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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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八ヶ岳が美しく見える日 アルテ27課を終える

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今朝もぐっと冷え込んで朝6時の外気温は13度、夏は完全に過ぎて行ったようだ。木の間越しに南アルプスが見えているので、写真を撮りに外に森から出てみよう。久しぶりに見た甲斐駒ケ岳の雄姿がりりしい。

奥に控える北岳は、あくまでも悠然としている。

振り返ってみると、夏の間ほとんど姿を隠すかぼやけていた、八ヶ岳の美しい姿が戻ってきた。麓では、真っ白な蕎麦の花が満開だ。

今日の午後、レッスン会場の明野に降りていくと、気温はぐんぐん上がり34度ほどになっている。暑いのでクーラーが必要だ。さて、今日のレッスンはアルテ27課NO3.嬰ハ短調から嬰ハ長調に変化する曲。

シャープの多さもさることながら、リズム、リタルランドのかけ方、カデンツァの演奏仕方などの練習の曲だ。トータル音楽的な表現を勉強することになる。一度一人で吹いて何とか吹き通すことができたので、先生と二重奏をする。トリルのかけるところを何度かやり直し、これも一応合格の○をいただいた。やれやれである。

続いてアルテ28課NO1の曲を練習する。高音のソ♭へのスラーが苦手で何度やり直す。力で吹くのではなく下腹で支えて力を抜いて音を出すようにとの指摘。それ以外に細かいところの音をきっちり出すように指の練習を練習すること、との指摘があった。

「アダージョの森」に帰ってくると、雑木林に夕陽が斜めに差し込んできていた。


フルートを鍬に持ち替えて

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朝方はやや雲のかかった青空が広がっていた。外気温は18度。今日は、フルートを鍬に持ち替えて畑を耕し、大根の種を播く畝づくりをしよう。畑に出ると、強い日差しだが、山々は雲に隠れている。

まずは、草刈り機を使って、土手と畑の草を刈る。草刈りも扱い慣れてくると、地元の農家の方がやっているように、土煙を上げて草を刈ることができるようになってきた。こうすると、草を根本から刈ることができるのがいい。その後、ジャガイモを植えていた畝のうち、2列の畝を耕す。先に、土の上に鶏糞堆肥と苦土石灰を撒いておく。次に土を深く掘ると残っていたジャガイモが土の中から、出てくる出てくる。

三本鍬はぐいぐい畑地に食い込んで気持ちよく耕すことができるが、強い日差しの下の作業なので、汗が吹いてきた。一通り耕して休憩を取る。

次は、表面を平らに均して45センチの畝を作った。今日の作業は、ここまでにしておこう。大根の種播きは明日することにしよう。付近の畑では、真っ白な蕎麦の花が咲いている。

涼しくなってくると、畑の作物も元気が出てきたようだ。カラーピーマンが赤く色づいてきた。

肌が白い白雪カボチャも大きくなってきた。

畑で何と言っても一番育っているのはヒマワリだ。今年は小鳥たちが喜ぶ種がたっぷり採れそうだ。

大根の種(総太東山大根)を播く

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今日もいい天気になった。朝5時30分の外気温は18度、快適だ。

朝食後、昨日に続いて、畑にでる。まずは、畑の土手の西側の草刈りをやる。壁のような土手なので、草刈機が扱い難い。葛が夏の間にものすごく太く伸びているのが厄介だ。

その後、大根の種を播こう。畑の畝に巻尺を張る。測ると12メートルあった。畝は2本だ。大根の品種は、「総太東山大根」(ニチノウの徳用)

畝の両側から夫婦で、5センチ間隔に一粒ずつ、2列に播いていく。深さ1センチで、軽く土をかける。どうも種が余るようなので、畝の幅が広いところは3列にする。筋蒔きにして、適当に間引いていくつもりだ。

それでも、種が余ってしまったので、隣にもう1列畝を作ることにする。半分ぐらいの長さで、すべての種を播き終わった。太陽にさらされるとさすがに暑い。見渡すところ、畑で作業をしているのは私たちだけだった。

8月中に大根の種を播いておけば、大根の育ちがいいという。これで、今年の畑作業の主のものはほぼ終えることができた。幸運にも3時過ぎごろから雨が降り出してきた。これで、大根の種の発芽も上手くいくであろう。

ツリーハウスの浮かぶグローブカフェで楽しい夕食を食べる

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りゅうちゃんご夫婦が八ヶ岳に来ているとのことなので、久しぶりに夕食をご一緒することになった。
場所は甲斐小泉の「Grove Cafe」

Groveの意味を調べると、
garden consisting of a small cultivated wood without undergrowth=下ばえのない小さい栽培森
となっている。直訳だが、Grove Cafeのあるところは、裏側に森が広がっていてそんな感じが出ている。

6時に予約を入れていたが、5時半過ぎに店に着いてしまった。

入店OKということで、お客さんがいない店に入った。大きなガラス窓がある室内の奥に、赤々と燃えている、ピザ釜があった。

まずは、生ハムサラダとスモークホタテのオイル漬けを注文して、男性陣はビール女性はソフトジュースで乾杯する。

りゅうちゃんは丁度今日の昼、スモーカーを使って、塩豚の燻製を作っていたとのことだ。このホタテなかなかいける味だ。

続いて注文したのはピッツァ、ディアボラだったかな(辛いサラミ入り)。ディアボラ風(Diavola)とは

「赤く燃え上がるように調理するという意味で、赤唐辛子などスパイシーな調味料を使うので、食べた人が業火で焼かれたように、舌がピリピリする事に由来するとも言われている。 」。確かにヒリヒリする辛さだ。

ゴルゴンゾーラ(イタリアのブルーチーズ)。ブルーチーズの味付けが最高だ。チーズは奥が深い食材だ。グローブカフェのピッツァの生地はもちっとした独特の触感がおいしい。

ゼッポンという、丸いパンに青海苔をかけて揚げたものも、面白い。これも、もちっとした触感だったので、何かなと思ったが、中身がパンと聞いて納得した一品だった。

例年、秋の終わりころりゅうちゃんはダンスの大会に出場するが、今年は、ピアソラのリベルタンゴを踊るそうだ。非常に動きが激しく難しい、踊りで、今は、練習に余念がないととのことだ。奥さんは、二胡の練習を積んでいて今年も発表会があるそうだが、時間場所は「秘密」とのこと。今夜もりゅうちゃんの「ゆるゆる体操」の話で盛り上がった。

暗くなってくると森の中にあるツリーハウスに灯が燈って、いい雰囲気になってきた。白ワインを飲みながらの楽しい談笑で夜が更けていった。

蜂の巣を取り除く

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朝7時の外気温は19度、晴れているが山々は雲の中だ。昨日で農作業は一通り終えたので、今日はゆっくりと付近を散歩する。アダージョの森周りは、一面の蕎麦畑。強い日差しやカラカラの天気にも負けずに、蕎麦は元気に育っている。

畑の西の端にイチゴとルバーブを植えているところに、園芸資材で囲っていたが、そこに、蜂が巣を作った。ブンブン飛び回るというよりも、じっと巣の上で羽を休めているという感じだが、結構な数の蜂がいる。昨年庭で、地面に這いつくばって草を抜いていたとき、藪の中にあった蜂の巣をつついてしまい、腕を刺されてしまった。それがいやなので、蜂の巣には近寄らなかったのだが、そのまま置いておくわけにもいかないので、取り除くことにする。

蜂退治の専用のスプレーには、「夜間に駆除すると効果的」と書かれている。夜にはできないので、夕方少し暗くなってから作業を始める。完全防備に身を固めよう。

蜂の巣1メートル近くに近寄ると、巣には蜂がびっしり止まっていた。

そこに向けて、スプレーを噴射する。10秒間噴射することと書かれていたので、その通りすると、止まっていた蜂はぽろぽろと地面に落ちて行った。一匹だけは、そのままくっついて死んでいるようだ。

それを、三角ホーで落として、蜂の巣退治作戦は完了した。やれやれである。今日で八月も終わりだ。

 

芹澤光次朗「人間の運命」全7巻を読み終える

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 今年の3月から読み始めた芹澤光次朗の「人間の運命」全7巻をようやく読み終えることができた。さすがに大河小説は読みごたえがあった。途中少し疲れてしまった時もあったので、時間がかかった。

筆者のモチーフは「私達の世代の生きた証言を後に来る人々に残したい」とのこと。そのモチーフ通り、明治大正昭和の時代風景が詳細に描かれていて、それだけでも読みごたえがある小説だ。時代の流れに翻弄されながらも、決して妥協せずに生き抜いていく主人公次郎の生き方に感銘した。これはそのまま筆者芹澤光次朗が生き方そのものであったのであろう。

登場する人々も多種多彩だ。貧しい漁村の漁民、子供のころからの友人、宗教家、大地主、実業家、官僚、軍人、政治家、小説家などなど。自伝的小説と言われている通り、フィクションとしてよりは、「事実としてそうであった」というストーリーの展開なので、すこし流れがギクシャクしているところもあった。

しかし、これだけ細かく公私にわたって当時の状況を再現するのためには、その資料として、自己の生活についてのどれだけ綿密な記録が残されているのであろう。実業家の娘である妻が、国の官僚として出世するのではなく、小説家の道を選んだ夫をほとんど評価しないところなど、そんなものかと驚いた。

戦後のことになると、急にストーリーが途切れてしまう、芹澤が連合国=アメリカに占領される社会をどのように捉えるべきなのか、理解に苦しんでいる姿があると思われた。こういう小説を読むと、第2次世界大戦前後の社会とはどんな時代であったのか、ということについて、俄然興味が湧いてきた。

 

台風一過の清里に戻る

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急用があって大阪に帰っていたが、今日八ヶ岳に戻る。台風一過とあって、2週間ぶりの諏訪湖には、気持ちいい青空が広がっている。

いつも通り、長坂インターで降りて、スーパーオギノで食材を買いだす。そこから清里に行く途中、色づいてきた田んぼの向こうに富士山が美しく浮かんでいた。

アダージョの森につくと、台風18号の影響が出ていた。入口には太い枝が飛んできていて、鹿避けネットのポールが折れている、進入路にもあちらこちらで、大小の木の枝が散乱していた。家の周りの庭も同じように、木の枝が散乱しているが、家そのものには被害はなかった。

畑に行ってみると、キュウリの棚が大きく傾き、トマトやピーマンの苗が倒れていた。コスモス、巨大なヒマワリも根こそぎ倒れているので驚いた。

明日からは、畑の立て直し、散乱した木の枝の拾い集めなどの作業が待っていて、忙しくなってきた。西の空には、美しい夕焼けが広がっていた。

アルテ28課NO1の曲を終える

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台風が行ってしまった朝は、涼しいのを通り越して、寒くなってきた。外気温は11度、今日もいい天気だ。

早速朝日に輝く、山々を眺めよう。秋の南アルプスは、空の青さが深まっただけ、美しさも増してきた。

振り返ると八ヶ岳の主峰赤岳、肩の小屋と頂上小屋がよく見える。

朝のうちは、倒れていたクレマチスの棚を元に戻して、とりあえずの応急処置をした。伐採木で作った棚は、土への埋め込みが甘く、もう少ししっかりしたものに変える必要がある。今日の作業はそこまででおいておく。

昼からは、2週間ぶりのフルートのレッスンだ。アルテ28課のNO1の曲だが、♭5つ(変ニ長調)と臨時記号、独特のリズム、高音のFisなどの課題。特に高音のFisを出すのに力が入ってしまうのが問題だ。先生からむしろ、小さな音で出すようにとの、指摘があり、その練習を何度かやった。そのあと先生と二重奏をやると、まぁ何とか最後まで、それなりに吹くことができた。先生から、「これはいいことにしておきましょう」と言っていただき、○をもらうことになった。

続いてNO2、NO3の曲を先生に吹いていただいた。来週はNO2の曲となる。

レッスンから帰ってきて、森の中を歩いてみると、なんとなんと、シラカバの大木がバッサリと根本から倒れているではないか。しかも、倒れてきた重みで、ミズキが途中から折れてしまっていた。

夕方、地元のAさん宅を訪れた時の話では、台風は丁度アダージョの森の上を通過していったとのことだ。もし、台風の通過しているときにいたならば、さぞかし樹木は物凄い音を出して倒れたのでろう。


長閑な秋の日の栗拾い

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 今日は秋晴れのいい天気になった。その分冷え込みは厳しい。朝6時30分の外気温は3℃。
八ヶ岳は朝日に美しく輝いている。

足元のヨモギ降りた霜の縁取りが美しい。

昼前に、東京へ戻る途中のTMTMさんご夫婦が立ち寄ってくれた。北甲斐亭でお昼ご飯を食べよう。


注文したのは天ざると北甲斐そば(冷たい蕎麦にを暖かい漬け汁で食べる)。里山の素朴な味を愉しめる北甲斐亭の蕎麦は、人気があって、昼前になるとほとんど満席になっていた。

食事の後は、アダージョの森の中を歩く。赤松に絡むツタウルシ。

足の踏み場もないほど山栗の実が落ちていて、栗拾いを愉しんでいると少しの作業で、袋がいっぱいになった。

部屋に戻ってきて、栗饅頭を食べながら、八ヶ岳ライフ、DIYのこと、音楽のこと、子供たちのことなどいろんなことで話が弾んだ。

気が付くと既に日が西の空に沈んでしまった。東京へ戻らねばならないTMTMさんご夫婦には、足止めしてしまったのを、お詫びしなければならない。

瑞牆山(みずかき)と増富ラジウム温泉

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今日も素晴らしい秋空が広がっている。家にいるのは何とももったいない秋日和なので、紅葉の名所「瑞牆山」を訪ねる。
清里からは山越えのクリスタルラインを走る。ライダーが好きな道だが、今日は誰にの合わない。途中、八ヶ岳を望む展望台があった。

峠を越して小さな山里に出る。「みずかきランド」という、施設があった。そこからしばらく走ると美しい紅葉の道が続き、

瑞牆山が見えてきた。

その奥に、第52回全国植樹祭(2001年5月20日)の会場になった瑞牆山公園がある。あたりは広い芝生で駐車場と休憩所が作られている。
紅葉の盛りだが、平日なので、人はほとんどいなかった。公園から見える瑞牆山は少し迫力がなかった。おととし山仲間と瑞牆山に登った時は、頂上には雲がかかっていてほとんど見えなかった。今回初めて、全景を望むことができてうれしかった。深田久弥は、「日本百名山」の中で、「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現している。

しばし景観を楽しんだ後、増富ラジウム温泉郷に下る。途中、河合という川が合流しているところの紅葉が美しかった。


あたりは通仙峡と呼ばれ、武田信玄から日本武尊などのらの言い伝えがある。

増富温泉には昼過ぎに着いた。まずは昼食を食べよう。お蕎麦がと売店で売っていた海苔巻を食べる。

その後ラジウム温泉に浸かる。25度から35度まで温度の低い温泉に、じっと長く使っているのが体にいいらしい。昼日中ゆっくりと温泉に浸かるというのは、気持ちがいい。

温泉をあとは、みずかき湖を通って、清里に戻ってきた。

 

 

フルートレッスン(アルテ30課ヘンデルのソナタ9番)

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 今日もいい天気になった。庭の7本のコナラの間に育つコシアブラも黄葉してきた。

今日は水曜日。ということはフルートレッスン日だ。早いもので、あまり練習が進まないなか、前回の練習日からもう1週間が経った。昼から、明野の「チャミタクハウス」へ行く。いつも通り、元気に、騒がしくトム君が出迎えてくれた。

今日からアルテ30課ヘンデルソナタ第9番の練習だ。出だしのLargoがテンポ通りにたっぷりゆったり吹くのが難しく、どうも慌ててしまう。
上からかけるトリルもなかなかうまくかからないので頭が痛い。

後半は一転してVivaceとなる。この曲を聴いているとこのテンポの変化が実にいい感じなのだが、自分が吹くとなると、難しいのだ。
そのうえ、独特のシンコペーションのリズムに乗るのが厄介なうえ、ここもトリルが出てくる。いろんな課題があるので、先生から最初は、テンポを落として練習しましょう、との指示。今日は、とりあえず曲の感じを掴むということで練習を終えた。

大阪から古くからの友人ご夫婦がやってきた

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 昨日の夕方、上高地で焼岳に登ってきた大阪の友人ご夫婦が、旅の日程をわざわざ伸ばして、私たちを訪ねてやってきてくれた。ハイキングの好きなご夫婦とは、子供たちが小さい時からいろいろお世話になり、家族ぐるみのお付き合いをしている間柄だ。
この夏は、東北の西吾妻山〜磐梯山〜谷川岳に登ってこられた。その話を聞いた私たちは、もし、次に清里の近辺に来られることがあったら是非、お寄りしてくださいとおい誘いしていた。

それが、今回実現した、のだ。夕方にお越しいただいたご夫婦を休憩していただくこともなく、暗くなるまで森を案内した。夜は、甲州名物ほうとうを食べながら、山登りや子供の話などに花が咲いた。

明くる31日もいい天気になった。朝食前に付近を散歩する。南アルプスや八ヶ岳は、少しぼやけているものの美しい姿だ。

朝食の後は、足早に清里界隈をご案内する。

まず、なんといっても清泉寮だ。

天気が良くなりすぎて富士山は雲の向こうに隠れてしまっている。ここのソフトクリームは何度食べても美味しい。

次は、紅葉の名所「赤い橋」(東沢大橋)へ。少し盛りは過ぎているものの、駐車場は車で溢れていた。展望台でご一緒に記念撮影をする。

その後は、まきば公園を通って八ヶ岳倶楽部へ行く。久しぶりに枕木の道をゆっくり一周する。八ヶ岳倶楽部は今、丁度紅葉真っ盛りだった。時間が昼頃になったので、ご夫婦とは、「また、大阪でご一緒しましょう。」と約束し、八ヶ岳倶楽部でお別れした。


 

一週間ぶりの清里

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法事があったので大阪にしばし返ってきたが、今日、清里に戻ろう。
母親の介護をする妻はしばらく大阪滞在で、私が一人で戻ることになった。
西名阪〜東名阪は全く渋滞なしで順調だ。伊勢行きの反対車線はひどく渋滞している。

ところが、中央道に入ると恵那〜中津川が7キロの事故渋滞。うんざりしてきたころ、ようやく車が走り出した。

途中の駒ヶ根SAには観光客が多かった。木曽駒ヶ岳の頂上には雪が積もっていた。残念ながら写真には写っていない。

2時過ぎに、アダージョの森に到着。帰る前には、きれいに紅葉していたが、進入路はにはだいぶ落ち葉が積もっている。空が曇っていたということもあるが、森は晩秋の雰囲気に変わっていた。外気温9度、室温は11度。早速、薪ストーブに火を入れよう。

 

一歩前進した第4回音楽練習会

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 今日は、音楽練習会があった。八ヶ岳西側のohimajiさん宅で朝10時から行った。8月13日に第1回、9月21日に第2回、10月18日に第3回とやってきて、4回目の練習となる。ohimajiさん宅では、新たにワンちゃんの小屋と冬でも畑仕事ができる、大きなビニールハウスが出来上がっていた。いずれも、この間ohimajiさんが取り組んできた作品だ。

今後の日程などを確認した後、早速練習をはじめた。皆さん顔つきまで真剣になってきた。最初は合わせやすい曲からと、「故郷の人々」、「埴生の宿」をやる。ところが、この2曲がなかなかうまく合わないので苦労する。「埴生の宿」は、4分の2拍子だが、テンポが遅い曲なので、8分音符を一拍にとって演奏するのだが、どうもこれになれるのに苦労した。イントロの編曲もイマイチなので演奏しにくい曲だ。今回、フルート3人が二人ずつの組になってパート練習することにした。これをやると、合わせるコツがつかめてよかった。

続いて「母さんの歌」、これは曲もよく知っているうえに編曲もいいので、演奏しやすく、まずまずのまとまりだ。後はクレッシェンド、デクレッシェンドなど曲の飾りつけがほしいところだ。

ゆっくりやっていると、ここで一区切りを入れて昼食をとる。ohimajiさんの奥さんが、チラシ寿司と畑で育てた野菜の煮つけ、手作りの漬物などを出してくれた。おふくろの味を感じさせる、体にやさしいおいしい料理だった。残念なことに食べるのと話をするのに夢中になって、写真を撮るのを忘れてしまった。

食後は、「白い恋人たち」から始める。これは可もなく不可もない感じ。問題は次の「いつでも何度でも」だ。曲が長い上に、伴奏のスタッカートのリズム、転調する、トリルが随所にあるのでなかなか合い難く、前回苦労した曲だ。今回やってみると、さすがにみなさん練習を積んできていて、前回バラバラだったのが、だいぶまとまりがついてきた。これには、みなさん顔をほころばせていた。

続いて、フルートの二重奏をやる。ブルーベルさんとohimajiさんの「花は咲く」、ohimajiさんと山栗の「コンドルは飛んでいく〜花祭り」は、まあまあの出来上がりだ。あとブルーベルさんと山栗の二重奏だが、「見上げてごらん夜の星を」を始めてやった。ブルーベルさんは初見なのだが、さすが、演奏である。山栗は何度か練習しているのだが、どうもまとまりのない演奏になるのが、つらいところだ。

それ以外に、もう少し、明るい曲はないか、ということで、今日初めて「1週間」をやってみた。難しい曲ではないので、初見でもだいたいOKだった。後はテンポアップとクレッシェンド、ができれば問題はないだろう。

最後に、もう一度全体を通して演奏してみた。前回と比べて、一歩前進したと実感できる仕上がりだ。ただ、これで30日の本番は無理なので、11月23日にもう一度練習することになった。

 

最後を飾るコナラの紅葉

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今日は朝からいい天気になった。外気温は3℃だ。

庭の紅葉はだいぶ終わりに近くなってきた。北側では、メグスリノキの紅葉が目立っている。

庭の王者コナラもがぜん色づいてきた。

春には美味しい山菜となるコシアブラの透き通るような黄葉

西側の向こうの山のカラマツも美しい

普段は、少し邪魔になるクマシデの黄葉も目を見張る美しさだ。

陽が西に傾いてくると、あたりが一段と色づいてきた。

 


突然寒波がやってきた

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今朝は、寒波がやってきていっぺんに冷え込んだ。外気温はマイナス3度だ。関越道などが積雪のため通行止めになったという。

青空が広がっていて、山々が美しい。堂々たる南アルプスの峰々。

北岳はその奥に泰然としかも神々しく輝いている。


足元をみると畑は霜で真っ白だ


木の葉も凍てついている。


八ヶ岳がひときわ美しくなってきた。

 

アルテ30課ヘンデルソナタ第9番

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今朝7時の外気温はマイナス2度と冷え込んでいる。昼からはフルートレッスンがあるので明野に出かける。
「チャミタクハウス」に着くといつも通りトム君が出迎えてくれた。手にはカスタネットを持って「カスタネッ、カスタネッ」といいながらカチャカチャ言わせている。

今日のレッスン内容は、アルテ30課ヘンデルのソナタ第9番。LargoとVivaceを一人で一通り吹いた後、先生と二重奏をする。先生の伴奏がさすがなので、一人で吹くときよりも逆に吹き易くなるから不思議だ。

このVivaceは前々から吹きたかった曲なので、ようやく、吹き通すことができて感無量だ。今日は続いて、次回の宿題として、AdagioとAlla breve(二分の二拍子)を先生に吹いてもらう。Adagioは「バロック当時はこんな吹き方もあったでしょう」と装飾音やトリルを自分の好みで付け加える吹き方を教えていただいた。

レッスンからの帰り道からみた八ヶ岳が美しい。

 

縄文土器が出来上がった!

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今日は朝からKITAHOさんがやってきた。以前、「縄文土器用のいい粘土が手に入ったので、縄文土器を作ってみませんか」という話があり、今日はいよいよ作成する日となった。

まずは、KITAHOさんが朝焙煎してきてくれた「ブラジル サンジュダスタデウ農園」のコーヒーを味わう。かなり深いコクと酸味がある。それを飲みながら、縄文土器について、持ってきてくれた本を見ながら話をする。縄文土器(縄文時代の年代は流動的ながら、約1万6000年前から約2300年前とされる)の優れた文化、大陸〜朝鮮半島〜日本への伝播など。


その後、実際の土器作成工程を確認する。今日は、まず粘土を捏ねて、土器の形を作り上げることまでやろう。それを、しばらく乾燥させ、その後野焼きとなる。

デッキに、作業台を用意して作業を始める。KITAHOさんが既に、あらかた捏ねてくれていたので、捏ねる作業はだいぶ助かった。デッキには陽が射しているものの、風が冷たく寒い。


次はいよいいよ縄文土器風に作り上げる。底を作り、粘土の紐を少しずつ重ねていく。最後には縄文土器風の文様を入れる。3時間ほどかかってようやく完成した。

KITAHOさんは「火焔土器(かえんどき)」(火焔土器は、縄文時代中期の中頃(約4,500年前)に出現し、そして消滅してしまった短命な土器)を作り、私は、オーソドックスな形の土器を作った。予想外にうまく出来上がったので、二人で、思わずニッコリ微笑む。それを少し乾かしてから部屋の中に運び入れた。乾燥する過程で割れないことを祈るばかりだ。

KITAHOさんとお別れした後、森の中でたきぎ拾いをする。散り残ったカエデの葉に落陽があたり、秋の終わりを感じさせられた。

晩秋の一日

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今日もいい天気で真っ青な空が広がっている。
昼からkitahoさんが寄ってくれた。先日は、縄文土器づくりにほとんど時間がかかってしまって、庭を見ることができなかったので、ゆっくり見せてくれますか、とのこと。

おいしいものが手に入りましたよ、と武川の納豆をお土産に持って来てくれた。
人気があって、すぐに売り切れるらしい。

さっそく晩秋の「アダージョの森」を案内した。いつかkitahoさんにいただいたヒマラヤユキノシタの葉がだいぶ色あせている。
「花が咲かないのです」というと、「大丈夫、咲きます」とのことだった。

森の奥の方から、さらに上に上がっていくと、少し開けたところに出た。そこからは八ヶ岳が美しく見えた。

森からから降りてきて、一緒に畑の様子を見る。大根はだいぶ大きくなっていた。間引きをしていないので、あまり太くなっていない、もうこれ以上は大きくならないかな。

部屋に戻ってきて、いつものように、いろんなことでゆっくり話をした。コッツウォルズの石、庭づくり、バラ、BMW,インターネットetcすっかり話し込んでしまって、気が付くと、夕方になってしまった。

先日作成した縄文土器はゆっくり乾かす必要があるので、「野焼き」するは12月に入ってからやりましょうか、という約束をしてお別れした。

静かな晩秋

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八ヶ岳は今日もいい天気だ。今朝6時過ぎの外気温は1度。
朝起きると、薪ストーブに火を入れるのが日課になった。
燃える火を見ながら淹れたてのコーヒーをすする。

部屋が暖かくなったら、朝食だ。一昨日kitahoさんからいただいた武川の納豆を食べよう。
開けてみると、大粒の大豆だ。口に含むと柔らかい。混じりけのない味がする。
あとは味噌汁と漬物があれば十分だ。

 

昼から庭に出て、薪つくりをした。冬枯れの庭で目立つのは
ムラサキシキブ、

オトコヨウゾメの赤くてかわいい実。

この寒いのに、カワラナデシコが咲いている。

今日は誰にも会わず、どこにもいかず、静かな夕暮れを迎えた。

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