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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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入笠山湿原を訪ねる

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 今日は、大阪から来た8人の女性一行と入笠山を訪ねよう。

天気は曇りだが、雨にはなりそうにないので、梅雨時としてはまあまあだ。

アダージョの森から1時間少しで、富士見パノラマリゾートのゴンドラ登り口に到着。
ゴンドラの運賃は往復1650円だ。ゴンドラの下にはマウンテンバイクのコースが設置されている。

ゴンドラで1780mまで一気に上がる。残念ながら八ヶ岳は雲に覆われているが、晴れていれ
ばさぞかし素晴らしい景色が広がることであろう。

ゴンドラを降りると、あたりは植物園になっている。ドイツスズランは咲き終わり、ニッコウキスゲが咲き始めていた。

そこから入笠山湿原までは少し下っていく道だ。

入笠山湿原ではズミ、レンゲツツジが満開だ。

湿原には、木道が設置されていて、その両側には日本スズランが丁度見ごろを迎えていた。

木道を登りきるとゴンドラ乗り場に戻ってきた。しばらく休憩した後ゴンドラで下る。ゴン
ドラの往復券を購入すると花苗をプレゼントしてくれた。(「レウシア・スーザン」、初め
ての花だが、肉厚の葉で濃いピンク色をしている。)

アダージョの森に戻ってきて、早速、ガーデンパーティの準備をする。炉で焚き木を燃やし
ながら、バーベキューコンロで炭を熾す。大阪から届けてくれた「泉州の水ナス」は手でち
ぎって食べる。

この美味しさは、漬物では一級品だ。肉や野菜が焼きあがってきたら、一同乾杯。

たっぷり日が暮れるまで、楽しい時間を過ごした。


友達一行が帰阪する

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早いもので、明るく元気な女性たち一行の2泊3日旅も最後の日になった。

ペンション「ミュー」さんに迎えに行くと、歌声が聞こえてきた。
このほど、入ったグランドピアノの伴奏で、皆さんがF.シナトラの「My Way」を歌っているのだ。

それを聴きながら、庭を見せていただく。

ヤマボウシなどの樹木、宿根草、バラがバランスよく配置されている。

手入れがいきとどいて実に気持ちのいい庭だ。

「ミュー」さんを後にして、びっくり市場や小淵沢のリゾナーレに寄った後、

そば処「てくてく」で昼食を食べる。注文したネマガリタケの刺身は、少し黒コショウが効きすぎていた。

クレソン入りの蕎麦は緑色で美しく、腰がある。

一行は、「来年も清里に来ます」と言いながら、ご家族への土産物を両手に持って、2時過ぎの列車に乗り込んだ。

セラスティウム、サポナリア、ムシトリナデシコ (アダージョの森の花たち 6月第3週 その1)

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セラスティウム

  アダージョの森の北側花壇では銀色の葉が輝いている。アサギリソウの横で咲いているのがセラスティウム。木陰なので少し花つきが少ないのが残念だ。

サポナリア

 セラスティウムと並んで咲いているのがサポナリア。どうもシバザクラに圧迫されたり、日当たりが少ないので、あまり成長しない。日当たりのいいところに植えかえてやらねば。

ムシトリナデシコ

 いつの間にかムシトリナデシコがやってきた。今の時期の八ヶ岳では、道端によく咲いている。


ピンク色が驚くほど鮮明だ。茎上部の葉の根元から粘液を分泌し、虫が捕えられることからこの名がついた。と言っても食虫植物ではない。

スタッカートは柔らかく (フルート6月レッスン第3回)

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今日はフルートのレッスン日だ。この1週間は来客があったので、あまり練習ができなかった。

さて、11時少し前に「チャミタクハウス」へ行くと、Yさんのレッスン中だった。聞こえてくる 

のは、バッハの「フルートパルティータ」。

最初は、ケーラーの「25ロマンティック エチュード」NO20、「The Dove」という表題が付
いている。上向・下向の多い曲で滑らかな進行が求められる。今日は、ある程度できたかな。と
いうより、これ以上は今のところ望めないかもしれないので、何とか○を頂いた。

(早いもので もうキノコが土を持ち上げて顔を出してきた)

続いて、同じくケーラーの二重奏曲集、NO12、これは2ndパートが宿題になっていた。
これも何とかパスして、○となった。

曲の方はバッハのBWV1033第2楽章。「タカタカタカ~」と続く音の流れ。スタッカートに
力を入れすぎている、もう少し柔らかくという指摘あり。ところがこれが難しい。やはりこの曲
は、暗譜しなければ、スムーズな演奏ができないのだろうか。

暗譜するぐらい練習しなければ!

ウツギ、ニシキウツギ、バイカウツギ(アダージョの森の花たち 6月第3週その2)

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ウツギ

ウツギがアダージョの森のいろんなところに咲き始めた。

繁殖力は旺盛だ。

ややうつむき加減の真っ白い花だ。

ニシキウツギ

いつの間にか庭の中に生えてきた。面白いことに赤と白の二色の花を咲かせる。この花も垂れ気味
に咲く。花の寿命がごく短く、すぐにしぼんでしまうので、撮影するチャンスを失ってしまった。

バイカウツギ
 真っ白な大きい花を咲かせる。

ウツギのように下を向かない。花には芳香がある。

ヤマボウシ、ガマズミ (アダージョの森の花たち 6月第3週その3)

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ヤマボウシ

 アダージョの森には自生のヤマボウシが思わぬところから生えてくる。これは、西側の入り口のもの。

真っ白な花が、ポツポツと咲く。

枝の上のほうで咲くので少し目立たないが、形はきりりとしている。


ガマズミ

 細かな花がびっしりと付いていて、大きな塊になっている。

横から見ると、きっちり水平に咲いている。

秋になると、真っ赤な実をつける。花よりも実のほうが美しいが、一年に二度楽しむことができる木だ。

エゴノキ、フタリシズカ (アダージョの森の花たち 6月第3週その4)

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エゴノキ

 果実を食べるとえぐいことから、名づけられたという。房状の花をうつむきかげんに咲かせる。

芳香がある。

果皮には有毒なサポニンを含んでいて、昔は石鹸と同じように洗濯でもちいられた。

フタリシズカ

 早春のヒトリシズカに変わって、フタリシズカが咲いている。ヒトリシズカとよく似ているが、花の形が違う。

葉には光沢がないく、全体的に大ぶりな印象だ。「静御前(しずかごぜん)の幽霊が2人となって舞い遊ぶ姿に例えて、二人静と名づけられた」と言われている。

ポールズ・ヒマラヤン・ムスク、ノイバラ (アダージョの森の花たち 6月第4週その1)

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ポールズ・ヒマラヤン・ムスク

  ようやく花が咲き始めた。今年の4月の冷え込みで、ダメージを受けていたが、なんとか耐えてくれた。

周りの樹木をもっと伐採して、光を思う存分あて、大株になってくれることを夢見ている。


ノイバラ

  ノイバラが、庭の至るところで咲いている。

油断しているとすぐにはびこり、庭作業中に引っかかって「痛っ」ということになる。

それでも、香りは良く、花も可愛いい。


バラ 舞姫、ラミウム・ビーコンシルバー (アダージョの森の花たち 6月第4週その2)

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バラ 舞姫

 昨年、父の日にプレゼントしていただいた「舞姫」、南側のガーデンに植えておいたのが咲いた。可憐で華奢な感じなので、清里の
寒さに耐えれるかなと思っていたら、なんとなんと、なかなか力強いバラだ。

 他の花の少し隠れてしまっているのがかわいそうだ。適当な時期に、もっと広いところに移植してあげねば。


ラミウム・ビーコンシルバー

 シルバー色の葉と鮮やかな濃いピンクの花が目を引く。

冬の寒さでダメージを受けていたが春になるとグングン伸びてきてくれたのが嬉しい。びっしり広がって、冬の寒さに耐える体力をつ
けてほしいものだ。

ムラサキツユクサ、スカビオサ(アダージョの森の花たち 6月第4週その3)

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ムラサキツユクサ(トラデスカンティア)

 梅雨に入るとムラサキツユクサが咲き始めた。

ムラサキツユクサは日本に自生するツユクサと比べて、背丈が大きく、属も異なる。

(ムラサキツユクサはトラデスカンチア属、ツユクサはコンメリナ属) 

スカビオサ

 八ヶ岳の秋に咲くマツムシソウの仲間である。

6月の初めから咲き始める。数年前に植えてから少しずつ根を張ってきたが、もっとひろがってほしいものだ。

日光が好きなので、周りの樹木はもっと伐採しなければならないか。


 

コアジサイ (アダージョの森の花たち 6月第4週その4)

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コアジサイ

  さまざまな姿に変化するコアジサイがアダージョの森に仄かに香っている。

まさに梅雨時の主役である。

都会に咲くアジサイの多くは装飾化で美し装われているが、コアジサイには装飾花はなく、すべてが普通花で両性花だけからなっている。

花そのもので勝負しているのだ。

薄青く染まる時、軸が赤紫の時が特に美しい。

秋の黄葉も、また捨てがたい美しさである。

ムシャリンドウ、コモンセージ (アダージョの森の花たち 6月第4週その5)

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ムシャリンドウ

 リンドウに似た青藤色の花を咲かせる多年草。この花のさわやかな藤色が気に入ったのでアダージョの森にやってきた。
清里の極寒と乾燥に耐えて今年も咲いてくれた。名前は、滋賀県近江八幡市の武佐町で発見されたことによる。

コモンセージ

 コモンセージは、芳香があり、薬用、料理などにも使われ、利用価値が高いハーブだ。

中庭の少し日当たりの少ないところだが、元気に咲いている。花も美しい。

ジキタリス、リナリア(アダージョの森の花たち 6月第4週その6)

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 ジキタリス

 スクット立ち上がって釣鐘型の花を穂状につける、独特の形がいい。狐の手袋という愛称が付
けられている。

アダージョの森の南側Harmony Gardenには黄色と白色の花がある。

 リナリア

 ジキタリスの横に咲いているのがピンクのリナリア。こぼれ種でよく増えるというので楽しみにしている花だ。

エーデルワイス、ムスクマロウ(アダージョの森の花たち 6月第4週その7)

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エーデルワイス

 さすがエーデルワイスは寒さには強い。それだけではなく、意外と乾燥にも強いようだ。「育
て方」などを読むと、夏の間は直射日光を避け、広葉樹の下に置くと書かれているので、そうし
てみたが、どうも、成長が遅いようだ。もっと日に当てるようにしよう。

ムスクマロウ

 花びらの感じとピンクの色合いが美しい花だ。仄かにじゃ香(ムスク)の香りがすることから
ムスクマロウと呼ばれる。人気のあるハーブだ。

庭に柔らかい感じを与えてくれるので、どんどん増えてほしいものだ。

酒井典彦 箏 コンサート (雅のしらべ Ⅺ)

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今日はご近所で箏を習っておられるMさんのお誘いを受けて、「酒井典彦 箏 コンサート」

を愉しんだ。このコンサートは毎年6月に開催されていて、参加させていただくのは今年で3回目に
なる。

箏演奏家・作曲家の酒井典彦さんは、東大法学部を卒業後、民間企業に勤めた後、邦楽の世界に入い
られた。生田流正派大師範だ。

第1部は生徒さんの発表会があり、Mさんをはじめ小学生の可愛いいご兄妹などの日頃の練習の成果
を聴かせていただいた。五線譜で邦楽を演奏する活動をされている石森康雄さんが作曲した「心とき
めくとき」は、邦楽とは違った斬新な旋律が印象的だった。

第2部は、谷実己雄さんとの共演で酒井雅彦さんの箏をじっくり聴く。宮城道雄作曲の名曲「瀬音」
の演奏は素晴らしいの一言だ。トレモロ風の演奏をはじめ、ありとあらゆる至難のテクニックが盛り
込まれた実に美しい演奏である。

酒井邦彦さんが作曲された「ポエム(1)(2)」は、どこか「アルハンブラの思い出」のような繊
細な響きが聞こえてきた。私としてポエム(1)が好きだ。

アンコールでは、シューベルトの「楽興の時 第3番」、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を
聴かせていただいた。箏の多彩な表現力を楽しませていただいた。

最後には唱歌「日本の四季」のメドレーが演奏され、それに合わせて参会者からの歌声が溢れて、大
いに盛り上がり盛会のうちにコンサートは閉会した。

※ 箏について
琴柱(ことじ)を移動して調弦するのが箏、琴柱を使わずに音のつぼをおさえて弾くのが琴です。
箏は常用漢字になく世間に浸透していない理由から、琴の字が代用されているそうです。


ペンステモン・スモーリー、シダルセア(アダージョの森の花たち 6月第5週その1)

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ペンステモン・スモーリー

 柔らかい色合いが気にいったので、苗を買い南側の「Harmony Garden」に植えつけたが、
いつの間にか姿を消してしまっていた。

ところが、昨年、雑草とは見えない葉が芽生えてきたのでそのまま置いておいたら、今年は
どんどん大きくなってきた。なんと、なくなったと思っていたペンステモン・スモーリーだ。
こぼれ種で増える生命力の強さもある。

 

シダルセア

 シダルセアはタチアオイを小型にしたような草姿で、薄紙に似た質感の花を咲かせる。

コモンマロウ、ムスクマロウなどとも近縁だ。大きく育って、高原の風に揺れる姿を思っている。

 

バーベナ・ボナリエンシス、ホルジューム・ジュバタム(アダージョの森の花たち 6月第5週その2)

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バーベナ・ボナリエンシス

バーベナの仲間であるが、花がスクッと立ち上がった茎の先に咲く。離れてみると、花だけが浮いているよう
に見えて面白い。

別名「三尺バーベナ」、「ヤナギハナガサ」とも呼ばれるが、野生化していることもある。


ホルジューム・ジュバタム

ピンクを帯びるクリームグリーンの穂がたくさん上がり柔らかで美しい。別名、「リスの尾」とも呼ばれる。

風になびく姿は庭に躍動感を与えてくれる。

北海道旅行(その1舞鶴港)

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今日から北海道旅行が始まる。

舞鶴港からフェリーで小樽へ行く。


舞鶴に着いたのは午後9時。11時ころからフェリーへ乗り込んだ。

小樽への船旅(北海道旅行 その2)

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日付が変わって、7月2日午前0時30分、フェリーは舞鶴港を出航した。

大浴場で汗を流して、そのまま就寝する。
ごとごとという音はするが、大きく揺れて船酔いするということはなかった。

朝、目覚めると、フェリーは日本海の沖合を航行している。

午前10時15分過ぎ、フェリーが行き違うのを見る。

北海道旅行情報を調べたり、船内をぶらぶらしているうちに昼になった。
レストランで、昼食を食べる。私はかつ丼で、妻はカレーライスだ。
その後ビンゴゲームなどもあった。

午後3時にはティータイムで、サックスの二重奏を愉しんだ。

午後7時、皆さん後方デッキに集まり、夕暮を見つめている。

小樽に近づいて来ると、明るいライトを点灯したイカ釣り漁船が増えてきた。午後8時45分、予定通り小樽港に入港した。20時間少々の船旅だった。

JR小樽駅前のホテルにチェックインする。ホテルでは「夜泣きソバ」サービスがついていた。

その後小樽駅まで歩いて小樽の感触を得る。いよいよ北海道での旅が始まった。

 

 

小樽運河~旭川・上野ファーム(北海道旅行 その3)

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小樽の朝は申し分のない快晴になった。ホテルの朝食バイキングにも海鮮丼の具があるのには驚いた。

朝食後すぐに小樽観光に出かけた。駅前から中央通りを歩く。北海道最古の線路「手宮線跡地」(1880年)。

旧安田銀行小樽支店の側を通ると、小樽運河に突き当たった。

小樽運河に沿って遊歩道を歩き、浅草橋で記念撮影。

小樽運河ターミナルから、堺町通りへ。

「北一硝子」でガラスの土産物を買った後は「北菓楼」でソフトクリームを食べた。

堺町にも海鮮丼の店は多かったが、昼からの予定があるので、小樽での昼食はパスをする。

小樽からは札幌~滝川~旭川へ。今回の北海道旅行の目的は、北海道のガーデンめぐり。
まずは、旭川・上野ファームを訪ねる。

上野ファームの西口から入園した。

入り口付近もカラフルに花が咲き誇っている。

最初にあるのがマザーズガーデン。上野ファームはここから始まったとのこと。

庭全体は、いくつかのエリアに分かれてるが、中央に煉瓦の敷かれた道という構図が3か所あった。

両側の花がミラーのように対象になっているミラーボーダー

三尺バーベナが植えられている「パープル・ウォーク」

素敵な小屋があった。

東口は「ノームの庭」と名付けられていて、真夜中に庭造りを手伝うノーム(妖精)が住んでいるとのこと。

「白樺の小道」を抜けてから、上野ファームの北側にある「射的山」に登る。

屯田兵が射的訓練をしたところだ。

観光客の来ない静かなところで、上野ファームを俯瞰できる。

そうこうしているうちに閉園の時間が近づいてきて、私たちがほとんど最後の客だった。

その後、JR旭川駅に併設したホテルへ行く。

真新しい駅ビルと、驚くほど広い駅前エリアだ。

 

 

 

 

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