Quantcast
Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
Viewing all 1760 articles
Browse latest View live

オープンガーデン・オブ・信州10周年総会に出席

$
0
0

今日は、長野市で開催される「オープンガーデン・オブ・信州」の総会に出席するため、朝8時に家を出る。R141を北上して佐久から上信越道を通って長野市へは11時に着いた。

12時30分に会場の「ホテルメトロポリタン長野」に到着、すっかり総会の準備が整っていた。

13時から総会が行われ、2012年度の活動報告、2013年度事業計画案などが承認された。

「オープンガーデン・オブ・信州」は設立されてから、10周年を迎えた。14時15分からは、それを記念して、「ポール・スミザー氏と須磨佳津江氏」のトークショーが開催された。これは一般の人も参加できることになっていたので、会場は、満員の盛況だった。

最初にポール・スミザーさんの講演があった。ポールさんは日本に来られてかれこれ23年になるという。小さなころから植物が好きだったそうだ。現在は鳥取で、今年の9月に開催される、「第30回全国都市緑化フェア」に向けた庭づくりをさせていただいている。

日本の方々はイギリスのコッツウォルズに行くと、それが良かったと言って、真似をしたくなる方が多いが、自分たちが暮らす日本という場所を生かすことが大事だと思う。ワイルドフラワーというとアメリカの種を播くが、日本の野草が大事ではないか。

続いて、元NHK「趣味の園芸」のキャスターとして活躍されていた須磨佳津江さんの講演。

「オープンガーデン」というと最初は全く通じなかったが、この10年の間に全国各地に広がってきた。
全国の庭愛好家のお宅に寄せていただいている。個人の庭と思えないほどバラを咲かせているお宅、ガンを患っておられる女性は庭作業をしていると、痛みから解放されると言われていた、東北の被災地での花を植える作業で生きる勇気と連帯感を培っている取り組みなど、を話されていた。

講演の後は、会場からの質疑が出される。

Q どんな花を植えればいいのでしょうか
 ポール 信州ならば寒さに強いかどうか、珍しいものを追いかけない、花は植えてみなくてはわからない、もし          育たないようなら植える場所を変えるなどしてみよう。それでもダメなら、その花を育てるのをやめた方がいい。いつまでも花が育たないと気持ちが暗くなってしまうから。

 須磨 日本人は真面目すぎる。もっと花や庭づくりを楽しめばいいのではないでしょうか。

Q 花のラテン名
 ポール イギリスには王立園芸協会という指導する組織があるが、日本の園芸界にはそうした組織はない。花  の名前でも、さまざまな名前が付けられていて混乱している。

      日本でも花をラテン名で呼ぶのが重要ではないか。そうすると花の品種を特定することができるし、海外との園芸交流ももっとやりやすくなる。

講演会が終わると、「ガーデンチャリティー」が行われた。

オープンガーデン・オブ・信州の会員有志の方が、花苗などを出品し、その収益金は東日本大震災の義捐金として使われる。

17時からは、須磨さんの乾杯の発声で交流会が行われた。

長谷川宗利氏の二胡・とアイリッシュハープの演奏で花を添えていただいた。

私たち夫婦も、会員の皆さんとの交流を大いに深めることができた。ひょんな弾みから、私が、「中締め」の発声をするよう依頼された。やや緊張しつつ、オープンガーデン・オブ・信州のさらなる発展を願って「一本締め」を行って、楽しかった交流会がお開きになった。

当日配布された「イエローブック」には、会員の皆さんが丹精込めて育てらている庭が紹介されている。今年こそは、これを使って信州各地の庭めぐりをやりたいものだ。

 


早春の北信濃を訪ねる

$
0
0

4月13日にオープンガーデン・オブ・信州の総会に出席するため長野市に出かけたが、当日は長野市のホテルで宿泊し、あくる日北信濃をドライブした。

13日は総会までに時間があったので、「有名な川中島の決戦場」を訪ねた。そこは「八幡原史跡公園」として整備されていた。

丁度桜の花が満開で、土曜日ということもあり、花の下では楽しそうに宴が始まっていた。

14日、朝食はホテルのバイキングを楽しむ。「メトロポリタン長野」の朝食バイキングは、なかなか美味しかった。いつもながら、少し食べ過ぎてしまうのが欠点だ。

今日は、唱歌「朧月夜」で有名な信濃川の菜の花畑を見るために飯山までドライブしよう。時間はたっぷりとあるので高速道路は使わずに、ゆっくり一般道を走ることにする。途中、道の駅「千曲川」で休憩した。あたりの山々はまだたっぷりとした残雪が残っていた。

その後、千曲川〜信濃川に沿って走ると、飯山市の菜の花公園についた。残念ながらお目当ての菜の花はまだ咲いていなかった。とうとうと流れる信濃川が美しい。昔よく行った戸狩や斑尾スキー場を望む。

続いて、近くの北竜湖を訪ねた。付近はファミリースキー場になっている。今は、ひっそりとした神秘的な湖だった。

次は、千曲市の「あんずの里」を訪ねよう。村全体があんずの畑でおおわれている。駐車場に車を止めて案内の方に聞くと、下の方は既に花は終わっているので、上の方に行ってくださいとのこと。公営駐車場は沢山あり、一度500円の料金を払うと、そのレシートを見せれば、どこの駐車場にも留めることができるので便利だ。

結局一番上の駐車場に止めてあんずの花見をする。あたりが満開の時は、さぞやあんず色の村の景色が美しかったであろう。

直ぐ近くに「あんずの里スケッチパーク」という施設があり、

そこには、あんず染めの着物や、あんず焼きなどの作品が展示されていた。たまたまあんず染め制作者久保田孟恒氏のお姉さんが来られていた。

清里までの帰り道も一般道を走って、北信濃の景色を楽しんだ。

南アルプスを望むバラの庭を訪ねる

$
0
0

今日の午後からは久しぶりにKITAHOさん宅の庭を見せていただくことになった。天気も良くなってきて暖かい。お話を聞いていたが、東隣の樹林が広く伐採されていて、あたりは明るくなっていた。反面、鬱蒼とした森が無くなってしまったことが残念だ。

早速、KITAHOさんに庭を案内していただいた。満開の緑ヤマザクラの下には、新芽が動き出したバラが、太い棚に絡まっていた。

庭の向こうには、春霞がかかって薄らとヴェールがかかった南アルプスが迫ってきている。

足元にはカタクリが終わっていたが、水仙やスミレなどの花が咲き、サクラソウは大きく育っていた。これを持って帰ってくださいと、今日もアップルミント、ベツレヘムの星、ネコヤナギなどの苗をたっぷりといただいた。

部屋に入り、自家焙煎したコーヒーをいただきながら、今年の庭づくりなどの話を聞かせていただいた。部屋の窓越しには、額縁に入った絵のようにミドリヤマザクラが美しかった。

この庭が、満開に咲き誇るバラで彩られる時が、もうすぐにやってくる。

足元にはスミレが咲きはじめた(4月の庭)

$
0
0

4月の20日過ぎのアダージョの森は、スノードロップ、クロッカスが終わり、フクジュソウ、カタクリも盛りを過ぎた。

ウドの新芽が勢いよく地面から顔をのぞかせてきた。その上から土や落ち葉をかけておいたのだが、更に、それらを押しのけて新芽がどんどん立ちあがってきている。

北側の庭には、紅白のアネモノがぽつんと咲いている。ずっと以前に球根を植えておいたものだが、健気に毎年忘れずに咲いてくれる。

その上の花壇でようやくシバザクラが咲き始めた。

庭のあちらこちらから、スミレも顔を出している。曙のような色をして、葉がまだ展開していないところからアケボノスミレであろうか。

こちらのスミレは、葉が丸いハート形で、色は藤色だ、タチツボスミレであろうか。

東側の日当たりのいいところにアカバナのユキヤナギも咲き始めている。

 

南側の日当たりのいいところではフジザクラは、咲き始めた時に急に寒くなったりして、花のつき方ががまばらになっている。

山のなかの日当たりの悪いところではチョウジザクラが、パラパラと小さな花を付けていた。もっと日当たりがいいと花付きがよくなるようだ。

 

楽しい苗の植え付け

$
0
0

今日は、ヴェールのような雲が薄らとかかっているが、青空が広がっていていい天気だ。鶯のさえずる声も日増しに上手くなってきて、すっかり一人前になってきた。

今日は、何と言っても一番楽しい庭作業、苗の植え付けをやろう。

KITAHOさんからいただいたイチリンソウは、株分けをして、北側の山野草花壇に受け付けよう。


ベツレムの星=オーニソガラム・ウンベラタムは沢山の球根をいただいたので、庭側の入り口など数か所に植えた。

アップルミントは中央花壇の、ハーブガーデンに植える。

シラユキゲシ、ショウジョウバカマを森の中の日陰に、

増えてほしいオオバナエンレイソウは北側山野草花壇に植えた。

アオイロイチゲは中央の山野草花壇に植える。

湿地帯に生えるというリュウキンカは、山からの水が浸透してきてやや湿り気のある、南側の法面に植えることにする。

最後に、ユリノキ3本は、西側の森、ホウノキなど巨木が生えているエリアの植えることにした。

2013農作業始動

$
0
0

今日も暖かくいい天気になってきた。窓から外を見ていると、地元農家のAさんが、耕運機「ポチ」を畑に運んできてくれているではないか。早速畑に出て行って、「有難うございます」とお礼をいい、ただちに、畑を耕す作業を始めることになった。

「ポチ」を使うのは1年ぶりだったので、簡単に操作方法をおさらいして、エンジンをかけると、調子よく動いてくれた。畑の土に耕運機を深く沈め、耕していくのは、かなりの力がかかる。方向転換するときが
大変だ。

イチゴやアスパラガス、タマネギなどの畝を残しておいて、そのほかは全て、縦、横、縦と3回耕した。そうすると、畑の土は、踏むのがもったいないほどフカフカになった。

向こうの方の畑では、清里保育所の園児たちがやってきて、Aさんをはじめ地元の農家の方たちに教えてもらって、ジャガイモの種を植えている。

耕し終わると、ナイロンテープで70センチの畝幅を作り、そこに畝を作っていく。

それほど高くしなくても良いのでた助かる。合計4本の長い畝を作ることができた。今年はこの4本の畝は全てジャガイモを植えることにしよう。午前中いっぱいかかって、畝作りが完成したので、ホッとした。

後は、畝に元肥を入れてから、5月の連休後に、ジャガイモの種を植えることにしよう。夏野菜はそれ以外のスペースで十分収穫することができるであろう。

昼からは、久しぶりにペンション「銀の森」さんを訪ねる。玄関周りは奇麗に整えられていて、春の花々が咲き始めていた。

もうすぐシーズンを迎えて忙しくなるので、その前のひととき、ゆっくり会話を楽しんだ。

その後、咲き始めたミツバツツジを見せていただくために、フルート仲間のFさん宅を訪ねる。丁度ご主人が、田植え用の苗の種まき作業中だった。これらをハウスの中で育てるとのことだ。

Fさん宅の庭の中央には満開のミツバツツジとレンギョウが咲いていた。それ以外にも樹齢の古いミツバツツジがいたるところに咲き始めている。

北側の優に3メートルはある檜の生垣の内側は山野草園になっている。咲いているカタクリは、色が白っぽい清里の地のカタクリだそうだ。カタクリの周りには一面イチリンソウが葉を広げていた。

 

スピルバーグ監督の「リンカーン」を観る

$
0
0

野暮用で大阪に帰ったついでに映画を見ようと、なんばパークスシネマの上映欄を見ると、
スピルバーグの「リンカーン」がまだ上映されていたので観に行くことにした。

娯楽作品ではないので、観客は少なかった。貧しい家庭に育ったリンカーンが独学で大統領になる、奴隷解放、南北戦争の終結、暗殺に倒れる、誰もが知っているリンカーンの生涯の何に焦点を当てようとしたのか、興味があった。

アメリカ映画なので、南北戦争で華々しく戦う場面などを想定していたが、ほとんどそんな場面はなかった。ストーリーは、アメリカ議会での憲法13条の修正(奴隷制の禁止)にかかわって、共和党と民主党の多数派工作を軸に進んでいく。それにしてもアメリカ議会は面白い。議員同士が激しく論戦するからである。エスプリの利いた皮肉や当意即妙のヤジ。

共和党が奴隷解放を主張し、民主党がそれに反対しているとは、現在とは全く反対と思える政治的スタンスである。合衆国憲法の修正手続きは、上下両院総数の3分の2の可決が必要だ。共和党=リンカーンは民主党の切り崩しを計る。落選議員の仕事先を保障するという、買収まがいの手段を使っているのにも驚いた。あれこれの議会工作の末、最終的に議会で憲法13条の修正案は通過する。

しかも憲法13条の修正が発効するためには、上下両院の3分の2可決の後、4分の3の州が批准しなければならないことになっていて、北部を中心に4分の3の州が批准することにより、ようやく奴隷制は禁止されることになった。

余談になるが、憲法を改正するということは、それだけ重みがあり、重大な国民的合意が必要なことなのである。「過半数を取って改正できるようにする」と騒いでいる、どこかの国とは大違いだ。

議会工作と同時に進んでいる南北戦争では、息子を戦争へ行かせたくないという、大統領の夫婦とは思えないリンカーン夫婦のやり取り、があった。リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスの冷静でユーモアたっぷりな演技が良かった。この映画で3度目のアカデミー主演男優賞を得たというのも頷ける。

リンカーンの暗殺はどのように取り上げられるのかと思っていたら、銃で撃たれる暗殺場面が出てこなかったのが、不思議だった。

そのことに関わって、朝日新聞の天声人語でアメリカで「銃規制法案」が否決され、オバマ大統領が、「恥ずべき日だ」と言い、「明日に向かって撃て」で激しい銃撃戦を演じたロバートレッドフォードが、映画における銃の扱いに問題提起している、とあった。

スピルバーグ監督もそのことを意識して暗殺場面を映画で描かなかったのでは、と思った。

12時からの映画は、見終えると、既に午後の3時近くになっていた。お腹が減ってペコペコだったので、シネマのすぐ隣のイタリアンの店に駆け込んでランチを食べた。
店の中は、若い女性ばかりで、男性は私一人なのには驚いた。この店も、サラダ、パン、デザートはバイキングで食べ放題なのだから、人気があるのであろう。

ハードディスク復旧と無線LANの設定

$
0
0

それは突然やってきた。外付けハードディスクがカチカチとつぶやいた後、直ぐに電源が切れてしまう。その後は、いくら電源を入れ直しても、切れるのには変わりがない。ということは外付けハードディスクが壊れたということである。

文書類はコンピュータ本体のハードディスクに入っているが、、問題はこの間撮りためた写真だ。写真と音楽は外付けハードディスクに格納している。写真と言っても、あまりいいものは無いのだが、記録的価値というのが大きい。

バックアップは時折取っているという状況だったので、昨年の夏ぐらいからの写真データが全て消えてしまったことになる。写真の閲覧はできるというものの、使えないのでは話にならない。ということで、ハードディスクデータの復旧を業者に依頼することになった。

ネットで調べると、大阪の天満橋にある業者が割安ということが分かった。復旧するためには、新たにハードディスクを買って業者に届け、古い壊れたハードディスクからデータを移しかえることになる。市内にある業者なので、どんな所出やっているのか見ておくことも兼ねて、業者の事務所に購入したHDを届ける。

若い真面目そうな青年が応対に出た。まずは、データそのものが破壊されていないかどうか、それを取り出せるかどうか診断します、その上で復旧するかどうかお聞きします、診断するまでは、無料ですということだった。

2日後診断の結果が出て、ごく一部のデータが破壊されたが95%は回復できると言うので、データの回復を注文する。料金は47000円だった。高いと言えば高いが、これでもネットで比較すると安い方だ。なにごとも痛い目に遭わなければ、身に着かないということか。

それから2日後、業者に出向き、データを復旧させた新しいHDを受け取った。同時に、パソコンライフを快適にするため、無線LAN対応HDを購入した。これを使うと、パソコンの横にHDを設置する必要が無く、部屋の中のどこでパソコンを操作してもHDにアクセルすることができるので便利だ。

普段は無線LAN対応HDを使うことにするため、復旧した外付けHDからデータを移しかえる作業をする。パソコン本体がUSB3.0対応ではないので、予想外に時間がかかった。これからは無線LAN対応HDと外付けHDの2台でしっかりバックアップを取っていこう。


あの煙はなんだ?!

$
0
0

大阪での野暮用を済ませて、1週間ぶりに清里に戻る。ゴールデンウィークの前半が始まったのでさぞや道路は混みあうだろうと覚悟しつつ、家を出る。

案の定、名阪道天理の坂で事故があり、渋滞していたが、それを過ぎると、意外や意外、道は空いていて走るのにほとんど問題はなかった。それでも出発したのが遅かったため、中央道諏訪湖SAに着いたのは15時過ぎだ。
SAはさすがに人と車で混雑していて、臨時の駐車場整理要員が出て誘導していた。諏訪湖の右手の方を見ると、煙が上がっている。「あれーあの煙は一体何かな」。農家の方の野焼きにしては、上まで上がっている。

後でニュースで見るとわかった。霧ヶ峰高原で、地元の人などおよそ400人が参加して、毎年春の恒例行事になっている山焼きを行ったところ、風にあおられて想定していた範囲を超えて燃え広がったとのこと。 諏訪広域消防本部の消防車23台のほか、長野、山梨、群馬など5県の防災ヘリ、自衛隊ヘリも出動する大がかりな消火作業が行われた。ビーナスラインも通行止めになったとか。結局、154ha延焼 して火は消えたとのことだ。山火事は本当に恐ろしいものだ。

アダージョの森に夕方到着した。わずか1週間ほどの間に庭はめっきり春色に染まってきていた。明日からの畑作業、庭作業が忙しくなる。

 

畑作業の後は炉で焼いた魚で乾杯だ

$
0
0

八ヶ岳清里の朝はぐっと冷え込んだ。外気温マイナス2度、思わず薪ストーブに火を入れた。天板の上で湯を沸かし、味噌汁を煮ることができるのがいい。

空が晴れてきて暖かくなってきたので、早速畑に出る。昨日、Jマートで1袋15キロ148円の乾燥鶏糞を4袋買ったので、それを畑の畝に鋤きこむ。

同時に、新たに横2本縦3本の短い畝を作った。それをやり終えると12時を回ったので、畑仕事を終える。

昼からは、庭を見回る。北側のシバザクラは奇麗に咲き揃ってきた。

昨年植えたニリンソウは中央花壇カタクリの横で小さな花を咲かし始めている。

北側の山野草花壇ではサクラソウが小さいながら花芽を付けていた。

樹木では、クロモジが黄色い小さな花を付け、その上に葉がリズミカルに展開している。

北側入り口では、ようやくコブシが満開になってきた。

伐採した後庭に積み置いている小枝が嵩張ってきているので、少し風があったが、炉で燃やすことにする。庭の柴はこうして片付ける以外にない。

夕方は、その焚火の火を使っていつも通り魚とウィンナーを焼いて夕食の準備だ。

魚が焼き上がったら夕食にしよう。「白濁」と日本名の付けられたベルギービールで乾杯する。味が柔らかくコクが豊かで美味しいビールだ。

八ヶ岳に移り住まれた方を訪問する

$
0
0

今日は素晴らしい天気になった。連休前なので、まだ八ヶ岳界隈は車が混んでいないので、先日「八ヶ岳に引っ越ししました」というお便りをいただいたyamaさん宅を訪問させていただいた。玄関前はジューンベリーが満開だった。

以前、別荘として使われていたときにお伺いさせていただいたが、今日訪ねてみると、部屋の中はすっかり変わっていて、新しい「暮らし」が始まっていた。早速、今計画中の薪小屋作りの話を伺う。お聞きすると、横2間に3列の薪が並ぶという、かなり大な薪小屋で、倉庫も併設するとこのことだ。これなら薪の確保に心配はなさそうだ。

庭の植栽については、現在検討中とのことで、ムクゲを編み込んだ面白い垣根があった。部屋には、奥さんがこの間作りためてきた作品などが展示されているギャラリースペースがあり、今後どう発展していくのか、楽しみだ。

「お昼のランチは外でしましょうか」というお誘いがあり、3分の一湧水に出かけた。

奥さん手作りのサンドイッチは、ボリュームたっぷりで美味しかった。

今後の八ヶ岳ライフなどについてお話を伺ってお暇した。3分の一湧水公園は奇麗に整備されていて、ザゼンソウやオキナグサが植えられていた。

富士を望む、小川の流れる雑木と山野草の庭

$
0
0

今日の午後からは、眼前に富士山を望むSさん宅の庭を見せていただいた。多種多様な雑木が美しく植栽されているSさんの庭はようやく新葉の展開が始まったばかりだ。「ツツジの咲いているときお越しください」とお誘いをうけていたが、少しお伺いするのが早かったので、艶やかに咲き誇るツツジはお預けになった。

大きなカンボクには沢山の花芽をつけている。カンボク!と聞くと、我が家には無いので、私には垂涎の雑木の一つだ。いい香りがしている花木があって、これは「春先に咲く香りのいい、あの木の仲間です。移植を嫌う花ですよ」と言われて、(チンチョウゲという)名前を、Sさん夫婦も私たちも忘れて、名前を言いだせず「あれですね、わかります、あれです」といいあうハプニングがあった。

木々の足元には様々な山野草が元気に芽を出してきていた。水仙の原種のような黄色の花からはいい香りがしていた。

Sさん宅の庭は、表だけではなく裏にも展開している。そこにはご主人が手作りされた「小川」が流れていて、実にいい雰囲気だ。お聞きすると、今年は、今よりも大きめに湾曲する流れを作ろうと計画をされていた。将来は螢の飛び交う小川ができればとのことだ、私たちも楽しみだ。

小川を少し離れると鉄平石が敷かれていて、ロックガーデンの様な雰囲気のエリアがある。そこには見事なオキナグサが自生していた。「オキナグサは、種が飛んでよく増えるんです」とのこと。私はただただ「へー」と驚くばかりだ。

私たちが石を欲しがっているというと、「持って帰ってくださいよ」と、庭に積んでいた石を分けていただいた。それだけではなく、コモンマロウ、ピンクの小花ゲラニウム、斑入りギボウシなどをいただいた。是非私達の庭にもお越しくださいと言って、お別れした。

ジャガイモの種を植えつける

$
0
0

今日も青空が広がるいい天気になった。庭のシバザクラが広がってきて美しい。

今日は畑にジャガイモの種を植えよう。買ってきておいた種イモは、男爵、メークーン、それに、先日Jマートの寄った時、一袋10円で売っていた種イモ。少し痛んでいたが何しろ10円。店員さんに大丈夫でしょうかと聞くと、皆さん買っておられます、ということなので買ったもの。

それを、包丁で切り分け、ストーブの灰を切り口に塗って準備が出来上がりだ。

それを畑に播いていく。以前作って鶏糞を播いておいた4列では足りないので、隣の列にもジャガイモを植え付けた。全部で272個あった。少し植え過ぎたかもしれない。1個の種イモから4個のジャガイモが採れたとしても、1000個を超えるジャガイモが採れることになる。ということは、しっかり保存すれば、毎日ポテトサラダを食べても、1年ぐらいは食べることができるという計算になる。

ウ〜ンジャガイモ料理を考えなければ。

「祈り 希望 光」 ヴラダン・コチ チェロコンサート

$
0
0

 

 

今日は、チェコのチェリスト ヴラダン・コチ チャリティーコンサートの出かけた。会場は小淵沢のアルソア本社「森羅」。小淵沢の道の駅の南向かい側で、こんな美しい建物群があるところとは知らなかった。

このチャリティーコンサートは2000年から開催されていて、これまで原爆ドームの保存などに寄付されている。今回も全ての収益金が東日本大震災復興支援のため、福島県相馬郡飯館村に届けられるということである。

今回は、ヤナ・ヴェヴェルコヴァーさんとのドュオリサイタルだ。チェロのドュオを生で聞いたのは今回が初めてだ。

おなじみのサンサーンスの「白鳥」や日本の歌「さくら」などを織り込みながら、魂の底深く揺さぶるチェロの演奏は、ただただ深い感動と驚きの連続だった。最初の、バッハのチェロソナタ第3番、時には深く、大きく響くかと思えば、繊細な音を紡ぎ出すチェロ、一遍に心がとらわれてしまった。

モンティの「チャールダッシュ」は、最近、ヴァイオリンやフルート、二胡などの演奏で聴いているが、チェロ2台の競演は、哀調を帯びる前半と後半の劇的な盛り上がりの対比が鮮やかで、会場はブラボーの声が上がっていた。

それよりも、今回初めて聴いた「望郷のバラード」(ルーマニアの、チプリアン・ポルムべスク作曲)には本当に心を揺すぶられた。何とも言えない哀切のメロディーなのだが、聴き終えた後は心が洗われたような、落着いた静かな気分がやってきた。希望の光が射しているともいえる。

19世紀末、29歳の若さで薄倖の生涯を閉じたチプリアン・ポルムべスク。愛国者であったポルムベスクは、オーストリア-ハンガリー帝国に支配されていたルーマニア独立運動に参加して逮捕投獄される。曲は獄中で故郷を偲び、恋人に思いを馳せながら書き上げられたと言われている。会場の方から、天満敦子さんがヴァイオリンで弾いているとおききしたので、是非CDを買ってみようと思った。

チェロの豊かな音色、何よりも低音の響き、多彩なテクニック、ドュオ迫力、やはり生演奏でなければえられない感動だ。コンサートが終わってから、コチさんは、明るい表情でCDにサインをされていた。

私にとっても貴重な1枚になった。これからは当分、チェロの演奏を聴くことになりそうだ。


 

山菜の喜び

$
0
0

春の大きな喜びの一つは山菜の味わいだ。早くは蕗の薹が美味しかった。しばらく見ないでおいたらタラの芽が少し大きくなり過ぎていた。私は、もう少し小さいのが好きなので、このタラの芽は食べずに置いておこう。


続いて、山菜の王者コシアブラが、丁度いい具合に大きくなってきた。苦味、旨味、舌触りがいい。


それに、地面から這い上がってきたウド。根元を白くするために土や枯れ葉を盛っておいても、それらを押し上げてウドの芽が立ち上がってくる。この力強差さを見ると、ウドを食べると精がつくような気がしてくるのもうなづける。ウドは生でそのまま食べても美味しい。

コシアブラとウドの新芽を摘む。

今夜はそれらを使って、天ぷらだ。ついでいタマネギの天ぷらと焼きサバ、菜の花のおひたしも添える。やはり春の山菜は山里暮らしの最高の料理だ。


明日を夢見る花苗の植え付け

$
0
0

今日は、この間に貰ったり買ってきた山野草の植え付けをしよう。

ギボウシは、北側の井戸の回りや庭のあちらこちらの植える

ピンクの小さい花を付けるゲラニウムは南側花壇に


コモンマロウは南側のりめんに植える

 続いて

黄花カタクリは中央東のノリメン


花にスプレーが飛んでいるスミレはその隣だ。

 北側山野草花壇に福寿草、これは種が落ちてどんどん増えてほしいものだ


フウチソウ


カノコソウを植える


これから春の暖かな日差しを受けてどんどん成長し、来年は一面に広がっていることを夢見る。

夏野菜の植え付け、その後は蕎麦だ

$
0
0

昨日の雨の後は、一転して素晴らし天候に恵まれた。空が雨で洗われたように真っ青だ。
南アルプスや八ヶ岳がくっきりと浮かび上がっている。

今日は、夏野菜の植え付けをしよう。もう、遅そ霜にやられることはないであろう。

キュウリ4、ナスビ3、いんげん2種類、パプリカ3、シシトウ3、ピーマン2、ブロッコリー2、ズッキーニ2、坊っちゃんカボチャ1、トマト(プチ、中型、大型)、オクラ3、葱50本。

植えた後に添え木を立てて、一応完成した。元気に育ってくれることを祈る。後は、キュウリやつるいんげんの棚作りが残っている。それ以外に、初雪カボチャの種を播いた。

昼の1時過ぎまで畑作業をやっていたので、昼ご飯は、北甲斐亭のお蕎麦を食べよう。

私は、大盛りのモリソバ、妻は山菜天ざるを注文する。蕎麦は、ほどよい腰加減で喉越しがよく、つゆも美味しかった。さすが、地元産のそば粉を使っているだけある。

蕎麦打ちのところを窓からのぞくと、蕎麦を細く切っていく見事な包丁さばきにしばし見とれてしまった。

道を整備する

$
0
0

今日は、朝からKITAHOさんに来ていただいて、進入路の整備をやった。数年前に造成した道は、だんだん砂利が沈んで行き、轍が深くなってきた。それだけではなく、凸凹も出てきて、走行すると車体の揺れが大きくなってきた。前回KITAHOさんが来た時、そのことを話しすると、「それでは次回は道をやり直しましょうか」、と言ってくれていた。

しばし、話をした後、それではやりましょうか、との掛け声で道普請作業が始まった。道の凸を崩すために、わざわざ三本鍬を持ってきてくれた。KITAHOさんは、それを使って道の凸の山をどんどん崩していき、私はそれで出てきた土を凹の所に土や砂利を運ぶ、という作業分担だ。

昨日、地元の方の好意で岩をいただいたので、そのうちの、平たい岩を道の凹んでいるところに並べ、その上から土をかけると深くえぐれているところが平坦になった。昼までかかって道の半分ほどを均す作業が終了した。昼食後、残りの半分を均す作業をする。結局4時ごろまでかかって、全ての凹凸を崩して、道を平坦にすることができた。こんな汗水たらす作業を誰が手伝ってくれるであろうか、KITAHOさんにはただただ感謝の一言である。

新緑の森に風が駆け抜けた

$
0
0

今日は、日ごろ拙ブログに楽しく、ヴィヴィッドなコメントを入れてくれているカタナンケさんにお越しいただいた。お話をお伺いすると、朝早く横浜を発ち、友人たち3人と佐久でゴルフをやった後、拙宅により、韮崎まで行くとのことなので、ほとんど時間がないとのこと。

昨日道を普請したばかりなので、車は入り口に置いていただくことにして、早速庭をご案内した。今の季節に小さな花を咲かせる、オトコヨウゾメを紹介した。この花は、植え木の流通ルートには無い花なので、オトコヨウゾメという名前が少し覚えにくそうだ。

その後、中央花壇にある、ツツジの話。私が、随分前(家の建設時)に植えたまま、まだいっこうに花を咲かせないのですよ、というと、カタナンケさんから「ゴヨウツツジのようですね」とご指摘があった。私はすっかり忘れてしまっていたので、後でよく見てみると、確かにゴヨウツツジのようだ。真っ白な花が咲くと思って、かつて植え付けたのだろう。

その後は、silent gardenのチゴユリとマイヅルソウの群落を見ていただいた。ともに小さな花なので派手さは無いが、よく見ると、何とも言えない気品がある花である。

もう少し、ゆっくりと庭をご案内したかったのだが、宿のチェックインの時間があるので、今回はこれでお別れすることになった。お土産にいただいた神戸「一番館」のチョコレートは、リンゴの味が絡まったまろやかな味がして美味しかった。

カタナンケさん、ハードな日程の中、遠路はるばる、草深い里山にお越しいただき大変ありがとうございました。

料理教室、花屋さん巡り、満開のナニワイバラ

$
0
0

今日は私のフルートレッスンの日だが、生憎トム君の体調が悪いので、レッスンが中止になった。急に時間が空いたので、行きたいと思っていたまま行けないでいた、花屋さんを見て回ることにした。

先ず訪れたのは、日野春ハーブガーデン・玉川園芸だ。この店の会員になっているので、花のカタログを送ってくれていたので、それを持って店の中を見回る。いずれも垂涎の花ばかりなので、「買いたい衝動」を抑えるの苦労する。ところが、レジに「2000円以上お買いあげると、一鉢プレゼントします。」との表示があったので、とうとう2000円以上買ってしまった。

続いては、ミヨシペレニアルガーデン。ここは、入り口を入ってからのメドウガーデンが美しい。水色と銅葉色の植物が自然に風になびいている姿に惹かれてしまった。

ここでも、色々買ってしまった。とりわけ銀青色というのであろうか、前々から欲しかった「ジャック・フロスト」があったので、直ぐに飛びついてしまった。少し寒さに弱そうなので、店員の方に尋ねると、清里でも大丈夫ですよと言っていただいので、安心して買うことにした。それ以外にも、いつもの悪い癖で、店内を回っている間に2鉢3鉢とついつい手を出してしまった。

 

私が、花苗を物色している間、妻は料理教室でワイワイガヤガヤ楽しく、美味しそうな料理を作っていた。

今日の献立は、左から右周りに、いり豆腐、カボチャと手羽先の煮物、ジャガイモと海苔と軸三つ葉の酢の物、茄子のそら豆和え、丸揚げ豆腐のうすクズ汁、蓮根もち 大根おろし、まぐろと鯛の刺身。

その後、KITAHOさん宅に立ち寄る。先日お越しいただいた時に、ナニワイバラが満開になったので是非見に来てくださいとお誘いを受けていたからだ。KITAHOさん宅に着くと早速庭を案内していただく。どこからか迷い込んだという野良猫「ニャオ」が気持ちよさそうに芝生の上にあおむけに寝ていた。

表へ回ってみると、ナニワイバラが左右に大きく枝を広げ大きな真っ白い花を咲かせている姿は迫力満点だった。アダージョの森にも、このバラの苗が育っているので、いつかは私たちもこれだけのバラの花を咲かすことができるかと思うと嬉しくなってきた。

帰りがけに、マンシングのキャップが手に入ったので、私にプレゼントしましょうと手渡してくれた。これを被ると少し若返った気分になってくるではないか。何からなにまでKITAHOさんには頭が下がる思いだ。

Viewing all 1760 articles
Browse latest View live