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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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フジとホオノキ アダージョの森の花たち(5月第5週その2)

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フジ

 アダージョの森を歩いていると足元にちらっと藤色が浮き出る。よく見るとフジの花が落ちているのだ。
森の中からはフジが咲いているのは、ほとんど分からない。アダージョの森を西から眺めると樹木を覆うように咲いているのに驚かされる。

 花はいいのだが、木々を締め付けるので性質が悪い。それに森の中でいたるところから芽を出すのが曲者だ。


ホオノキ

 巨木ホオノキの葉は、芳香がするので、お皿代わりに使ったり、朴葉寿司や朴葉味噌などと重宝である。
材は堅いので下駄の歯や、水に強く手触りが良いため、包丁の柄などにも使われる。
ホオノキの花も樹木の先に咲くので、森の下からは見えない。

離れたところからやっと見えるのだが、その大きさが実感できないのが残念だ。


ジャガイモの芽が出てきた

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畑の作物が育ってきている。

手間がかからず、収穫後は春まで使えるジャガイモ、今年は6畝たっぷりと植えこんだ。
それが、この陽気に誘われてどんどん芽を吹いてきている。

その他の作物も育ってきている。

ただオクラの調子が悪く、道の駅で安い苗があったので、新たに植えつけた。

今年初めての挑戦は、ハヤトウリ。Kitahoさんから種を頂き植えつけた。秋の収穫が楽しみだ。

昨年好評だったスクナカボチャも6株ほど植えつけた。

ズッキーニは早くも黄色い花を咲かせている。

畑地には雑草の芽も出てきている。これからの雑草刈りが大変だ。

「ロマンティック・エチュード NO19終了」 (フルート5月レッスン 第3回)

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今日は5月第3回目のフルートレッスン。

朝10時過ぎにアダージョの森を出たときは20℃だったが、高根町の駐在所交差点では、26℃になっていた。
昨日に続き、今日も猛暑のようだ。

(草陰で休む蝶 名前?)

さて、今日のレッスン。まずは「ケーラー 25 ロマンティック・エチュード」NO19。運指がややこしいのと、32分音符3連符が苦手だったが、何とか吹き通すことができた(?)ということで、○を頂いた。一歩前進。
続いてNO20もやる。これはほとんどやっていなかったので、鈴木先生の模範演奏を聴かせていただき、2小節ごとに区切って練習した。

「ケーラーの25 Progressive Duets for 2 Flutes」は、NO10。2ndパートが少しややこしいが何とかクリア。だんだん難しくなってきた。

バッハのBWV1033は、前半のAndanteをやる。テンポをだいぶ落としたつもりだが、後半のprestoと比べてもっと遅くするようにとの指示。

今日は、アーティキュレーションをきっちり吹く練習をする。自分では譜面通りに吹いていたつもりだが、意外や間違っていることが分かった。曲をどのように組み立てるかを考えねばならない。

 (仲睦まじい2匹の蝶 モンシロチョウにしては黄色が飛ぶと白い )

ササバギンランの小群落 アダージョの森の花たち(5月第5週その3)

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アダージョの森のあちらこちらにササバギンランが花を咲かせている。

毅然とした姿がいい。

小さいながら真っ白で存在を主張している。


ササバギンランが、群落を形成してきた。

ニオイアヤメ、アンテリスカス (アダージョの森の花たち 5月第5週その4)

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ニオイアヤメ

 スクット立ち上がる藤色のアヤメ。色合いもいいが、その名の通り、かすかに香りがするのがいい。

アンテリスカス

 森の木の下で、ふわっと小さな白い花が浮いている。

非常に繊細な感じだが、清里の厳寒をものともせずに咲くところをみると

なかなかどうして、強健だ。

 

オオアマナ、サルビア・トワイライトセレナーデ (アダージョの森の花たち 5月第5週その5)

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オオアマナ

真っ白な星形の花が清楚で美しい。別名、キリスト教にある「ベツレヘムの星」ともいわれる。

庭のいろんなところに植えてみたが、日当たりの悪いところでは残念ながら咲いてくれない。

サルビア・トワイライトセレナーデ

深い紫色が美しい。他の植物の陰になってしまって、なかなか成長しなかった。植えつけて3年目にしてようやく咲いてくれた。

サルビアの仲間では、この花が一番乗りだ。サルビアが咲く、ということは、季節が夏に近づいてきたということだろうか。

バラ、クレマチス、宿根草の溢れる庭 (オープンガーデン訪問 長坂Tさん宅)

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今日は、長坂のTさん宅のオープンガーデンを訪ねた。

眼前に南アルプスを望むTさんの庭は、明るく広々としている。五月晴れの太陽が燦々と降り注ぎ、バラ、クレマチス、宿根草が一面に咲き誇っていた。

エントランスはバラが満開だ。

建物に沿って咲いているバラ フランソワ・ジュランベル。

赤いバラのアーチをくぐると

 

春の花が咲き誇こるメドウガーデンが広がっている。

 


目の前には南アルプスの雄大な景色が広がっている。

一体どれぐらいの花が植えられているのであろうか。よく手入れされた明るく美しい庭を堪能させていただいた。

旋律の流れを大きくとらえよう(フルート6月レッスン 第1回)

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6月のアダージョの森は生き生きした緑の葉で覆われるようになった。

今日は、フルートレッスン日。

最初は、「ケーラー 25 ロマンティック・エチュード」NO20、「The Dove」。
三連符が繋がる美しい旋律の曲だ。どうも三連符ごとの塊で演奏しがちだが、1小節ごとの流れを大きくとらえて演奏するようにとの指導あり。
そのためには、常に譜面を見るのではなく、できる限り暗譜して、譜面を見ることから離れるのが大事とのことだ。
その場でしばらく暗譜で演奏してみる。う~ん、これはなかなか難しい。

続いて、「25 Progressive Duets for 2 Flutes」、今日はNO11だ。
アウフタクトの出だしを意識して演奏すること。この曲も1stと2ndを何とか演奏できたので、終了する。

続いてバッハのBWV1033。今日はPrestoの部分を練習した。慌てず、メリハリのある演奏になるよう意識して吹くようにとのこと。
その後、第2楽章の練習も行った。

練習後、アダージョの森に戻る。

今日の夕方から、山行のメンバーがやってくるので、部屋の準備をしておこう。


甲州、武州、信州の三国境の山 甲武信岳(こぶしだけ 2475m)登頂

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甲武信岳 深田久弥「日本百名山」より

「頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川となり日本海に入る。
 他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫流し、東京湾に注ぐ。
 さらに次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋のものとなる」

今日は、前々から登りたいと思いながら登れなかった甲武信岳に登る。

梅雨入り前のまずまずの天候である。昨日我が家にやってきた山のメンバーと一緒に5時過ぎアダージョの森出発。6時30分、梓山毛木平に到着した。駐車場には既に多くの車が止まっていた。


7時駐車場発。

今回は千曲川の源流をたどるコースを登る。登山道は整備されていて、勾配もなだらかで歩きやすい。

シロバナヘビイチゴ

ツマトリソウ


ナメ滝が現れた。

千曲川源流まで0.9㎞の標識」

 

コバイケイソウかな、花が咲いていないのでバイケイソウとの区別がつかない

渓流の流れは、源流の雰囲気になってきた。

しばらく行くと「千曲川 信濃川水源地標」地点に到着した。

その下のロープを張っているところが、「源流の水汲み場」になっている。

シラビソの樹林帯を登る

しばらくすると、国師ヶ岳~甲武信ヶ岳の縦走路に出る。

樹林帯の中から富士山が見える。頂上直下のガレ場から頂上まではひと踏ん張りだった。

12時甲武信岳(2475m)頂上到着。左手(南方向)に富士山が見える。金峰山や瑞牆山もよく見えるが、八ヶ岳は雲の中だった。

山々を見ながら昼食を取る。

13時 甲武信小屋到着。手作りのような古びた山小屋だ。まずは、登頂を喜び乾杯をする。

その後部屋でしばらく休憩をする。

午後5時半、広い食堂で夕食のカレーライスを食べる。大盛りにしてもらった。その後、ビデオ観賞会があった。8時に消灯。夜中に雨の降る音がする。

 明くる6月3日は、朝から雨が降っている。5時に朝食を食べ、雨具に身を包んで、朝6時に小屋を発った。登りと同じ道を下山し、10時30分、梓山毛木平駐車場に戻ってきた。

その後、「ヤッホーの湯」に浸かって登山の疲れを癒した。

 

サワフタギ、クマシデ(アダージョの森の花たち 6月第1週 その1)

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サワフタギ

沢を塞ぐかのように生い茂るという。細かな白い花が、遠目には綿のように樹木にかかっている感じだ。

クマシデ

 ホップの実のような果穂がぶら下がっている。触ってみるとフワフワしている。何ともユニークな形だ。

 アダージョの森西側の「用水路」に沿ってクマシデが沢山生い茂っていて、秋になると、美しく黄葉する。

フタマタイチゲ、プロスペリティ、伊勢原 (アダージョの森の花たち 6月第1週 その2)

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フタマタイチゲ

 北海道の湿った原野などに生える。

白い花びらに見えるのは萼片だ。
直立する茎は二又に分かれ、分岐点から花柄を伸ばし白い花を咲かせる。

日向でも日陰でもよく増え、庭を明るくしてくれる。


クレマチス モンタナ系 プロスペリティ

 2年前に植えたときはほとんど花をつけなかったが、昨年から少し咲き始めた。

 モンタナ系なので、どれだけ大きく育つが楽しみだ。

クレマチス ラヌギノーサ系 伊勢原

 プロスペリティの横に咲いている。紫色がいい感じだ。日が当たらないのか、水不足なのか、どうも育ちが悪い。

ラヌギノーサ系とは、中国浙江省東北部に自生しているといわれる「ラヌギノーサ」を交配の親として作出された系統。

 

ヤグルマソウ、パーシフォリア (アダージョの森の花たち 6月第1週 その3)

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ヤグルマソウ

 大きな矢車のような葉の上に、ふわっと白い花が咲く。

一つ一つの花が小さいのが6枚の花びらを持つ花の集まりだ。

冬場、大地が凍り付くと、浮き上がってしまうが、春になるとまた元にもどる。


カンパニュラ・パーシフォリア (桃葉キキョウ)
 桃の葉のようなキキョウということで、「桃葉キキョウ」という名で店先に出ている。トルコキキョウに似た大きい花をつける。

この花の青色もいい。

アヤメ、白アヤメ (アダージョの森の花たち 6月第1週その4)

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アヤメ

 6月になるとアヤメが一斉に開花する。

ハッとさせるような藍色だ。

近づくと綾目模様が妖艶でさえある。

白アヤメ

 何とも気品のある姿である。

何かの時に数株買って植えたものだが、今年花をつけた。1株だけでは淋しいのでもう少し増えてほしいものだ。

チョウジソウ、シャスタ・デージー (アダージョの森の花たち 6月第2週その1)

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チョウジソウ

 横から見た花の形が「丁」という字に似ているので、丁字草という名がついたと言われている。そういわれれば、「丁」に見えるかな。

この花は、日本の自生のチョウジソウではなく、北米原産のホソバチョウジソウ、もしくはヤナギバチョウジソウ、(アムソニア)だ。この薄い青色もいい。


シャスタ・デージー

 初夏になるとスクッと立ち上がってきて真っ白い花を咲かせる。フランスギクに日本のハマギクを交配した園芸品種。

名称は、アメリカ・カリフォルニア州にあるシャスタ山にちなんだもの、と言われている。
八ヶ岳、清里では野生化して、いろんなところで咲いている。

イブキジャコウソウ、シレネ・ユニフローラ (アダージョの森の花たち 6月第2週その2)

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イブキジャコウソウ

 葉に少し触るだけでも、実にいい香りがする。伊吹山で最初に発見され、いい香りがすることから名づけられた。

日本のタイムである。マット状に広がる性質があるが、残念なことに、木の下のやや日陰になるところなので間延びしている。花は可愛い唇形だ。


シレネ・ユニフローラ

 斑入りの葉が美しい。その先に白い花を咲かせ、匍匐して広がっていく。耐寒性があるのでどんどん広がっていてほしいものだ。


フルート三重奏練習会(2015年第3回)

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今日は月に1回の「フルート三重奏練習会」だ。今日は、甲斐小泉のYさん宅でやることになった。

練習を始める前に、庭を見せていただいた。それは、森の中に忽然と開けた明るい庭で入り口には見事なノムラモミジが茂っている。
大きく、花のエリア、野菜のエリア、それに樹木のエリアに分けられている。丹精込めて育てられているのがよく分かる。バラの蕾がきく膨らんでいた。

フルート三重奏は、今日は、「星に願いを」「コロブチカ」「カントリー・ロード」の3曲をやった。「星に願いを」はスローテンポで
ハーモニーの美しさを表現するのが難しい。「コロブチカ」は楽しい曲なので、テンポ良く演奏するよう練習。
最後の「かんとりー・ロード」のリズムがなかなか合わずに苦労したが、ようやく曲の形がついてきた。

練習が終わってから、今度はYさんの倉庫を見せていただく。びっしりとしかも整然と様々な工具が備えられているのい驚いた。

夕食時になったので、美味しくてリーズナブルと評判の「肉ダイニング 天」に行く。なるほど噂に違わない美味しさだった。

高音は力で吹かない (フルート6月レッスン第2回)

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今日はフルートレッスンの日だ。レッスン日は月に3回だが、あっという間にレッスン日がやってくるものだ。

11時に明野の「チャミタク・ハウス」へ行く。

最初は「ケーラー 25 ロマンティック・エチュード」のNO20。旋律は少し流れるようになったが、高音のF♯が問題だ。

「そんなに息を吹き込まず」「力で吹かない」でくださいとのこと。鳴りにくいので、つい「息を吹き込んでしまう」。ポイントを絞って、綺麗な音を出すように心がけて下さいとのこと。そのあたりを気をつけ練習をしておこう。

続いて「25 Progressive Duets for 2 Flutes」のNO12だ。「Marziale」と書かれている、意味は、行進曲風にということで
リズムカルな曲。1stパートは何とかなったが、2ndパートは、なかなか一筋縄ではいかない。次回もう一度やることになった。

曲はバッハの1033.第2楽章。まずはテンポを落として、前半を吹く。最後まで吹くのがやっとだ。
軽いスタッカートで吹くのが難しい。フルートの支えも不安定なので、そのあたりも課題となる。

 

シャクヤク、シラン(アダージョの森の花たち 6月第2週その3)

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シャクヤク

 白いシャクヤクが森の中に大きな花を広げている。

咲き始めは芯が黄色っぽいが、次第にほんのりピンクがかってくる。

アダージョの森の花ではゴージャスな花だ。折からの梅雨の雨にやられるのが辛い。


シラン

 陽だまりの森に紫紅色の花が輝いている。

シランが咲き始めた。本来は日当たりが好きな植物なのだが、日陰でも強い。

紫色は、なんとなく気品を感じさせてくれる。

アエゴポディウム、アルケミラ・モーリス (アダージョの森の花たち 6月第2週 その4)

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アエゴポディウム

 この斑入りの葉が好きだ。グランドカバーとして役立つ。花の咲き方からセリ科ということがわかる。

 日陰でも育っているが、もう少し背丈が伸びてほしいという気もする。日当たりのいいところに植えると、逆に水切れを起こしてしまった。
 その間が難しい。

アルケミラ・モーリス

 大きな葉と波打つ縁、それに黄色の花がいい。寒冷地の植物だ。半日陰でも育ってくれているが、日当たりのいいところでは姿がもっと大きくなる。

この花も日当たりで湿度の関係が難しい。側には青いベロニカが咲き始めた。

 

八ヶ岳の森の中に美しくバラが咲き誇っていた(「グリーングラス」のバラ園)

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今日、大阪から8人の元気な女性たちがやってきた。一行は3日間八ヶ岳に滞在する。

梅雨入りしたので、どうかなと心配していた天候は、崩れずに持ってくれた。

午後2時に小淵沢駅に到着後、「グリーングラス」に案内した。
「グリーングラス」は八ヶ岳の鬱蒼と茂る森の中にあった。あたりは、広く開けていて、西側に小川が流れている。

グリーングラスの入り口。ご主人自作のバラのアーチが連なっている。

左手に可愛いコテージがある。これもご主人の手製だ。お話を聞くと、奥さんが作って欲しいイメージを語ると、ご主人はそれをぴったりの形に仕上げてくれるという。

ベンチ。

 

お話しをお伺いすると、作庭する前にきっちりとグランドデザインを設計し、

それに沿って、バラを植えるところは、土を入れ替えられたそうだ。

母屋ではパン教室もされている。

バラの脇役の宿根草もいたるところに咲いている

西側には川が流れている。イワナが泳いでいるそうだ。

出していただいたケーキセットは、見栄えも美しく、美味しくボリューム満点だ。


左手はきれいな芝生が広がっている。芝生によく似た雑草も一本一本手で抜いているとのこと。

愛嬌たっぷりのワンチャンに見送られて、グリーングラスを後にした。

 

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