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Channel: フルートおじさんの八ヶ岳日記
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乱舞するヤマユリ (アダージョの森の花たち 8月第1週)

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夏のアダージョの森を象徴するヤマユリが咲き誇っている。

あたりには、芳香を放っている。

しかも実に濃厚な香りだ。

いつの間にか、一株からかなりの数の花が咲くようになった。

一体、いくつまで増えるのだろうか。

その株の横に新しい株が生まれ花が咲き始めた。


タマアジサイ (アダージョの森の花たち 8月第2週 その1)

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友人から頂いたタマアジサイがアダージョの森に根付いて上品な花を咲かせている。

ヤマアジサイよりも少し遅れて咲くようだ。

白いやや大きめの蕾がポカッと割れて、中から藤色の花がでてくる。

日当たりがいいところよりも、木漏れ日の下のほうが過ごしやすいのだろうか。アダージョの森にはぴったりの花だ。

ホスタ競演その1 (アダージョの森の花たち 8月第2週その2)

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夏のアダージョの森ではホスタの競演が始まっている。

株が大きくなるものならないもの、葉の形、葉の色合いや斑入りの状態、花が咲くもの、咲かないものなど千差万別だ。

庭造りの初期に植えたホスタの名前がわからなくなってしまって困っている。

種類が多く、カタログを見てもよく似ているのでなかなか区別がつきにくい。

 

夏のホスタ その2 (アダージョの森の花たち 8月第2週その3)

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ホスタ・サガエ

名前は山形県寒河江市に由来する、とても有名なホスタだ。巨大で、今年も少し大きくなったかな。
花はすでに終わってしまった。

ホスタ・ステンドグラス 
 葉と真っ白な花が美しい。

ホスタ・ジューン
 春の芽吹きの頃は鮮やかな黄色だったが、夏には大分緑色っぽく変わってきた。

ホスタ・フレグラントドリーム 
 香りのいいホスタと言われているが、アダージョの森ではまだ花が咲いたことがなく、香りを味わっていない。

 

オミナエシ (アダージョの森の花たち 8月第2週 その4)

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秋の七草オミナエシが咲き始めた。初めは1株だったが、いつの間にか種が飛んで、アダージョの森のあちらこちらで咲いている。

中空にふわっと、濃い黄色が浮かんでいる感じに見える。

他の花との相性もなかなかいい。

ブッドレア (アダージョの森の花たち 8月第2週 その5)

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夏の強い太陽を受けてブッドレアが咲いている。

こちらの株は、どこからか種が飛んできて、いつの間にかグングン大きくなったものである。
全く放置しているにもかかわらず、元気に咲いてくれるのがいい。

こちらの株は、葉の色が黄金葉になる品種ということで購入した。

少し日あたりが悪いのか、成長が遅いのが気にかかる。

 

ブルーベリーの収穫

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ブルーベリーの実が熟れてきた。アダージョの森には3株のブルーベリーがあるが、今年はどの株も、沢山の実が成った。

鳥たちにそろそろ食べられるかなと、毎日気をもんでいる。

あまり待つのも体に良くないので、今日は、なっている実の3分の1ぐらいを摘んだ。

450グラムあった。口に運ぶと、酸味が強くなく、甘かった。
砂糖とレモンを入れてジャムにして保存しておく。

レンゲショウマ (アダージョの森の花たち 8月第2週その6)

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レンゲショウマが咲き始めた。春の妖精がカタクリなら、夏の妖精はレンゲショウマだろうか。

森のやや薄暗いところに咲いている。

花を咲かせる茎が突然スクット立ち上がってきて、そこに、丸い蕾をつける。
そこから、何とも品のある花が咲く。

このレンゲショウマは、森の中でも日当たりのいいところに咲いた個体だ。
時間がたっていて花弁が痛んでいるのが残念だ。

レンゲショウマには、もう一度綺麗に咲いているときに登場していただくことにしよう。


2015ジャガイモの収穫

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5月の連休に植えたジャガイモの収穫の時が来た。真っ青な空、ガンガンに太陽が照り付けている。

農家の方なら5時過ぎから作業をしているが、私たちが作業を始めたのは9時半を回ってからだ。

今年はジャガイモに力を入れ、全部で6畝を育てた。

1日に、一輪車一杯になる程度(1畝から1畝半)を目安に、ジャガイモ掘り作業を行う。

一輪車に一杯になる頃には、汗まみれになってしまい、作業終了。
森の木陰て涼みながら、収穫の喜びを語り合う。

こうした作業を4日続けて、ようやく、すべてのジャガイモを掘り上げた。

Shige Haruさんから頂いた、ジャガイモ「デストロイヤー」も立派に育ってくれた。
往年のプロレスラー、デストロイヤーを彷彿させる顔つきに思わず笑みがこぼれた。

フシグロセンノウ (アダージョの森の花たち 8月第3週 その1)

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森の木陰で鮮やかな朱色をしたナデシコのような花にクロアゲハが蜜を吸いに来ている。フシグロセンノウだ。

フシグロセンノウは八ヶ岳の森の中に自生しているが、群生するのではなく、ちらほら咲くという感じだ。

葉の付け根、節のところが黒っぽいセンノウ属ということで、この名がある。

花数が多すぎるとケバケバするが、もう少し個体数が増えてほしいものだ。

ボルドーギク (アダージョの森の花たち 8月第3週 その2)

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アスターの仲間のボルドーギクが咲いている。この藤色がいい。日当たりを好むようだが、やや日あたりの悪い森の中でも立派に咲いている。

Tomorrow Gardenの西側では、日当たりのいいところへ根を伸ばし、少しずつ生育領域を広げている。

2014年エントランスガーデンにも株分けをして植えたところ、今年は順調に育っている。

何故、この花をボイルドーギクを呼ぶのだろうかと思って調べていると、

「GKZ植物辞典」(http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ha-gyou/ho/borudo-giku/borudo-giku.html)

に、「属名はイギリスの植物学者 James Bolton の名に因んでいる」とあった。

緑陰のアダージョの森

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炎天下の畑での作業が終わって、アダージョの森に戻ると、そこは別世界だ。

少し薄暗くなった森の中には、柔らかい涼風が吹いている。

庭の椅子に座って、冷たいものを飲みながら休むと、至福の時間がゆっくりと流れていく。

キキョウ (アダージョの森の花たち 8月第3週 その3)

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秋の七草のキキョウは、7月になると咲き始める。

山野の日当たりのいいところが好きだが、森の中でも咲いている。

蕾の時は花びらがくっついたまま、風船のように膨らむ。そのために、”balloon flower”という英名を持っている。

ハッキリとした紫色と厳密な5角形の形が好かれて、桔梗紋が生まれた。美濃の土岐氏一族の紋所である。
土岐氏一族の明智光秀の桔梗紋は有名だ。

園芸品種として白花や、背丈を低くしたものがある。

晩秋に種を採取して、アダージョの森のいろんなところに播いていると、嬉しいことに自然にキキョウが咲くエリアが広がってきた。

エキノプス (アダージョの森の花たち 8月第3週 その4)

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苗を植えつけて2年目にして、ようやく花をつけた。

丸いイガイガの青い玉が独特だ。

和名をルリタマアザミという。文字通り、鮮やかな深い青色である。
エキノプス(Echinops)は「ハリネズミに似る」という意味のギリシャ語に由来している。
葉はアザミに似て棘がある。

花が咲くのには時間がかかったが、根は直根で、地中深く伸びていくので、乾燥には強い。耐寒性も強いので清里には合っている花だ。
少しずつ個体数が増えてほしいと願っている。

ルリトラノオ (アダージョの森の花たち 8月第3週 その5)

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オカトラノオと同じように、虎の尾のようになすらっとした形で伸びあがっている姿が美しい。

しかも、色が瑠璃色で艶やかだ。

ルリトラノオと名札に書かれていて購入した。
ところが、調べてみると、伊吹山に自生する、ルリトラノオなのか
はたまた、園芸種で、これも同じルリトラノオとして販売されていいるベロニカ・スピカータなのか、は区別できない。

同じ育てるなら、伊吹山自生のルリトラノオであってほしいものだ。


マツムシソウ (アダージョの森の花たち 8月第4週 その1)

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マツムシソウが風に揺れている。

初めて、夏の清里スキー場に行ったとき、マツムシソウが風に揺れていた。

淡い藤色の花が実に美しかった。

園芸店でマツムシソウの名前で売られている花は、ほとんどが西洋マツムシソウ(スカビオサ)で、日本の固有種とは少し感じが違う。

その時から、是非アダージョの森でも日本固有のマツムシソウを育ってたいと思っていた。

3年前に苗を買って育て始めた。

マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であると言われている。
マツムシソウの姿は、1メートル弱でやや大きく、なんとも風情がある。

昨年種を採取して播いてみたが、発芽した形跡が見られない。
今年も再挑戦して、是非、種からマツムシソウを育ててみたいと思っている。

ヤブカンゾウ (アダージョの森の花たち 八月第4週 その2)

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アダージョの森の一角にひときわ派手な朱色が浮かんでいる。ヤブカンゾウだ。

古くに中国から伝わった花で、中国では、カンゾウに「萱草」と字をあてる。

萱の字が「忘れる」という意味をもつことから、ワスレグサとも呼ばれている。

英語では、花が一日限りで終わると考えられたため、Daylily、と呼ばれている。
見ていると、一日ではなく、二、三日は咲いているようだ。

森の木漏れ日が合うのか、少しずつ個体が増えている。
アガパンサスに似た大きなはと強烈な色合いが個性的だ。

 

 

ベルガモット (アダージョの森の花たち 8月第4週 その3)

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アダージョの森の南側、Harmony Gardenにベルガモットが咲いている。

植えつけてから数年経つが、寒さと乾燥に耐えながら、暑い夏に咲く。
この品種はピンク色なので、タイマツバナの別名は、少し合わないか。

学名のモナルダとも呼ばれるが、葉の香りが、紅茶のアールグレーに香り付けで用いられる柑橘類のベルガモット(ベルガモットオレンジ)に似ているので、
この通称で呼ばれることが多い。

オトコエシ (アダージョの森の花たち 8月第4週 その4)

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オミナエシは知っていたが、アダージョの森に来るまで、この花は知らなかった。

オミナエシと同じ時期に、白く地味な花が咲き、茎や葉はオミナエシより大きい
ことからオトコエシと名付けられたという。

面白いことに、こうした命名の由来を語りながらこの花を見ていると、
俄然オトコエシの存在感が出てくるのである。

オニユリ (アダージョの森の花たち 8月第4週その5)

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アダージョの森の中央花壇にオニユリが咲いた。

橙色の花弁が反り返っている。それに、濃褐色で暗紫色の斑点がびっしりついている。

少し、毒々しい感じがするが、確かに真夏の太陽にふさわしい花だ。

オニユリは3倍体(3倍の染色体のため減数分裂ができない)なので、種子は作らないが、代わりに葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。
このムカゴを播くと3年ぐらいで花を咲かせる。

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