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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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大雪森のガーデン~美瑛へ(北海道旅行 その4)

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今日は上川町・層雲峡近くにある「大雪森のガーデン」を訪ねる。大雪山の山並みを望む丘陵地にあるが、

生憎、大雪山はほとんど雲に隠れている。空は曇っていて、少し肌寒い。

今年は「北海道ガーデンショー2015」を開催していた。上野ファームで「北海道ガーデンショー&ガーデン街道チケット」(3000
円)を購入していたので、それを使った。このチケットで北海道ガーデン街道8か所のうち好きなところを4か所めぐることができる。

「大雪森のガーデン」は大きく「森の花園」と「森の迎賓館」という2か所のエリアに分かれている。

まずは花々が咲き誇る「森の花園」をめぐる。


ヒマラヤの青いケシ


「森の迎賓館」は森の斜面になっていて、「ガーデンショー」として、さまざまな作品が展示されている。

中には、これはどうかな、と思うものもあった。

ツルアジサイがいたるところに咲いていた。

「人生の旅路」という作品は、川が流れていて、その周りに花が美しく咲き誇っていた。


そこから、少し丘陵を登ると「ドレスガーデン」に着いた。片面が、パンジーやビオラが植栽されていて、全体としてドレスのように見えるという物だ。先に立つと、大雪山がかすかに見えてきた。


正面広場に降りてきて、昼食を食べる。

その後は、美瑛を目指して走る。

JR美瑛駅のインフォメーションセンターで美瑛の地図などをもらう。

日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」とか

「マイルドセブンの丘」とか、コマーシャルに因んだエリアが多いのは、いかがなものか。

空が重く曇っているので、広々とした農村風景を十分には堪能できなかった。

パッチワークの路エリアにある小さなペンションにたどり着いた。美瑛産の小麦で作っている地ビールで乾杯だ。


美瑛から十勝千年の森へ(北海道旅行 その5)

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朝起きると、申し分のない青空が広がっている。

昨日の曇り空ではっきりしなかったので、もう一度、「北西の丘展望公園」からの眺める。大雪山が全貌を現した。

十勝岳も美しい山波だ。

足元の公園ではラベンダーが色づき始めている。

しばらく走って、上富良野の駅に到着。


ファーム富田のラヴェンダーを見ようと思って行ってみると、日曜ということもあり。ものすごい人出だったのでパスする。

続いて、十勝岳麓の「青い池」に行く。美瑛川に含まれているアルミニウムが水を青く見せるとか。

未舗装の駐車場と遊歩道があるだけのところだが、人気があるのか、沢山の観光客が来ていた。

その後、富良野から十勝へ抜けるルートからは雄大な景色を見ることができた。


道の駅「南ふらの」で昼食とする。巨大なクマのはく製があり、付近はラベンダーが植えられていた。

午後からのガーデンめぐりは「十勝千年の森」を訪ねる。

ここもいくつかのエリアに分かれている。

まずは花が咲き誇る「メドウガーデン」

「ローズガーデン」


続いて、山羊がのんびりと草を食んでいる「ファームガーデン」

先年の丘に続く「アースガーデン」は一面の美しい芝生だ。最近人気のある、セグウエイを愉しんでいる人たち。

はるか向こうに「千年の丘」を望む。(時間がないので行けなかった)

その向こうに「フォレストガーデン」があり、川が流れている。

深い森を巡るコースがあった。

キッチンガーデンまで戻ってくると暑さでぐったり。濃厚な味のソフトクリームが美味しかった。

 

 

六花の森から洞爺湖へ(北海道旅行 その6)

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帯広の天気は曇り空だ。今日は中札内にある「六花の森」を訪ねる。

ここは、六花亭の包装紙に描かれた山野草の森である。
特に「十勝六花」として、ハマナシ、エゾリンドウ、エゾリュウキンカ、カタクリ、シラネアオイ、オオバナノエンレイソウを挙げている。

庭園内には、澄んだ川が流れていて、ほとりにクリンソウやエゾリュウキンカが植えられている。

山野草はほとんど終わっていて、ベニバナイチヤクソウがわずかに咲いていた。

その付近で庭作業をする職員の方々。

シラネアオイの大きな葉がぎっしりと生えているのを見ると、さぞや春先にはシラネアオイが咲き誇るであろう。

クロアチアの古民家を移築してギャラリーとして使っている。

包装紙の絵を描いた坂本直行氏の作品や児童詩集「サイロ」の表紙画が飾られていた。

坂本直行さんの後を継いで「サイロ」の表紙絵を描いている真野正美(大阪出身)さんの作品もある。

奥のほうへ行くと芝生広場があり、「考える人(ロダンから)」と題した彫刻が置かれていた。

あたり一面、ハマナシ(ハマナス)が咲いていた。

出口には六花亭のショップがあり、土産物を買った。

昼食は、少し離れた六花亭が運営している中札内美術村の中にあるレストラン「ポロシリ」で食べる。

柏の木が生えてい森の中の素敵なレストランだ。
カフェテリア方式だが、私たちは、おすすめの「ポロシリ カレー」を食べる。

六花亭を出た後は、道東自動車道を使って一路洞爺湖を目指す。
途中、「占冠」(シムカップ)インターで車のナビの自動車道が途切れてしまった。実際の自動車道は続いているのにおかしいなと思い
つつ料金所を通過したが、どうも腑に落ちないので、引き返して料金所事務所で訪ねると、「自動車道は完成しています。お宅のナビは
古いですね」と言われた。苦笑いしながら、もう一度道東自動車道に入り、千歳、登別から室蘭を通って夕方洞爺湖に着いた。

幸いにも天気が回復し、ホテルからの洞爺湖の眺めが素晴らしい。
洞爺湖の左側奥には蝦夷富士と称せられる「シリベシヤマ」(羊蹄山)がかすかに見える。

夕食後、部屋から花火を楽しむことができた。

 

洞爺湖から函館へ(北海道旅行 その7)

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洞爺湖は雲の多い朝を迎えた。

今日は函館までの旅になる。途中で、大沼公園へ立ち寄る。JRの駅周辺は観光客が多くて、うんざりしてしまった。もっと静かなところ
がないかと、大沼を見下ろす「日暮山」(ひぐらしやま)に登ることにした。

ところが天候が急に荒れてきてものすごい風が吹き出した。残念ながら駒ヶ岳は見ることができなかった。

函館の近くには北斗市という所があるのには驚いた。八ヶ岳の北杜市とは字が少し違う。

北海道新幹線の「新函館北斗駅」が2016年3月に竣工するという。きじひき高原「パノラマ展望台」というのがあるので行ってみると、雨が降り出してきて、展望はいま一つだった。

北海道旅行最後の宿泊地函館に着いた頃には雨が止んでいた。
土産物を買っていなかったので、ベイエリアの「金森赤レンガ倉庫」まで歩く。海産物を始めいろんな土産物売店、レストランなどがあった。


函館駅は新幹線開通ムード一色だ。なにやら春に行った金沢に似ている。

駅前の花壇も実に美しい。

夕食は、駅前の「函館朝市街」で食べる。海鮮3色丼、

焼きガニ、

イカめしなど。

食後は、函館山に登り名物の夜景を見よう。ロープウエーが人気だが、乗り換えせずにすむ、直通バスを使った。

函館山は、まだ明るいうちから、観光客が集まってきていた。

暗くなるつれて、ますます観光客が増えてきて、ゆっくり写真を撮る場所もなくなってきた。

しばらくすると、美しい夜景が広がってきた。函館山は函館湾に浮かぶ島だったということが分かる。明日の朝のフェリーが早いので、とっぷり暮れる少し前に函館山を降りることにした。

函館~津軽海峡~青森~弘前~十和田湖~奥入瀬(北海道旅行 その8)

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函館の朝はいい天気になった。午前7時40分出航の津軽海峡フェリーに乗船するので、1時間近く前にフェリーターミナルに到着し出航を待つ。

函館を出航すると、昨日見えなかった駒ヶ岳がくっきりと見える。

北海道ともお別れだ。

船内でゆっくりしていると、青森港に入港した。空は重くなってきた。

JR青森駅併設のスーパーの駐車場に車を置く。

インフォメーションセンターで青森の地図をもらった。


隣に、ねぶたの家「ワ・ラッセ」という施設があるので、寄ってみる。残念ながら時間がないので、パッと見て退出した。

昼食は・・・駅周辺はお寿司屋さんが多いので、結局、ステーションの中のカツ屋さんに入る。

途中で、車のキーの電池がなくなってきたマークが点灯し始めた。トラブルになると困るので、近くのオートバックスで電池を交換してもらう。

お岩木山は、雲に隠れていた。弘前城に寄る。

ここも時間がないので、ぐるりを2度回って、「また来よう」と言いながら、十和田湖を目指す。

黒石温泉郷から十和田道を通って十和田湖に到着。どんよりした空模様で、あたりが薄暗い。

十和田神社近くの「御前ヶ浜」で休憩する。

その後は、十和田湖の南~東岸を走り、子ノ口から奥入瀬渓流に入る。
素晴らしい渓流を見ながら走るのは気持ちがいい。

「白布滝」

駐車場がところどころにあるので車を止めて渓流を眺める。新緑や紅葉の頃はさぞや美しいであろう。

慌ただしく走ってきてホテルに着いたのは17時過ぎだった。十和田湖~奥入瀬間が思いのほど走りごたえがあった。

シーズンオフということもありホテルは空いていた。ゆっくり温泉に浸かった後、食事を愉しんだ。

 

 

奥入瀬~石川啄木記念館~宮沢賢治記念館~仙台秋保温泉 (北海道旅行 その9)

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今日はいい天気だ、暑くなる感じだ。

奥入瀬から八戸方面を目指す。一戸から九戸まであるのであろうか。

南郷ICから八戸自動車道に入り、東北自動車道に合流する。残念ながら岩手山は雲の中だ。

盛岡近くの旧渋民村、「石川啄木記念館」に立ち寄る。


啄木ゆかりの、宮崎郁雨(1885~1962)(啄木の函館時代からの親友で、啄木一家に惜しみない援助を与えた人物)の企画展をやっていた。あまり大きくない記念館だった。

若い時に覚えた啄木の歌、

「やわらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」

「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」

などが、浮かんできた。1912年、26歳という、あまりの若さで貧窮のうちに亡くなる。

記念館の隣に、「旧渋民尋常小学校」が移設されていた。

当時はこんな建物で子供たちは学んでいたのだ。

啄木記念館に続いて、今度は花巻の「宮沢賢治記念館」を訪ねる。

こちらは、最近建て直された素晴らしい記念館だ。館内には、最近の技術を駆使して宮沢賢治の作品や経歴などが展示されていた。

「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「風の又三郎」などを思いおこす。宮沢賢治は1933年37歳の若さで亡くなった。
会場のベランダからは、北上川がよく見える。

記念館の周りも遊歩道が整備されている。

宮沢賢治ゆかりのバラが植えられていた。

グルス アン テプリッツ 和名「月光」

 

会場を出て、北上川の「イギリス海岸」近くまで車で行った。北上川は、平坦で、なんとも長閑な流れだった。

その後、東北自動車道を走り、仙台「秋保温泉」へは午後5時に到着した。

秋保温泉~佐久~清里 (北海道旅行 その10)

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秋保温泉のある名取川は秋の紅葉が美しいと言われている。

ホテルは七夕まつりの雰囲気だ。(仙台七夕まつりは8月6日~8日)

朝9時30分過ぎに東北自動車道仙台南ICに入る。今日はただひたすら清里まで走るだけだ。今後の清里からの東北旅行の参考になるだろう。

途中で休憩したのは、東北自動車道「安達太良SA」、

「那須高原SA」、

「上河内SA」

~北関東自動車道「波志江SA」

~上信越自動車道を走り、3時過ぎ佐久ICを出た。
スーパーイオンで食材を買っておこう。後は、走りなれた141号線を走り、5時過ぎ清里に帰り着いた。

仙台からはおおむね、1日かかるということだ。

ひっそりと静かなアダージョの森には、斜めの柔らかい光が射しこんでいた。

丁度地元では「蛍まつり」が始まっていて、夕食後は飛び交う蛍を見ることができた。


大阪を出てからの走行距離は2378キロだった。あっという間の10日間だったが、色んな楽しい思い出を残して、「2015北海道旅行」は終わった。

夏のアダージョの森

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北海道旅行が終わって、一夜明けたアダージョの森は、すっかり夏の庭になっていた。

 シラカバと青空。

Tomorrow Gardenの緑陰が深くなった。

心地よい風が吹き抜ける。


草刈に汗を流す

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 梅雨入り前に草刈をやってから、ほぼ1か月。梅雨入りして気温が上がるとあれよあれよという間に草が生い茂ってきた。

12日と13日の2日かけて畑と周辺道路の草を刈った。妻が新しく買った草刈機を使って、二台の草刈機で二人で作業を行う。

アダージョの森の南側道路の草を東西から刈っていくと、30分そこそこで終えることができた。

 

 その後は、畑の草刈だ。畑の中は、コスモスが伸びてきた。コスモスも少しはあるといいのだが、置いておくと、ものすごい勢いで成長して手が付けられなくなるので困る。思い切ってどんどん刈ろう。

畑の法面は斜めになっていて、足場が悪く、作業がやりにくい。特に、西側の法面は急斜面になっているので、下手をすると足を滑らしてしまうので危険だ。
ワレモコウとアヤメが生えているところは、刈らずにそのままにしておこう。

13日は、道路の西側から北側にかけて草刈を行った。アダージョの森を取り巻く道路の草を刈ると、綺麗になり、気持ちまですっきりしてきた。

練習不足で音がかすれる (フルートレッスン 7月第1回)

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朝起きてみると、すっきりした青空が広がっている。これまで、どんよりした梅雨空が多かったので、山が見えなかった。今日なら見えるだろうと、外に出る。

夏の南アルプスが堂々浮かび上がっている。

八ヶ岳は残念ながら、雲の中だった。

今日はフルートレッスンの日だ。北海道旅行の間も、時間があれば練習しようと思ってフルートを持っていったのだが、全くあて外れて、フルートにはさわりもしなかった。

おかげで、今日レッスンを受けてみると、音が鳴らないのに驚いた。特に中音のE(ミ)とF(ファ)がひどかった。あまりに音をはずすので、フルートの調子が悪いのでは思い、鈴木先生にフルート吹いてもらうと、「特に問題はないですね」ということだった。

ということは、音がかすれる原因は、ほとんどフルートを吹いていなかったから、ということになる。やはり、楽器は、できる限り毎日触ることが大事だということが分かる。

レッスンは、前回と同じ「ケーラーromanticエチュード」NO21をやる。かなりつかえてしまったので、次回への宿題となる。「二重奏NO13」は何とか○を頂いた。

バッハBWV1033第2楽章は、どうしてもブレスが続かない。どうも、息を吸った後、無駄に息を使ってしまうのが原因のようだ。それを直すためには「1小節ずつ単音を伸ばしてできるようにすることだ」、と教えられた。

なるほど、単音伸ばしなら息が続くではないか。ブレスすると、直後に無駄に息を消費してしまう癖があるので、それをコントロールすると、一息で長いフレーズを吹くことができるということだ。なるほど。

クモキリソウ、イチヤクソウ (アダージョの森の花たち 7月第4週 その2)

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アダージョの森の東側は、高木が鬱蒼と茂っている。その林床には、森の中でしか見られない花が咲いている。

初夏に小さな可愛い花をつけたマイヅルソウの群落。

クモキリソウ マイヅルソウの群落の中に咲いている。蜘蛛切草、とも雲霧草とも呼ばれている。

面白い形のラン科の花だ。蜘蛛のような足が出ているとも見えるし、森の中に浮かぶ雲か霧のようにも見える、ということだろうか。

イチヤクソウ 梅の花に似ていて小さな花をつける。乾燥させたものが、生薬の鹿蹄草(ろくていそう)だ。

ひとつの薬草で多くの病気に効くことから、一薬草の名になったと言われている。

オカトラノオ、カライトソウ (アダージョの森の花たち 7月第4週 その3)

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オカトラノオ

太い根本から、細い先までの流れが美しく、すっきりした花の形がいかにも心地いい。

庭のいろんなところで立ち上がってきている。一つ一つの小さな花もきりっとしていて、気品を感じさせる。


カライトソウ

カライトソウというものの、日本特産の植物だ。

ワレモコウと同じ仲間で、絹糸のような細い糸が美しい。

ヤマオダマキ (アダージョの森の花たち 7月第4週その4)

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ヤマオダマキ 

八ヶ岳の野山のいたるところに自生している。梅雨のころから、スクッと茎が立ち上がってきて
薄黄色の花を咲かせる。自生しているだけあり、強く、こぼれ種でどんどん増える。

家を建設したときに花壇に植えたものが、いつの間にか、周辺に広がってきた。

空中に浮いている姿が、独特で美しい。

カシワバアジサイ、ノリウツギ (アダージョの森の花たち 7月第4週その5)

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カシワバアジサイ

 アダージョの森に3本の苗木を植えたが、全く花を咲かせる気配がなかった。寒冷地では咲かないのかと勝手に
思っていたが、今年南側の日当たりのいいところの苗が、ようやく花をつけてくれた。
来年に向けて、森の中の日当たりの悪いところの苗は、日当たりのいいところに移植しよう。

ノリウツギ

 アダージョの森に来て初めてノリウツギに出会ったときは、その美しさに感動を覚えたものだ。

年によって、よく花が咲くときとあまり咲かないときがある。冬の寒風にあたると花つきが悪くなると言われている。

ノリウツギも、カシワバアジサイと同じアジサイ科アジサイ属だ

 

ゲラニウム、カタナンケ (アダージョの森の花たち 7月第4週その6)

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ゲラニウム

 ゲラニウムが好きで色んな種類の苗を植えてきた。この花もジョンソンズブルーに似ているが、
ゲラニウム・オリオンだったかな。森の中なので、成長はゆっくりしているが、確実に大きくなってきている。

カタナンケ

「カタナンケ」さんが拙ブログに投稿するまでは、カタナンケという花は全く知らなかった。

ドイツに旅行したときにカタナンケの種を売っていたので買ってきた。私がアダージョの森にその種を播いたが全く発芽しなかったが、
Kitahoさんにプレゼントした種が見事に発芽した。それから2年経って、今年ようやくカタナンケの花が咲いた。

寒さと乾燥に強いが、酸性土壌では育ちにくいという。花の形と色が独特だ。


クガイソウ、マツモトセンノウ (アダージョの森の花たち 7月第4週その7)

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クガイソウ

 「九蓋草」あるいは「九階草」とも書く。スクッと立ち上がった茎に葉が輪生しているので、名づけられた。
薄紫色のトラノオのような花をつける。

日当たりを好むでの、森の中では、やや徒長気味に咲いているものの毎年少しずつ株を広げている。

マツモトセンノウ

 葉や茎が赤みを帯びた暗い茶色で、夏になると強烈な橙色の花をつける。土地に合っているのか、こぼれ種でどんどん広がっている。

赤スグリ、ブルーベリー(アダージョの森の花たち 7月第5週 その1)

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赤スグリ(レッド・カラント、)

ヨーロッパが原産とされるスグリ科スグリ属の低木。房状に実がなる事からフサスグリとも呼ばれている。

ジャムや果実酒、料理などに使われているが、実の数が少ないので、今年は採らずに赤い実を眺めておくことにしよう。


ブルーベリー

春の花の数も多かったので、今年は豊作の気配だ。

だいぶ色づいてきたので、そろそろ、鳥避けネットを張らねばならない。

キョウガノコ、ミツバシモツケ (アダージョの森の花たち 7月第5週その2)

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キョウガノコ

 森の中の半日陰が合うのか、植えてからみるみる大きくなってきた。

大きなギザギザの葉と濃いピンクの集散花序が特徴だ。

これ以上大きくなると、庭のバランスが崩れるかな。

ミツバシモツケ

 樹木の仲間のシモツケやキョウガノコに似たシモツケソウとも全く関係のない花だ。北アメリカ原産で、花もシモツケソウとは
あまり似ていない。それなのに何故、「シモツケ」と付けられたのかな。やや細長い白い5弁花と赤い萼片がユニークだ。

北海道ガーデン街道の花壇には、流行なのか、よく植えられていた。

ハナイカダ、ハタザオキキョウ (アダージョの森の花たち 7月第5週 その3)

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面白い名前の花たちだ

ハナイカダ

 葉の真ん中に花が咲き、その後花が実を結ぶ。葉を筏に例え、花と実がその筏に乗っている、というのだ。
こういう、遊び心で名前が付けられると、見ている人間も心がうきうきしてくる。

ハタザオキキョウ

 旗竿のような棒にキキョウに似た花が咲くからだろうか。見てそのままをつけた名前だ。
ヨーロッパ原産の帰化植物。学名そのままにカンパニュラ・ラプンクロイデスとも呼ばれる。

ホタルブクロ (アダージョの森の花たち 7月第5週 その4)

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清里高原の夏の到来を告げる蛍。アダージョの森の周辺では、地元の方々が蛍が飛び交う村を守っている。

今年も蛍の淡い光を楽しませて頂いた。

蛍が飛び始めるころに咲く花が、ホタルブクロだ。

その昔、子供が、この花に蛍を入れて遊んだと言われている。

山里の季節の移り変わりを実感させてくれる、素朴で美しい花である。

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