奥に浅間山を望む。

緩やなウエンゲン・ゲレンデを滑り降りてくると、最大傾斜度32度のアイガー・ゲレンデに着く。今日は初日なので、この上級者コースはパスすることにしよう。

ラバーホーン・ゲレンデに合流すると、2500mのダウンヒルだ。2時30分まで滑って、今日のスキーを終えることにする。

スキーの後は、隣接している「星空の湯」に浸かろう。これが、スキー券を持っていれば、入浴料が800円の所500円に割引されるのも嬉しい。
温泉には、平日の昼間でまだ早い時間なので、誰も入っていなかった。浅間山を望む露天風呂に浸かり、スキーで疲れた筋肉を温めほぐす。

この気持ちのよさは、ただ、「アー、う〜ん」と唸るだけでしか表現できない。たっぷりと身体を温めて湯から出ると、シャトレーゼのアイス・キャンディを無料で食べることができるのもgoodだ。

余りに気持ち良かったので、これからは、「いい天気になるとスキー!」ということになるかな。

吹雪になると部屋の中で

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今日は、午前中、凄い雪になった。

それでも野鳥たちは元気に餌台にやってきた。これだけ吹雪くと家の中に閉じこもらざるを得ない。薪ストーブをガンガン焚こう。薪が爆ぜる心地よい音。

雪が小やみになった時、フルート仲間のFさんが、花豆を煮たのを持ってきてくれた。これが凄く大きな花豆で、食べると実がぎっしりしていて甘くて美味しい。

妻は、私が大分以前に作ったポストのペンキ塗りだ。先日、一度白く塗る作業をしていたが、

今日はその仕上げである。

私は、フルートの練習をしよう。いつも通り基礎練習した後、アルテ25課のターン練習曲、それにハイドンのソナタをやった。その後、ブルーベルさんから送付していただいたフルート二重奏曲の内「パッヘルベルのカノン」を練習する。早いパッセージのところが上手く指が回らない。テンポを落として何度か練習する。

青空、輝く峰々

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今日は、素晴らしくいい天気になった。外気温はマイナス10度と厳しい冷え込みだ。薪を取りに外に出ると頬がチクチクする。

あたりに陽が射して来たので、ウォーキングに出よう。庭の雪はまだあまり融けていない。


南アルプスの峰々は、新たに積もった雪で輝いている。

北岳は奥の方で、ひときわ白く鎮座している。

赤岳は威厳を持って白く輝いている。

木陰の道はまだまだ雪がたっぷり残っている。一度融けたところはガチガチの氷になっていて歩きにくい。

ゆっくり1時間ほどかけてウォーキングしてきて部屋に戻り、紅茶を飲む。部屋のなかは、燦燦と太陽が射しこんできて心地よい暖かさだ。

スノシュー、フルート、それに篳篥!

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 今日は、青空が広がっていい天気になった。それでも、道路はがちがちに凍っている。そんな道を通って、茅野からOhimajiさんがやってきてくれた。

私が、スノーシューをやってみたいというのを耳にしたOhimajiさんは、わざわざ3台のスノシューを持ってきてくれたのだ。今なら、雪が残っているのでスノーシューを楽しむことができるから、と。少しずつ大きさが違うが、軽い方が、扱いやすいとのことだ。一度、秋にハイキングした清泉寮のクロスカントリーコースで試してみることにしよう。それに慣れると、もう少し雪の深い入笠山とか車山などにも行ってみたい気がする。

それに加えて、面白いものを見せてくれた。「篳篥」(ひちりき)だ。最近は、雅楽を現代音楽と結びつけ、その素晴らしさを一般に知らしめ東儀秀樹で有名になった。「大地の人々の響きをあらわす」といわれるほどの音が出るらしいが、Ohimajiさんはまだやりはじめたところなので、そこまでは行かない。オーボエと同じような二枚のリード楽器だ。ポルタメントができる、といってやっていただいた。なるほど、音がトロンボーンのように上昇する。木管楽器では、ほとんどできないのだが、口を締めることによってできるそうだ。

その後は、本題のフルートの二重奏をやる。ブルーベルさんから、フルーとの二重奏曲を送ってきてくれていたので、その曲を練習することになった。「アメージンググレース」は、まあまあの出来だ。「G線上のアリア」は、二本のフルートがなかなか合わないので、もう少し練習がいるか。「亡き王女のためのパヴァーヌ」、これは、何とも言えない旋律のつながりで、合奏するのが実に難しい曲だった。

それが終わると、ヘンデルのソナタ第9番をやる。LargoとVivaceをやったが、なんとか手掛かりを得ることができた。ほとんど練習していなかったので、もう少ししっかり練習しておくと、なんとかなるだろうか。

結局5時過ぎ、あたりが薄暗くなるまで練習した。次回は3月にまたやりましょうということでお別れした。

快晴だ スキーへGO!

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 今日は、目も覚めるような青空が広がっている。外気温はマイナス6度で風もない。少し空気が冷たいが、絶好のスキー日和だ。朝食後、用意をしてスキーへGO!

今日は道も空いていたので、40分で小海リエックススキー場に着いた。

先ずは、リフト券売り場で一日券を購入する。シニア券は1500円という安さは嬉しい。ゲレンデでスキーを装着して、さあ滑ろう。

朝のゲレンデは、外気温マイナス2度で滑っていると頬が射すように冷たい。人はあまりいないので滑りやすい。頂上までリフトに乗ると、12分ぐらいか、滑り降りてくるのは3分ほどなので、だいたい15分で1クールだ。自分の滑りをチェックして、上体が後に遅れてしまう点、肩に力が入る点、スピードコントロールなどに気をつける。午前中は1時間30分ほど滑った。昼食はレストラン「EDELWEISS」。燦燦と陽が入り込んできていて暖かい。

今日はソースカツ丼を食べよう。見た感じは美味しそうなのだが、肝心のソースの量が少ないのが難点だ。それにしても、若い人が多いと思っていたら、シニアの男女も結構楽しんでいる。ゲレンデでは、スキーウエアを着ているのでほとんど分からなかった。

午後になると、下の方は雪が融けてきて、ザラメ状態で滑りにくくなった。それでも身体は大分スキーになじんできたので、上級コースを滑ってみよう。ここは日陰になっているので、雪質はましだ。コブが全くないので、斜面はきついが、思ったほども困難はなく、滑り降りることができた。

3時前になるとゲレンデにはほとんど人がいなくなってきた。私もそろそろ終えることにする。直ぐに、隣の「星空の湯」温泉へ直行する。熱い源泉に浸かると心地よさはひとしおだ。シラカバ林を眺めながら露天風呂に浸かってから、サウナに入る。その後の水風呂がいい。入浴後、美味しそうな生ビールのポスターが目に入るが、残念ながらこれは我慢。

代わりに八ヶ岳の天然水をごくっと飲む。ここはシャトレーゼの系列なので、アイスキャンディーが無料サービスなのもうれしい。どうも、スキーに嵌まってしまったようだ。

初めてのスノーシュー

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今日も青空が広がっていい天気だ。朝の外気温はマイナス6度だったが、ぐんぐん気温が上がって暖かくなった。それならと、Ohimajiさんから貸していただいたスノシューを試しに清泉寮へ行く。

清泉寮はたっぷりの雪が積もっている。

今日の富士山には全く雲がかかっていなかった。

清泉寮の奥に、クロスカントリーコースがあるので、そこをスノシューで歩いてみよう。

家で登山靴にスノシューをセットしておいたのを現場で装着する。

ここはスノシューのコースになっているのか、既に何人かの踏み跡があった。どうせスノーシューで歩くのならと、コースを外れて雪の中を歩いてみると、確かに雪をふんわりと踏むので、靴がめり込んでいかず、踵が上がるので歩きやすい。油断をするとバランスを崩してしまう。

なかなかの運動量だ。30分ほど歩いて、戻ってきたときは、汗をかいていた。普通の登山靴を履いていたので、雪が靴の中に入ってきたのがまずかった。次回はスパッツを着けるか、長靴を履いた方が良さそうだ。

清泉寮からまきば公園へ行く。一面の雪景色が美しい。今日は風が無いので、暖かだ。

八ヶ岳倶楽部にも寄ってみよう、ギャラリーでは、クリスマスローズ展をやっていた。人が少ないので、静かでいい。

ついでにハーブスタンドさんに寄ってみる。妻は、明るい人柄のオーナー夫人さんと、次回のフラワーアレンジメント教室の話などをしていた。

今日で1月も終わりだ。さしもの、庭の雪も大分融けてきて茶色の地面が見えてきた。そろそろ、雑木の伐採や薪割り、柴集めなどの作業に取り掛かかろうか。


クロッカスの芽吹き

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 月日の経つのは本当に早いものだ。雪に囲まれた毎日を過ごしているうちに、早や2月を迎えた。今日も申し分ない青空が広がっている。外気温はマイナス5度。風は無い。

昼から森の中を歩く。陽当たりのいい南斜面は、雪が融けてしまったが、日陰になるところはまだまだたっぷりと雪が残っている。雪が固まったのでさくさくと雪を踏みしめる音が心地よい。

西側の入り口近く、雪の解けたあとから、早くもクロッカスが芽を吹いていた。もう少しで立春を迎えるのに合わせたかのような自然の営みである。

大分融けてきたものの、庭にもまだ雪が残っている。

薪ストーブ焚きつけ用の柴が無くなってしまったので、今日は柴集めをやろう。庭のあちこちに積み上げている柴の山から柴を取りだす。細い柴は、火持ちは良くないが、よく燃えるのでストーブの炉内温度を急速に高めてくれるので重宝する。明日は雨になるので、数日分の柴を確保しておくことにしよう。

雪が融けると庭作業を始めよう

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節分の朝は、外気温マイナス0度と暖かい。八ヶ岳、南アルプスの峰々がが真っ白に輝いている。庭に残っていた雪は、ほとんど融けてしまった。

午前中は、暖かい陽が差し込んでくる部屋でフルート練習をしよう。基礎練習とアルテ25課ターンの練習曲をやる。その後は、「パッヘルベルのカノン」をやる。16分音符のパッセージを何度か練習しているうちに、昼に鳴った。

ポカポカ陽気の午後は庭に出て、西側に積んでいる柴を片づける。久々のチェーンソーの出番だ。少し太い枝は手で折れないのでチェーンソーを使って40センチにカットしていく。すっかり整理すると、当分柴には困らないほどの柴を確保することができた。

雪がほとんど融けてしまったとはいえ、森の北側、陽があたりにくいところにはまだ雪が残っている。北側の進入路に行くと、がちがちに凍ってしまってツルツルだ。これではいかに、4wd・スタッドレスでも滑る恐れがあるか、と思い、氷を取り除く作業をする。ところがカチカチの氷を割るのは、思いのほか重労働だ。スコップで少々突いたり、叩いたりしても割れないのには驚いた。余りやりすぎると、腰を痛めてしまうので、適当なところで作業を終える。

庭に戻ってくると、森の中に夕日が射しこんできて、木々の肌が赤く染まっていた。

トルストイ「戦争と平和」読み終える

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昨年の1月から読み始めたトルストイの「戦争と平和」(中村白葉訳 河出書房新社)を1年1か月がかりで読み終えることができた。途中、何回か中断してしまったが、なんとか諦めず読み進むことができた。奥付は昭和41(1966)年2月25日となっている。47年前である。そのとき、この上下2巻本を買い込んで読み始めたものの、挫折し最後まで読むことができなかった。それを、今になってようやく読み終えた。内容の理解はともかく、実に感慨深いものがある。

フランス革命の動乱のなかで権力を手に入れたナポレオンのロシア侵攻とそれと戦うロシア皇帝、貴族、軍、農民の生きざまが描かれている。ロシア貴族の華やかな社交界と退廃的な生活、領主と農奴、アレキサンドル皇帝とさまざまな政治的派閥。ボルコンスキー公爵家のアンドレイ公爵とロストフ伯爵家のナターシャの恋愛は破綻し、アンドレイ公爵は戦火で倒れる。信仰心篤いマリアとニコライ、富裕な貴族の庶子ピエールとナターシャが結ばれる。これらの恋愛のストーリーは何かぎこちなく、面白くはなかった。「アンナ・カレーニナ」とは大違いだ。

なんといっても、モスクワ西郊外ボロジノ(1812年)におけるフランス軍とロシア軍の会戦がハイライトであろう。現代のようにレーダーも無線もない戦いは、敵軍の動きも自軍の動きもほとんどつかめないまま激突した。結果として、両軍数万の兵士が倒れ、戦いの決着がつかないまま、クトーゾフ率いるロシア軍が撤退した。それにひきつられるようにナポレオンはモスクワを占領する。しかし、ロシアから講和を引き出せないまま、今度は突如としてナポレオン軍がモスクワを撤退しはじめる。ロシア軍の追撃が始まるとナポレオン軍は潰走した。

トルストイのナポレオンと彼を持ちあげる「歴史家」に対する批評は厳しい。
「ロシアの歴史家たちにとって、(口にするのも奇怪な、恐ろしいことであるが)ナポレオン=このいついかなる場所においても、流謫の地においてすらも、かつて人間らしい品位を示したことのない、もっとも無価値な、歴史の道具にすぎない男=ナポレオンは、賛美と感激の対象となっている」

他方で、ボロジノ戦では撤退し、モスクワを明け渡し、潰走するナポレオン軍の追撃戦に反対したクトーゾフ将軍を国民的感情の保有者として称えている。
「単純で、謙虚で、したがって真に偉大であったこの人物は、歴史が考え出したヨーロッパ流の英雄、人々を指導しているあの似非英雄の型におさまることはできなかった。下司にとっては偉大な人間などはありえない、なぜなら、下司には下司相応の偉大の観念があるのだから。」

ピエールがフランス軍の捕虜になった時、同室に居た農民プラトン・カタラーエフ、彼の中に愛すべきロシア国民の姿を見つめている。「彼は、毎日、朝も晩も、横になるときには『神さま、石ころみてえに寝て、まるパンみてえに起こして下され』と言うし、朝起きるときにはいつも肩をすくめながら『寝たらまんまる、起きたらしゃんしゃん』というのだった」

エピローグの第2編に「自由と必然」についての論文が付け加えられている。論旨は分かりにくいが(理解力が弱いので)、自然の法則と同じように歴史的な事象についても法則があると語っている。それはあたかもコペルニクスの地動説が個々の人にとって自覚できないが真実であるのと同じように、歴史的な事象についても、人々は自由に行動しているものと「自覚」しているが、その背景には法則があるのと同じだ、としている。

1812年 ロシア戦役
1828年 トルストイ誕生
1861年 ロシア農奴解放
       アメリカ リンカーン大統領就任 南北戦争
1862年 ユゴー「レ・ミゼラベル」
1863年 リンカーン奴隷解放令布告
1868年 明治維新
1869年 「戦争と平和」刊行 トルストイ41歳
1877年 「アンナ・カレーニナ」
1895年 樋口一葉「たけくらべ」
1904年 ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」
1905年 夏目漱石「吾輩は猫である」
1910年 トルストイ82歳、10月28日未明、妻に最後の書を書き残して家出する。
       11月7日リャザン・ウラル鉄道のアスターホヴォ駅で死去

今日もシーハイル

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夜明け前には三日月が東寄りの空に輝いていた。風が強く木々が揺れている。その後、風も止んで、いい天気になってきた。今日は、Tさんご夫婦とご一緒にスキーに行くことになっている。

9時30分に出発、道は空いていたので、50分もかからずに、小海リエックススキー場に到着した。今日は妻も一緒だ。
このところいい天気なので、雪は融けたあと凍っていたのであまりコンディションは良くない。

天気がいいので、寒くはなかった。一番上のウエンゲンゲレンデは雪質がよく、斜面も緩いので、そこで滑ることにした。Tさんに、カービングスキーの滑り方を教えていただく。私のスキーは、これまで、ほとんどスキースクールに入ったことが自己流だ。教えていただくと、成程と感心することしきりだ。

12時30分に昼食。今日は、ボリュームたっぷりの「味噌カツ定食」(900円)にする。

午後からは、第1高速スクワッドリフトを使い、上から下まで、どんどん滑る。妻は、ウエンゲンゲレンデで練習していた。3時になると、ゲレンデががちがちに凍ってきたので、滑り終えることにする。

お忙しいTさんご夫婦と別れて、私たちは、いつものように「星空の湯」に浸かる。冷え切った身体が温まっていく感じが何ともいえず心地よい。露天風呂からの浅間山の眺めがいい。

明日から大雪の天気予報のなで、帰りに、「ナナーズ 小海店」に立ち寄って、食材とアルコールを確保した。これで、雪に閉じ込められても一安心だ。

スキーにますますはまり込んでいく感じだ。

雪に閉ざされる

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昨夜から雪が降り続いている。それでも、夜明け前の外気温は2度と暖かい。見ている間に15センチほど積もっている。外に出ることも、車を出すことも難しそうだ。

フルートのレッスン日だが、先生に事情を伝えて休ませていただくことにした。朝のうちはフルートの練習をしよう。昨日1日吹くのを休むと、音が少し変な感じになっている。基礎練習〜アルテ25課ターンの練習曲をやる。これが、なかなかの曲者で、運指がなかなかこなせない。その後、「パッヘルベルのカノン」を何度か吹いた。

先日Kさんが持ってきてくれたクリスマスローズが、満開になった。小豆色に近い縁取りをした八重咲きの花がうつむき加減に咲いている。それにしても葉が小さいなあ。


妻は、Ohimajiさんが持ってきてくれたパン粉を使ってパンを焼いていた。昼に食べてみると、キメが細かくふわふわ・ホクホクの味わいだった。

昼からも雪が降り続いている。鳥たちがしきりとやってくる。シメはほとんど独り占めしてしまう悪い奴だが、愛嬌があるので憎めない。

久しぶりにアカゲラもやってきた。

2時半ごろにようやく除雪車がやってきてくれた。ところが、幹線道路に出る道の半分ぐらいまでで作業を終える。それから先は…

夕方になって、雪が止み、空が晴れてきたので、庭に出る。降り積もった真っ白なふわふわの雪の上を歩くと気持ちがいい。モノトーンの静かな世界だ。

明日は天気が回復しそうだ。

強風吹く寒い一日

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今日は空は晴れているものの、風がものすごく強い。外気温は、朝方のマイナス6度から少しあがったが、終日零度をほとんど上回らない一日だった。

こんな日は、薪ストーブにあたりながらロッキングチェアに揺られて本を読むのがいいか。

外を見ると、よりによってこんな寒い日にNTTの光ケーブル敷設工事をやっている(らしい)。工事の人は大変だろうな。幹線道路から我が家までの工事は、午前中いっぱいで終わった。家の中への引き込み工事はまた別の日になるようだ。

午後からフルートの練習をやる。基礎練習、アルテ25課のターン練習曲をやった後、「パッヘルベルのカノン」を何度か練習する。16分音符のパッセージが少しましになってきたかな。まだまだ、一定のテンポで吹くのが難しく、滑らかさに欠けている。

その後、家の中にばかりいると身体がなまってくるのでウォーキングに出る。南アルプスは雲に隠れて全く見えない。幹線道路に出ると道の雪は融けていた。

ハイキングコースになっている巨大な赤松が茂る防風林を歩く。

アダージョ森の道はまだまだ雪がたっぷりと残っている。

家に戻ると、ハギの枝に見かけない野鳥が止まって実をついばんでいる。赤っぽいのでベニマシコであろうか。


 

フルート二重奏の愉しみ

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今日は、2月6日に降った雪が、まだまだ融けずに残っている森の中まで、bluebellさんご夫婦にお越しいただいた。雪景色が好きだというご夫婦ならではのこと、これはかなわないと敬遠する人もいるほどの雪だ。我が家に到着するまでに、ちょっとしたハプニングもあり、かなりのご奮闘していただいた。

先ずはご一緒に食事をしよう。今回は定番の関西風お好み焼きだ。本来ならご主人にはビールも飲んでいただきたいところだが、車の運転があるので、私も我慢我慢。

食後はしばし、お二人の都会生活などの話を聞く。お二人から、色んなお土産をいただいた。残念ながら写真を撮り忘れたが、信州の郷土料理の豆と練り物、麩の煮物が美味しい。私には、可愛い鳩の形をしたバレンタイン・チョコをいただいた。

陶芸をされているご主人が、陶芸で作った可愛い下駄を持ってきてくれた。なかなか精巧なものだ。

しばし談笑した後、私とbluebellさんの二重奏が始まった。まずは、「パッヘルベルのカノン」、16分音符のパッセージは、ブレスの箇所を一致させて、演奏している者だけではなくて、聴いている人も曲の流れがつかめるように演奏しましょう、とのこと。なるほど、私など、早いパッセージの運指にばかり気が行ってしまっているのとは、違うものだ。一応、最後まで演奏する。どうも私の高音のファ♯が引きつった甲高い音になるので、もう少し息の量を少なくして奇麗な音を出すようにと指導していただいた。今日一度では無理なので、今後も引き続き練習していきましょうということになった。

続いて、「アメイジング・グレース」、これは何とか二重奏らしくなったか。「亡き王女のためのパヴァーヌ」、これはOhimajiさんとやった時には、なかなかうまく合わなかったのだが、bluebellさんからもっとゆっくり演奏しましょうと言われてやってみると、成程、かなり上手く二重奏ができた。最後に「G線上のアリア」、これも、それなりに合わすことができた。吹いていて雰囲気が良かったので、この曲が二重奏としては一番良かったようだ。

少し退屈になったチョロさんが、私たちの足元を徘徊して、「そろそろ相手してくれよ」とねだっているようだ。

フルートの二重奏をしている間にご主人は水彩道具を持って寒い庭に出ていた。お茶にしましょうと声をかけると、雪が残る森の風景を淡いタッチで描きあげていた。う〜ん、凄い出来栄えである。

その後も楽しい談笑が続いたが、あっという間に夕暮れが迫ってきた。お二人は、明日早く都会に戻らなければならないので、またお会いする日を楽しみにお別れすることになった。


雪の日の収穫

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 昨夜からの雪で朝起きてみると10センチ以上も雪が積もっている。外気温はマイナス1度、空は晴れているが、ものすごい風が吹いている。そんな中だが、今日は妻の料理教室と私のフルートレッスンがあるので出かけなければならない。

朝早く、除雪車が幹線道路とその付近を除雪してくれているので助かる。そこまでは、たっぷりの雪の中をふわふわ浮きながら、なんとか車で脱出することができた。

妻の料理教室。いわしの利休焼き、はりはり漬けのサーモン和え、牛肉とくず切りの煮物、カニしんじょう椀、高野豆腐の揚げ煮。カニしんじょう椀のお裾分けが無かったのが残念だった。

私の方は、久しぶりに須玉インター近くの中華料理「万福亭」で昼食を食べる。豚骨ラーメンとミニ中華丼、それにワンドリンク付きで690円と安い。しかも、この中華丼はミニではないので、文字通り満腹にうなってしまった。これではフルートのレッスンにさし障るではないか。

今日も、アルテ25課「ターン」の練習曲をやる。NO1の練習曲はなかなか苦労したが、今日やっと○を貰った。練習曲NO2のハイドンのソナタも、先生との二重奏をなんとか最後まで吹き終えることができて、「まぁいいでしょう」ということになった。やれやれである。
その後NO3のRONDOを先生に演奏していただく。ターンとフランス舞曲のリズムがややこしそうだ。26課はフェルマータや記譜の説明になっている。合わせて27課のNO1vivaceを吹いていただいた。

レッスンが終わり清里に戻る道から見た八ヶ岳は、普段の姿とは少し違っているが、凛々しく聳えている。それにしてもものすごい風だ。

今日も、アダージョの森には、美しい夕暮がやってきた。アルテ25課が少し進んだので雪を押して出かけた収穫があった。

スキー場のヴァレンタインデイ

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今日は青空が広がり、風もない。13日に雪が降ったのでゲレンデコンディションがいい。ということから朝から、小海リエックススキー場へ直行した。同じように考えている人が多いのか、駐車場にはかなりの車がと止まっている。

降りたての雪をスキーで歩くと、「キュッキュッ」となって気持ちがいい。いつも通り、第1スクワッドリフトに乗って、一番上のウエンゲン・ゲレンデ(スイス・ベルナーオーバーラント)に行く。ゲレンデはそれでも広々と空いている。

今シーズンのスキーも少し慣れてきて、スピードの乗れるようになってきた。中級者用のゲレンデを怖がっていた妻も、何回か滑っているうちに大分慣れてきた。

リフトの乗り場に見かけないものがあると思ってよく見ると、氷で作ったヴァレンタインデイのディスプレイだった。

3時過ぎから、ヴァレンタインデイということで特別なサービスがあった。チーズフォンドュならぬチョコレート・フォンドュだ。

紙コップに入っているイチゴやマシュマロなどを串で刺して、溶けたチョコレートを絡める。チョコレートはあっという間に固まってしまうが、なかなか楽しいサービスだった。これは好評で皆さん楽しんでいた。

結局3時30分までスキーを楽しんだ。すっかり身体が冷え切ってしまったあとは、いつも通り、+500円で温泉に浸かることにしよう。このサービスも喜ばれていて、スキーの後、温泉に浸かって帰るスキーヤーが多い。身体は、家に帰ってからももちろんホクホクだった。 

ご近所温泉旅行

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昨年から始まったご近所温泉旅行、今年は、2月20日〜21日にかけて南紀白浜温泉へ行くことになった。4家族8人で2台の車に分乗して出発。

20日は、先ずは南高梅で有名な、紀州南部(ミナベ)の梅林へ。

いい天気だが、風の強いので肌寒い。さすが太平洋を望む南部は暖かく、梅は盛りを過ぎていて香りが弱かった。

その後、一般道を通って、白浜へ。久しぶりに訪れ潮の香りがなんとも言えない。

お宿は、アドヴェンチャーワールドに隣接するホテルだ。このホテルは、部屋の中がゆったりしているのがありがたい。夕食まで温泉に浸かってゆったり過ごす。

食事は、和風懐石料理「熊野」と名付けられていて、実にこまやかに細工された料理が出されてきた。

一品は極く少ない量だが、次々と出てくる料理を食べているうちに、いつの間にか満腹となった。

その後は部屋に戻って、2次会を12時過ぎまで楽しんだ。

明くる21日も、まずまずの天気だが、やはり風が強い。今日は、アドヴェンチャーワールドに行くことになっている。子供が小さな頃1度行ったことがある。今回も園内を回るバスに乗って、サファリパークをめぐる。動物たちは、所在なげに、日向ぼっこをしていた。

何と言っても人気なのはパンダ。

昨年8月に生まれた「優浜」(ユウヒン)もかなり大きくなって、好物の笹を食べたり、木に登ったりしていた。
いくつになっても、動物たちのほほえましい姿を見ると、楽しくなってくるものだ。

海獣ショーなども見ていると昼の2時過ぎになってしまった。アドヴェンチャーワールドを出てから、いつも通り「とれとれ市場」で海産物の土産物を買い、遅い昼食を取って帰阪した。

皆さん、大いに喋り、よく食べ、飲み、よく笑った。これで今年も病気知らずに過ごせるであろう。

映画「レ・ミゼラブル」を観る

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今日は、ロングランを続けている「レ・ミゼラブル」を観るために街に出かけた。久しぶりにナンバパークスへ行こう。ここはヤマダ電機が隣接しているなど、買い物や食事に便利なところだ。何と言っても嬉しいのはヤマダ電機の駐車場が1日駐車しても500円ポッキリということ。もちろん夫婦二人の電車代より安くつくのが有難い。

パークススシネマは今回が初めてだ。全て座席指定になっていて、席が空いているかなと一瞬不安にさせられたが、平日なので、問題はなかった。それに、○料金で1000円なのもうれしいではないか。

「レ・ミゼラブル」の原作を読んだことはなくて、子供の頃「ああ無情」を読んだが、物語の後半の筋はほとんど覚えていなかった。映画は、映画「逃亡者」のようなスリル感、若者たちの燃えるような行動、清々しい恋愛、後味の良いハッピーエンドなど、観ている者を退屈させず、あっという間に観終わってしまった。

ジャン・バルジャンを演じた、ヒュー・ジャックマンは歌も演技も良かった。ジャベール警部役のラッセル・クロウも実に印象的だ。ファンテーヌを演じたアン・ハサウエイは映画の中で本当に自分の髪を切ったという迫真性。

クライマックスで歌われる「明日が来た時、そうさ明日が」と歌われる「民衆の歌」が良かった。どこかで聞いたことがあるような気を起させる歌だった。その他の歌は、聞き流してしまって、残念ながらあまり心に残らなかった。若い時に見た「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」とは比較にならない、とも思ったが、それはもしかすると、自分の感受性が年のせいで鈍ってきたからだともいえる。

映画を見終えてから、ナンバパークスにある「香港蒸籠」で中華料理のバイキングを食べる。時間が無制限だったので、少し食べ過ぎてしまったのが問題かな。

千早赤阪村 水仙の里〜河内長野 延命寺を歩く

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今日は昼から、ご近所のNさんご夫婦と、千早赤阪村〜河内長野のハイキングへ行った。
「水仙の里」に行ったことがありますか、と訊かれて、私たちは無かったので、連れていっていただくことにした。

車で30分ほど行くと、「千早赤阪村道の駅」についた。そこから10分ほど歩くと、小高い丘の法面に一面に水仙が咲いている。

もう終わりに近かったので香りがやや衰えていたが、付近を歩くと、ほの甘い香りが漂ってきた。こうした水仙の育て方はなかなか面白いので、八ヶ岳のアダージョの森でも、試してみようと思った。そういえば昨年は、水仙の球根を植えなかったので、今年は忘れずに植えることにしよう。

その後、「南木神社」を通って「金山古墳」(河南町)まで歩く。この「金山古墳」は全国的にも珍しい「瓢形双円墳」だ。6世紀後半から7世紀初頭のものと想定されているが、埋葬者はわからない。

その後、紅葉で有名な河内長野の延命寺に車で行く。夕方近くになった境内はひっそりとしていた。樹齢1000年とも言われる巨大カエデ「夕照もみじ」がある。

さぞかし紅葉のシーズンは観光客でにぎわうであろうが、今は、葉を落として裸木だけだった。次回は是非、紅葉の時期に訪れようと思う。

 

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