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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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鬱蒼とした森に変わっていた

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6月1日、3週間ぶりに八ヶ岳清里に戻る。観光シーズンのはざまなので、道はすいていて走りやすい。

11時に、恵那峡サービスエリアに到着。時間が早いので、中津川で高速を降りて、R19を走る。この道も空いていて、周りの景色を見ながらゆっくりとドライブを楽しむ。
「道の駅賤母」に立ち寄って、軽くキツネ蕎麦で昼食とする。この道の駅には、花屋さんがあり、八ヶ岳周辺と比べて値段が安いのが嬉しい。

嬉々として、ヤマアジサイの苗などを買ってしまった。

塩尻ICから長野道〜中央道をとおり、長坂ICには15時半ごろ到着。インター前の「オギノ」で食材を買う。買い物をする段になって、専用の買い物カゴを積んでくるのを忘れていたのに気付く。

アダージョの森には夕方到着した。

翌日、ゆっくり庭を見て回る。森は鬱蒼とした樹木に覆われていて、すっかり雰囲気が変わっていた。

シラカバ林の奥には、レンゲツツジが艶やかに咲いている。

中央「Tomorrow garden」の山野草花壇では、日本サクラソウが、盛りは過ぎたものの、主人の帰りをけなげに待ってくれていた。


オダマキはすくっと立ち上がっていて、妖艶な姿を漂わせている。


このところ雨が降らなかったのか、庭はすっかり干上がっていて、草木の元気がなさそうだ。
と言っても、雑草だけは、どんどん生えてきている。これからは水撒きと草刈りに忙しくなってくるな。


二重奏は相手の演奏をしっかり聴くこと フルートレッスン(6月第1回)

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今日は曇り空で蒸し暑い。向こう山にかけて靄がかかっている。

雨が降らないので、庭がカラカラになってきている。2日から夕方、水撒きを始めた。
Tomorrw garden(中央花壇)は水栓から水撒きし、Harmony garden(南側花壇)はポンプを使かう。
ホースの長さは、ともに30メートルだ。時間はかかるが、花たちが喜ぶと思うと、やりがいがある。

庭では、宿根アマが風にそよいでいる。水色の花色といい、細い茎といい、何とも言えず涼しげだ。


シェードガーデンでは、白雪ゲシは真っ白の花を咲かせている。

さて、今日の午後からは、フルートレッスンだ。いつも通りに2時前にチャミタクハウスに行く。

レッスン内容は、「アルテ第2巻 31課」。NO1の曲が難題だ。
変則的な3連符がどうもうまく演奏できない。特に高音になると運指もややこしいので、つい力が入って余計にギクシャクしてしまう。
「もっと落ち着いて、ゆっくりでいいです」との指示。苦手なところほど、慌ててしまうという変な癖がある。

それでも、一応、最初から最後まで、区切りながら先生との二重奏を吹くことができた。
二本のフルートの3連符の演奏が切れ目なく続いていくので、「相手の演奏をよく聞きながらタイミングよく入ってください」とのこと。
自分の演奏にばかり気を取られないで、相手の演奏をしっかりと聴く訓練だ。アンサンブルのいい練習になる。

まだまだ不十分点が多いので、引き続き来週も練習してくることになった。

寛ぎの庭 S邸訪問

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今日の昼からは、Sさんの庭を訪ねた。早春に伺い、北上川の畔で実生で育ったヤマボウシをいただいたお宅だ。

入り口の左側、満開のロサルゴサ(ハマナス)にお出迎えしてくれた。

生憎雨が降り出してきたが、ご夫婦がにこやかなに庭を案内してくれた。
真ん中に、美しく芝生が張られていて、中央に円形の花壇があり、いろんな季節の花が植わっている。今は、橙色のヘメロカリスが鮮やかだ。

南側には、黄金ニレが、すくっと立っていて、黄色の葉が美しい。スモーツクリーはともすれば暴れてしまうので、小さく剪定されている。その横に、紅葉が美しいハナノキが植えられている。


西側には大きく育ったニセアカシア・フリージア、銅葉色のベニスモモ、奥にヤマボウシが満開だ。中央、デッキ横には、ネグンドカエデが葉を広げていた。

家の北側には、ご主人が新たに、「小川」を作られていた。わきから水を引き込み、下地に防水シートを敷き、そのうえに赤玉土たっぷり入れている。
まだできたばっかりなので、これから、水草などを植えていきたいとのことだ。

その奥に、今を盛りとカンボクが白い花をいっぱいにつけていた。
雨が、かなり強く降りだしてきたこともあり、北側の写真を撮ることができなかったのは、なんとしたことだろう。

庭は、早春に伺った時からはすっかり変わっていた。
Sさん宅は、太陽がたっぷりと当たるのに、バラがほとんど植えられていない庭である。
雑草がなく、実によく手入れされている。
樹木中心の美しい庭で、庭にいると何とも言えない穏やかな気分にさせてくれる、寛ぎの庭だった。

雨のグリーンコテージガーデンを訪ねる

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今日は、ブルーベルさんご夫婦とご一緒に、富士見町の「グリーン・コテージ・ガーデン」を訪ねた。

オープンガーデンの開催中だ。

生憎の雨だったが、逆にしっとりと雨にぬれる庭を楽しむことができた。

母屋の入り口に「ウエルカム・フラワー」がさりげなく置かれている。


今日は、オーナー主人に庭を案内していただいた。通路にそって、最初、北側の急斜面を降りる。下から見ると、こんな感じだ。

庭に戻ってきて、母屋を北側から眺める。天気がいいと、北側に八ヶ岳を望む芝生の庭。小さいピンクの花をつけた「カンパニュラ・パツラ」が風に揺れている。


それを南側に回り込むと広いデッキになっている。サントリーの樽を半分に切って、植木鉢にしておかれていた。この植木鉢が素晴らしい。ゲラニウムで美しく縁取りされている。

その反対側はメドウ・ガーデンになっている。淡いパステルカラーが全体として、落ち着いた雰囲気を醸し出している。

そこを回り込むと、建物の南側に出てくる。そこは、バックヤードになっていて、ハウスの中で苗が育苗されている。その前はエントランスガーデンになっている。小さな円形の花壇があった。

庭をゆっくり見せていただいた後はゲストルームで、お茶とクッキーをいただいた。ビズをはじめ、これまで「グリーン・コテージ・ガーデン」が紹介された雑誌がたくさんあり、それを見ながら庭造りの話をお伺いした。

祖母、母、娘親子三代の時間をかけた庭造りの話は、聴いていて楽しいし、勉強させられる。

夏にはどんな庭になっているのだろうか、もう一度訪れたくなる庭だった。

 

オープンガーデンの日が近づいてきた

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私が参加させていただいている「オープンガーデン・オブ・信州」の皆さんが、アダージョの森にお越しいただく日が近づいてきた。

ご一行は6月21日(土)の朝7時に長野を発ち、9時30分に萌木の村に到着する。

そこから、萌木の村をはじめ、

清里周辺で「オープンガーデン・オブ・信州」に参加する
「貸別荘 野わけ」さん、


「カントリーイン ファーストトレイン」さん

それに「アダージョの森」の庭を散策する予定になっている。

何しろオープンガーデンは初めてなので、どうご案内すればいいのか、惑うところが多い。

ちょうどそのころは、ウツギやヤマアジサイ、コアジサイが咲いている時期である。
風にそよぐ木々、様々な緑の色合い、足元に可憐に咲いている山野草など、静かな雑木林を愉しんでいただければと思っている。


オープンガーデンをするにあたって、ブルーベルさんから手作りのハンギングバスケットをプレゼントしていただいた。
お忙しい中、時間を割いてわざわざ作ってくれたことに感謝の気持ちで一杯だ。

次第に気分はたかまってくるものの、このところの雨に阻まれて、庭造りの作業があまり捗っていない。そろそろ梅雨の晴れ間になってほしいものだ。

 

アルテ31課 「二本のフルートのためのソナタ」終える(6月第2回)

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アダージョの森の森の緑はすっかり濃くなってきた。

葉を一杯に展開したハウチワカエデとメグスリノキ

今日はフルートレッスンの日である。週に1回といえども、意外とすぐにやってくるものだ。

幸い、この週は雨の降る日が多かったので、庭仕事ができない分、フルートを吹く時間を持つことができた。

今日もアルテ31課「二本のフルートのためのソナタ」をやる。
この曲は、4月23日からやってきた。かれこれ1か月半ほど練習してきたことになる。
少し長い曲である上に、苦手なトリルと高音の3連符が難題だ。

最初は、一人で最後まで吹く。まぁまぁの出来だった。続いて、先生との二重奏だ。3連符のところがどうしても慌てるのと、
高音のEのトリルの音価が「短い」との指摘あり。3連符が二つのフルートが切れ目なく続いていくのがこの曲の味噌なのだが、
どうも私のおとの入り方のタイミングが遅れてしまうので、先生の音をきっちり聞いて遅れないように。あとは、ダイナミクスをかけることなどの指導を受けた。

その後、もう一度先生と二重奏をして「まぁ、これははいいでしょう」ということになった。
苦手な曲だったので、終わって正直ほっとした。

続いて、31課二曲目の「Menuetto」をやる。繰り返しのあるかわいい曲である。一人で吹いた後、二重奏を行った。
次回のレッスンもこの曲をやる。
短く、わかりやすい曲なので、何とかなりそうだ。

何はともあれ、今日は、31課の1曲目が終了した。梅雨の間の晴れ間のような、気分になった。

ウドとホスタがぐんぐん大きくなってきている。

原種バラの庭を訪ねる (庭探訪 Kitahoさん宅)

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今日は、長坂のKitahoさんの庭を訪ねた。雨は降っていないものの、雲が多い空模様だ。天気が良ければ、目の前にどーんと甲斐駒ヶ岳が迫ってくるのだが、残念ながら見ることができない。

まずは庭を案内していただいた。Kitahoさんの庭は原種バラを中心に、山野草や樹木もある多彩な庭だ。
甲斐駒ヶ岳を望む南側のきれいに芝生が張られた庭には、バラ、カラフルなトリトマ、ゲラニウムなどが咲いている。

案内されているときにバラの名前を聞いたのだが、なかなか覚えられなかった。いずれも原種バラらしく、ごてごてとした感じはなく清楚な平咲きが多い。

山野草花壇では、ヤブレガサが見事に成長し、今年は花芽をつけていた。
Kitahoさんに話を聞くと、一番大事なのは土づくり。粘土質の土壌に鹿沼土や腐葉土をたっぷりと鋤きこみ、保水性と通気性が豊かな土壌になってきた。
それに、うっすらと糠を撒き、土壌菌を育てると活力のある土ができるとのこと。

庭の西側には大きなバラの棚がしつらえられていて、「キフツゲート」が見事に房状の花をつけていた。

庭を案内していただきながらいろんなことを話しているとあっという間に2時間ほどたってしまった。午後1時を回ったので、お昼でも行きましょうかということになり、
白州の「くぼ田」という蕎麦屋さんに連れて行っていただいた。

店内は古民家を改築した懐かしい佇まいだ。天盛りの二八そばを注文した。待つことしばし、出されてきた蕎麦は、上品さが漂っている。
口に入れると程よい腰の強さと蕎麦の旨みがある。天ぷらは、アツアツですっきりしていて申し分なしだ。

おいしいと言われる蕎麦屋に行くと、とかく量がいまいち少ないために不満足感な気分になることがあるが、この「くぼ田」はそんなことはなかった。
店の奥に大きなすりこ木が飾られていた。
そこに「身をけずり人につくさんすりこぎの
 その味くれた人ぞ尊し」(道元禅師)とあった。

この気持ちで蕎麦を打たれているのであろう。昨今流行っている「おもてなし」の心は、ここにある。

蕎麦で腹ごしらえをしてから、またKitaho宅に帰ってきた。畑で大きく育っている「スクナカボチャ」やバジルの苗、すらりとした立ち姿が美しいバーバスカムなどの苗を掘り起こしていただく。
それに、6月21日に予定している「オープンガーデン」のためにわざわざ、檜の標識を5本作ってくれていたので、それを車に積み込んだ。

その後、きりっと冷えたブラックミントの「ハーブティー」を出していただいたが、ミントの香りがよく効いて、一汗かいた後には実にさわやかな飲み物だった。
話し込んでいるうちに、4時を回ってしまったので、少し慌ててお暇した。

 

八ヶ岳に青空が戻ってきた

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長い梅雨空が晴れて、今朝はびっくりするほどの晴天になった。

何が知らせたのか、5時前に目覚め、早速、山々の写真を撮る。
満月が少し過ぎた月が空に残っていた。南アルプスの堂々たる山並みが美しい。北岳は何とも言えず奥ゆかし。


翻って、八ヶ岳は、今日も泰然の麓の暮らしを見守ってくれている。

今日は、気になっていた草刈をする。アダージョの森の西から南にかけて「せせらぎ」(農業用水のことを、そう呼んでいる)が流れていて、それにそって「せせらぎの道」があるが、そこの草を刈った。

それが終わると、畑の土手の草刈りだ。しばらく放っておいたので、草の量も半端ではない。しかも、草刈機にガタがきて、振動が大きくなり手が痺れるので困る。


ジャガイモは4畝がどんどん育ってきている。ズッキーニの花が大きくなってきた。

Kitahoさんにいただいたスクナカボチャは、しっかりと根付いてくれた。


土手のアヤメが涼しげな彩を添えてくれている。


サッカーワールドカップ第1戦、コートジボワールに逆転負けを喫した。恐るべきドログバ。

 


森の中、仄かな香りを放つコアジサイが満開になってきた

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今日の八ヶ岳は青空に雲のヴェールがかかったような空模様だ。

庭作業にはもってこいなので、さっそく草刈ををやろう。今日は、南側 Harmony Gardenの下草を刈った。

アダージョの森は、コアジサイが満開になってきて、あたりには、さわやかな香りが漂っている。

薄青色を帯びるコアジサイは、どこまでも清楚で控えめだ。

アダージョの森の至るところにコアジサイが咲いている。

せせらぎの道はコアジサイの道になった。

コアジサイとマムシソウの競演

北側、白樺林に咲くコアジサイ


今日、94歳の母の介護にあたっていた妻が、大阪から八ヶ岳に戻ってきた。

オープンガーデンに向けた準備が進む

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6月21日(土)「オープンガーデン・オブ・信州」の皆さん方がアダージョの森に来られる。オープンガーデンの日が近づいてきた。

私たちが、準備を進めていると聞いて「何かお手伝いしましょうか」といって、TMTMさんご夫婦がやってきてくれた。

まずは、アダージョの森をご案内する。


花壇に設置した花の名札。


Kitahoさんが作ってくれた標識。

 

伐採した樹木の枝が嵩張ってきたので、それを炉で燃やす。


その後、草抜きなどを手伝ってくれた。作業を終えてから、アフタヌーンティーを楽しむ。TMTMさんの奥さん手作りのバナナ入りパウンドケーキが甘くて、柔らかかった。

アダージョの森には、コアジサイのさわやかな香りが漂っている。


 

沢山の人に楽しんでいいただいたオープンガーデン

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いよいよ、「2014オープンガーデン」の日がやってきた。梅雨の間は天候が気になるが、幸いにも雨にはならなかった。

庭を訪問してくださるのは、「オープンガーデン・オブ・信州」のみなさん方28名。
今日は、「アダージョの森」「貸別荘 野わけ」「カントリーイン ファーストトレイン」それに「萌木の村」を、順に巡ることになっている。

「アダージョの森」が1番バッターだ。一行は予定時間の午前10時より少し早く、エントランスガーデンに到着した。皆さんに、「アダージョの森map」「アダージョの森植物リスト(樹木115種、山野草104種、草花園芸種91種)」を手渡し、それを見ていただきながら庭を案内する。

まずは、コアジサイがあたりに仄かな香りが漂っているので、コアジサイの香りを嗅いでいただく。

続いて、道に沿ってクロモジが生えているので、枝を切り、和菓子の爪楊枝「くろもじ」の説明をする。

中央の庭(Tomorrow Gardenと呼んでいる)に出る。

ブルーベルさんに作っていただいたハンギング・バスケットは大好評だった。

その後、炉の横に集合していただいて、記念撮影をする。

山野草花壇を東に抜け、Silent Gardenに入る。

ここからは薄暗い森の中だ。足元にはマイヅルソウとチゴユリの群落が広がっている。

そこを北側に進み井戸の付近で西側に回ると、早春にカタクリが咲いているシラカバ林に出てくる。

そこから、南側、Harmony Gardenに進む。

右手に「ホタルの庭」があるので説明する。

地元の方たちが蛍を育てておられて、6月の終わりから7月10日ぐらいの間、界隈はホタルが乱舞する。ここから蛍を楽しむことができる。

Harmony Gardenには、ニッコウキスゲやクラリーセージなど夏に向けてだいぶ花々が育ってきた。そこから、農業用水管理道路(「せせらぎの道」と呼んでいる)
に沿って、クマシデ、ヒトリシズカ、ムラサキシキブ、などの説明をしながら歩くと、エントランスガーデンに戻ってきた。丁度30分ほどだった。

そこで、ご挨拶をして皆さんをお送りした。


「オープンガーデン・オブ・信州」のみなさん、初めてのオープンガーデンのため、何かと不行き届きはあったこと、ご容赦ください。
本日は、アダージョの森にお越しいただき大変ありがとうございました。

フルート三重奏の練習を再開する(2014年第1回)

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今日は、「チャミタクハウス」の生徒2人が我が家に集まって、3人でフルート3重奏の練習をした。昨年末に「発表会」をやって以来の三重奏練習となる。

練習に入る前に、「オープンガーデン」の後ということで、庭を案内する。初めてだというので、Yさんにコアジサイの香りを嗅いでいただいた。

クラリーセージがどうしたわけか頭を傾けている。


その後、部屋に戻ってしばらく雑談をした後練習を始めた。

今日はこれまでのおさらい、ということで、今までやった曲を順に吹いていく。「G線上のアリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」これは、二重奏の楽譜なので、Fさんが1st、私とYさんが2ndを吹く。

続いて、「1週間」「魅惑のワルツ」「故郷」をやる。1度目はうまくいかないが、2、3度やっていると曲がスムーズに流れるようになった。

今日はYさんが2重奏の新しい楽譜集を持ってきてくれたので、その中から「埴生の宿」と「旅愁」をやる。

最後に「アメイジング・グレース」を演奏して、今日の練習を終えた。

これから、月1回のペースで練習を続けていくことになった。目標は年末の「おさらい会」だ。

大きく葉を広げるホスタ「サム&サブスタンス」。梅雨は真っ盛りだ。


山野草と野点の庭(「駄楽庵」)を訪ねる

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先日Sさんから教えていただいた「駄楽庵」(だら〜ぁん)という、不思議な空間を訪ねた。

「泣きたい人は 泣きに来てください
 うれしいひとは うたいに来てください
 楽しい人は はしゃぎに来てください
 さびしい人は おしゃべりしましょう」

渡されたしおりにはそう書かれていた

「駄楽庵」はあたりに人家がなく、深い森の中にある。西南に傾斜している庭に、二百種類を越える野草がびっしりと育てられているのに驚いた。

最初にぐるっと庭を散策する。おびただしいほどのホトトギス、イカリソウ。
ヤブレガサ、サラシナショウマはびっくりするほどの大きさだ。

下のほうに降りて行くと小さな流れがあり、その奥は深い森になっている。そのころから雨が降り始めた。

庭の中ほどにある東屋で和菓子とお薄をいただきながら、しばし「駄楽庵」ができるまでのいきさつをお伺いする。
ホトトギスとイカリソウが好きで、色んなところを訪ねて、その都度集めてこられたとのこと。

丁度、山野草愛好家の方々がこらえていたので、その方々も交えていろんな話に花が咲いた。
時折、「オーアーオー」という鳴き声が森の中に木霊する。あれは「アオバトです」と教えていただいた。実に不思議な鳴き声だ。

帰り際にナツロウバイという花を教えていただいた。中国雲南省に自生している花で、ロウバイというよりもレンゲショウマとオオヤマレンゲに似た花を下向きに咲かせている。独特の魅力のある花で、いっぺんに好きになってしまった。
四季折々の山野草が楽しめるので、また梅雨明けごろにも、お伺いしようと思う。

 

「駄楽庵」 tel 0551-38-2183

             営業日 土・日・月・火

       大泉町谷戸

       抹茶と和菓子が出る

 

アルテ31課「Menuetto」を終える

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このところ梅雨らしい天気が続いている。昨夜からの雨は朝方は止んだが、曇り空だ。庭では、華やかコアジサイとは別に、ツリバナが文字通り小さな花をぶら下げている。

今日は6月3回目のフルートレッスン日なので、明野に出かける。
レッスンはアルテ31課の2番目の「Menuetto」。1回目は私が一人で吹き、2回目は先生との二重奏だ。

1stと2ndで旋律と伴奏が入れ替わる曲なので、伴奏の時は、Pで演奏するように、それともっとダイナミクスを意識して、との指導あり。
3回目はそれらを意識して何とか最後まで二重奏を演奏することができた。ということで、「Menuetto」は○になった。

これで、アルテ第2巻もマジックは「2」となって、思わずニンマリする。


その後、「アルテ2巻」の卒業も近づいてきたので、卒業記念に「ハンガリー田園幻想曲」の第1楽章を教えていただくことにした。
まずは譜面読みをする。何しろゆっくりしている上にカデンツァが多い曲なので譜面読みがややこしい。以前から、演奏の最初の小節の音符の数がどうしても合わないので不思議に思っていたので、それを尋ねると、
なんとなんと本来八分音符でなければならないところが十六分音符になっているということが判明した。これで、長い間のモヤモヤが解消してホッとする。

それ以外に、カデンツァの演奏の仕方、最後のハーモニックスについて教えていただいた。どこまでできるかわからないがやってみることにしよう。

レッスンが終わって、食材を買いに「オギノ」へ行くと入り口に「休業」の看板が出ていた。それではと「ヒマワリ市場」に行ってみると、駐車場はガラガラだ。
なんとなんとこちらも休業している。こんなことってあるんだな。困った困った。

クレマチス・モンタナ「パールダズール」がだいぶ大きくなってきた。

庭のウリカエデを伐採する

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今日はいい天気になった。蒸し暑いというほどでもないので、快適な庭作業ができる。

南西側の庭で作業をしよう。(「Harmony Garden」勝手に名づけている。その心は、雑木林と調和する、草花が咲く明るい庭ということなんだが・・・。)
足元には、さわやかなブルーの花、ムシャリンドウが咲き始めた。


花屋さんで苗を思いつくまま買っては植えている間に、だんだん、庭が狭くなってきた。
花苗は、買ったときは背丈も低いし幅もとらないが、梅雨の雨にあたると急に大きくなってきて、植えたときから比べるとなんとなくいっぱいになってきた感じだ。

それではと、一大決心で、大きくなって美しい赤い種をたわわにつけているウリカエデを伐採しよう。南西に傾き枝を広げているのでそのまま切り倒すと花が痛むので、ロープで反対側に牽引し、一気にチェーンソーで切り倒した。

樹木の威力はたいしたもので、あたりが、急に明るくなった。

枝を片づけたあと、3時のお茶にする。最近、お酒を控えるようになってから甘いものを口に入れるようになってきた。今日のおやつはバウムクーヘンだ。

高原の花、ニッコウキスゲが咲いている。

 

 


白樺が倒れる

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夜の間降り続けていた雨が、朝方になって上がった。雲の間から青空が見える。今日はいい天気になりそうだ。朝6時30分の外気温は15度だ。

しっとりした森の中に朝陽が庭に差し込んできた。

10時過ぎから庭に出る。北側の山野草花壇を見てみると、驚いたことに白樺が倒れているではないか。

このところ連日強い風が吹いていた上に、昨夜の雨で地盤が緩んだためだろうか。白樺は、光のあるところが好きで、山の伐採の後など、明るくなると白樺の小さな芽が出てくる。

成長するのは早いが、根の張り方が、浅くて倒れやすい。今年の大雪で、アダージョの森の奥のほうにある白樺の大木が倒れてしまった。
白樺は家のそばでは植えないほうがいいと言われている、のがよくわかる。白樺は森を明るくすると同時に、高原を実感させてくれる木なので、倒れてしまうのは本当に残念だ。

その後、庭作業に取り掛かる。家のデッキの南側に生えている山桜の垂れている枝を払い落とそう。先が鋸と兼用になってる高枝ばさみでごしごしこするとバサッと枝が折れ曲がった。
その下にユリや山野草が成長してきているので、それらを痛めないように注意しながら払い落した。

それが終わると、ナデシコやイワシャジンなどの日当たりが悪くなったので、少し明るいところに移植した。一日中庭のあちらこちらで好きな作業をやっていると、あっという間に黄昏になってきたので、作業を終える。

 

女性8人の賑やかな友達がやってきた

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今年も、妻の元気な女性友達8人が八ヶ岳にやってきた。一行は、小淵沢駅に2時過ぎに到着。

レンタカーを1台借り、2台の車に分乗し八ヶ岳観光に繰り出す。まずはいつも帰り際にバタバタしてしまうので、先に土産物を買っておこうと、小淵沢道の駅に行く。

今日は降ったり止んだりの空模様なので、八ヶ岳南麓で活躍している工芸家の工房を訪ねる。まずは、クラフト集団「おらんうーたん」の作品が展示されているギャラリー「詩遊館」を見学する。

ここには様々な工芸品が展示されていて、色んな作品を見ているだけでも、楽しいところだ。

続いて、「和紙とあかり」の工房「森のあかり」を訪ねた。大泉の森の中にあるひっそりとしたギャラリーだ。

駐車場の近くに面白いキノコが出ていた。

その後ステンドグラスギャラリーなどを見た後、5時過ぎに、今夜のお宿、ゲストハウス「ミュー」さんへ到着した。

車山高原の散策、バーベキュー、ホタル狩り

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女性8人の元気なグループのパワーの押されたか、今日は一日中、梅雨空が持ちそうなので、車山高原のニッコウキスゲを見に行くことにしよう。

途中で、カントリーキッチンに立ち寄る。お目当ての石窯焼きパンは、ほとんど売り切れていたが、いくつか残っていたのでそれらを買い込む。

11時前に車山高原リフト乗り場に到着。駐車場はほとんど満車状態で、たまたま2台分のスペースがあったので助かった。

頂上までのリフトに乗ると、右手のほうにニッコウキスゲが一面に咲いているのが見えた。ところが、リフトの近くでは、ほとんど咲いていない。やはり鹿に食べられてしまっているのだろうか。

ほどなく頂上に着いた。


頂上からは、天気が良いとさぞや素晴らしい眺望を楽しむことができるだろうな。

八ヶ岳をはじめ山々の全貌が見えないのが残念だ。

記念撮影などをしてから、リフトで下る。中間駅のところにレストハウスがあったので、ソフトクリームを食べる。う〜んなかなかいい味だ。
車山からの帰りに、いつものようにハーバルノートに行き、お好きなハーブを買っていた。

途中、石堂交差点近くの「いちごの森」によって、イチゴの美味しいケーキを買う。

3時過ぎにアダージョの森に帰ってきた。昼ごはん抜きなので、さっそく、バーベキューづくりの準備をする。炉で焚火をして、その中に炭を放り込んで、炭火を熾す。

それを、バーベキューコンロに入れて、野菜や肉などを焼く。

テーブルには、朝のうちに燻製しておいた卵、チーズ、竹輪やサラダ、それに今年も送ってくれた、口がとろける「泉州の水ナス」などが所狭しと並んだ。

準備が整ったところで、声高らかに乾杯、となる。

その後は楽しい、ガーデンパーティの声が林の中に響いた。

一行は昨年もこの時期にやってきたが、お目当ては、蛍。

8時を回って暗くなってきたところで、ホタル狩りに出かける。付近では、先週から「蛍まつり」が始まっていて、蛍を楽しむことができるのだ。少し涼しいので蛍の数はあまり多くはないが

それでも、飛ぶ蛍を十分楽しんでいただいた。

サクランボ、桃、絵本、蕎麦

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早いもので3日間の日程の最後の日になった。午後2時の小淵沢発の列車に乗車するまでの間、今日も目いっぱい八ヶ岳を楽しんでいただこう。9時に「ミューさん」を出発した。

朝から、あいにくの雨がポツリポツリと降っている。まずは、「利根川園」を訪ねて、旬のサクランボを買う。ジャム用のサクランボでも十分に美味しい。しかも500円とは嬉しい値段だ。

その後は野辺山の「びっくり市場」で出荷が始まった桃をゲットした。清里に戻って「黒井健絵本ハウス」でしばし、絵本の世界に浸る。

その後は小淵沢に向かう。昼食はおいしい蕎麦を食べよう、ということとなり、「そば処てくてく」に行く。

店内はオフシーズンなので空いていた。ただ、一度に10人が詰めかけ、卵焼きや天ぷらなども注文したこともあり、注文した「せいろ蕎麦」がなかなか出てこないので少し困った。

野菜天ぷらは、すっきしりておいしかった。小淵沢2時発の列車に間に合わすためには1時50分には駅に着いて、レンタカーを返却しておかねばならない。
ギリギリのところで蕎麦が出てきたのでほとんど5分ぐらいで食べる。蕎麦は更科そばで、ごく細だが、しっかりした腰があった。ゆっくり味わって食べる時間がなかったのが心残りだ。

「来年もまた八ヶ岳に来ます」「どうぞお越しください」と、約束を交わしてお別れした。皆さんと一緒に過ごした、明るい笑い声の絶えない3日間は、忘れられない思い出となった。

フルート三重奏の練習(2014年第2回)

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台風8号が過ぎ去ったあとの朝は、青空が戻ってきた。南アルプスの全容は見えないものの、すっきりしたいい天気になった。朝6時過ぎの外気温は18度。気温がぐんぐん上昇してきている。

庭に咲くヤマアジサイが真っ白になってきた。

今日は、フルート仲間の「フルート三重奏練習日」で、今年度第2回目になる。

練習の前に、いつも通り、お互いの近況についての話が楽しい。
Yさんは畑作りに熱心で、今年はジャガイモ作りに挑戦。ジャガイモが育ったので今日は、そのおすそ分けですと、ジャガイモとキヌサヤと、冷菓の差し入れをいただいた。

Fさんからは、小さな小梅の梅干をいただく。もちろん手作りだ。後ほど口に含むと甘さと酸っぱさがサーと口の中に広がった。

たっぷり話をしてから、いよいよ練習。

今日練習したのは、「旅愁」「埴生の宿」「故郷」「G線上のアリア」「アメージンググレース」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「一週間」「魅惑のワルツ」「大きな古時計」。
それぞれの曲を2回ずつ演奏する。揃わないパッセージは、何回か繰り返し練習した。やはり、「パヴァーヌ」の転調したところが難しいかな。それに「魅惑のワルツ」のムード。
「大きな古時計」はやや練習不足だった。

今日は。ダイナミクスやrit、アクセントなどにも注意を払ったので、ハーモニーがよくなってきましたね、一同、自画自賛。
2時間近く練習した後、次回、8月もやりましょうということになって解散した。

夕方、西の空は美しい夕焼けに染まった。

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