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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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コスタリカcoffeeを味わいながら

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今日は、晴れているものの強い北風が吹いている。昼から、Kitahoさんがやってきた。

なんと、なんと。先日作っていただいた入り口の看板の上に「屋根を付けましょう」といって、車の中からその屋根を出してきたのには
驚いた。さっそく、キシラデコールを塗ってしばらく置いておく。

その後、紅葉が終わろうとしている森の中を案内する。コナラのなかで、ひときわ赤く紅葉しているの木があり、美しいですねと言いな
がら、写真に収めていた。

部屋に戻り、自宅で焙煎して持ってきてくれた「コスタリカ セントタラス」を淹れる。苦味、酸味、ボディーのバランスがよく、仄かな甘みがある。コクがあり、雑味は全くなかった。

八ヶ岳界隈の話やステンドグラス、蕎麦づくりなどなど、いつも話題が満載だ。看板の屋根に塗ったキシラデコールが乾いた頃を見計ら
って、備え付け作業をする。そのためにわざわざ、電動ドライバーまで持ってきてくれた。

部屋に戻って写真の話などをしていると、いつも通り、あたりは薄暗くなってしまった。そろそろお暇しますと言ってお別れした。

可愛い赤い実をつけたヒヨドリジョウゴを持ってきたくれたので、それを見ながら、夕食を食べる。

 


秋の風物詩 吊るし柿

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今日の八ヶ岳清里は、素晴らしい青空が広がっている。朝6時45分の気温は2℃、だいぶ寒くなってきた。強い木枯らしが吹き、庭の木々の葉もだいぶ散ってしまった。

いつも通りウォーキングに出る。南アルプスの峰々にも雪がうっすらと積もっている。

奥に聳える北岳はかなり白くなっている。

八ヶ岳は雲がかかっていて、権現岳の裾の方は白い粉がかかったようだ。

フルート仲間のFさんから、渋柿を頂いた。

皮を剥き、吊るし柿にした。

晩秋の一日

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今日も青空が広がっているが木枯らしが吹いている。

美味しい「シナノゴールド」を買いに、野辺山のびっくり市場に行く。土曜日ということもあり、お客さんが多かった。

西側に冠雪した八ヶ岳が見える。9月に登った杣添尾根にもだいぶ雪がついてきた。赤岳は雲の中だ。

お昼は北甲斐亭の蕎麦を食べよう。

昼時でお客さんが多かった。地元の蕎麦打ち自慢のお母さんたちが作る田舎蕎麦だ。

先日食べた「紬山荘」のお洒落な蕎麦もいいが、蕎麦というのは、もともと素朴な食べ物だ。厚化粧や都会的センスというのは、どんなものかなと考える。天ざるは1200円だ。

昼から、妻が蒸しまんじゅうを作った。

昼下がりのひととき、蒸しまんじゅうを頬張りながら、木の葉が散るのを見ていたら、

いつしか夕暮れが訪れた。

錦織りなすアダージョの森(その5 中央)

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11月になり今年の秋もそろそろ終盤から終わりを告げようとしている。アダージョの森の中央に、7本の株立ちのコナラがある。

コナラの紅葉はコハウチワカエデのように真っ赤にはならないものの、枯葉のような色から柿色、あるいは赤いものまでいろんな色に染まる。

コナラは秋の最後を告げて徐々に紅葉してきている。アダージョの森の中央の姿をお伝えする。

西のほうを見ると

イワガラミが絡む7本のコナラ。イタヤカエデは薄茶色に紅葉している。

 

7本のコナラの紅葉は圧倒的だ

 

足元のホトトギスはまだ咲いている

 

東側からの眺め

北側の眺め

霧がでてきた

夕暮れの庭

 

錦織りなすアダージョの森(その6 家)

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アダージョの森の中に建つ我が家も森の紅葉の深まりにしたがって、趣が変わってきた。

西側のイタヤカエデから

コマユミの紅葉が美しい南側から


オトコヨウゾメの紅葉

朝起きると、薪ストーブに火を入れる

コナラが色づき始めた


秋の風物詩吊るし柿を作る

7本のコナラがすっかり色づいた

北側からの眺め


東側の森の中から

 

 

アダージョの森の樹木(その1 ムラサキシキブ)

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これからは、しばらくアダージョの森に生えている樹木の秋の姿をお伝えしていきたい。

紫色の小さな実が森の中に輝いている。ムラサキシキブだ。その趣は実に気品がある。

平安時代の女流作家「紫式部」になぞらえて名づけられた、というのも頷ける。

葉は緑から黄葉して散ってしまうが、実だけは、しっかりと付いていて、鳥に食べられるのを待っている。


学名:Callicarpa japonica
科名:クマツヅラ科

大きな団扇のような葉 ハウチワカエデ

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 八ヶ岳に来るまでは、ハウチワカエデは知らなかった。八ヶ岳倶楽部を訪ねたときに、見事に紅葉したハウチワカエデに出会ってから、是非アダージョの森にもほしいものだと思い、小さな苗を購入した。

しかし、乾燥した土地でもあり、森の中なので日当たりも良くない。そのため、なかなか成長してくれないのが悩みだ。その上、はっきりした赤には紅葉しないのが残念だ。
イロハカエデなどと比べて、葉が大きいので、紅葉した時の迫力は素晴らしいものがあるが、残念ながら、黄葉している。


学名:Acer japonicum
別名:メイゲツカエデ
分類:カエデ科カエデ属

小さな葉が真っ赤に紅葉する コハウチワカエデ

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 アダージョの森に自生しているカエデ類の中では、最も鮮やかな赤色に紅葉する。小さい赤い葉が沢山展開していることによって、見た感じ、 より一層、色の深まりを感じさせられる。

 イロハカエデの鋭い鋭角とは違った丸みがある。関西の紅葉の名所などではあまり見られない樹木だ。

鳥たちが種を落としてくれて、庭のあちらこちらに成長してきているが、まだまだ個体数が少ない。もっと育ってほしいと願っている。 

学名:Acer sieboldianum Miq.
別名:イタヤメイゲツ
分類:カエデ科カエデ属


ウリのような肌をもつ ウリカエデ

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 樹肌が緑色で縦に黒い模様が入っている様子が、野菜のウリに似ているということから名づけられたウリカエデ。
 アダージョの森に生えているカエデ類の中で最も多い種だ。乾燥地によく生えるという。少し小ぶりな葉は浅く3裂する。
 多くは黄葉するが、時には柿色になるものもあり、ハッとするほど美しい色合いなる時もある。
 アダージョの森を代表するともいえるカエデである。

学名:Acer crataegifolium
別名:メウリカエデ、メウリノキ
分類:カエデ科カエデ属

美しい色合い ウリハダカエデ

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 樹肌が緑色で、黒い縦模様がはいっているのは、ウリカエデとほとんど同じで、見分けがつけにくい。しかも名前も似ているので、どちらがウリカエデでどちらがウリハダカエデなのかもわかりにくい。

最近になってようやく、識別できるようになってきた。ウリハダカエデは葉が大きく、五角形の形をしている。なんといって秋の紅葉が目を見張るほど美しい。黄葉と紅葉が混ざったような複雑な色合いがいい。

夕陽に映えると更にいっそう艶やかに染まる。

学名:Acer rufinerve  
分類:カエデ科カエデ属 (落葉高木

透けるような黄葉が美しい コシアブラ

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 春の山菜といえば、普通はタラの芽と思っていたが、八ヶ岳に来ると、コシアブラというのがあるのを知った。

しかもコシアブラはタラの芽より、はるかに旨いと言われている。嬉しいことにアダージョの森には、昔からコシアブラが沢山生えていて、私たちが来るまでは村の人たちがよく取りに来ていた。

 ところがコシアブラは単に春の山菜として重宝なだけ樹木でないことが、わかってきた。秋の黄葉は実に美しいのだ。コシアブラの大きな葉
が、透けるように黄葉する。はっきりした赤や黄色に染まるのではなく、透けるということの美しさを教えられた樹木だ。
コシアブラは、自然においておくと、巨木となるのもいい。


 
学名:Acanthopanax sciadophylloides
別名:ゴンゼツ
分類:ウコギ科ウコギ属

黄葉と紅葉が混じる オオモミジ

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アダージョの森にイロハカエデに似ているが葉の大きなカエデがある。オオモミジだ。葉が大きいので、紅葉すると迫力がある。

イロハカエデのように、一色の赤色には紅葉しない。黄葉した中にハッとするような赤色が混じっている。その赤色は樹木全体に広がるという
こともなく、散ってしまう。

時に、黄や赤一色に染まるよりも美しさを感じさせてくれるのがうれしい。

学名: Acer amoenum
カエデ科カエデ属

明るい黄色が爽やかだ コアジサイ

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コアジサイは初夏の薄青色の花とうっすらとした香りが魅力の花だ。秋はどうかというと、明るく黄葉する。

樹高が大きくならず、こじんまりしているのもいい。アダージョの森の進入道をはじめ森の中のいろんなところに生えているコアジサイが一斉に黄葉していくと
秋の深まりを感じさせてくれる。

学名: Hydrangea hirta 

分類:アジサイ科アジサイ属

大きな葉の紅葉が美しい シラキ

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シラキという木は、アダージョの森の中で暮らすまでは全く知らなかった。秋に紅葉する木に関心を持つようになって、いろいろ調べていると
紅葉の美しい木として紹介されていた。

それなら、森に植えようということで小さな苗を2個所に植えた。苗は小さいが秋になると、大きめの
葉がはっきりとした赤に染まるのがうれしい。なかなか大きくなってくれないのが、奥ゆかしいところだ。

学名:Sapium japonicum 
分類:トウダイグサ科シラキ属

花も実も紅葉もいい オトコヨウゾメ

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アダージョの森に来るまでは、オトコヨウゾメは知らなかった。背丈は2,3メートルほどであまり大きくはならない。春に可憐な白い花が咲く、それが秋になると赤い可愛い実となる。

紅葉は深い赤で、渋い美しさだ。これだけいいところがある雑木だが、市場にはほとんど出回っていないのも不思議だ。
アダージョの森では、日蔭でも日当たりのいいところでも生えているので、あまり育つところを選ばないようだ。

1年を通して楽しみを与えてくれる木である。

学名 :Viburnum phlebotrichum
分類 :スイカズラ科ガマズミ属


深い赤に染まる コマユミ

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秋も深まるとアダージョの森の南側生えている灌木が赤く染まる。コマユミだ。小さいマユミということだが、種としてはニシキギに属している。

初夏の花はほとんど目立たないが、秋の初め小さな赤い実ができる。その後、秋が深まってくると葉が深い赤色に紅葉して美しい。

学名:Euonymus alatus form ciliatodentatus
分類:ニシキギ科ニシキギ属

背が高く深く紅葉する ヤマボウシ

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 初夏に真っ白な大型の4枚の花をつける。花弁のように見えるが花弁ではなく総包片だ。それが終ると赤い実をつける。
秋の初めころに、深い赤色に紅葉する。

葉が大きく木も大きいので存在感がある。花も実も紅葉も楽しめる樹木である。
ヤマボウシの名前の由来は4枚の白い花びらを頭巾をかぶった法師に見立てたことから名づけられた。

学名: Benthamidia japonica
分類:ミズキ科ミズキ属

山の生活に重宝する サンショ

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 サンショ(山椒)が、アダージョの森の色んな処で芽を出している。山椒の実は、鳥たちに好かれているようだ。
 春の木の芽和え、その実は鍋などの薬味になるなど、重宝している。

 棘があるのが痛いところだ。 雄株と雌株があり、実が成るのは雌株のみである。
 秋には、小さな葉が黄葉する。

学名:Zanthoxylum piperitum
分類:ミカン科サンショウ属

黄葉のチャンピョン ダンコウバイ

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 早春に小さな黄色い花をつけるダンコウバイ。秋になると鮮やかに黄葉する。葉が大きいので、森の中でもよく目立つ。黄葉の代表格だ。


 葉は互生し、先端が浅く三裂している。果実は秋に赤から黒色に熟す。枝を折ると芳香があるのもいい。雌雄異株なので実は雌株に付く。

学名:Lindera obtusiloba
分類:クスノキ科クロモジ属

真っ赤な実が目立つ ガマズミ

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 ガマズミは春に白い密集した花が咲く。森の中にふわっと浮かんでいるような感じだ。その花が、秋の初めに赤い実をつける。

 秋の深まりとともに、葉もしだいに紅葉してくる。
 紅葉するといっても色々あるのが分かってきた。これはどちらかというと深く紅葉する仲間だ。これはどう表現すればいいのかな。
 赤銅色?海老茶色(えびちゃ)?臙脂色(えんじ)?
 実は、だんだん甘くなり食べることができるが、種が大きくほとんど味わえない。

学名:Vibrnum dilatatum
別名:アラゲガマズミ、ヨウゾメ
分類:スイカズラ科ガマズミ属

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