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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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5月の風に乗って屋外演奏を楽しむ

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今日は朝10時から蓼科のTMTMさん宅で、音楽練習会があるので、9時前に家を出た。小淵沢から鉢巻き道路を走ると、丁度、オオヤマザクラであろうか、ピンクのヤマザクラが満開だった。Ohimajiさん宅に寄ってから、TMTMさん宅へ10時過ぎ到着。庭にはクラブアップルが美しく咲いていた。

いつもは、着いてから色んな世間話についつい時間が経ってしまう。それを反省して今回は、蓬大福を少しつまんで話を切り上げ、早速練習に入った。

先ずはフルートとピアノ。私のフルートで「愛の挨拶」をやる。聞いていただいて、どうも、フェルマータやritのかけ方が甘いとのこと。自分ではかけているつもりだが、もっとはっきりと利かせなければないとの指摘を受けた。

その後は、Ohimajiさんのフルートで「夢の後に」。このフォーレの曲は、3連符のところがなかなか難しそうだ。こういうタイプの曲は私は苦手なのだが、Ohimajiさんは得意とされている分野で情感たっぷり吹いているのが印象的だった。

その後は、フルート二重奏でパッヘルベルのカノンをやる。前回は散々だったが、今回は何となんと、途中で止まることなく、最後までそれなりに演奏することができた。これが何より嬉しかったし、今回の練習会の大収穫だった。

それで気を良くして、昼食休憩に入る。昼食は、おのおの持ち寄りで、炊き込みご飯の握り飯、手作り味噌を使った豚汁を食べる。この豚汁はボリュームたっぷりで美味しかった。

昼食後は場所をOhimajiさん宅に移して、屋外練習をすることになった。あたりは田んぼしかないところなので、スピーカーを使って大きな音を出しても誰からも何も言われないのがいい。

TMTMさんのギター伴奏が入って、おなじみの「コンドルは飛んでいく」をやる。屋外でやるとこのアンデスの曲の雰囲気がぐっと高まる。嬉しくなってOhimajiさんが楽譜を用意してくれていたので「花まつり」もやった。

その後はスカボローフェア、「恋人よ」など、もろもろのフォークソングをやる。最後にTMTMさんが始めているサックスを聞かせていただいた。前回より音の響き、旋律のつながりが良くなっている。これは、「できていないのですよ」といいながら、日ごろかなりの練習を積み重ねているからであろう。

練習の途中でキミさん手作りのパウンドケーキを御馳走になった。練習の後は、キミさんが丹精をこめて育ておられる野草の花壇を見せていただいた。オキナグサが風になびいている姿が美しい。友達から貰ったチングルマが今年は何とか育ってくれたと喜んでおられた。帰りには、大切に育てたタツタソウをはじめ色んな苗をいただいた。


明日を夢見る花苗の植え付け(その2)

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今日もいい天気になったので、朝食後直ぐ庭に出る。この間衝動的に買ったり、いただいた苗を植え付けよう。私はどちらかというと、赤系、黄色系の花よりは、青色と白色それに銅色の花が好きだ。自然、そういった種類の花が集まってきた。

先ずは、青色の花だが、

そのブルーの美しさに思わず引き込まれてしまった千島ルリオダマキ。これは、実にすばらしい花だ。説明書きには強健だと書かれているが、本当に強健に夏・冬を越し、来年元気に一回り大きな株で花を咲かせてほしいものだ。これまでのオダマキと混じっては困るので、離して植えることにした。

サルビア・トワイライト・セレナーデ これは、鋭い青さが良さそうだ。夏には涼を呼びこんでくれるであろう。

続いて、ペレニアル・フラックスだが、か細い茎にゲラニウムに似た青い花が咲いていて、ちょっとした風にそよぐ姿がいい。

庭に一面、ワスレナグサが咲き誇ってほしいと長い間思っている。がなかなか上手くいかない。今年も小さなワスレナグサなら庭のあちらこちらに出てきてくれた。昨年種を播いておいたものである。しかし余りに苗が小さいのが納得できない。アンチューサは、強健種で、ワスレナグサに似た小さい青色の花が咲いてくれるのがいい。

クレマチス パール・ダズール(ジャックマニー系)これは、バラ・ポールズヒマラヤンムスクの添え木に絡ませた。ややピンクの白バラとの相性が良さそうだ。

中央花壇の法面には、ラショウモンカズラを植える。移植したばかりなので元気はないが強健なのでなんとか根付いてほしいものだ。


続いて、白色の花。

先ずは、アネモネ・シルヴェトリス アネモネの原種で純白の花を咲かせる。シュウメイギクに似ている感じだ。

続いてジキタリス・アンビキュア 白色のfox gloveが立ち上がっていく姿を見たいものだ。

クレマチス・モンタナ・プロスペリティは西側の入り口近くに植えた。文字通り、「栄え」て、大きな白いアーチに育ってくれることを夢見ている。自作のトレリスに絡ませる。

キミさんが種から育ててくれたオルレイヤ・グランド・フローラはまだ芽生えたばかりだが、強健種なのでなんとか大きくなってほしいものだ。

銅葉系ではリシマキア・ファイヤークラッカー。

これは種が飛んで自然に広がっていくらしい。それに、ユーホルビア・ブラックバード。これらが、庭に不思議な色合いの空間を作りだすのを夢見ている。

 

 その他、ユーフホルビア、タツタソウ、風船トウワタ、イブキジャコウソウ、プリムラ・カピアータなどを植えたが、何としたことであろう、写真を撮り忘れてしまった。写真など撮っていられない状況だったといえ、弁解を言っていては前へは進まないことを自戒する。

私が花の苗を植え付けている間に、妻は、「ロックガーデン」を作っていた。ヤマザクラが光を遮って、日当たりの悪いところなので、本物のロックガーデンとは言えないが、雰囲気はできている。

岩の間に、イブキジャッコウソウ、ワスレナグサ、シクラメンなどを植え付ける。

その他 大葉ギボウシ系 ホスタ エレガンス ブルーがかった美しい灰緑色葉が目を引く。その下にあるのがジャックフロスト。この花が環境に合って成長してくれるかどうか、やや不安だが楽しみだ。

全ての植え付け作業が終わったのは午後5時。一日中庭に居たことの仕上げとして、炉でホッケを焼いて夕食としよう。

 

野菜の苗に棚と添え木をする

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今日は雲が多い空模様だ。八ヶ岳や南アルプスは雲の中だ。先日植えた畑の苗が土になじんできたので、今日は、それらの苗が風や雨で倒れないように、添え木を当てる作業をする。

今植えている苗は、背丈がごく小さいが、トマト、ナスビ、オクラなどは、見違えるほどの背丈まで育つ。その1本1本に、枝を添えて、紐で結えておこう。トマトは脇芽が出始めているので、それらも摘んで、1本仕立てにする。

問題は、キュウリとツルインゲンの棚づくりだ。ツル用農作物のネットを使えば簡単だが、それほどの数を植えるわけではないので、笹と紐を使って棚を作る。この作業はもっぱら妻の役割だ。私が庭作業をしている間に、紐で編んでいって、棚が完成した。これで、キュウリ達は、好き放題によじ登ることができるであろう。

午後は庭に戻ってきて、庭作業を行った。新緑がまぶしかった庭も、いつしか木々の葉が展開し、緑色濃くなってきた。

山野草花壇ではサクラソウが元気に花を咲かせている。

それを背景にしてヤマツツジの色がひと際際立って浮かび上がっている。

爽やかな五月の庭

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濃い緑、黄緑、黄色、赤色、あるいは銀色、緑色と一言では言い表せない、さまざまな色合いの新葉が織りなす森には、爽やかの5月の風が吹いている。森の木の下では様々な花が咲き始めている。

クレマチスの白い花が咲き始めた。植えた時に添えておいた説明書が飛んでしまって、名前が分からない。パテンス系の「ローラ・デニー」かな、と思われたが、「銀河」ではないだろうか。蕊も白く、その白さがクッキリと浮かびあがっている。

北側の山野草花壇では、フクジュソウが終わり、サクラソウに続いて、クサソテツ=コゴミが瑞々しい葉を展開している。

東側の“silent garden”に入っていくと、チゴユリと

マイヅルソウ

の群落がある。足の踏み場もないくらいだ。手つかずの自然が広がっていっているのが嬉しい。ともに極く小さな花だが、腰をかがめてよく見ると、姿・形に気品があるのが分かる。

中央の山野草花壇では、オダマキ達が急にスクッと茎を立ち上げてきて、今にも咲きそうだ。

遥か昔に友達からいただいたジャーマン・アイリス。清里に移し替えてから元気になって、黄色の紋のある艶やかな青色の花を咲かせ始めた。

中央の岩の上では、オウゴンシモツケの葉が黄色に輝きだして来た。

その下、二本コナラの下では、ウバユリの艶やか葉が展開してきている。紅い葉脈が浮かび上がってきた。

南側の森の中では、ヒトリシズカが少し盛りを過ぎて、可憐さが消えようとしている。

恋の花「黒ユリ」が咲き始め、小鳥たちが巣箱にせっせと餌を運んでいる。

名古屋の奥座敷香嵐渓を訪ねる

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6月28日に山仲間5人と一緒に蓼科山(2530m)に登ることになった。今日は、途中にある名古屋郊外の香嵐渓を訪ねた。

香嵐渓は、矢作川支流巴川がつくる渓谷で、愛知高原国定公園の一角に当たる。紅葉やカタクリの花などが有名なところだ。この時期は、渓谷にそって生えている新緑のカエデが美しかった。

香嵐渓から少し歩いたところに「三州足助屋敷」がある。三河の国のことを別名「三州」と呼ぶらしい。ここは、「消えゆく昔の日本の暮らし、明治から昭和初期の農家の暮らしを再現し、山村の暮らしや手仕事の技術を紹介」する施設となっている。時間が無かったので、施設には入らなかった。

その施設の近くに「薫楓亭」という豆腐料理の店があったので、そこで昼食を食べた。清流のせせらぎをききながら、食べる豆腐料理は、心も体も安らいで来る気がした。

 

その後、茶臼山高原の「芝桜の丘」を訪ねたが、平日というのにものすごい人出で、リフト乗り場も長蛇の列だ。ゆっくり見ている時間もないので、見学を諦めることにする。

そこから、飯田まで153号線を走り、飯田ICから中央道を走る。中央道は現在、恵那山トンネルの天井板撤去工事中で片側通行になっているので、それを避けることができた。

今夜の宿はみんなと一緒にいつもお世話になっているゲストハウス「ミュー」さんに泊まる。「ミュー」さんのいつもながらの美味しい料理に舌鼓を打ちながら、ワイワイガヤガヤと楽しい宴が「延々と」続いてしまった。

 

残雪の蓼科山(2530m)に登る

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昨年の5月に日本百名山の一つ蓼科山に登ろうとしたが、冷雨が降る悪条件だったので登るのを断念した。今回はそのリベンジをしよう、ということになった。私は若いころに一度この山に登ったことがある。今年は例年になく梅雨入りが早く、今日は関西地方が梅雨入り宣言した。(例年より10日早い)今回も天候は必ずしも良いとは言えない。メンバーの一人が膝を痛めたので、麓の観光を楽しむことになり、一緒に登るのは5人になった。

10時過ぎ「七合目登山口」に着いた。装備を整え記念写真を撮って、20分からゆっくり登り始める。

登り始めて30分ほど過ぎたころから、谷筋の登山道は雪が残っていて、雪渓登山となった。

11時35分「蓼科山荘」着。

山荘前広場からは、雪に覆われた頂上あたりを望むことができた。

山荘から頂上への道は、ザイルが通してあって、それを目印に雪山を登ることになる。夏ならこの道は巨岩が重なってそれはそれで歩き難い道だが、今は雪で覆われているので、歩きやすいともいえる。アイゼンを付けていないので、一歩ずつ踵でステップを刻みながら登る。

山頂直下に「蓼科山頂ヒュッテ」があるが、営業していなかった。

その横を通過して、12時30分過ぎ、標高2530mの頂上に着いた。頂上には、私たち5人のほかは誰もいなかった。

運よく日も射してきて、空が明るくなってきた。南の方八ヶ岳が良く見えたので、一同大いに喜んだ。

記念撮影をしながらしばらく眺望を楽しんだ後、下山する。頂上からの雪道の下山は、ずるっと滑って尻もちをついたり、雪を踏む抜いたりして、思いのほかてこずった。蓼科山荘で小休止した後、どんどん下っていく。雪道の下りは、慎重に歩かなければ、気を抜くと尻もちをついてしまう。

14時40分、「七合目登山口」に戻ってきた。

下山後は、観光をしていたメンバーと合流して、「尖石温泉縄文の湯」で汗を流した。泉質はナトリウム泉で湯船につかるとすべすべした感触がいい。しかも、入浴料は400円とリーズナブルなのに驚いた。(北杜市では700円だ)その後、一行は長坂の「きらら」で食材を買って、我が家での「大反省会」となった。

雨に濡れたアダージョの森

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10日ぶりに訪れた清里は朝から細かい雨が降っている。天気予報を見ると、関東甲信越は、今日から梅雨入りだ。朝食後、庭と畑を見回る。ほんの少しの間に、「アダージョの森」の木々は驚くほど葉を展開して、庭はうす暗くなっていた。

クレマチスが次々に咲きだしていて、そのあたりがほの明るい。藤色が美しいHFヤング

先日植えたパールダズールは、モンタナらしく沢山の白花をつけていた。

山野草花壇では洋種のオダマキがすくっと立ち上がっている。

森の中には、ササバギンランが、気品ある姿で群生していた。ササバギンランはラン菌のあるところでしか育たない、貴重な品種である。

ハッとさせるような色合いのレンゲツツジ

サワフタギが真っ白な細かな花を咲かせていた。、秋には美しい瑠璃色の実をつけるのが楽しみだ。

畑に行くと、植え付けた野菜達はぐんぐん成長していた。トマトとナスビは芽欠きをして、倒れないように紐で結わえてやる。キュウリは、髭ツルが伸びてきたので絡まりやすいように誘引した。これでやれやれだ。

 

旧中山道「奈良井宿」の街並みを楽しむ

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朝食の後、暫く庭と畑を見回り、みんなで記念写真を撮って、出発だ。今日は、塩尻から国道19号線を走り、旧中山道の宿場町「奈良井宿」を訪ねることにする。「奈良井宿」に着くと目印の太鼓橋があった。

駐車場からJRの踏切を越えると、昔の宿場町が広がっている。現在も普段の生活をしている匂いがある宿場町だ。馬篭や妻籠と似たような街おこしをしようとしているようだが、すこし、淋しい感じは否めない。

漆器の店が多かった。昼時になったので、島崎藤村が「夜明け前」の執筆に立ち寄ったという、「徳利屋」という蕎麦屋に入った。

藤村が据わったという囲炉裏で燻された古い建物の店だ。

蕎麦と五平餅を注文する。三色の(黒ゴマ、クルミ、サンショ)五平餅は、少し小さいのが不満だったが、田舎風のやさしい味がした。蕎麦は、やや太くしっかりした口触りだ。蕎麦つゆは、何故か関西風の薄い味付けだった。

雨脚が次第に強くなってくるなか、R19号を中津川まで走り、行きと同じく恵那山トンネルを通過しなかった。中津川からは中央道を通って、夕刻大阪に帰りついた。


「アダージョの森MAP」が出来上がった

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四季の移り移り変わりが美しいアダージョの森。季(とき)の流れに沿いながら、私たち夫婦は、おのおのが「そうあってほしいイメージ」を描き、少しずつ手を加えてきた。もちろん庭づくりの専門的知識も経験も無い中での作業なので、ほとんど「やりたいようにやっている」という現状だ。「原野のまま」のエリアも多いので、庭づくりはまだまだこれからである。

そこで、これからの庭づくりのイメージを豊かにするためにも、2013年6月時点におけるアダージョの森の姿を記録しておくことが役立つのでは、と思って、今般、「アダージョ森MAP」を作成することにした。

こうして、1枚のMAPに描いてみると、1枚1枚の写真では掴めなかったアダージョの森の全体像が、ビジュアルに掴めるのが嬉しい。少し欲張りなMAPになってしまったが、眺めているとこれからの庭作業の「夢」が湧いてくる。

樹木エリアではどんな樹木がどのように育ってほしいのか、山野草花壇は自生のマイヅルソウ群落とどう結びついていくのか、色んな花や果樹を植えている南側「ハーモニーガーデン」の調和のイメージ、森の中の道作りと「ホッと休憩できる場所」の設置などなど。はてさて、「見果てぬ夢」が勝手にどんどん膨らんでいくのも困ったものである。

拙ブログ「八ヶ岳 清里 アダージョの森」のトップページの写真の上にマウスを置いていただくと、「アダージョの森MAP」に変わります。


 

ハーブスタンドさんのバラを愉しむ

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 今日は久しぶりに大泉のハーブスタンドさんを訪ねた。
ハーブスタンドさんは、ハーブなど様々な品物が販売されている一方、フラワーアレンジメントの講習会も行っている。

今日は、ハーブスタンドさんが丹精込めて育てているさまざまなバラを展示・販売しているとのことなので、どんなバラがあるのかみてみよう。大泉で育てているので、ここで売られているバラは、ほとんどが寒冷地で育つバラである。

部屋の中もバラ、

デッキもバラ

ハウスの中もバラである。

部屋からデッキに出るドア近くに置かれていた蔓バラ「のぞみ」。小輪一重咲きでピンクの花が房になり、枝垂れるように咲いているのが実に可憐だった。

このバラは「世界の平和を願うバラ」と言われている。満州で生まれたのぞみちゃんが戦争後の引き揚げの途中で母親と祖母を亡くし、またのぞみちゃんも東京に向かう電車の中で4歳で亡くなった。それを悲しんだ伯父さんが新しく作り出したバラに「のぞみ」と名付けたという逸話が残されている。1968年、小野寺透作。

実はハーブスタンドさんを訪ねたのにはもう一つの理由がある。窓辺に置かれている、一鉢のバラ。「ロサ・シノ・ウィルソニー」を見たかったからだ。「非売品」という札が付けられている。7000年を越えるバラの歴史を刻んでいるという、素朴であるが、気品が漂ったバラであった。

畑の作物が実ってきた

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例年は梅雨のこの時期、八ヶ岳を離れることが多いのだが、今年は八ヶ岳にいるので畑の作物の成長を見ることができる。と言っても、畑の作業はもっぱら妻が担当していて、私はほとんどタッチしていないので、偉そうなことは言えない。

今年は4畝も植えたジャガイモが、花を咲かせて元気に成長している。間引き、土寄せ、追肥はやっていないが、まぁいいか。

トマトは1本仕立て、ナスビは3本仕立て、と理屈は一応理解している。トマトは植え付けた後、暫く清里を離れていたので、枝が沢山出てしまい曲がってしまった。それをなんとかの1本仕立ては終えた。
ナスビの3本の枝も大分大きく育ってきたので、そのうち仕立てなければならないようだ。

坊っちゃんカボチャ、ハツユキカボチャも蔓を伸ばし花が咲き始めた。

ズッキーニの実がどんどん大きくなってきて、もう食べてもいい大きさになってきた。

畑の端のほうの小さな畝に種を播いたバジルが芽を出して来た。この調子では収穫はいつごろになるであろうか。種から育てるのは少し遅すぎたようだ。

雨の日はフルートドュエット自主練習とラッキョの漬け込み

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今日は朝から梅雨らしい雨が降っている。水曜日だがフルートレッスンはお休みだ。それならばと、朝10時過ぎから、フルートの友人Fさんとドュエットの練習をすることになった

いつもなら、練習の前にお茶を飲んだりお話をしてしまって練習の時間が少なくなってしまう。今日はそれを反省して、Fさんにお越しいただいたら、直ぐに練習を始めた。

新しく「大きな古時計」の楽譜をFさんに渡し、初見で吹いていただいた。曲はおなじみだし、楽しく編曲されているので、以外とスムーズに演奏することができた。というより、この間Fさんはみっちり練習されているようで、フルートのノリがよくなってきているように思う。

その後、いつもの3曲を演奏する。「アメージング・グレース」「G線上のアリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」
「G線上のアリア」がよくなった。問題は「パヴァーヌ」で転調したところがどうも合いにくい。課題はあるものの、2本のフルートが響き合うのは、やはり愉しいものだ。
もう少し練習してからまたやりましょうということでお別れした。

午後からは、先日スーパーで買ってきた洗いラッキョを漬け込む。

これはいたって簡単。まずは洗いラッキョをよく洗う。塩をまんべんに振ってから、熱湯に10秒間浸して、熱を冷ます。

ラッキョの熱が取れると、保存瓶に入れ、ラッキョ酢を注ぐ。

トウガラシを入れて漬けこみ完了。これで、カレーライスを食べるときにラッキョの心配をしなくてよくなった。私の漬け込み作業のよこで妻は、パン焼きをやっていて、丁度同じぐらいに出来上がった。

 

ノートパソコンのハードディスク、メモリを交換する

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ラッキョを漬けこんでいると、宅配便がやってきて、注文しておいたパソコンのハードディスク、メモリ、スタンドが届いた。

清里で使っているノートパソコンはDELL製のinspiron15。スペックは、CPUがインテルi3、ハードディスクは300GB、メモリは4GBだ。ハードディスクがいっぱいになってしまって、処理速度が著しく低下してきた。
新しいパソコンを買おうと検討しているが、その前に、スペックの向上を図ってみようと、1TBのハードディスクと8GB(4GB×2枚)のメモリを購入。ハードディスクを交換するために新しいハードディスクにコピーを作るためのスタンドも買った。

先ずは、新しいハードディスクをスタンドに立て、既存のハードディスクのコピーを作る。

これには「イメージバックアップpro11」というソフトを使ったのだが、やたらとややこしく、その上にコピーを取るのに時間がかかるのに辟易した。

夜の7時過ぎにコピーが出来上がった。続いて、ノートパソコンの裏ぶたを開け、ハードディスクを交換する。ハードディスクが入っているトレイをそのまま抜き出してトレイから外し、

新しいハードディスクを装填し元に戻す。

続いて、メモリーを交換する。メモリは狭いところに2段になって刺さっている。両サイドのフックを外すと自動的にメモリがアップするので、それを抜いて新しいのと差し替えた。

それができると、いよいよwindows7の起動だ。これが上手くいかなければ、これまでの作業は水の泡となるので、いささか不安になる。スイッチを入れると無事起動に成功した。やれやれである。

使ってみると、少しではあるが、確かに処理速度が速くなったのを実感できる。それよりも、ハードディスクの容量が増えたので、どんどんパソコンに取り込むことができるようになったのが有りがたい。古いハードディスクは、それ自体でバックアップとなっているのも便利なところだ。
 

久々にバラクラを訪ねてみると…

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朝からどんよりした曇り空だが、久しぶりに蓼科の「バラクラ」を訪ねてみることにした。
清里を出た時は雨まで降り出して来たが、幸運なことに「バラクラ」に着いた時は空が晴れてきた。

入り口で入場チケットを買う。6月24日(月)〜7月15日(月)までは「クラッシックローズウィークス」と銘打って
「オールドローズの咲くガーデンでロマンティックなオペラの歌声」と書かれている。
そのためか、入場料は1500円と割高の設定。受付で話を聞くと、ローソンで前売り券を買うと1200円とのこと。先に言っておいてほしいものだ。

先ずは入り口を入ると、先ずは「ショップ」の連続で、その細い道を通ってようやく庭に出た。丁度特設会場で「オペラの歌声」が始まっていて「アヴェマリア」が聞こえてきた。庭を見たいので会場へは行かないことにする。

最初にアーチが有り、そこにはポールズ・ヒマラヤン・ムスクが咲いていた。

広い芝生エリアに出る。目立ったのは、セージ類やゲラニウムなどの宿根草。

雨にあたって色あせたチークのベンチはいい雰囲気を醸し出している。


銅葉色の西洋ブナ、アメリカハナズオウ、ノルウェーカエデ。

奥の方に行くと、ギボウシやカラーリーフ類。足元にはインパチェンスやコリウスの1年草。

花のないアーチは、ラバーナム(黄色フジ)のトンネル。

花を着けていない緑の草は、ダリアであろうか。赤筋ソレルがひときわ目を惹く。

ブルーガーデンにいってみると、ブルーのイスが置かれていたのには驚いた。

広々とした芝生、カラフルな花々はあるが、どうしたことか、バラの花が極端に少ない。

今週のテーマである「オールドローズ」はどこかに咲いているのであろうが、ほとんど目立っていなかった。壁やアーチ、ガゼボの屋根には蔓バラが絡まっていたものの、かつては芝生の周りはぐるっと、シュラブ性、木立性のバラが咲いていたように思うが、それらは全くなかった。

「バラクラ」は、今後どのようになっていくのであろうか

 

フルートドュオの演奏は楽しい

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今日は、八ヶ岳の西側から、フルートの友人Ohimajiさんがやってきてくれた。
先日バラクラに行ったときに、ガーデンセンターに置かれていたチークのベンチが気に入って買ってしまったが、それをわざわざ今日運んできてくれたのだ。Ohimajiさんには、無理なお願いをきいていただいて、本当に有りがたかった。

しばし休憩した後、それでは練習をしましょうか、といって、Ohimajiさんが譜面台に出して来た楽譜はバッハのフルートソナタ。話を聞くと、彼は日ごろから「練習曲」として吹いているとのこと。最初に一人でBWV1030を吹き始めた。

私も何かやっていますか、というので1033をやっているというと、それでは、二人でやりましょうか、ということになった。彼は通奏低音を吹き、私の方は旋律を吹く。AdagioとMenuetをやった。これがなかなか雰囲気がよく、こんな二重奏も有るのかな、ということが分かった。

私などはバッハのフルートソナタというと、どうも身構えてしまうのだが、Ohimajiさんは、いとも気楽に楽しんで演奏しているのには驚いてしまった。私には、音楽の演奏を少し堅苦しく考えてしまう嫌いがある。もう少し楽しまなければ。

その後は、これまでのフルート二重奏曲の練習をする。
先ずは「パッヘルベルのカノン」。やはり早いパッセージのところが、乱れてしまってなかなか合わないのが問題だ。続いて、「亡き王女のためのパヴァーヌ」、これは、転調するところが課題だが、やはり今日も躓いた。
何回が合わせているうちに、3連符のところが大分ましになった。

最後に、「G線上のアリア」。ハーモニーの美しい曲なので、それを壊してしまっては何にもならない。伸ばしの所は、単に伸ばしているのがいいのか、それとも、少し膨らみを付ける方いいのか、悩むところだ。
セカンドパートがあまり出過ぎるのはどうか、とも思ったが、ファースト、セカンドがそれぞれ存在感があるので
同じぐらいでいいのでは、ということになった。
最後のリタルランドのところが、ぴったり合わないので、ritのかけ方の練習を何度も行った。大分よくなったところで、今日の練習を終えることにする。
二人で吹く練習を重ねてくると、少しではあるが、相手の音を聴く余裕が出てきたように思う。


「粋で陽気なかしまし」おばさん一行がやってきた。

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今日から2泊3日の日程で、妻の友達達6人がやってきた。
午後2時JR小淵沢駅に時間通り到着。晴れる予想が生憎の空模様だ。

駅でレンタカーを借りて、車2台に分乗し八ヶ岳観光に繰り出した。
今年の初めころから今回の旅行を企画していた一行は、凄いパワーを秘めた喜びで一杯の雰囲気だ。

先ずは、甲斐小泉の「三分一湧水」へ。湧きでる湧水に「冷たーい!」の歓声。その頃から、雨がぽつぽつ降り出して来た。

続いて、清泉寮へ。土曜日ということで、観光客が沢山来ていた。予定では「富士山を見ながらソフトを楽しむ」となっていたが、残念ながら空は雨雲で覆われている。しかし、清泉寮のソフトクリームは何度食べても美味しい。

それから、牧場通りの「黒井健えほんハウス」へ。私も入館するのは今回が初めてだ。宮沢賢治の特別展をやっていた。

その後、提携して入場料が割引されている「えほんミュージーアム清里」へ。

ここでは、高畠純の絵本原画展をやっていた。

2箇所の絵本美術館を楽しんだ後、一行を宿舎へ送って行って、今日の日程は終わった。

八ヶ岳をぐるっと一周する

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 今日は、天気予報では晴れとなっている。昨日、関東甲信越地方の梅雨明け宣言が出された。
到着した一行は、旅の疲れも全く見せず、「さあ行きましょう」と元気いっぱいだ。

今日は一日かけて、八ヶ岳の南半分をぐるっと一回りすることになている。先ずは、苔の森が美しい「白駒池」を訪ねよう。清里を出た時には、青空が広がってきていたのに、「白駒池」に近づいててくると、天候が俄かに急変、雨もぽつぽつ、風も吹きだしてきた。それでも、駐車場は車で一杯なのには驚いた。八ヶ岳では人気のスポットなのだ。

長袖上着を着て、傘を持って出発だ。「白駒池」は、空の重い色を映して、いささか、暗い感じだった。記念撮影をして、駐車場に戻る。

そこから、メルヘン街道を蓼科方面に一路下っていく。蓼科界隈まで下りてくると、これがびっくりするほどのいい天気に変わってきた。それどころか、夏の日差しが照りつけて、暑くなってきた。

途中「蓼科花ファクトリー」にちょっと立ち寄る。お店の前には美しい赤蕎麦の畑が広がっていた。
その後「イタリアン梅蔵」には、予約時間通り12時30分ぴったりに到着。

一行8名は二人一組でパスタとピザのランチを注文。サラダと飲み物がついて1050円といたってリーズナブルだ。

食事を終えて出てくると庭には、夏の花が咲き誇っていた。ボリジが美しい。

 

昼食でお腹が一杯になってから、近くの「ハーバルノート」へ。皆さん、自分の症状に有ったハーブを調合してもらっていた。それにしても、この店は、不思議な牽引力が醸し出されている。

その後清里へ戻る。途中にある「カントリーキッチン」に立ち寄ったが、パンはほとんど売り切れていた。

八ヶ岳牧場牧場は、少し雲があるものの、素晴らしい光景が広がっている。

16時、八ヶ岳をぐるっと一周して、アダージョの森に戻ってきた。

早速ガーデンパーティの準備を始める。皆さんワイワイ言いながら手伝ってくれたので、準備は直ぐに済み、ロゼのスパークリングワインで「カンパ〜イ!」と大発声。

それから、食事と飲み物と笑い声の絶えない会話。


ガーデンパーティの後の今夜の楽しみは「螢」。8時過ぎ、あたりが暗くなってきたら、螢狩りを楽しもう。少し歩いていくと、ふんわり浮いているホタルの光が目に入ってきた。「あっホタル!」ここでも明るい歓声が上がった。ホタル水路は地元の方たちが愛情をこめて管理されていて、毎年、ホタルを楽しませてくれている。

畑の中に生えている木に、ホタルが沢山留まっていて、ほのぼのとした「光」を点滅させていた。現代人が忘れてしまった「故郷の光」に、一行しばし見入る、蛍の七夕になった。

夏の清里

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今日も皆さんと一緒に夏の清里をめぐる。

先ずは、吐竜の滝へ。渓谷沿いの道を入っていくと、冷たい空気が流れてきて実に爽やかだ。ほどなく吐竜の滝についた。

幾重にも流れ落ちる豪快な滝が心地よい。帽子の上に蝶々がやってきて留まるので、皆さんキャッキャッと喜んでいた。


その後は、富士山を見ようと、八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)の駐車場へ行く。夏の富士山はぼやけて、わずかに雲がかかってきていた。

橋から南アルプスが一望だ。八ヶ岳も美しい。

その後、萌え木の村に案内する。萌え木の村は、フィールドバレーの舞台建設中だった。いつも行く 「フェアーヘブン」はブラッシュ・ランブラーのピンクのバラが美しい。皆さんたっぷりお土産物を買っていた。私は、店先で売られていたデルフェニウムの苗を買って、しばし、店のオーナー夫人と今進められているポール・スミザーさんの萌え木の村の庭づくりの話をした。

そうこうしているうちに11時30分になったので、少し早いが昼食を食べよう。今日は、北甲斐亭に案内した。
山菜天ぷら蕎麦はボリュームたっぷりだ。

腹ごしらえができると、小渕沢へ。小淵沢道の駅の「塩売り場」が皆さんのお気に入りだ。ここでもお土産を買って…。その後はレンタカーを満タンにして、あれーいつも行くガソリンスタンドが無くなっている、少し離れたスタンドで給油する。

レンタカーを駅レンに返却すると2時前になった。一行は2時発の列車に乗る。短い間だったが、実に楽しい時間を過ごさせていただいた。名残惜しいが、また、お会いしましょうと声を掛け合い、記念撮影をしてお別れした。

「北海道ガーデン街道」の話を聞く

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今日は、音楽の練習メンバーのTMTMさんご夫婦が、先日北海道に行かれていたので、そのお話を聞かせてもらうことになった。今回のお二人の北海道旅行の目的は、旧友との再会と「北海道ガーデン街道」を巡ぐり。

この「北海道ガーデン街道」とは、旭川から十勝までの間に、1上野ファーム、2風のガーデン、3十勝千年の森、4真鍋庭園、5十勝ヒルズ、6紫竹ガーデン、7六花の森の7か所の庭園が連なっていて、順に庭を訪ねることができる観光ルートだ。北海道らしく、規模がびっくりするほど大きいそれぞれの個性のある庭。

なかでも、「六花の森」の山野草ガーデンが気に入った。ここは、北海道に咲いている山野草で庭を作っているとのことだ。お土産にいただいた六花亭のチョコレートは、山岳画家、坂本直行が描いた山野草の包装紙に包まれていた。一つずつ見てみると、はまなし、えぞりんどう、きじむしろ、しらねあおい、つりがねにんじん、かたくり、にりんそう、あやめ、えぞりゅうきんか、なわしろいちご、くろゆり、えぞとりかぶと、ぎょうじゃにんにく。北海道の花は、「はまなす」と思っていたが、向こうでは「はまなし」と呼ばれている、とのことである。

今日は、夜の八時過ぎから飛び始めるホタルを楽しんでもらうことになっている。それまで、アダージョの森をしばしご案内した。

その後は、夕食を食べながら音楽の話や、子供達の話などに花を咲かせた。TMTMさんご婦人は今夜は「螢狩り」の艶やかな浴衣姿だ。

あたりが暗くなってきて、そろそろホタルが飛び始める頃合いになってきたので、お二人を案内した。螢がとびかっているところにやってくると、一匹のホタルが、TMTM夫人の浴衣の袖に留まった。一瞬袖の中に入って「中で光る」といいな、という話になったが、残念ながら飛び去ってい言ってしまった。

9時過ぎまで螢狩りを楽しんだ後、お二人とお別れした。

夏の木陰で庭の草木の話をする

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「もしもーし」と携帯の向こうから元気なKitahoさんの声が聞こえてきた。
先月お越しいただいたときに、7月の11日ごろ「秘密基地入り」するとのことだったので、
基地に入るやさっそく連絡が入ってきたのだ。「明日のご都合はいかがですか」、「いいですよ」と返事し、今日の午後となった。

まずは庭をぐるっと庭を案内した。夏の森の中は、心地よい風が吹き抜けていく。木漏れ日が風に揺らぐのがいいですね、と。

部屋に戻ってきて、コーヒーを飲みながら、庭と花木の話が始まった。八ヶ岳界隈の園芸業者さんの最近の動きや、オープンガーデンをしている方々の話。
いろんな情報が集まるKitahoさんとの話は、聞いていて楽しくかつ有益だ。

ツルコケモモ=クランベリーの育て方で困っていたので、育て方を教えていただいた。なにしろ、寒冷地の酸性の湿原に育つベリーなので、育て方がむつかしい。
アダージョの森で、なんとか枯れずに育ってくれているというものの、先行きが心配だ。

Kitahoさん宅では、容器にピートモスと赤玉土と鹿沼土を入れ、そこにクランベリーを植え付け水を張って、土の中に埋めておくそうだ。
これでうまく成長して、今では実を採取してジャムにしているとのこと。私もさっそくその方法を真似てみようと思う。

次は、先日いただいたツメレンゲの育て方。私が植えつけたところを見ていただくと、「石と鹿沼土がありますか」、というので
それらを出してくると、ツメレンゲの周りに丁寧においてくれた。

これで、大丈夫、花が咲くとのことだ。

おまけに先日私がしたささやかな行為に対して感謝のしるしに、手鋸をプレゼントしてくれた。軽くてよく切れそうなのでこれは重宝する。

夕方になったので、「これから水撒きをやらねば」といいながら帰って行った。

 

 

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