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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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アルテ30課 ヘンデルソナタ第9番 終える

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今日はフルートレッスン日。部屋を暖めてから、練習をしておこう。
ヘンデルソナタ9番。Largo,Vivace,Adagio,Alla breveを通して吹く。
LargoとVivaceはだいぶできるようになったので、今日は重点的にAdagioとAlla breveをやる。Adagioは先生の指示通りの装飾音をつけて練習する。Alla breveは軽快なテンポで楽しい曲だ。


昼から、明野のチャミタクハウスへ。今日はトム君はお昼寝かな。

今日のレッスンはAdagioとAlla breve、これを2、3回一人で吹いた後、先生との二重奏をやる。一人で吹くときよりも先生との二重奏のほうが、なぜか上手くふける気がする。これは恐らく、伴奏のリズムや対旋律を吹いてくれるので、こちらも吹きやすくなるからであろう。

だいたい上手く吹けたかな、と思ったら、先生から「これはいいでしょう」との言葉。もちろん完成したということではなく、これからも先生いの指摘通り自分で練習を重ねていきなさいということであろう。とはいえ、アルテ2巻終了に向けてののテンポが上がってきたのは、なんとなく≒上手くなったというのではないが、嬉しいものだ。

続いて、テレマンの「二本のフルートのためのソナタ」(6つのソナタのNO3)のAndanteAndanteを吹く。これは全く練習していなかった曲だが、テンポをごく遅くとって譜面をたどりながら吹いた。曲の感じをだいたい掴むことができた。


たきぎ作り

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八ヶ岳清里は今日も気持ちよく晴れている。少し風がある。朝7時前の外気温は1度だ。

昼過ぎから、森の中に出る。少し散歩してから、薪ストーブに使うたきぎ拾いをする。
今年は台風がよくやってきたので、細い木や弱った木が倒れたり、枝が落ちたりと
森の中にはたくさんのたきぎが落ちている。

それを集めてきて薪ストーブに入る40センチにカットする。その前に、チェーンソーの刃を研いで混合油を満タンにしておこう。写真は運んできた枝が少ないうちに撮ったもので、実際はもっと多い。それらは、よく乾いているのがいい。
決して立派な「薪」=まき、ではないし、細いのですぐに燃えてしまうから次々たきぎを入れなければならないので面倒なことは面倒だ。しかし、部屋を暖めることの喜びに面倒などといっていられない。

それが終わると、今日も庭に夕暮れが訪れてきた。

寒くなってきたので、部屋に戻り、Earl Greyを飲みながら夕暮れ時の景色を楽しむ。

真っ白な北岳も少しずつ見えなくなってきた。


 

山々の輝きが増してきた

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今朝は少し風があるが、青空が広がっている。7時の外気温は3度とやや暖かい。
山々が美しいので外に出てみよう。

雪を抱いた南アルプスは、どっしりとしている。

甲斐駒ヶ岳の雄姿

南アルプスの奥に泰然と控えている真っ白な北岳


振り返ると八ヶ岳は権現岳が雲に覆われているものの、美しい姿だ。

なんといっても、モミジの裾模様の赤岳がいい。青空、白い峰、紅葉の三段染だ。

第4回 桂扇生 清里落語会 に向けた最後の練習会

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一昨年から、桂扇生師匠の清里落語会(会場:ゲストハウス「ミュー」)の前座でフルートを吹かしていただいている。
メンバーは、最初は一人、昨年は二人、そして今年は4人になった。
フルートはOhimajiさん、ブルーベルさん、それに私の3本、ギターはTMTMさん。ブルーベルさんとTMTMさんが今年の新たなメンバーだ。

今年の日程は、11月30日(土)の午後4時からだ。

私たち「ブルーベル&ダン爺ーズ」はその前座として、3時30分から演奏することになっている。

入場料(木戸)2500円(ワンドリンク付き)、是非、お越しください!

今日は、それに向けての最後の練習会だ(5回目)

清里は今日も素晴らしい青空が広がっている。朝10時にメンバー4人集合。みなさんお忙しい時間を何とかやりくりして、練習に集まってくれた。

簡単に打ち合わせをして早速練習を始める。色んな曲を練習してきたが、最終的に演奏する曲を決める

1 コンドルは飛んでいく&花祭り
2 母さんの歌
3 白い恋人たち
4 花は咲く
5 一週間

の5曲となった。

我が家で昼まで練習し、午後からは、練習場所をゲストハウス「ミュー」に移す。

会場の確認をかねて本番通りの練習をした。
やはり本番会場での練習となると、ぐっと真剣な面持ちとなった。

まだまだ、十分な演奏というわけにはいかないが、最初のころから考えると
カルテットのまとまりが出てきたのを実感することができた。

鈴木フルート教室生徒練習会(第3回)

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今朝の八ヶ岳は風もなく、素晴らしい青空だ。
朝6時半の外気温はマイナス1度。木の間越しに北岳が朝日に朱く染まっている。

昼から、鈴木フルート教室(愛称:チャミタクハウス)の生徒3人(Yさん、Fさんと私)が集まってフルートトリオの練習をした。
9月、10月に続いて、今日で3回目だ。

3人で練習したのは、「魅惑のワルツ」「故郷」「一週間」「最初のノエル」の4曲。各曲を3回から4回練習した後、Yさんが、「本番です」といって、録音してくれた。回を重ねてきたこともあって、だいぶ曲のまとまり具合、響きが良くなってきた。「一人で吹いている時より楽しい」「こうやって集まるとなると真剣に練習できる」との声。

練習の合間には、Yさん差し入れの「アップルパイ」を味わいながら、野菜作りの話や、八ヶ岳界隈の情報の交換に花が咲く。Yさんの楽譜帳を見せていただいた。A4版より大きなスケッチブックでできている。


そこに楽譜を張り合わせている。それによって。3枚になる楽譜も、めくる必要がないので便利だ。表紙が固い紙でしっかりしているのもいい。参考にさていただこう。

12月14日に「おさらい会」をする予定をしていて、その時は、今日の4曲以外にもドュエット、ソロもやる予定だ。
演奏曲が多いので、各自練習を積んでおきましょうといって、お別れした。

アルテ第30課「テレマン 二本のフルートのためのソナタ」

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八ヶ岳は今日もいい天気だ。午後からフルートレッスンがある。

明野の「チャミタク・ハウス」へ行くと、トム君が「ゴー、ゴー」といいながら車に乗って出てきた。

前回でアルテ第30課のヘンデルソナタが「一応」終わった。今日からは「テレマンの日本のフルートのためのソナタ」(6つのソナタの第3番)の練習を始める。曲は、「Andannte」「Allegro」「Largo」から成り立っている。解説に「テレマン(1681〜1767)は、当時バッハよりも名声が高かった。」とある。

今日は「Andante」からをやる。テンポは四分音符=60。スラーとスタッカートが交互に出てくる、少しややこしい楽譜だ。「アーティキュレーションを正確に」との指摘有り。
続いて「Allegro」もやったが、これはほとんどできなかった。ややこしい運指パッセージを練習しておいてくださいとのことで本日のレッスンは終わる。

今日は、大阪から姪がやってくるので、長坂高根バス停に迎えに行くと、バスが予定時間より早く到着していたので、少し待たしてしまった。帰りの農道から見た富士山が美しかったが。

「スローライフを楽しみに」、姪がやってきた

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11月26日から、2泊3日の予定で姪がやってきた。
都会であわただしい生活をしているから「スローライフを楽しみたい」とのことだ。

26日3時に「長坂・高根バス停」に到着し、アダージョの森にやってくると、さっそく森の中に入り栗拾いを始める。森の中にはまだまだ、たっぷり栗の実が落ちている。
それをひとしきり集めて、部屋の中に戻ってきた。

「スローライフ」といいながらも、「次はパン焼きをしよう!」とのこと。チョコレート入りのパンが作りたいから、といってわざわざ「「GODIVA」のチョコレート」を買ってきた。

少し四角くなったが、上手くパンが焼け、夕食に食べる。

27日もいい天気になった。朝食をゆっくり食べながら、今日は何をしようかと、話あう。

朝食後付近を散歩する。八ヶ岳が美しい。

午前中は「萌木の村」に行き、お土産を買う。冬の平日なので観光客はほとんどいなかった。広場では、サンタクロースがトナカイに引かれていた。

アダージョの森に戻ってきて、炉で焚火を始める。

昼食のバーベキューを始める。風もな穏やかな日は、庭でのバーベキューは楽しい。

食事の後は、山になっている枝を40センチにカットして「焚き木」を作る。

 


それを薪置き場に運ぶ姪。

夕方まで炉で焚火に当たりながら、焼き芋などを作った。

明くる28日は、朝8時41分「長坂・高根」発のバスに乗るので送っていく。バス停からの甲斐駒ヶ岳は迫力がある。

少し遅れてバスがやってきた、「ありがとう!」「元気で!」と声を掛け合って、別れる。「スローライフ」ではない慌ただしい3日間がアッと言う間に過ぎ、夫婦だけの静かな暮らしに戻った。

 

 

初めての「フルート三重奏&ギター」無事終える

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今日はいよいよ、「第4回清里落語会 桂扇生師匠」高座の前座の「ミニコンサート」の本番当日だ。場所は、「ゲストハウス ミュー」。

朝のうち、自宅で軽く練習した後、午後は「ミュー」さんで「ゲネプロ」をやる。開場は椅子が並べられてすっかり出来上がっていた。そこで、本番通りの練習を1時間ほどやる。3時からお客さんが集まりだしてきた。開演前の3時30分には、会場はほぼ満員となった。


「コンドルは飛んでいく〜花祭り」の演奏を終えた後、私の方から私たちのカルテット「ブルーベル&八ヶ岳ダン爺ーズ」の紹介をする。その後「母さんの歌」「白い恋人たち」「花は咲く」「一週間」を5曲を演奏した。演奏の間に、TMTMさん、ブルーベルさん、Ohimajiさんが、各々自己紹介を行った。

1曲演奏が終わると暖かい拍手をいただいた。最後に、桂師匠の高座へつなぐように「笑点のテーマ」を演奏すると、みなさん手拍子で、雰囲気を盛り上げてくれた。終わってみて、やはり本番は緊張して、小さいミスは多々あるものの、全体として「まずまずの出来」だった。

4時からはいよいよ、桂扇生師匠の登壇。「出されていた野草茶」を、「ミューさんがその辺で摘んできた草の茶だから飲むのに自信がない」と....。

1題目は「長短」。気の長い長さんと、むやみに気短な短七の噺。幼馴染の二人は性格が正反対だが、なぜか気が合う。キセルで煙草を吸う演技は、さすがプロだ。短七の着物が煙草で煙出してしまって、30分の噺が終わる。15分の休憩の間は、飲物食べ物を楽しむ。「ワンドリンク付き」というものの、コーヒー、紅茶、野草茶の飲物だけではなく、ケーキとサンドイッチ、それに赤・白のワインもついていた。

2題目は、古典落語の定番「宿屋の富」。神田馬喰町のはやらない宿屋にやってきた男が、実際は金がないのだが、「金がありすぎて千両箱の使い道に困っている」とほらを吹く。それならと、宿屋の主人から売れ残った富くじを一分で買わされる。それが一等の千両を当てて、男も宿屋の主人も腰が抜ける、という話。富くじが当たったことが分かった瞬間の驚きの表現、が実に面白く、うならせる演技だった。

「ミューさん」での演奏と高座が終わった後は、アダージョの森に戻り、反省会となった。元気よく「乾杯!」の掛け声の後は、おでんと餃子、その他を肴に(準備していただいた方々ありがとうございました)、今日の演奏の反省、音楽談義、八ヶ岳ライフなどに花が咲いた。

気が付くと10時半を回っていたので、お開きとなった。外に出ると、一面の星空だった。


万能野菜 大根の収穫

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晩秋の紅葉を楽しもうと、おもっていたら、足早に秋が通り過ぎていって、早や12月に入った。八ヶ岳清里も一段と冷え込みが厳しくなってきた。

フルート演奏会が終わったので、気になっていた大根の収穫をやろう。畑に出ると、見渡したら緑の葉があるのは私たちの畑だけだ。


大根のほかに、「べかな」という美味しい葉物が、種もまいていないのに出ている。これは味噌汁の具やあえ物に使える。大根は、立派とは言えないものの、8月に種を蒔いた後はほとんど世話もせず、肥しもやらないで置いておいたのだが、けなげに育ってくれているのがうれしい。

とりあえず、漬物につけるの15キロほどの大根を畑から抜いた。

一輪車で家まで運び上げると、なかなかの労働である。それを蛇口で土を落とし洗うと、真っ白な肌のダイコンに変わる。漬物よし、味噌汁の具によし、おでん、ふろふき大根。いやブリやイカと一緒に煮るか、
もしくは、大根おろしにして新蕎麦にかけるか。いずれにしても、使い道が豊富なのがうれしいではないか。

急がねば!大根の収穫と保存

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今日の昼からは風もなく、ホカホカした小春日和になった。

それならと、畑に出て大根を収穫した。畑には、まだまだ沢山の大根が生えている。何とか霜にやられる前に収穫しておかねばならない。

収穫した大根はどうするか。毎日味噌汁に入れたり、即席漬けにしたりと使いまわしている。先日は漬物用に15キロ漬けた。

今回は、水で洗って普通に置いておく。丸く切って乾かしておくと、煮物などに使える。

千切り大根も作ってみた。

すぐには使わない大根は土を着けたまま、新聞紙で包み、発砲スチロールの箱の中に保存しておこう。これからは、大根のおかずの毎日続きそうだ。

アルテ第30課 「テレマン二本のフルートのためのソナタ」(2回目)

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今日の八ヶ岳もいい天気だ。木の間越しの北岳は真っ白に輝いている。


昼からフルートレッスンがあるので、午前中練習しておこう。「一応終了した」ことになっている「ヘンデルソナタNO9」を復習する。アルテ30課」に掲載されているのは
「Largo」「Vivace」「Adagio」「Alla breve」の4楽章だけだ。残る「Prest」「Andante」「A temp di Minuet」の3楽章がないので、インターネットサイトからダウンロードした。
「Prest」は難しいが、「Andante」と「A temp di Minuet」は旋律が美しい。

 その後、本日のレッスン内容である「テレマン二本のフルートのためのソナタ」の練習をやる。「Andante」「Allegro」は、アーティキュレーションがややこしいので苦労する。
何とか一通り吹き通したので「まぁいいか」。

午後、明野の「チャミタクハウス」へ。
「二本のフルートのためのソナタ」は、まず、「Andante」をやる。テンポは60だったが、運指がややこしいところで躓くので、56にダウンする。
一人でなんとか吹けたので、先生と二重奏する。二重奏していただくと、調子づいてきて吹きやすくなるから不思議だ。引き続きアーティキュレーションの練習が宿題だ。
次は、「Allegro」テンポ72におとしてやってみただ、これは難物だ。いい加減な出来だが、これも先生と二重奏する。
二重奏はの響きが美しい。ミスはあるものの、これは、吹いていて楽しかった。

次に初見で「Largo」をやる。旋律が美しいい、いい曲なので練習のし甲斐がる。
残る「Vivace」は三連符があり動きが速い。これは先生に模範演奏をしてもらって曲の感じを掴む。

トータルこの「テレマン 二本のフルートのためのソナタ」は難しい曲だが、吹いていて調子づいてくる曲なので、練習し甲斐がある。こんなことを先生と話しながら、今日のレッスンが終わった。レッスンルームを出ると、次の生徒のYさんがやってきた。「14日のおさらい会」ついて、しばらく話をしてお別れする。

コマユミの実

焚き木集めと薪割り

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このところ八ヶ岳は晴れが続いている。朝6時30分の外気温はマイナス3度。
ほとんど毎日、昼過ぎから森の中を散歩する。足元は落ち葉でふかふかだ。木々はすっかり葉を落とし、森の中は明るくなった。

こうして眺めると、まだまだ細い木が多く、伐採していく必要がある。

その後、薪ストーブ用の焚き木を拾い集める。森の中には、強風で倒れた木や落ちた枝、日光を奪い合う生存競争に敗れて枯れてしまった木など、焚き木になるものがそこらじゅうに有る。それを集める作業は、いい運動になる。

それらが適当に集まると、チェーンソーで40センチにカットする。山の中で自然に乾燥したものでも、薪ストーブの焚き木には十分使える。

次いでに以前丸太にしておいておいたコナラの薪割りをしておこう。薪を割っていると体がだんだん温まってくるからうれしい。

一休みしたくなった頃、薪割り作業も終わった。太い薪は薪置き場に置いておき、細いのは今夜の薪ストーブ用に使おう。

4時を回ると日が傾いてきて寒くなってきたので部屋に入ることにする。

輝く山々

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昨日は、「ゴー」と唸る暴風が吹いたあと、いい天気になった。ところが夕方から冷え込み今冬シーズン初めて、小雪が散らついた。

今朝は、一転して穏やかな冬の朝を迎えた。山々は、一段と美しさを増して来た。

南アルプスの峰々

 甲斐駒ヶ岳

 

 

北岳

 

 

八ヶ岳

「縄文土器」を焼き上げる

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11月14日に「縄文土器」を作ってから、約1か月部屋の中で乾燥させておいて、今日はいよいよ、焼き上げる日だ。少し風があるもののいい天気になった。

朝9時から炉の中の落ち葉を掻き出し、耐火煉瓦を敷く。その周りにいつも通り、太い薪を井桁に組む。
その上から細い枝を置き、火をつける。こうして、炉の中を予熱しておく。

10時には、KitahoさんとTMTMさんご夫婦がやってきた。皆さん揃ったところで、一度炉の中の薪を取り出して、耐火煉瓦の上に「縄文土器」を据える。その上に、もう一度細い枝を置いて火をつける。予熱していたので、細い枝はすぐに勢いよく燃え上がった。少しずつ薪の燃やす量を増やして徐々に炉の温度を800度に高めていく。本当に800度の温度を作ることができるかがポイントだ。これがうまくいかないと、土器が割れてしまう恐れがある。

2時間ほど燃やし続けると、縄文土器が半分ほど燠に埋もれて、赤くなってきた。これが、目標通りの800度になった目印らしい。土器も何とか割れずにある。うれしいことに焼き上げは上手く進んでいるようだ。

それを見極めて、昼食にしよう。炉のそばで、キノコ汁、おにぎり、それに炉の中に放りこんでいる焼き芋などを食べる。

薪はもう新たに入れるのは止めて、「縄文土器」を燠の中に埋めて、ゆっくりと冷ましていく。

午後4時過ぎ、燠の温度が大分下がったので、静かに燠を取り除くと、「縄文土器」が出てきた。火箸で軽く叩いてみると「カンカン」という金属音がする。どうやら「縄文土器」は焼きあがったようだ。

炉の火がほとんど治まってきたころ、夕暮れになってきたので、部屋に入る。

Kitahoさんはわざわざ、コーヒーの焙煎機を持参してきてくれていて、早速コーヒー生豆(品種はブルマン・ピーベリー)の焙煎が始まった。

焙煎しあがった豆は、「コーヒーの美味しい淹れ方」講座を受けたTMTMさんに淹れてもらう。雑味のない、薫り高いコーヒーを味わいながら、楽しい会話がひとしきり続き、6時過ぎに散会した。

「縄文土器」など本当にできるのか、と半信半疑だったが、Kitahoさんの実行力のおかげで何とか完成させることができた。

楽しく温かいホームコンサート

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今朝7時の外気温はマイナス5度と冷え込んでいる。青空が広がっているものの、南アルプスや八ヶ岳は雪雲に隠れている。

今日は、今年のフルート演奏の締めくくりとして、「チャミタクハウス生徒有志のおさらい会」だ。11時に皆さんアダージョの森に集まっていただいた。お越しいただいたのは、鈴木先生ご夫妻(チャミさんと卓さん)と悪戯ざかりのトム君、Yさんご夫婦、Fさん、私たち夫婦。それに今回初めて、ピアニストの井出さんにお越しいただいた。まずは、皆さんに軽く自己紹介をしていただく。

その後、いよいよ「おさらい会」が始まった。最初に、生徒三人でフルート三重奏。曲は「故郷」「魅惑のワルツ」「一週間」の3曲。「故郷」のハーモニーが美しく響いてまずまずの出来だった。

 

続いて、Fさんと私のドュエットでバッハの「G線上のアリア」、私とYさんのドュオで「アメイジング・グレース」を演奏した。三重奏を終えた後なので、肩の力もぬけてスムーズに演奏をすることができた。

その後、ソロ演奏に移る。Fさんは、アルテの練習曲と「情熱大陸」をチャミさんとの二重奏で演奏した。Fさんの演奏は練習の時より格段に良かった。
Yさんは、バッハのBWV1033からメヌエットを演奏する。テンポの乱れがない落ち着いた演奏だった。

私は鈴木先生とのドュオで、ヘンデルソナタNO9から、「largo」「Vivace」「Adagio」「Alla breve」の4楽章を演奏した。「Vivace」の途中で、音が擦れてしまった。何とか戻そうと思っても、曲が進行していてコントロール不能の状態に陥いるので困った。「Adagio」になって、ようやく落ち着きが出てきて、音も元に戻る。「Alla breve」の最後に、自作のカデンツァを入れたのだが、慌ててしまって、トチッたのが残念!練習の時には上手く入ったので、少し調子に乗りすぎたかな。

生徒の演奏の後は、お待ちかね、先生の演奏に移る。曲はドップラーの「アンダンテとロンド」。井出さんの伴奏も入り迫力のある演奏になった。伸びやかさ、煌めき、をたっぷり聴かせて頂いた。惜しむらくは、会場が狭く、十分な響きが得られなかったことだ。次回は是非、コンサート会場で聴きたいものだ。

フルートの演奏が終わると皆さんが持ち寄った料理をテーブルに並べて楽しいお食事タイムに移る。Yさんの奥さんの手作りのちらし寿司が圧巻だ。たくさんの具が散りばめらていて、実に美味しい。Fさんの大きな花豆の煮もの、手作りのベーコン、素朴な豆腐、我が家からの豚まんも好評だった。

 

鈴木先生の手作りのドイツ・パンもよくできていた。

始終動き回っていたトム君もご満悦の表情。

食事の後は、アフタヌーンティ&コーヒータイムとなり、楽しい会話が続く。小さなホームコンサートなので、親密で温かい雰囲気が良かった。

夕方になって、かなり冷え込んできたが、皆さん森に出て、トム君のクリスマスツリー用に、モミ属の木(シラビソ(?))を掘りあげた。丁度良い大きさなので気に入っていただけうれしい。名残惜しいものの、陽が沈み一段と寒くなってきたので、散会した。


八ヶ岳・清里へ

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正月をゆっくり大阪で過ごしたあと、今日清里に戻ることになった。天気はいいが、冷え込みが厳しい。荷物を整理したり車に積んだりしているうちに時間が経ち
家を出たのは10時過ぎになってしまった。

道路は空いていて走りやすい。いつも昼食を取る内津峠で休憩だ。トイレの入り口に花が活けられているのがいい。

食べるメニューは定番の「かき揚げきしめん」、きしめんの歯触りが何とも言えず好きなのだ。

諏訪湖インターに着いたら風が強く、寒い。降った雪が融けずに残っていた。

長坂インターで降りて「オギノ」で食材を買う。これもいつも通りだ。アダージョの森に着いた時は、陽が西のほうに残っていて明るかった。入り口付近は積もった雪ががちがちに凍っていた。
こんな悪路でもさすがスタッドレス、全く気にせずに、どんどん進んでくれるのがありがたい。

「明日から、冬の八ヶ岳をどのように過ごそうか」、夕食を食べながら、楽しい会話続いた。

まずはウォーキングから

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清里の朝は実にいい天気だ。外気温はマイナス6度。室温は8度。部屋を使っていなかったので、家の中も冷え切っていた。さっそく薪ストーブを焚く。
部屋全体が温まるのに時間がかかるが、傍にいると何とも言えない暖かみが広がってくるのがいい。

今年は念頭にあたって「健康元年」を誓った。その具体化として、1日の日から毎日1万歩のウォーキングをやっている。
清里に来てもそれは続けよう。11時過ぎになると日差しが強くなってきたので、ウォーキングに出る。庭に残った雪がまぶしい。

ハイキング道に整備されている道を歩く。あいにく、八ヶ岳おろしが強いので体感温度は相当に寒い。雪が積もった畑の向こうに南アルプスが美しい。

ハイキング道の途中に村の鎮守の森=日吉神社があるのでお参りをする。

その後、少し距離を歩くために大回りをする。日陰では道はガチガチに凍っていて、滑るので用心して歩く。

村の中心にくると、八ヶ岳が実に堂々と聳えていた。

アダージョの森に戻ってきて、昨日車で通った進入路を歩く。

時計をみるとほとんど2時間ほど歩いたことになる。ところが坂道が多いため、歩数は6000歩と以外に伸びなかった。それでも部屋に入ると体がほくほくしていて暖かかった。

2014清里暮らしは、順調にスタートした。

清里での新年会

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朝の外気温はマイナス10度まで下がったが、天気はいい。今日も昼前にウォーキングに出る。
日吉神社を通って、村中を歩き、北甲斐亭から「五幹の松」を通るコースを歩いた。
「五幹の松」とは根元から60センチぐらいのところで5本の幹に分かれている巨大なアカマツで、「風の三郎」と名付けられている。

昼からはフルートの練習をした後、庭で1時間ほど焚き木づくりをやった。伐採したまま庭に積んでいる、細い枝を40センチにカットする作業だ。いわゆる薪ではないが、薪ストーブの中ではよく燃えるので大変重宝している。外気温はマイナス5度まで下がってきたので、手がかじかんできた。真冬は、軍手ではなく皮の手袋を使わねば。西の空が赤く染まってきたので、今日の作業は終了だ。

今日は、夕方から「ミュー」さんで、新年会があった。各自色んな食べ物を持ち寄ったのでなかなか豪華だ。春巻き、おこわ、ローストビーフ、グラタン、ごまめなどなど

スパークリングワインで乾杯しましょうと進められたので、これは断るわけにはいかなかった。

「Mプラニング」のOさんを紹介していただいた。お聞きすると、若くしてカナダにログハウス造りの留学をしたあと雑誌「夢の丸太小屋づくり」にも参画していたとのこと。ツリーハウスの専門家でそれ以外にもたくさんの資格、免許を持っておられる方だった。色んな経験があるので話が面白い方だ。 

2014年フルートレッスン始まる

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今日は、今年最初のフルートレッスン日だ。雪が降るとの予報だったが、午後からはいい天気になった。

アルテ30課NO2テレマンの「二本のフルートのためのソナタ」をやる。
昨年末に、Andanteが終わっていたので、今日はAllegroからだ。テンポを落として一通り吹く。その後先生との二重奏を吹くと、
アーティキュレーションの注意があった。それに、セカンド(先生)に主旋律が移った時はファーストは伴奏になるので弱めること、
曲のダイナミクスなどの指導を受ける。次回はテンポを88に上げて練習してくること。

次のLargoも一通り吹いた後二重奏となる。低音をしっかり響かせること、曲の終わり方を丁寧に吹くことなどの指導を受ける。

練習が終わると、いつも通りトム君が入ってきた。額にバンドエイドを張っていたり、赤みがかったところがあったりと、
生傷が絶えないらしい。「握手!」と元気に手を差し出してきた。

 

音楽仲間との新年会

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今日は、音楽仲間との新年会だ。朝から八ヶ岳西麓に出かける。小淵沢を過ぎたあたりから、積雪がだいぶ多くなってきた。
三井の森TMTMさん宅に来ると、20〜30センチほど積もっていた。

午前中はお茶を飲みながら、四方山話。昼食は、「ピエンロー鍋」だ。演出家の妹尾河童さんが紹介していた、レシピで鶏肉、豚肉をベースに、シイタケ、白菜をたっぷり煮込む。最後に春雨をいれで出来上がりだ。

食べるときには、「塩」、「ごま油」など好きなものをかけて、自分好みの味にする。あっさりした味なので、いくら食べても、こってり感がないのがいい。我が家でも一度やってみよう。
それに、TMTMさん手製のコロッケ、これも、うす味に調えていて美味しかった。

今日も白ワインで乾杯しましょうと勧められたので、そうですね、とお付き合いした。
正月の家族との団らん話から、落語の噺、音楽、経済・社会の話など、あちらと思えばこちらと、話に一貫性はないものも、楽しい会話が続く。

気が付けば3時になったので、お茶にしましょうか、となる。TMTMさんのコーヒーの淹れ方もだいぶ堂に入ってきた。

Ohimajiさんの奥さん手製のパウンドケーキは、甘さを控えて干しぶどうなどが入っていえ美味しかった。

今日は、今年はじめての集まりなので、軽く演奏しましょうか、ということだったものの、話が先行してしまった。
ようやく4時になって演奏することになり、Ohimajiさんは「春の海」、私は、ピアノの伴奏をしてもらって「フォーレのシチリアーノ」と「エルガー 愛の挨拶」を演奏した。音出しなしの慌てた演奏だったが、これが現実である。

演奏は結局その3曲で終わった。夕方暗くなってきたので「今年も、一緒に演奏しましょう!」と声を掛け合って、散会した。

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