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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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久しぶりの 関西笛の会フルート教室

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今日は、何年かぶりに関西笛の会フルート(我孫子)教室に参加した。

今回は特にOB、OGの参加もオーケーという「オープン教室」という企画だ。
我孫子教室はJR我孫子道から歩いて6,7分のところにある住宅の集会所だ。

練習会場に着くと、昔のメンバーが続々と集まってきて懐かしかった。もちろん
初めてお会いした方もいるが、すぐに親しくしていただいた。
午後1時30分から練習が始まった。講師は野原先生。まずは、ソノリテで音出
しの練習から。「肩の力を抜いて」、フルートの構えは(唇の下、左手人差し指
の付け根、右手親指の)三点確保、など具体的に指導を受ける。

それが終ると、「サウンド・オブ・サイレンス」「モーツァルトのメヌエット」
「夜明けのスキャット」の三曲を、4パートに分かれて演奏した。
旋律のパートと伴奏のパートの役割、曲の盛り上がりをどう作るか、などを意識
して演奏するようにとの指導あり。
何回か練習していくと、徐々に演奏がまとまってきて、美しい四重奏のハーモニ
ーを堪能することができた。

練習が終わってからは、もちろん、和気藹々の忘年会を楽しんだ。


ゆく年くる年

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2014年もそろそろ終わろうとしている。

一年間愛用してきた高橋の青のリシェルは、一年分膨らんでいる。新しい2015年版は臙脂色で、
もちろん 細身でぴかぴかだ。

新潮の「マイブック」シリーズは、庭作業と読書日記用。日付だけで、横罫線もなく自由に書けるの
がいい。しかも400円といたってリーズナブルだ。

黄色の2014年からの3年連用日記も何とか途切れることなく上段の2014年分も終わろうとし
ている。こうして1年を振り返ると、今年もいろんなことがあった、とつくづく思う。

はてさて2015年は、どんな年になるだろうか。健康で充実した楽しい年であってほしい。
というものの、もうすでに1月の飲み会の日程が入ってきている。

謹賀新年

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明けましておめでとうございます。今年も、八ヶ岳の暮らしを中心に日々の出来事を綴っていきますので、よろしくお願いします。

1日は大阪の我が家で親戚の新年会を行った。96歳の年女となるおばあちゃんと双子のひ孫たち15人
が集まって、実ににぎやかな新年会となった。

ひ孫たちは、おとなしいのは最初の内だけで、そのうちに走り回るやら泣き出すやらと大騒ぎとなった。

2日も引き続き、メンバーを変えた新年会だ。こちらは大人だけなので、静かな雰囲気で新しい年を祝いあった。

なんといっても健康で元気に暮らしましょうと楽しい歓談が続いた。

今年の運勢は、中吉。「心豊かに待てば果報が来る」

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今日は、穏やかな日和になった。このところ人が多いのに辟易するようになったので、初詣も、人があまりいない、今日4日に参る。

近鉄道明寺駅前には、「大坂夏の陣 道明寺合戦の記念碑」が建てられていた。

どういういきさつが あって、時の権力闘争に敗れ、藤原時平によって大宰府に左遷された
菅原道真が、天満宮として神となって崇められるようになったのだろうか。単に
ずば抜けた秀才であったから、とは思われないのだが。そんなことを考えながら、参道を登る。

本殿で、今年の家内安全を祈願する。夫婦でおみくじを引くと、二人とも中吉だった。要は、「心清らかにあるいは、豊かに待てば果報が 

訪れる」とのことだ。そうか、素直に真に受けて、今年は、「心清らかに」「心豊かに」過ごすことにしよう。

境内の一角で、「東北大震災復興祈願」の甘酒をふるまっていた。一口含んでみると、ほんのりとしたやさしい甘さが口内に広がった。

帰りに、「星乃珈琲」に寄る。正月の日曜日なので、結構混んでいた。

コーヒーとホットケーキを注文する。オーソドックスな味のコーヒーを飲みながら、夫婦で今年一年のことをあれこれ話し合った。

凧揚げ

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このところ大阪も冷え込んでいる。最低気温が0度を大きく下回る清里と比べると暖かいのであろうが、体が慣れてしまったのか、寒さを感じる。

久しぶりに、大阪府の施設「食と緑の技術センター」の中を歩いてみよう。いつも通る池のほとりでは、カワセミを撮影している人がいた。

その横にはラクウショウが生えていて、付近には、ニョキニョキと面白い形の気根が顔を出していた。

公園の側を通ると、親子で凧揚げをしていた。子供のころ、正月になるとよく凧揚げをしたものだ。奴凧に新聞紙で長い足をつけて楽しんだ。

電線に引っかかったり、糸が切れて凧が遠くに飛んで行ったりしてしまって悔しい思いをしたな。

ラクウショウ
学名:Taxodium distichum
ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属の針葉樹

初めてのイスラエル料理

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今日は、いつもの飲み友達と一緒に初めてイスラエル料理を食べようということになった。

場所は大阪駅前第3ビルの「ルーディーズクラブデリシャス
Israel BAR&CAFE RUDY’S CLUB DELICIOUS 」というところ。

イスラエルは、人口は800万人で大阪府880万人より少し少なく、面積は2.2万平方キロで四国と同じくらいだ。

店の前にイスラエルの国旗が飾られている。
店内に入り、一番奥のテーブルに座る。少し室内は暗い。隣で、合コンの若い人たちが4対4で楽しそうに食事をしていた。

さて、出されてきたイスラエル料理だが、うす暗いのでよく見えないまま食べ始める。

最初に出てきたのがイスラエルサラダ。特製のドレッシングがかかっているて、思った以上にあっさりした味だった。

次に出てきたのは、ペースト状のソース。それをパンにつけて食べる。
いろんなものが混じっている感じなのだが、どれもしつこさはなくあっさりしていた。
「シュクシュカ」 
トマト・タマゴ・チーズ・スパイスを熱々のフライパンで出てきた。(真ん中の上)
「ババガノッシュ」
焼きナスとマヨネーズのペースト (右下の白)
「シュニッツェル」
ゴマをまぶして揚げたイスラエルのフライドチキン (左上)
それに写真にはないが、牛肉のステーキが出てきた。

久しぶりに会ったので話に夢中になってしまって、肝心のイスラエル料理についてはあまり味わうことなく終わってしまった。

「世界のともだち(17) イスラエル 小さな芸術家シラ」 より テルアビブの市場



書を楽しむ 「第30回記念 毎日現代書 関西代表作家展」

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実に久しぶりにに書の展覧会に行った。阿倍野ハルカス「近鉄アート館」で行われている「第30回記念毎日現代書 関西代表作家展」。

入ってみて驚いたのは、入館者の多さだ。書を愛好している人の裾野の広さを感じだ。出品作家の揮毫会が行われているところは、大変な賑わいだ。

同時に、昭和6年(1931年)の「5・15事件」で凶弾に倒れた「犬養毅の書」も陳列されていた。犬養毅は政治家でありながらよく書をものにした。号を「木堂」という。「恕」(思いやる)という字が心に残った。

作品展を出たところで、いろんな書の本が売られていた。記念に「ほっとする論語」(杉谷みどり文 石飛博光書)を買った。石飛博光さんの字に親しみを感じる。

「近き者説(よろこべば)、遠き者来たらん」(自分たちがまず幸せを満喫してこそ、幸せを説く口が信用される)

今日は良く晴れた日だったので、ハルカスの窓から、北の方高層ビルが見える。

閑静な住宅街にある「Café&gallery」を訪ねる

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今日は、南海電車浜寺公園駅近くの静かな住宅街の中にある「Café&galleryFiume Rosso 」を訪ねた。

浜寺公園周辺の旧浜寺町一帯は大正から昭和初期にかけて別荘地となり、夏期は海水浴場として大変な賑わいを見せたところで、

現在でもその雰囲気が残されている。

「Café&gallery Fiume Rosso 」は、私のフルート友だちが実家を解放してギャラリーとされているところだ。

実に瀟洒な建物で、入り口に本日オープンの表示がされてる。

建物の中に入ると、入り口に、パッチワークのタペストリーが飾られていた。

「Fiume Rosso」のオープンは不定期だが、開業中は手作り作品の展示とミニコンサートがある。

2時30分からピアノ、フルート、チェロの三重奏を聴かせていただいた。最後の「Fly me to the moon」のジャズアレンジが良かった。

別室の会場には、カラフルなパッチワーク作品が展示されていた。

ケーキセットは600円で、手作りのケーキはまろやかな味だった。

南側には手入れのいきとどいた庭が、冬の光を受けて明るく広がっている。

冬の一日、実にさわやかな時間を過ごさせていただいた。
「Fiume Rosso」とは直訳すると「紅い河」ということだが、どんな思いが込められているのだろうか。


「東欧ノスタルジー」の美しい音楽に浸る

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今日は富田林の「すばるホール」に足を運ぶ。ここでは「私の街でクラッシク」と題して、富田林在住の音楽家による、演奏会が定期的に開催されている。

今回は、そのシリーズの11回目だ。題して「東欧のノスタルジー」。ドボルザークをはじめとした東欧音楽の演奏会だった。

バイオリン奏者でもある奥田章子さんから、「何故、東欧音楽は私たちの心のふるさとのよう
に響くのか」との解説があった。それは「4,7抜きの5音音階」(東アジアでは古代中国以来
,ドレミソラの音階が理論的に基本とされる。)とのことだ。「5音音階」の曲では、「蛍の光 」

「麦畑」「アメージンググレース」「浜千鳥」「上を向いて歩こう」など、皆さんよくご存じの曲が紹介された。

前半はバイオリンの演奏だ。ポルムベスクの「望郷のバラード」は天満敦子さんの演奏で知
られるようになった。ルーマニアを愛するポルムベスクは投獄され、29歳の若さで夭逝した。
故郷ルーマニアへの思いが切々と歌われるこの曲は、何度聞いても心が打たれる。

後半は大阪センチュリー交響楽団首席フルート奏者だった長山慶子さんのフルート演奏。
ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」を聴く。太く、軽やかで、美しい。第3楽章が実に感動的だった。
同じくドップラーの「森の小鳥」は、飼っているオカメインコの囀りのように演奏したい、とのこと。

マルティヌーの「スケルッツオ」はジャズのような雰囲気のなか超絶技巧で最後まで駆け抜けるという曲だった。

1時間30分ほどの間、ゆったりクラッシクを楽しんだ。これが1000円というリーズナブルな入場料なのも嬉しい。

2015山行き計画を話し合う

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今日は、2015年度の山行き計画を話し合うため、いつものように根城である、ミナミの「」に集まった。

まずは、軽く乾杯したあと、料理を食べながら、このほどギリシャ旅行から帰ってきたMさんの話を聞く。

ギリシャは人口1000万人ぐらいで国土の広さは、日本の三分の一ぐらい。意外と小さな国だ。英語は通じるが町の人は英語はあまり話せない。

アクロポリスやパルテンノン神殿など、国中いたるところに世界遺産がある。

治安は良い、財政危機と言われているが、人々は、陽気に暮らしている、などなど。記念にマグネット」を頂いた。


その後、本題の今年の山登りの話となった。毎年、「日本百名山」を登ってきているが、
清里周辺の「甲武信岳(こぶしたけ)」はどうか、との提案あり。甲武信岳は、文字通り

山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、これまで登った瑞牆山、金峰山の続きにある
山だ。塩山から入っていく。山小屋もあるので、歩きやすい、とのこと。

無理をせずに体力にあわせてのんびり登山を楽しむのがこの会の趣旨だから、「歩きやすい」ということで、皆さん大いに納得。

日程は5月中下旬になるが、それまで、足慣らしをしておこう、ということで散会した。

楊逸(ヤン・イー)「時が滲む朝」

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中国人の作家が日本語で小説を書き、芥川賞(2008年第139回)を取った作品ということで、一度読んでみたいと思っていた。

1988年の7月、中国西北部に住む謝志強、梁浩遠は大学への入学試験を受け、二人そろって、秦漢大学(架空の大学のようだ)に合格する。二人は将来の夢を語り合いながら、大学生活を楽しむ。ところが1989年6月(第2次)天安門事件が起こり、彼らは国を愛する気持ちから運動に参加していく。

運動の指導者として学生を指導する甘先生や、英露という女性活動家とも親しくなる。
民主化を求める運動は政府により弾圧される。ある日二人は飲み屋で運動をめぐって市民と論争となり、殴り合いとなって当局に逮捕され、大学退学処分を受ける。

梁浩遠は日本の残留孤児、梅と結婚して日本にわたり、東京で中国の民主化、香港の中国返還反対、北京オリンピック開催阻止の署名活動などを続ける。謝志強は、中国に残ってデザイナーとして生計を立てる。

しかし、1997年に香港が中国に返還さんれるや、世界の中国同朋が狂ったように喜ぶ姿を見ると、梁浩遠も心を動かさざるを得なかった。梁浩遠の運動への賛同者も一人一人と少なくなっていく。

2000年末に、亡命していた甘先生と英露が中国に帰る途上東京に立ち寄り、梁浩遠に会う。これから、小学校の教師として暮らすと言って中国に帰っていくところで物語は終わる。

この本の帯に「中国民主化勢力の青春と挫折」と書かれているので、政治的な展開になるのかなと思っていたが、ほとんど突っ込んだ展開はない。現代中国の大きな流れに抗しながらも、結局は、中国人として生きていかざるを得ない主人公たちが、淡々とほろ苦く描枯れていた。

読後、主人公たちによって歌われる尾崎豊の「I Love You」の切ない旋律が心の中に響いた。

(参考)

 1989年11月 ベルリンの壁崩壊

 1991年12月 ソ連邦解体

 2001年7月  北京オリンピック開催決定

 

フルートドュオ「エビス」リサイタルを聴く

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今日は、大阪南港サンセットホールで行われた「フルートドュオ ”エビス”」のコンサートを聴きに出かけた。

"エビス"のお二人は、私がもと参加していた関西笛の会講師である、野原剛さんと小中公平さんだ。

お二人は、関西笛の会の講師をされながら、いろんな音楽活動を展開されている。

今日の南港は、晴れているが、風が冷たく寒い。ATCの大きなガラス窓からは、あたりは春のような日差しに包まれているように見える。
関西笛の会からも多くの方が来られていて、会場はほとんど満席の盛況だった。

野原剛さんは、マイクを片手に軽妙の語り口で曲の紹介などを行ってくれた。会場を笑わせる楽しい語り口に好感が持てる。

前半では、F.クーラウの「3つの二重奏曲作品81」、二人の息がぴったり合う素晴らしい演奏だっだ。
武満徹の「マスク」、D.シュニーダーの「プロヴァンス組曲」は、残念ながら曲想がつかめないまま終わってしまった。

後半からは、ピアノに河内仁志さんも加わり、演奏に厚みが増した。
G.Pテレマン「2本のフルートのための協奏曲ホ短調」の演奏が良かったように思う。
ソロ演奏もあった。野原さんは「G.フォーレ 幻想曲」、小中さんは「P.タファネル ミニヨンの主題によるグランドファンタジー」。
お二人の若さが溌剌とした力強い演奏と超絶技巧には会場からも、思わずため息が漏れていた。

アンコールの「真っ赤な太陽」の二重奏、これには驚いた。愉しさとテクニックがあいまった素晴らしい演奏だ。

今後とも若い二人の活躍に大いに期待したい。そろそろCDを出されてはどうだろうか。

白浜への小旅行(その1)

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海が見たくなったので、久しぶりに白浜温泉へ行こう。車で3時間弱、白浜も近くなった。近畿大学のマグロ研究所の横を通って、白良浜に出る。

白良浜の砂は真っ白で目に痛いほどだ。春のような日差しに誘われて海岸筋を歩いていく。

ところが海を渡ってくる風は、強く冷たいので、ほうほうの体で車に戻った。

その後、南白浜道路を走る。岬めぐりの道路からは、広く太平洋を望むことができた。

2時過ぎに白浜温泉「海舟」に着いた。チェックインが2時からなのだが、受付は混雑していて、待たされた。お好きな浴衣を選んで部屋に案内していただく。部屋からも海が見えるので気持ちいい。
温泉は、やや塩味がする無色透明無臭だった。昭和18年に掘削と表示があった。第2時世界大戦真っ最中の時にも温泉の掘削はやっていたのかと驚いた。

そうこうしているうちに日が沈んできて、断崖が茜色に染まってきた。

夕食のメインは船盛料理。

魚や貝類など品数が多く、ボリュームは十分だった。〆のうどんやデザートを食べると満腹になった。

白浜への小旅行(その2)

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7日の朝はやや雲が多い。ゆっくり露天風呂に浸かった後朝食を食べる。

色んな小鉢が深い盆の中に入っている楽しい料理だった。サラダやデザート、ソフトドリンクはセルフサービスとなっている。

食後旅館内を散歩した。梅の蕾が開き始めていた。

旅館でのんびり時間を過ごした後、チェックアウトする。

白浜の街をドライブしていくと、一番高いところが「平草原」という公園になっている。

展望台に行くと、「和歌山県朝日夕陽百選」の看板が立っていた。

そこからは白浜の町が見渡せる。公園は遊歩道に沿って桜が植えられていて、日本庭園やバラ園、紫陽花園などもある。花の咲くころはさぞや見ごたえがあるであろう。

公園を出てしばらく走った後、いつものように「とれとれ市場」で昼食にする。土曜日の昼時なので、店は沢山の観光客が詰めかけていた。

カランカランと鐘がなって、マグロの解体ショウーが始まった。海鮮丼や握り寿司で昼食にした後、干物などのお土産を買って帰路についた。

「アゲイン 28年目の甲子園」を観る

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これは、2004年から始まった高校球児のOBたちが集まる「マスターズ甲子園」を題材にした物語である。

たまたま私の友人が若い頃野球をやっていて、この映画のエキストラに出演するというので、是非観ておこうと思って出かけた。

今回は「アリオ ショッピングモール」の中にあるTOHO系の劇場にいった。チケット売り場は自動化されているので、少し戸惑った。

ある日、坂町晴彦(中井貴一)のもとを、高校時代共に甲子園出場を夢見た野球部仲間の娘
・戸沢美枝(波瑠)が訪ねてくる。彼女は東日本大震災で亡くなった父親の遺品の中から、
束になって投函されずに残っていた年賀状を見つけ、坂町のところへやって来たのだ。戸沢
美枝は、坂町にボランティアとして事務局に参加する「マスターズ甲子園」に出場しません
か、と誘うが、坂町は事情ありげに固辞するも、次第に戸沢美枝の熱意にほだされる。
坂町もかつての野球部仲間も、いろいろの人生を歩んできた。話が進むに従い、戸沢美枝の
父親が犯した事件の真相が明らかになり、昔のわだかまりが消えたメンバーたちは、「マス
ターズ甲子園」に向けた熱意を新たにする。

映画を観るまでは、単に元高校球児がもう一度甲子園を目指す楽しい野球映画かなと思って
いたが、見事に予想は裏切られた。人は生きていくうえで、色んな失敗や許せない出来事が
ある。それらに本当に向き合ったのか。負けるのを恐れて、戦いの途中で投げ出してこなか
ったのか。「ちゃんと負けて、次に進む」、という熱いメッセージが胸に届く。

重松清の原作は読んでいないが、じ~んと来た。

浜田省吾のテーマソング「夢のつづき」もいい歌だった。

 ♪ 妻とオレ コーヒー片手に 時間が止まったよう

  いつか遠く 憧れた場所

  どこか遠く 陽のあふれる場所へ 出かけよう

  二人で そっと あの頃の夢をたどって  ♪

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v10008/v0993900000000547474/

映画の最後、エンドロールでかの友人が写っているではないか。あっと思った瞬間に画面が消えてしまったのが残念だった。

 

 


チューリッヒ美術館展を観る

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神戸市立博物館で開催されている「チューリッヒ美術館展」を観に出かけた。

「巨匠いっき見!!」と題する通り、「チューリッヒ美術館」が蔵する10万点から74点の作品が展示されている。

また、日本とスイスの国交樹立150年を記念する事業の一環として開催されていて、ホドラー、ヴァロットン、クレー、ジャコメッティ、といったスイスゆかりの作家の珠玉品も多く展示されていた。

セザンヌ、ゴーギャン、ルソーなどポスト印象派、カンディンスキーやモンドリアンの抽象名画、ムンク、マティス、ピカソ、シャガール、ミロ、ダリといった20世紀の巨匠たちの作品などなど。

シャガールの晩年(1968年)作「パリの上で」。シャガールと亡き妻を思わせる浮遊する若い男女、セーヌ川、幸福の象徴たる花瓶に溢れる花、作品全体は輝く黄色で包まれている。

印象派を代表するモネが晩年に手掛けた幅6メートルの「睡蓮」は、さすが見ごたえ十分だった。

豊田産業技術記念館と煌めくLED

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今日は、日本のモノ作りの発祥の地のひとつである名古屋にある豊田産業技術記念館を訪ねた。

名古屋駅から一駅、名古屋城からも近いところにあった。記念館は赤レンガの由緒のある建物だ。

入り口には、「豊田産業技術記念館」と「コンポン研究所」と書かれている。

着いたのは昼時だったので、建物の中にある静かなレストランで昼食を食べる。

その後館内を見学した。最初に訪れたのは、「繊維機械館」だ。世界のトヨタの原点は何と
いっても豊田織機の発明群である。綿花は、捩じられると細い綿花繊維が絡み合い固い糸に
なるという特性がある。

これを使ったのが手織り機だ。これからから動力織機へ発展していく。

日本の紡績業の近代化は、明治時代にイギリスから機械紡績が輸入されてから始まった。

西洋の機械紡績の導入から、独創的な国産技術の開発、

そして現在の全自動紡績システムに至るまで、約100年の技術の歩みは、目を見張るものがあった。

続いて、「自動車館」を見学した。紡績機械の制作のノウハウを自動車制作に発展していく
過程がよくわかる。昔は、原寸木型に合わせて鉄板を手叩きによりをパネルに仕上げて、ボデーを組
み立てていた。

続いて、自動車のエンジン、トランスミッション、サスペンションから、タイヤ、ボディ、
自動車用ガラスまでの各工程などが詳しく展示されていた。

各々の工程や説明パネルなどは興味深いものだったが、2時間ですべてを見学することはできなかった。

今日の宿は目の前に巨大なジェットコースターが見える長島温泉だ。夕食後になばなの里」のイルミネーションを見に出かけた。

入り口付近を見る

光の通路、

ライトアップされた木々が池に写って幻想的だ

最深部のナイヤガラの滝まで

なかなか見ごたえのある光のショーを堪能することができた。

新幹線開業に湧く金沢 一足先に訪ねた

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3月14日、いよいよ「東京~金沢」間に北陸新幹線が開通する。直前の金沢の街はどんな感じか、ご近所の友だちと一緒に街の様子を見に行くことになった。前日加賀温泉に泊まって、朝10時過ぎに北陸本線で金沢駅に到着した。駅構内はピカピカの真っ新だ。

新幹線の改札口はまだ、まだ覆いが掛けられている。向いの百貨店もリニューアルしたようだ。

改札口を出たところに「あんと」という金沢・石川県の名産品販売所がオープンしていた。和菓子やさんが沢山あるので、何を買おうか迷ってしまう。

金沢駅の東口を出ると、「もてなし」ドームという巨大なガラスの空間に出てきた。

その東の端に木造の巨大な門のような構造物があった。その前で観光客の皆さんが記念撮影をしていた。

駅前の広い通りをそのまま歩いていくと、近江町市場がある。鮮魚類を中心に、色んな食材が売られているので見て歩くだけでも楽しい。そこを過ぎるとほどなく金沢城にやってきた。黒門から城内に入っていくと、広い芝生の新丸広場がある。

河北門や五十間長屋などは新築されていた真っ新だ。そこから二の丸広場を抜けて、黒門に戻ってきた。風が強く寒かったが、雨も止んで日差しが出てきたのは幸運だった。

昼時になったので近江町市場にもどる。獲れ立ての鮮魚が盛り沢山にもられた海鮮丼の店が並んでいたので、そのうちの一軒に入った。

特製の醤油をかけていただくと海鮮丼は食べ応え十分だった。

帰りは駅構内の「あんと」で土産物を買う。平日の昼というのに沢山の観光客が詰めかけていた。新幹線開通の熱気がむんむんとした金沢だった。

春まだ浅い清里に戻る

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昨年末に大阪に帰り、年末年始の付き合いから始まり、次から次へといろんな雑用が舞い込んできた。

それらをこなし乍ら、小旅行などに行っているうちにすっかり都会の塵埃に染まってしまっていた。

重くなった腰をよっこらしょと持ち上げて、ようやく早春の八ヶ岳清里に戻ることになった。

道の途中で諏訪湖に立ち寄る。気持ち良い春の風が吹いている。

アダージョの森周辺の日蔭にはまだ、ほんの少し雪が残っているものの、春の日差しがやってきて暖かい。

庭には、フクジュソウ

スノードロップ、


クロッカスなど早春の花が咲いていた。

主がいない間も、庭を守り、春の訪れとともに健気に咲いてくれたと思うと、嬉しくなってくる。

おっ、フキノトウが地面から可愛い丸い芽を持ち上げてきている。なんだか摘むのがもったいないような気がして、そのまま置いておいた。

2015の庭作業の始まりだ。

サントリー白州工場でランチ

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今日は久しぶりにサントリーの白州工場を訪ねた。

お彼岸の日曜日ということもあり、ものすごい人出だ。観光シーズンが始まったかんじだ。
今回は工場見学はパスすることにして、レストラン「white terrace」でランチを食べることにした。

ビーフシチューを注文する。スープ、前菜、パンがついている。煮込まれたビーフは柔らかく、ボリュームも満点だった。


食後、ファクトリーショップ「In The Barrel」に立ち寄る。かわいい「白州12年」のボトルとグラスのセットがあったので買った。

食後、ご近所のBluebellさん宅に寄り、お茶を頂く。Bluebellさん宅では現在庭の改造中だ。杉の巨木を伐採し、庭に横たわっていた。
倉庫兼薪小屋も建築中だった。庭には、さわやかなレモンイエローのプリムラの原種「プリムラ・ブルガリス」が咲いていた。

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