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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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猛暑の畑の草刈り

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八ヶ岳は、朝から青空が広がっている。6時30分の外気温は17度。

畑では、夏野菜のキュウリ、ナスビ、トマト、ピーマン、シシトウ、ズッキーニ、などが一斉に成長してきている。
昨日見回った時に、添え木をしたり、誘引しておいた。梅雨の雨によって、一面草の海になっているのが気にかかる。

今日は一大決心をして、草刈を行おう。

10時過ぎからの作業を始める。気温がぐんぐん上がってきている。南アルプスは雲の中だ。見渡してみても、畑で作業しているのは私だけだ。

2時間かけて畑の法面や畦、それに、畑の畝と畝の間の草を刈る。草刈機を草にあてると気持ち良いほど草が倒れていく。
面倒だが、畦の間や、カボチャの床の草は、かがみこんで手で抜く。

12時までやって、ようやくすべての草を刈ることができた。見渡すと、やはり草を刈ると気持ちがいい。

畑の作物を見ると、ミニトマトは少し赤くなってきた

ズッキーニは、巨大化してきている。

今年の楽しみは何といっても、スクナカボチャだ。花が咲き始めた。

今日の収穫。ズッキーニ、万願寺唐辛子、キュウリ。これからどんどん採れるので、食べるのが忙しくなるな。

 


テンポとリズムに苦しむアルテ31課NO4の曲(7月第3回目のレッスン)

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今日は7月第3回目のフルートレッスン日だ。いつもは午後のレッスンなのだが、午後は暑くなる、ということで、今回は午前10時からのレッスンになった。

そのために、朝7時30分から9時まで事前練習をしておく。9時過ぎに清里出たときの外気温は24℃だったが、明野の「チャミタクハウス」まで下りていくと、28℃まで上げっていて、かなり暑い。

さて、今日もアルテ31課NO4の曲をやる。中間部のリズムが変わるところがうまく吹けない。
二重奏なので、先生のテンポとうまく合わなければならないのだが、どうも勝手なテンポとリズムで吹いているようだ。
一人で練習しているときは、あまり自覚できなかったが、二重奏をやってみると、それがよくわかる。
単に自分のパートの拍数だけを数えるのではなく、先生のパートの音をしっかり聴いて、それに合わせていかねばならない。
「他のパートの音を聴く練習は、アンサンブルには役立ちます。」との指導があった。

結局、NO4は引き続き、次回への宿題となった。

その後、ドップラーの「ハンガリアで田園幻想曲」の前半を部分をゆっくり吹いて、リズムを確認する。12連符の細かく速いところは、4つずつに分けて練習するとよい、との指導あり。

フルートの練習が、朝11時に終わったので時間が空いた。帰り道は周辺をドライブすることにしよう。

近くなのに今まで行っていない、JR「富士見駅」に行く。小さな駅で、ほとんど人はいなかった。その横の富士見町観光案内所に立ち寄る。係の女性の方は、親切な応対だった。富士見町の地図を下さいというと、色んな地図をいただいた。

そこを出て、堀辰夫の小説「風立ちぬ」に出てくる富士見高原病院へも寄ってみた。昔の面影は全くない。このあたりでは、「いい病院」との定評がある。

その後、ガーデンショップ「ミヨシペレニアル」にも立ち寄る。この店の、入り口にあるメドウガーデンがお気に入りだ。
すっかり夏の庭になっている。

白いセリ科の花

細いススキがなかなかいい。


今日は店は定休日だったので、苗を買う誘惑から解放されたのが、よかった。

アダージョの森のヤマアジサイ

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アダージョの森は、6月下旬のコアジサイに続いて、ヤマアジサイの美しい季節を迎えた。

エントランスは、ヤマアジサイの白さで、あたりがほんのり明るくなっている。

ヤマアジサイ藍姫は、まさに藍色に染まって美しい。


アダージョの森のTomorrow gardenの七本のコナラの下には青色の品種、

クレナイ、

楊貴妃など

北側の花壇に生えている、薄青色の品種

紫色の品種

これからも、自生のヤマアジサイを基本にして、いろいろな園芸品種の色や形を楽しみたい。

 

イチヤクソウとクモキリソウ

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6月の終わりから7月にかけて、アダージョの森の林床に少し変わった花が咲く。

どちらも少し薄暗いところで咲く小さな花なので、足元を見ていなければ、見過ごしてしまう。

一つはイチヤクソウだ。

一薬草、(Pyrola japonica )はツツジ科イチヤクソウ属の常緑の多年草。確かにツツジに似た濃い緑の葉をつけていて、すくっと茎が立ち上がり、かわいい丸い花が咲いている。「一薬草」という名前は、ひとつの薬草で多くの病気に効くことから、名づけられたという。

もう一つの花は、クモキリソウ(Liparis kumokiri )。

これは形が変わっているので、初めて見たときは「何かな、不思議な花だな」思ったことがある。
ラン科クモキリソウ属の多年草で、アダージョの森ではマイヅルソウの群落の中に小さな群落を作っている。

蜘蛛切草、と書くか雲霧草と書くかによって、大分イメージが違うが、どちらも、なるほどと思える節がある。

どちらも、なかなか愛嬌のある花だ。

アダージョの森は今 ホタルブクロ

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庭のあちらこちらにホタルブクロが咲き始めた。このあたりのホタルブクロは、その変種のヤマホタルブクロである。

ホタルブクロは、萼片の間に付属体があり、それが反り返っているのに対して、ヤマホタルブクロは付属体がなく、萼片の間が盛り上がっているだけである。

 

ホタルブクロという名前の由来について、本多郁夫さんが「石川の植物」(http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/)で詳しく説明されている。

「火垂る(ほたる)」説。提燈のことを”火垂る袋”あるいは”火袋”と呼ばれていて、ホタルブクロの花の形が提燈に似ているので、”火垂 る袋”と呼ばれた。

子供がその花に蛍を入れて遊んだことから名づけられたという説もある。2番目の説のほうが楽しいが、実際的には、どうかな、という気がす る。

今年はヤマホタルブクロが「豊作」なのだろうか。庭の中に咲いている花の数が半端ではない。日当たりのいい、畑の法面に一杯咲いているの
で驚いた。


ヤマホタルブクロはいろんな色のものが咲いている。

赤紫色のもの


ピンクがかったもの

白いもの

いつも下を向いているので、花の中はどうなっているのかなと思い、花を持ち上げてその中を撮影した。花の表面に毛があり、中央に雌しべがある。

アダージョの森は今  オカトラノオ

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夏が来ると庭のあちらこちらでオカトラノオが咲き始める。

オカトラノオは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。(Lysimachia clethroides )。リシキマアの仲間だ。
すっきりした姿が美しい。白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がることから、名づけられたとか。

同じ方向を向いて尾を垂れるのかな、と思っていらら必ずしもそうではなさそうだ。
尾が垂れる方向に、何か原理が働いているのであろうか。それとも、たまたまなのかな。

ようく見ると美しい花だ。

アダージョの森は今 キキョウ

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アダージョの森にキキョウが咲き始めた。キキョウは(桔梗、Platycodon grandiflorus)はキキョウ科の多年多年生植物。

万葉集秋の七草のひとつ「朝貌の花」は本種であると言われている。秋の花といわれるが、夏の初めから咲き始める。

ふっくらした蕾が「ポン」と音を出して割れる、かのようだ。明智光秀の紋所だ。

アダージョの森は今 クガイソウ

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初夏になるとクガイソウがさわやかな藤色の尾を伸ばし始める。昆虫たちにはたまらない香りなのか、良く昆虫が集まる。

クガイソウは、(九蓋草、九階草、学名:Veronicastrum japonicum)はオオバコ科クガイソウ属の多年草。

茎の先端に穂状になる長い総状花序をつけ、藤色〜淡紫色の多くの花をつける。
茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名がある。

 


アダージョの森は今 ハタザオキキョウ

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ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)という面白い名前が付けられている。

キキョウ科ホタルブクロ属、Campanula rapunculoides 。原産地は、ヨーロッパ 西アジア。日本には大正時代に渡来した。

 草丈は1メートル弱、ハタザオキキョウの名前の通り、真っ直ぐ伸びた茎を旗竿に見立てて、青紫の桔梗のような花が連なって咲いている。

清里には良く植えられていて、いろんなことに咲いている。

アダージョの森は今 ギボウシ

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アダージョの森は、樹木主体の森だが、少しずつ山野草や草花が増えてきた。

森の中は、ほとんどが半日蔭か日陰なので日当たりを好む植物は、やや育ちにくい。そんな中、元気に育っているのがギボウシ=ホスタだ。

しかもギボウシは一度植えたらほとんど世話をしなくてもいいという、何とも手間のかからない植物なのだ。

アダージョの森にはギボウシが良く育つと分かってから、色なんギボウシを植えるようになってきた。

大きさも様々、葉の色や形、花の色や香りも違うので、飽きさせないのがいい。

最初のころ植えたギボウシは迂闊なことに、名前を記録していなかったため名前がわからない。

 

 

これからもどんどんギボウシを植えていきたいと思っている。

アダージョの森は今 ヤツシロソウ

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ヤツシロソウ(八代草 学名:Campanula glomerata var. dahurica )はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草。
夏に、キキョウやリンドウに似た花が茎の先に多数集合して咲く。

花名のヤツシロソウ(八代草)とは、熊本県八代市に自生することに因んでいる。
演歌歌手 八代亜紀の出身地だ。

アダージョの森は今 7月の庭の様子

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少し遅くなってしまったが、アダージョの森の7月の庭の様子をアップしておこう。

エントランスは、真っ白なヤマアジサイが道の両側を飾っている。

中央の庭では、ホタルブクロが満開になってきた。

アスチルベのピンクが彩を添えてくれている。

シラカバの大木が倒れてしまった「Silent garden」はひっそりとしている。

夏の花が咲く南側の「Harmony garden」

フルートエチュード「アルテ2巻」を終える

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のろのろの台風11号が近畿を直撃したため、八ヶ岳へ戻る日が10日から11日に伸びてしまった。

お盆の帰省時期と重なったので、東名阪道で13キロほどの渋滞につかまる。それ以降は目立った渋滞もなく
思ったよりスムーズに長坂高根インターに到着した。

アダージョの森は台風11号に風雨にやられて、いたるところに木の枝や葉が散乱している。楽しみにしていたヤマユリやカサブランカは、ほとんどが倒れてしまったが、
嬉しいことに花はしっかりと茎に付いてくれていた。あたりにヤマユリの濃厚な香りが漂っている。

12日は、東京に遊びに行っていた娘も合流したので、小雨が降る中八ヶ岳観光をするが、どこもたくさんの人でうんざりする。
ギャラリー「夢宇谷」穴場というか、ほとんど人がいなかったので静かに作品を観ることができた。

その前に「森の小道」に昼食を予約しておいたのがよかった。

メニューはニジマスのムニエル。香ばしさとニジマスの汁の旨みが絡み合っていて美味しい。


13日、娘が大阪に戻るのでバス停まで送っていき、いったん家に戻ってレッスンの用意をして、明野の「チャミタクハウス」に出かける。
レッスンは朝10時からだ。

今日も、アルテ31課の「RONDO」をやる。この曲は、この間、ほとんど毎日吹いてきたので、だいぶスムーズに吹けるようになってきた。
1stと2ndの掛け合いが決まらなかった中間部のリズミカルのところも何とかクリアすることができた。
それで、ようやく鈴木先生から「これはいいでしょう」と○をもらうことができた。

これで、晴れて「アルテ2巻」を終了することができた。テキストは、そこらじゅうが破れてきて、ぼろぼろになっている。
2010年の4月に八ヶ岳に移り住んでから、かれこれ4年の間、このエチュードをやってきて終えることができたと思うと
なかなか感慨深いものがある。

「アルテ2巻」の次はどうしますか、というので、「ケーラー」や「アンデルセン」のエチュード、あるいは「フルート曲集」など
この間買い集めてきたテキストはたくさんあるので悩むところだが、次回に先生と相談して決める、ということになった。

 

楽しい庭づくりの話(ブルーベルさんご夫婦)

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今日は、小雨が降るなか、フルート友達のブルーベルさんとご主人が来られた。ブルーベルさんご夫婦とは6月の初めに富士見高原にあるグリーンコテージガーデンにご一緒した時以来だ。

庭を案内しながら、ご夫婦庭と庭造りについて語りあう。
アダージョの森の、他にない特徴はコアジサイなのでそれを生かした庭造りをされたらどうか、とのサジェスチョンをただいた。

庭の山野草花壇に咲いているフシグロセンノウを見て、ブルーベルさんは「森の林の中にポツポツと鮮やかに咲いているんですよね」とフシグロセンノウの思い出を語ってくれた。

学名 Lychnis miqueliana ナデシコ科センノウ属の多年草 センノウについては、京の嵯峨にある仙翁寺で初めに見つかったことからなづけられたとか。茎の節が赤黒くなるためフシグロ〜となった。


部屋に戻り食事をしながら、八ヶ岳界隈のこと、フルートの話(ブルーベルさんは最近吹き方を変えようとしている、私はアルテ2巻を無事終了したなどの話)
、武川にあるブルーベルさん宅の庭を樹木主体の庭に変えていこうとする話などなど。

食事の後は、作ってきてくれた甘いパウンドケーキをいただきながらも話題は尽きなかった。折角フルートと譜面台を持ってきてくれたのに、私が少し酔いが回ったため、一緒に演奏することができず、申し訳なかった。

あっという間に時間がたち、夕方になったので再会を約束してお別れした。

枝豆とトウモロコシをいただいた

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今日は雲が多いが、青空が見える。朝6時過ぎの外気温は19度、暑くはない。

夕方、地元のAさんが軽トラでやってきた。Aさんは、夏場忙しいのでお会いしていなかった。
料亭に一杯の枝豆をもって、「枝豆とモロコシを持ってきたから」とのこと。

早速、庭のテーブルで枝豆取りの作業をする。トウモロコシ(ゴールドラッシュ)は皮をむくと、鮮やかな黄色の粒が出てきた。

取り立ての枝前に塩茹では、実に旨い。これだけのトウモロコシはすぐに食べることができないので、さっと湯がいて冷凍しておくことにしよう。

畑で育てた作物を気軽に持ってきてくれる、田舎暮らしの醍醐味だ。
もちろんもらってばかりではいけないので、こちらも何かお返しをしたいのだが、畑の作物は当然あるはずなので・・


今年はジャガイモが豊作だ

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畑のジャガイモを掘らねばならないのだが、雨が降るか思えば猛暑になったりで、なかなか作業に取り掛かれない。今年は欲張って、ジャガイモを4畝育てた。

16日に掘る作業をやったのだが、暑くなって、1畝を7割がた掘りあげて作業をやめてしまった。
今日は、暑くなる前の8時から畑に出て作業をする。

畑を見回ると、5苗植えたスクナカボチャが順調に育ってきている。
スクナカボチャとは、岐阜県高山市丹生川町の特産品であり、「宿儺南瓜」とも書く。普通のかぼちゃとは違ってヘチマのような形をしていて、大きいものは80?、5kgにもなるという。
鮮やかな黄色の果肉は糖度が高く美味しいと言われている。どこまで大きく育ってくれるか楽しみだ。

さて、ジャガイモ掘りだが、16日の続きから始め、何とか3畝目まで掘る。そのころになると、ものすごく暑くなってきたので、あと一畝を残して作業を終了することにした。

南アルプスには雲がかかっているが、空は真っ青で日差しが強い。疲れて呆然と佇む。

地元の方とお話をすると、今年はジャガイモが豊作とのこと。確かに、種イモを植えてから全くと言っていいほど世話をしなかった(土寄せ、間引きなど)が、大きいもの、小さいものなど
が、ザクザク出てきた。思わず♪裏の畑でポチがなく♪と鼻歌も出そうな気分になった。さてさて、ジャガイモ料理のレパートリーを増やさねば。

 

エチュード「ケーラーOP.33」を始める

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今日は、夏空が広がるいい天気になった。

9時過ぎにアダージョの森を出たときは24℃位だったが、明野の「チャミタクハウス」に着くころには31℃を上回り、暑い。
前回のレッスンで、アルテ2巻が終わったので、これからどうするか鈴木先生と話をする。

実は、これからは、エチュードではなくフルート曲集をやりたかったのだが、事前にケーラーの作品33、「Medium Difficult Exercises」のNO1の曲をさらってみると、
なかなかやりがいのある曲集なので、これをパスするのはだめだろうという気分になっていた。

それで、レッスンは、エチュードとしてケーラーをやり、その後、曲の練習とアンサンブルの練習を加えるという、3本立てで進めていくことになった。

NO1の曲は、跳躍をスムーズに吹く練習だ。これがなかなかのもので、少しぐらいの練習ではできないことが分かった。
今日は取り合えず、一通り最後まで吹いてみて、譜面読みをすることで終わった。

明野から帰り道、眼前には、八ヶ岳が美しく聳えていた。

8月の昼下がりは木陰で・・(炒りたてのコーヒー豆を飲みながら)

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今日の昼からは、実に多彩な八ヶ岳ライフを愉しんでおられるKitahoさんがやってきた。

開口一番、「美味しいコーヒー豆が手に入ったのですよ」と、渡してくれたのが、
「コロンビア産のコーヒー豆でミルキーセレクトという品種(甘味が強く程よいコクがある)とナリーニョ(華やかな酸味)という品種をブレンドしたもの」
今朝、自宅で炒ってきてくれたものだ。Kitahoさんにはいつも、こうして、のっけからワクワクさせられてしまうのだ。

その後すぐに、夏のアダージョの森を案内した。

咲き始めたレンゲショウマ、「我が家のはもう終わってしまいました。ここは写真がとりやすくていいですね」とパチリ。

撮影したのを見せていただくと、Nikon デジタル一眼レフ D4Sの鮮やかさはさすがだ。

その後、畑に案内し、Kitahoさんから種と苗をいただいたスクナカボチャが元気に育っているのを見ていただいた。

家に戻り、いただいたコロンビアのミルキーセレクト+ナリーニョを淹れて飲む。雑味は全くなく、ほのかな甘みと酸味、すっきりしたコク、申し分ない味だ。
雑木林の向こうはカンカンの日が射しているが、木陰のデッキは涼しくて、8月の午後のひと時を過ごすのにはもってつけだ。

八ヶ岳ライフの話から始まって、庭造りの話、Kitahoさんが、今年から始めた蕎麦づくりの話が面白い。耕うんから初めて、蕎麦の種を播き、蕎麦粉を引いて、自分で打つとのこと、
恐れ入る。そうと思えば最近の世相や八ヶ岳界隈の話など、話題が満載だ。気が付くと6時を回ってしまったので楽しい談笑を終えることにした。

管楽器が煌めいた(きいてけしコンサート)

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今日は、夕方5時から大泉の「セレナーデ」で「きいてけしコンサート」を聴きに行った。

きいてけしコンサートは、2012年9月に第1回演奏会が開催され、今回で11回目となる。

「セレナーデ」でオーナー夫妻と久しぶりにお会いしたのでしばし語らう。おふたりともお元気そうだ。

本日のプログラムの最初は
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番。
おなじみの池澤卓郎さんのヴァイオリン独奏は、安定したテクニックで知らず知らずのうちに惹きこまれていく、といった感じの演奏。
演奏が第1楽章だけだったのがいかにも残念だった。

2曲目は、シェーンベルグの「清められた夜」、R.デーメルの詩をそのまま音楽にした、といわれている。「闇を洗い流す」という主題が、難解な旋律のなかで浮かび上がる。

3曲目はリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」。絢爛たる「アラビアンナイト」の世界にふさわしく、管楽器軍がきらびやかな演奏を聴かせてくれた。
ワクワクするような響き、聴きごたえたっぷりだった。

曲の始まる前に、現在トルコのビルケント交響楽団で活躍しているというチューバ奏者村上紀義さんから、チューバの楽しい楽器紹介をしていただいた。
これが面白くて拍手喝采だった。

鈴木先生のタクトも、要所を抑えて明確に指示し楽団をきちっとまとめ上げていた。

小さな交響楽団の演奏だが、近くの大泉のホールで、2000円で聴けるというのは、「身近にクラッシクを愉しむ」者にとって、本当にありがたいことだ。

 

ブラジル料理シュラスコの旨〜い香りが広がる(煙突掃除3人組がやってきた)

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今日は毎年やってきてくれる「煙突掃除3人組」の皆さんがやってきた。

アダージョの森に到着するなり、疲れた表情を全く見せずに「さ、やりましょう!」と言って、直ちに煙突掃除に取り掛かったのには驚いた。
手順は頭に入っているので、プロ並みの流れるような作業が続く。

まずは、煙突の一番下を外す。ちょっと外れにくそう。外れると、ごみ袋をガムテープでぶら下げる。

外では、屋根にトントントンと登って行って、掃除ブラシを煙突に差し込み、上からゴシゴシ煤を落とす。
私はというと、煙突の一番上のふたについている煤を落とす作業をする。(要するに、重要な作業はほとんど外されている)

あっという間に、煙突の煤がごみ袋に溜まった。1年でも結構な量が溜まったものだ。やはり煙突掃除は毎年するのがいいようだ。

ついでに、2階の窓ガラス拭きをやり、返す刀で、屋根の下についていたアシナガ蜂の巣を2か所駆除してくれたのもありがたい。

煙突掃除が終わると、いよいよガーデンパーティの用意だ。まず炉で火を熾す。このところの雨続きで柴が濡れていて火付きが悪いが何とか燃えてくれた。燃え盛る火の上に網を置きその上に炭を置くと、すぐに炭に火が熾る。

これをバーベキューコンロに移す。テーブルの上に飲み物と食べ物を置くと準備完了だ。
煙突掃除と同時並行で作っていた卵と竹輪の燻製

それにサーモンのカルパッチョ・バジルソースあえ

今回初めて食べた鶏手羽餃子。鶏手羽をくり抜きその中に餃子のアンを入れてコンロでカリッと焼く。香ばしさと閉じ込められた餃子とが混じり合って絶妙の旨さだ。

それが終わると、本日のメインディッシュ、ブラジル料理シュラスコとなる。シュラスコとは、鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって、炭火でじっくり焼いたもの。
ブラジルをはじめとする南アメリカの肉料理である。


実は、今年7月に大阪で3人組の皆さんと黒門市場のブラジル料理の店に行った。その時食べたのがこのシュラスコだ。


これを覚えていたTさんが、わざわざでっかい串を用意し、1キロの牛肉に岩塩をすりこんで準備してくれていたものだ。

表面が焼きあがると、外側から包丁で切り削いでいく。中はまだ半生なので肉の旨みが全く逃げないのがいい。

続いて、かまどでニジマスが焼けてきたので、肉料理の口直しと行こう。その間にもサラダとかおにぎりとかを食べていたのですっかり満腹になってしまった。


そろそろ昼食は終了のようだ。「それでは、次は薪割りと行きましょうか」と、今度は庭のあちらこちらに置いておいた丸太を一輪車で持ち上げてきて、それをどんどん割っていく。

長い丸太はチェーンソーで短くカットする。割り終えた薪を置くのに、薪置き場においていた薪をガレージの薪置き場に移動し、それでできた空間に、新たに割った薪を並べていく。
これを手際よく、しかも早くやって行くので、私はどちらかというと、見ているだけという感じになった。

すべての丸太を割り、薪置き場に並べて作業は作業は終了した。丁度雨が降り出してきたので、片づけをして部屋に入る。

ざっと汗を流した後は、部屋の中で夕食となる。といってもほとんどお腹が減っていない状態なので、飲み物で喉を潤す。
最後は、とっておきのテールスープを用意していただいた。これが旨いのなんの、コラーゲンたっぷりの豊かな味わいには思わずうならざる得ない。これが文字通りの〆となった。

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