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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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旧友と昔話に花を咲かせる

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 旧友のMから正月に年賀状をいただいた。文面に、「一度会いたいね」と書かれていたのを急に思いだした。普段は八ヶ岳にいて会えないので、大阪にいる間に会おうという気になった。
連絡を入れてみると、まだ第2の職場で元気に働いている。それではミナミで合おうということになった。

高島屋の前で落ち合って、どこの店に入ろうかといっていると、前回食べたのは「てっちり」だったので、今回も、「フグ」にしようかということになり、千日前の「づぼらや」に入った。

まだ明るい夕方で、店からは道頓堀端を歩いている人が見える。

Mは面白い男で、「人生今が最高!」といっていた。週3日勤務で休みの日には、奥さんと一緒にスポーツクラブで汗を流し、土日は競馬にかよっている。これが、一年を通じてトントンか勝ち越しているというのだから凄い。先日、予想がぴたりあたって儲けさせてもらったので、今日はおごらしてもらうよ、と。

話が弾んで、最近も経済情勢のことになると、株の方も一家言もっていて、このところぐんぐん値を上げているので、ホクホク顔だ。先ずは「てっさ」をつつきながら生ビールを傾け、その後は、焼酎のお湯割りで「てっちり」を食べる。満腹になったの店を出てからも、昔のように「もう1軒行こうか」ということになったので、かなり酔っぱらってしまった。

遠慮なしで、旧友と昔話に花を咲かせるたのしいひと時であった。


久しぶりのフルートアンサンブル

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大阪にいるうちに、以前所属していた関西笛の会「TUTTI」の練習会の様子を見てみたいな、と思っていた。先週、メンバーの友人にその旨、連絡すると、担当の講師の先生に尋ねていただき、「よろしいですよ」ということになったので、参加させていただくことにした。

練習場は、JR関西線の我孫子にある。以前通っていた懐かしい道だ。定刻に練習場に着くと、「お久しぶり」と暖かく迎えてくれた。メンバーは大分入れ換わっているが、私が所属していたころより、人数が増えているようだ。

簡単に自己紹介させていただいて、皆さんとご一緒に、アンサンブル演奏を行った。曲はシューベルトの「未完成」だ。渡されたのはファーストのパート譜。第1楽章は、細かい刻みを入れていく。これが、なかなか面倒で、ぼやっとしていると、どこを吹いているのかわからなくなってしまう。何回か繰り返しているうちに、なんとか全体の流れが掴めてきた。
高音が頻繁にでてくるのも、厄介なところだ。4オクターブ目のC音は、スムーズには出ないところが熟なところか。

途中に休憩を挟んで、4時までみっちり第1楽章を練習した。なんとか終わりまで吹き進み、静かに終結した時は、かなりの満足感だった。やはりフルートアンサンブルは楽しい。今日はアルトフルートがあったが、これに更に低音が加わってくると、相当の厚みのある演奏になるであろう。

練習終了後は、以前と同じ喫茶店でお茶会だ。会の活動の話しや、皆さんの練習状況、私の近況など、楽しい話が続いた。フルートアンサンブルというのは、単に一緒に演奏を楽しむと言うだけではなく、フルートに関する交流ができるのもいい。これが、練習の孤独感をやわらげ、練習の意欲を沸かせてくれる。

B級グルメの愉しみ

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今日は、数か月振りのB級グルメ会だ。集合時間前に、ミナミをぶらつこう。都会の動きがほとんど分からなくなってきているので、街に出るとほんのしばらくの間なのに、ところどころ様子が変わっていて、歩いていても退屈しない。

いつものメンバーが夕刻心斎橋に集合ころには、ものすごい冷たい風が吹き出して、またまた真冬に戻ったような寒さだ。「寒い寒い」といいながら入った店は、「上海廊」。

中華料理のバイキングや高級料理もあるそうだが、私たちはあくまでも、B級を目指す。といっても、この店は質が落ちるということはなさそうだ。中華のコース料理を楽しむ。何よりも飲み放題というのが助かる。

静かな店内は、なんとなくゴージャスな雰囲気なので、女性客が多かった。前菜が出てきたところでビールで乾杯する。

いつも通り、あれやこれやの話で盛り上がる。喋ったり飲んだりしているとどうも写真を撮り忘れるのでいけない。というより、いちいち写真を撮るのも面倒になってくる。芙蓉蟹風の料理がなかなか美味しかった。


これだけなら、取り分けてB級グルメ会というほどのことはないが、支払いが何となんと、一人2500円ポッキリというのだから恐れ入る。「デフレからの脱却」といわれているものの、消費者の立場からは、物価は低位安定なのがいい。
数ヵ月後にまたお会いしましょうと約束して散会した。

新しいパソコンがやってきた

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大阪に戻ると自宅のパソコンが動かなくなっていた。このパソコンはOSがVISTAで大分年季が入っている。動かない原因は何か調べようと、パソコンの中を診てみると、クーラーにびっしりホコリが溜まっていた。それを奇麗に掃除して電源を入れてみると、あれー、「グーン」と唸りながら動き出した。なんだ原因はホコリだったのか。

VISTAは、出たころから重いOSで人気が無かったし、しかもこのパソコンはメモリが2gbなので動作そのものも遅い。これがなんとかならないものかと、メモリの増設をすることにした。メモリの規格は DDR2(800)のSDRAMだ。ソフマップで、まだこの古い規格のメモリが売っているかと探してみると、中古品で1gb1本980円であった。それを買ってきて、メモリスロットに差し込むと、これが上手くいって、結局メモリが4gbで作動するようになって、まぁまぁの動きになった。けがの功名というところだ。

パソコンが動かなくなったので、これは一大事と、ネットで調べて、その時点で一番コストパフォーマンスの高いと思われたHP社のデスクトップを注文した。それが今日届いた。

製品名はPavillion p6-2310 jp/ct

OSはWin8(64bit) CPUはAMD A8 5600k 3.6gb
メモリは8gb(DDR3−1600 DIMM)
ハードディスクは1tb dvd付き、ディスプレイは無い。この性能で43000円なのは安いと言える。そもそもインテルのCPUは高すぎるのだ。

古いパソコンが十分機能するので、これは、息子に差し上げることになった。

ついでにofficeソフトを調べる。マイクロソフトのofficeはなんでこうも高いのかと思っていたら、最近、kingsoftというメイカーがofficeと全く同じソフトを売り出しているのが分かった。店の店員さんに聞くと互換性もあるという。しかもPC3台に入れることができて値段が7980円というのだから驚く。まだ本格的に使っていないので、何とも言えないが、少し入力してみると、通常の文書の作成やexcelでは問題がなさそうだ。

イカナゴの釘煮で春を味わう

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ピンポーンと呼び鈴が鳴ったの出ると、「宅急便です」と若い男性の明るい声が聞こえた。
宅急便を受け取って、差出人の名前を見ると、おおこれは、昨年もイカナゴの釘煮を送ってくれた人からのものだ。

瀬戸内海播磨灘で採れるイカナゴは、春の訪れを告げる魚だ。彼は、毎年、採れたてのイカナゴで美味しい釘煮を作って、それをわざわざ送ってくれるのだ。

「初夏の気温、強風、煙霧などなど、めまぐるしく変わる天候に驚いていますが、お元気ですか。今年も「いかなご」を作ってみましたので召し上がってみてください」との添え文。

包みを明けて夕食時に食べてみる。ほどよい甘辛さ、ショウガの味、旨い!ここしばらくの朝晩の食事は、この一品で春の訪れの喜びを味わおう。

早春の清里へ

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 いよいよ清里に戻る日がやってきた。いつも通り、パソコン、本、衣類、食料品、シクラメンンや花の苗など、もろもろの荷物を「満載」して、朝10時前に家を出た。春の行楽シーズンが始まったので、西名阪〜東名阪は車の通行量をが多い。ところどころで事故が起こっていて渋滞している箇所があった。中央道に入るとさすがに道は空いていて走りやすい。急ぐことは無いので、竹内まりあのCDの曲を聴きながら、走行車線をのんびりと走る。

12時30頃、中央道内津峠SAで昼食を取る。チェーンソーの大会があるのか、チェンソーアートの作品が展示されていた。

諏訪湖SAで小休止。諏訪湖はすっかり春の雰囲気だ。

残雪が残る八ヶ岳はややかすんでいるが、久しぶりに見たので、その美しさに感動した。

長坂きららで食材を買って、5時前にアダージョの森に到着。おそらくまだ雪が残っているだろうと思っていたが、全くアテが外れて、庭のどこにも雪など無かった。
先ずは、通水だ。この一瞬、どこかにトラブルは無いかと心配するが、何の問題も無く水が流れ出したのでホットする。ただ、玄関の電球が2個とも切れていた。

荷物を運び入れた後、早速庭に出る。庭の土は霜が終わった直後なので、ふかふかしている。不在の間にものすごい風が吹いたようだ。家の軒下に積んでいた薪がどさっと崩れている、庭の鋳物のテーブルとチェアもひっくり返っていた。

嬉しいことにカタクリが咲き始めていた。スノードロップ、クロッカス、フクジュソウ、ダンコウバイも咲き始めていた。蕗の薹もしっかり顔をのぞかせている。久しぶりに見た、夕暮れのアダージョの森はひっそりとして美しかった。

 

早春の花が歓迎してくれた

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久しぶりの八ヶ岳清里の雑木林は、外気温8度、室温14度、湿度25%、と暖かい。

すっかり雪が融けてしまった庭は霜で土が持ちあげられていて、ふかふかになっている。
私たちの清里へ戻ると、早春の花たちが、可憐な姿で迎えてくれた。

黄金色に輝く福寿草


首を恥ずかしそうに傾けているスノウドロップ


クロッカスは元気いっぱいに花弁を開いている。


そして、妖精カタクリ。上の南側斜面のカタクリはまだ葉が出たばかりだ。下の南側斜面に昨年植えたカタクリは、一斉に花を咲かせていた。

その姿、可憐で気品がある。

樹木の花で一番乗りは、ダンコウバイ。あたりの空気を、ふわっとした黄色に染めてくれている。

フルートの新たな世界に挑む 鈴木卓ソロコンサート

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今日の午後は、私がフルートを習っている鈴木先生のプロ活動30周年の記念コンサートがあった。

場所は、小淵沢の「フィリア美術館」、午後2時からの開演だ。この美術館は今回初めて中に入ったが、右手には、本棚があり、壁面には様々作品が展示されている。左手の奥が小さなコンサートホールになっていて、正面にオルガンが設置されていて、教会のような雰囲気だ。

鈴木先生の今回のコンサートは、プロ活動30周年を記念して、3回にわたって開催される。今回は第2回目だ。第3回目は、3月29日、新宿「近江楽堂」行われる。ホールには、開演前に30人を超える観客の方がこられていて、会場はほぼ満席だった。

今回の演奏会は文字通り、「Flute Solo Concert」で、フルート1本だけで演奏され、言わばフルーティスト鈴木卓が、フルート1本でどこまで表現できるかを追求したものといえる。

演奏曲目はバッハからイギリスの現代フルーティスト、クラークまでと、多彩だった。バッハのBWV1013、オネゲルの「牝山羊の踊り」、コルデの「鶴の巣籠」は聴いたことがあったが、その他の曲は初めて聴いた。

最初のバッハの演奏は、少し力が入っていると思われたが、その後の演奏は、表現力の多彩さ、テクニックの豊かさ、はさすがである。

フルートのキーを指で叩いたり、奇妙な雑音を出したり、フルートを吹きながら同時に口で歌ったり、あるいは循環奏法(吹きながら同時に息を吸う)が出てきたりと、フルーとの表現力の可能性、フルートの新たな世界に挑んだと言える演奏内容だった。

フルーとの未熟な私には、残念ながら、聴き心地がいいともいえず、ただただ驚くばかりだった。次の機会には、もう少しオーソドックスな曲を朗々と演奏して、楽しませて欲しいのだが。


楽しい「音楽の集い」

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今日は八ヶ岳の西側、蓼科のTMTMさん宅で「音楽の集い」があるので出かけた。TMTMさん宅に着いてみると、家の北側には屋根から落ちた雪がまだ融けずに残っていた。

久しぶりの再会だったので、しばらくコーヒーをいただきながら近況などを話しあう。Ohimajiさんが「懐かしのイイ曲」を171曲リストアップして、それらをCDに焼いてきてくれた。凄い力作だ。早速CDを流しながら、過ぎ去った40年の昔話をする。

「そろそろやりましょうか」と声をかけあって、楽器演奏が始まった。先ずは、私のフルートとT子さんのピアノでエルガー「愛の挨拶」、テンポが微妙に動くところが合わせにくい。滑らかに清々しく演奏したいものだ。続いて、OhimajiさんのフルートとT子さんのピアノで、フォーレ「夢のあとに」、いくつになっても夢を見ることを忘れてはならないですね。

続いて、フルート二重奏とピアノの演奏は、「G線上のアリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」。OhimajiさんとのDUO、昨年末の「八ヶ岳ダン爺ーズ」の演奏の経験が生かされて、やや演奏が揃うようになってきたかな。

続いてフルート二重奏とTMTMさんのギターで「アメイジング・グレース」「コンドルは飛んでいく」
をやった。時間の経つのも忘れて、昼の1時過ぎに午前の練習を終えた。

ランチは、TMTMさんのお得意のコロッケ、T子さんミネストローネ、ハム、2種類のパンとサラダ・酢の物などなど、美味しくボリュームもたっぷりあった。

昼食後も色んな話題に花を咲かせているうちに少し時間が経ってしまった。練習を再開したのは3時過ぎだ。一番の聴きどころは、最近アルトサックスをやり始めたTMTMさんの演奏だ。モーツァルトの「春への憧れ」「夜汽車」など、サックスの柔らかい音色は、なかなかいい。

その後はアトランダムに演奏したあと、またまたお茶の時間になった。TMTMさんが焼いたアンパンは、いい色加減に焼き上がっていて、中にはたっぷりと餡が入っていて甘かった。次回のは5月ころかな、といいながら、たっぷりと楽しい「音楽の集い」はお開きになった。

春の到来を実感 蕗の薹の天ぷら

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昨日の夕方、清里に戻る道で猛烈に霰が降り出した。朝起きてみると、庭は薄らと白くなっていた。

日差しが出てきたので庭を散歩する。降り積もったものを良く見ると、確かに、直径5ミリ以下の小さな氷の粒だ。(5ミリ以上になると雹になる、らしい)

明るい雑木林の向こうに赤岳が浮かんでいる。

足元には、沢山の蕗の薹が顔を出して来た。

早速、それらを摘んで、今夜は天ぷらにしてたべることにしよう。

昼から、NTTの工事の人がやってきた。しばらく留守をしていて中断していたが、今日は「光通信」の工事をやることになっている。屋外から光ケーブルを引き込み、電話回線の横に光ジャックを作った。

光モデムを設置して工事は終わる。早速、無線LANを繋いで、設定をし直す。ちょっとした入力のし間違いでもたついたが、なんとかインターネットが開通した。

使ってみると、実感として、ほんの少し早くなった感じだ。これまでのADSLでは、電話回線使用料がいったがそれが要らなくなった、固定電話もほとんど使わないので、この際、固定電話もやめることにする。すると、月々の使用料は5800円ぐらいでこれまでとほとんど同じだ。

夕食は、この春初めての蕗の薹の天ぷらだ。揚げたての熱々を口に運ぶと、ほろ苦い早春の味が広がった。やっと待ちに待った春がやってきたのを実感する。

春だ、庭作業だ、チェーンソーの出番だ

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朝の外気温が5度もあって、暖かい。空はやや雲が多いものの、庭作業には最適なので、朝食後直ぐに庭に出る。先ずは、庭の花壇に残っているユリ、ギボウシ、シュウメイギク、ウド、ホトトギスなどの枯れた枝を取り除こう。それらを、炉に運ぶ。

続いて、クマザサを刈ろう。フジとクマザサは根で増え広がっていくので、油断がならない。今なら、森の中に緑っぽいのはクマザサだけなので、どこに生えているか一目瞭然、刈り取る作業がやりやすいのだ。1本1本、刈りこみ鋏でやる作業は、1時間もやると腰が痛くなってきたので終える。

その間、妻は花壇の枯れ葉を取る作業をやっている。枯れ葉は冬の間草木を守ってくれるので有難いが、春になると、逆に、新芽への光を遮断してしまうので早く取り除く方がよさそうだ。冬の寒さをを耐えたクリスマスローズが下向きに花を咲かせている。

日差しが強まってくると、南側斜面のカタクリの花が一斉に花を咲かせている。

カタクリも、よく見ると、一つずつ、微妙に色合いが異なっている。

北側斜面には、チオノドグサが可愛い花を咲かせ始めている。

午後からは、進入路の右側にやや倒れかかっているコナラの伐採作業を行う。久々のチェンソーの出番だ。先ずは、根元から倒そうと切り進めていくと、最後のところで、チェンソーの歯が樹木の噛んでしまった。

もう一台のチェーンソーを出してきて、根元から切り離した。

その後の枝と幹を40センチ切ったり、細枝を集めたりの作業が大変だ。それらをやり終えると夕方になってきた。

枯れ葉を取り除いた、花壇はスッキリとした。枯れ葉の下からは、イタリアンパセリ、各種のミント類、などが元気に若葉を伸ばしていた。

 

早春の庭を訪ねる

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今日は、薄日がさしているものの、少し肌寒い気温だ。「福寿草が咲き始めましたよ」という連絡が、フルート友達のFさんからあったので、早速お庭を拝見させていただく。

訪れると、今年14歳になり少し足が弱ってきたルルが出迎えてくれた。

玄関に入ると、お孫さんのために、立派な雛人形が飾られている。片づけるのが大変なんです、と笑ってられた。

大きなヤマボウシとシラカバが生える庭には、一面福寿草の苗が立ち上がっていた。日差しが少し弱いので花が十分開き切っていないとはいえ、株の多さに驚く。丹精込めて育てられているご主人にお話をおき切るすると、最初は一株だったが、それから種が飛んで30年の間に少しずつ増えてきたという。注意しないと、花壇ではない通路にも、小さな芽がたちあがってきているので、思わず踏みつけそうになる。

福寿草以外にも、アヅマイチゲが咲き始めていた。

このあたりに自然に生えていたという八重咲きの黄色い水仙は早くも元気に花を咲かせていた。

昼からは、ペンション「ミュー」さん宅に庭をみせていただく。冬枯れの庭には、白のチオノドグサと水仙が咲いている。我が家のチオノドグサに比べて大分大きい。

白いのは、何年か経つと、大きくなってくるそうだ。庭にはシメやジョウビタキなど沢山の野鳥が訪れていた。

その後、フルート友達のYさん宅へ。丁度こちらに来られたところで、一人でせっせと庭の枯れ葉を取り除く作業中だった。冬でもグリーンの芝生には可愛いCandyが元気よく走りまわっていて、私たちを大歓迎してくれた。

焚き火の愉しみ

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 今日は、4月1日。世の中は、年度初めで、清々しく慌ただしきく動いているだろうな。そんな世界とはかけ離れた山里は、ひっそりとしている。

いい天気になったので、久しぶりに焚火を楽しんだ。庭のあちらこちらに伐採したままになっていた小枝が山のようになっている。特に西側の山が大きくて、見苦しくなっている。それらを炉端に運び上げて、どんどん燃やす。少し南風があるので、火の勢いが強い。

バケツに水を汲んできて、炉の周りの岩に水をかけ、誤っても火が炉の外に飛び出さないように注意する。柴を運び上げる作業がかなりきつく、くたくたになってしまったころ、丁度お昼になった。ランチは、炉の火をかまどに移して、オモチ、パン、ベーコンを焼いて食べる。直火で焼いたパンは、お焦げの味がなかなか美味しいのだ。

 

 昼からも、燃やし続けて、西側の細枝の山をすっかり片付けることができてやれやれだ。

その後も炉の近くに置いている細い柴を燃やす作業を夕方までやった。夕食は、秋刀魚の開きを焼こう。秋刀魚の油が火の上に落ちてジュウジュウいいだした。

寒くなってきたので、炉の火をあたりながら、乾杯だ。これで今日一日の庭作業の疲れを癒すことができた。

 

麓の桜が満開の日 アルテ25課を終了する

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昨夜からの雨が降り続いている。外気温は3度とやや肌寒い。

午後からフルートのレッスンのため麓へ下りていくと、「高根駐在所交差点」よりしたでは、色とりどりの桜が満開になっていた。そのころこら、風が強くなってきた。大きな駐車場のあるコンビニの横にソメイヨシノは、風に吹かれて花を付けた枝が折れていた。

レッスンは、アルテ25課 色々な形のターン練習NO3「RONDO」だ。細かい3連付のターンを拍の頭に上手く入れる練習曲だ。それ以外にも、付点八部音符のトリルの入れ方、高音のF♯への飛躍など、いやなところが何箇所かあって、なかなか困難な曲だ。テンポを少し落として、先生との二重奏が一応できたので、先生から「これはいいでしょう」と言うことになり、ようやく25課を終えることができた。

26課は、フェルマータの解説などで、練習曲はないので、飛ばすことにした。次の27課は、「音色と音のつながり」というテーマだ。NO1の曲は複付点8部音符と32部音符の曲で、32部音符をどう軽くタンギングするか、という練習曲だ。取り合えず、一度通して吹いてみる。32部音符が甘いのが問題だ。

続くNO2はHdur。♯が5つあり、転調を繰り返すので譜面読みがややこしい。次回からこれらの曲を練習することになった。「音色と音のつながり」を心に留めて練習して行こう。レッスンを終えた後、図書館へ、予約していた本を受け取りに行く。図書館横のソメイヨシノは、2、3分咲きというところであろうか。桜が、八ヶ岳の麓を徐々に上がってきているのが実感できる。


 

コブシの苗を移植する

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朝6時の気温はマイナス1度だったが、素晴らしい青空が広がっている。南アルプスや八ヶ岳は昨日降った雪で真白に輝いている。

日があたりだすとぐんぐん気温が上がってきた。今日も庭に出よう。庭のカタクリが先揃ってきた。今まであまり意識的に数えなかったので、今日は夫婦二人で、カタクリの苗を数えることにした。花の咲いているもの咲いていないものがあるが、二人で確認しながら苗を数えると、93株あった。カタクリは双葉が出ていないと花を咲かせないという。これからも、どんどん数が増えてほしいものだ。

今日は、気になっていたコブシの苗を移植しよう。夏の間葉が展開しているときは確かにコブシの葉なのだが、まだ花は咲いたことがない。森の中にこのまま放置していても他の高木に光を遮断されてしまって、花を咲かせることはない。その苗が5、6本ほど固まって生えている。

それらのうち、今日は4本掘り上げた。最初に小さな苗を3本掘り上げた。

その後本命の2.50メートルほどある株立ちの大きな苗を掘り上げよう。根鉢を崩さないよう、周りから慎重にスコップで掘っていく。その後は、山菜掘り用のスコップで、根の下の土を掻き出す。コブシを支えている太い根は、鋸で切断し、細い根は手バサミで切っていく。全て掘り上げるのに1時間ほどかかった。これで午前中の作業は終了。


午後は、掘り起こした苗を植え付けよう。大きな苗は根元が重いので運ぶのも大変だ。

北側のシラカバの生えているところに植えよう。そのためには、先ず1メートルほどのアオハダを掘り起こして、その後の穴に植えることにする。これがまた、なかなかの労働だ。側に古くなった木の株があるのでそれをチェーンソーで取り除く。その後スコップで直径1メートル、深さ60センチぐらいの穴を掘り、そこへコブシの苗を植え付けた。

土をかけた後、地面を固めて、たっぷりの水をやる。最後は日付を書いた「コブシ」の名札を貼って、ようやく移植が完成した。その後、1メートル未満のコブシの苗3本を南側の日当たりのいい所に移植した。同じように、移植した日付けと名前を書いて名札を貼っておこう。これで南側はぐるっと小さな樹木で一杯になってしまった。

これが終わると夕方の4時だ、結構な重労働で、ふらふらになってしまった。風呂上がりのビールが楽しみだ。


ミツバツツジの移植、オキナグサの種播き、料理教室

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今日もいい天気になった。朝の外気温は5度だったが、その後どんどん暖かくなってきた。冬の間目を楽しませてくれたシクラメン3姉妹をデッキに出して陽に当ててあげよう。

北側の山野草花壇では、真ん中の花壇より少し遅れて、フクジュソウが咲き始めた。

妻は朝から、料理教室の例会に出かけている。その様子をうかがうと、今日作った料理は次の通り。 

すくい卵のすまし、そら豆のウニ和え、ひろうす(銀杏、エビ、ヒジキ、山芋入り)、桜鯛の桜の花蒸しとスナップエンドウ、うまき卵。桜鯛の上に山芋のすり下ろし、その上に桜の花の塩漬けが載っていて蒸した料理は、季節感のある見て美しくて、美味しい一品だ。

K先生を中心にワイワイ賑やかな料理教室だ。

私の方は、今日も庭作業に汗を流す。森の中の樹木の移植は早くやってしまわねばならない。昨年移植したミツバツツジが枯れてしまっていたので、その後に新たにミツバツツジを2本移植した。この作業もなかなか大変だった。

その後、Ohimajiさんの奥さんからいただいたオキナグサの種を播いた。上手く芽を出してくれるであろうか、やや不安だが、楽しみである。

フルートの二重奏、友人との楽しい語らい

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昨夜からの雨が次第に止んできたものの、時折ものすごい風が吹いている。時ならぬ春嵐の最中に、庭の水仙が咲きだした。風で折れてしまわないでほしいものだ。

昼から晴れてきて、フルート友達のFさんにお越しいただいて、二人でフルート二重奏を楽しんだ。この間練習してきている二重奏の曲をやることになっている。まず「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ゆっくりした流れと独特の旋律の進行に慣れるのが大変だが、何度かやっているうちに、それなりにまとまってきた。次は「アメイジング・グレース」、これは、演奏しやすく編曲されているので、上手く演奏できて気持ち良かった。3曲目は「G線上のアリア」、ゆったりとした流れの中に、細かい動きがあるので、これがなかなかうまく決まらなかったが、今日はこれくらいにしておこう。フルートの演奏は1時間ほどで終わり、後は、いろんな話を楽しんだ。お忙しかただが、また、そのうちに練習に来てくれることになった。

夕方からは、大泉のりゅうちゃん宅を訪れる。八ヶ岳高原大橋の手前では、ものすごい風が吹いていて、道路は折れた小枝が散乱していた。りゅうちゃんご夫婦はお忙しいなか、今日の午後横浜を出てこられた。ご夫婦はお好み焼きを今まで1度しか食べたことが無いというので、今日は一緒に食べることにする。

トマト、シソ、アスパラガスなど野菜たっぷりのヘルシーお好み焼きを焼きながら食べる。お二人に美味い!といって喜んでいただいた。今年99歳になられるお母さんの介護を家族全員でやっている話、音楽の話、庭づくり野菜作り、サンルームの話などゆっくりたっぷり会話を楽しんだ。気がつくと10時を回っていたので、お酒を飲まない妻の運転で、まだ強い風が吹いている夜道を帰った。大泉と清里は近いので有難い。

山々の輝き

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今朝は真っ青な空で広がっている。その分冷え込みが厳しく、外気温はマイナス5度だ。
庭は一面の霜で真っ白になっている。

南アルプスはあくまでも雄大でのびやかだ。

甲斐駒ケ岳の雄姿

山並みの奥に鎮座している真っ白な北岳

麓の村を見守る八ヶ岳

赤岳から横岳・硫黄岳

八ヶ岳ライフの楽しい情報交換

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今日は久しぶりに、富士見の青葉さん宅にお伺いした。
訪れてみると、南側に茂っていた赤松などの木々が伐採されて、あたりは広く、明るくなっていたので驚いた。今年は、庭でトウモロコシなどの野菜作りをやろうと張り切っておられた。

室礼を嗜まれる青葉さん宅には、季節をあしらった飾りが玄関や部屋のあちらこちらに、さりげなくおかれていて、実に奥ゆかしい。

ご主人は最近大工仕事にはまっているとのこと、薪小屋や作業台など、手作りしている物を見せていただいた。昼食を食べながら、八ヶ岳の暮らしのあれこれについて楽しい会話が続く。その後、健康診断を終えたというHさんご夫婦も合流。自家製白樺水を凍らせたものを持ってきていただき、味見させていただいた。ほんのりと甘い白樺水、ウィスキーのオンザロックにには最高とのこと。

朝の間はいい天気だったか、夕方からは冷え込んできて、お開きのころは時折雪がちらつきだした。久しぶりに八ヶ岳ライフの賑やかな会話を楽しむことができた。

2台のチェーンソーが森に響く

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今朝は、マイナス5度まで冷え込んだので、早速薪ストーブに火を入れた。
10時過ぎに、KITAHOさんが、新車のBMWーX3でやってきた。さすがに今回はM3ほどの轟音はないので、訪れた時はほとんど分からなかった。

しばらく休憩してから、X3に試乗させていただいて、獅子岩までドライブに出かける。駐車場には数台車が止まっていて、飯盛山に登っているハイカーがいる。八ヶ岳は残念ながら雲がかかっていて豪快な山姿が見えなかった。

アダージョの森に戻ってくるや、KITAHOさん「さあやりましょうか」といって、ツナギに着かえ、チェーンソーを取りだした。かねてから、南側にある曲がったクリの伐採のお手伝いをお願いしていて、今日その作業をすることになっている。KITAHOさんは森の木々の様子を見て、クリを倒すためにはその西側のやや細い、3本のクリを先に倒す必要があると判断。「これ切ってもいいですか」と聞くので「いいです、やってください」と返事。それではと、3本のクリにチェーンソーをあて、次々と倒していく。これで倒す空間が広がったので、問題の曲がったクリにとりかかる。

曲がっているので、どこに倒れるか計算しにくいが、旨い具合に、生育中のヤマボウシやカタクリを避けてどさっと倒れてくれた。私も、チェーンソーで枝を払い、丸太に切っていく。2台のチェーンソーが森の中に響くと、なかなかの迫力である。長い間気になっていた曲がったクリを倒すことができたのでほっとする。気がつくと、時間が2時を回っていたので、昼食休憩とする。昼食中は今年の庭づくり、バラの原種、美味しいビーベリーコーヒー豆の話など、話題満載だ。

食後も、気温が冷え込んできて、時折雪が舞い散るなか、南側に生えるイヌザクラを伐採する。これが困るのは、切りたくない二本のカエデの間に生えていて、非常に作業がしにくいことだ。しかし、これもKITAHOさんのベクトル計算にしたがって上手く倒すことができた。

その後、伐採したクリを使って、壊れかかっていた階段の補修をしましょうか、との声。スコップで山道を掘り返すしんどい作業を楽々とやり始めた。私の方はもっぱら伐採木の整理と杭作りだ。杭でしっかり留めた横木はびくともしない、いい階段が出来上がった。

いつもながらKITAHOさんの精力的な作業には驚嘆せざるを得ない。夕方4時30分、今度は私たちがKITAHOさん宅にお伺いさせていただきますと約束し、お別れした。

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