オミナエシ
暑い暑いといっているうちに、いつしかアダージョの森もオミナエシがいろんなところで咲いている。 10年ぐらい前に、オミナエシが欲しくて1株買ってきた。その後、種が飛んで庭に広がってきた。 オミナエシは面白い花で、最初に植えた株は枯れずにあるのだが、花芽が全く上がらないくなっている。...
View Articleホスタ・フレグラントドリームとステンドグラス
ホスタ・フレグラントドリーム 黄色の葉に白の覆輪がある美しいホスタだ。 フレグラント=fragrant→芳しい、芳香のある、文字通り花からはいい香りが漂ってくる 中央階段を降りたところに咲いている。丁度今が盛りだ。 花穂の姿も優雅で美しい よく似た感じなのだが、こちらはホスタ・ステンドグラス 黄色の葉に、これは緑の覆輪がある。森の樹木の下でステンドグラスのように輝いてくれる。...
View Articleツリガネニンジン
今年もツリガネニンジンが咲く季節がやってきた。盛夏過ぎから庭で目立って来る花だ。 よく考えれば、「釣鐘」と「人参」との組み合わせが何とも言えないアンバランスなのだが、自然と心に残ってくるのが山野草の世界なのだろうか 花が釣鐘に似ていて、根が朝鮮人参に似ていることから名づけられたという。 ごく小さな薄青い小さな鐘状の花の先から、雌蕊が突き出している姿が愛らしい。...
View Articleイングリッシュローズ ロアルド・ダール
中ガーデンの西側に、暑さと乾燥にひるむことなく、元気に咲いているのが、イングリッシュローズのロアルド・ダールだ。今年でまだ2年目だが、少し株が大きくなってきたかな デビッド・オースチンでは「ピーチ色」と紹介されている。日本の桃の花の色ではなく桃の果肉の色ということだ。蕾はアプリコットかな。咲き進むにつれて色合いが変化するのが面白い 柔らかく重なったカップ型のロゼット咲きが美しい。...
View Articleカリガネソウ 雁が飛ぶ姿に面白い仕掛けが
東ガーデンでカリガネソウが咲いている。 花の形が独特で美しい よく見ると、花柱と雄蘂は花の上に伸び、その先が花の手前に回り込む形をしている。 これには、面白い仕掛けがあり、花弁に虫が止まるとその重みで花序が垂れ下がり、花柱と柱頭がくっつき受粉するのを助けるとのことだ。 ところが人間はそんな自然の営みを知るか知らずか、抒情的にカリガネ=雁が飛ぶ姿に見立てた。...
View Articleミソハギが咲き始めると秋の気配がする
庭に濃いピンクのミソハギが咲き始めた この花は盆のころに咲くので、盆花とか精霊花とも呼ばれているて、季節が秋に動きだしたことを印象付けてくれる。 一つ一つの花は小さいのだが、真っ直ぐに立ち上がる姿がシャキッとしていて気持ちがいい いつのころか一株だけ買ってきて植えたものだが、それからどんどん庭に広がってきている しかし、あまり植えすぎるので、最近では適当に間引いている。...
View Articleコバノギボウシ 夏の終わりに庭の至るとこで咲きほこる
夏も終わり近くになると、庭のいたるところで赤みがかった紫の花をつけるコバノギボシが咲く。 これほど小さな花なのに、何故これほど長い花径を伸ばすのか不思議でならない。 雌蕊が極端に突き出して、自家受粉を避けようとしているのと関係があるのだろうか 一番花が咲き始めてから花穂の花が咲き終わるまでかなりの時がかかる。咲き終わった花はだらりと垂れ下がるので少し見苦しくなるのが残念なところだ。...
View Articleレンゲショウマ 夏の森の妖精が風に揺れる
今年も庭の色んな所でレンゲショウマの花が風に揺れる季節がやってきた。 花が蓮=蓮華に似ていて、葉がサラシナショウマに似ていることから、レンゲショウマと名付けられた、という。 春の森の妖精カタクリに対比して、「夏の森の妖精」と呼ばれている 外側の萼に守られた中に、先が紫色の縦型の花が咲いている。その内側から2~4本の雌しべが突き出ていている。これは、花が枯れてからも残る。...
View Articleキレンゲショウマ 「天涯の花」(宮尾登美子)で紹介された
庭では、レンゲショウマに少し遅れてキレンゲショウマが咲きだした。 レンゲショウマ(キンポウゲ科)に似た黄色い花ということから、キレンゲショウマと名付けられたとあるが、 ほとんど似ていない・・。 しかし、属名が日本語のキレンゲショウマそのままの「Kirengeshoma」とされている、貴重な花だ。...
View Article大根・春菊の種まき、草刈、ネット張り
標高1100mの高地とは言え連日の猛暑が続いている。 そんな中、ジャガイモの収穫を終えた後、畝を作って大根と春菊の種まきを行う。 この暑い時期に撒いておくのが初冬に美味しい大根ができるコツなのだが・・ 妻が種まきをしている間、畑の法面の草刈りをする。急斜面の法面の草刈りはやりにくくて困る。 それに、アヤメが好きなので、それを刈り残しながらの作業はやたらとっ手間がかかった。...
View Articleイングリッドバーグマンとハンフリーボガード
今年の春、我が家にも赤いバラがほしいと思い、名花イングリッドバーグマンを八ヶ岳の姫野バラ園さんで購入した。6月になると花が咲き始めた。ベルベット状の厚い花弁は雨に打たれても形が崩れない 今年はこれで終わりかなと思っていたら、なんと8月になってどんどん蕾を上げてきた。 来年のことを考えると、1年目は花を咲かせないでおくのがいいらしいが、この美しい花を見るとそれは酷な話だ。...
View Articleヤナギラン 高原の花
東ガーデンではヤナギランが咲いている。 高原の花の代名詞ともなる花で是非私の庭でも咲かしたいと思い、3年前に苗を購入して植えた。あたりの樹木の伐採により日がよく当たるようになり、今年はわずかばかりだが花を咲かすことができた。ところが、小さいコガネムシの食害がひどく葉がかなり傷んでいる。何かいい対策はないものだろうか。...
View Article野辺山高原~萌木の村
いい天気になったので、近くをドライブした。我が家から車で20分ぐらいの野辺山高原にある「びっくり市場」駐車場からみた八ヶ岳東面の姿。残念ながら雲が発生している。 「びっくり市場」は、果物・野菜が新鮮なのでよく買いに行く。必ずしも安いということではないようだ。 あたりは一面に高原野菜畑が広がる。...
View Articleシュロソウ 茶色の小さな花で目立たない
私のいる森を取り巻くように農業用水が巡っている。 これが人工ではなくて自然の小川ならいうことはないのだが・・それでも、夏の暑い日々には清々しい水音が聞こえてくるので、これを「せせらぎ」と呼んでいる。 そのせせらぎに沿って、パッと見にはほとんど気付かないのだが、シュロソウが咲いている。 茶色の小さい花だが、よく見ると6枚の花弁があり、雄蕊と雌しべが色を添えている。...
View Articleハナトラノオ 清涼感のある明るいピンク
南ガーデン西側にハナトラノオが咲いている。 何年か前に株を買ってきて植えつけたのだが、それ以来少しずつ増えてきた。しかし、どんどん増えるというのではなかったが、周りの樹木を伐採して日当たりをよくすると去年あたりから、花数が急速に多くなってきたのは嬉しいことだ。 トラノオに似て、花が咲くからというのが和名の由来のようだが、トラノオに似ているかな?...
View Articleガウラ 白い蝶が群れ飛ぶ
ガウラが庭で風に揺れている。 夏の中頃から咲き始めて、徐々に姿を大きくしながら咲き進んできた。 花の形から、白蝶草ともいわれ、さながら白い蝶が群れ飛んでいるような姿に見えるとか。 なんとも言えない優雅な姿が美しく、大好きな花だ。 ガウラを3か所で育てているが、やはり日当たりが好きな花で、日当たりが悪いと花つきも悪い。 花弁は4枚で上半分にあり、長い雄しべが下半分にあるというユニークな形が美しい。...
View Articleヘリアンサス・レモンクィーン 爽やかな黄色
少し掲載が遅くなってしまった。庭の夏を彩る鮮やかなレモンイエローのヘリアンサス・レモンクィーンが南側の外側にひと夏の間咲き続けた。 成長力旺盛で、放任していてもどんどん増える頼もしさがある。 さわやかな黄色なので見ているだけで元気になってくる。 別名をヤナギバヒマワリと言われ、ヒマワリを小型にしたような花がびっしりと咲く。...
View Article吾亦紅~ワレモコウ 秋を感じさせてくれる
今日は、台風10号来襲の影響で、八ヶ岳の森の中でも強風が吹き荒れた一日だった。またも、九州地方を縦断するとのことだが、被害が最小限に食い止められることを祈るばかりだ。 夏の終わりごろから、吾亦紅が咲いている。畑の土手には初夏のアヤメと必ずセットで生えてくる花で、八ヶ岳にやってきた時には「これがワレモコウか」と感慨深かったことを覚えている。...
View Articleヘレニウム 秋に咲く黄色の花
今朝は清々しい青空が訪れた。残念ながら南アルプスの全容は見えないが・・ 中花壇の西側にヘレニウムが咲いている。 花の中央が大きく盛り上がったユニークな形から、ダンゴギクと名付けられている。 ヘレニウムは北アメリカが原産地で40種ほどある中で、これはオータムナーレ種で、名前の通り秋咲きだ。 花びらの間に独特の空間がある 東隣に大きく育ったコナラが4本並んでいて、だんだん日陰になってきている。...
View Articleシロバナホトトギス 白楽天?
白花のホトトギスが庭に咲き始めた。これは花友から頂いたものだが、繁殖力が旺盛で、いろんなところに種が飛んで咲いている。どうも、「白楽天」という品種のようだが、詳しくはわからない。 6枚花弁で根元に黄色い斑点が付いている。 真っ白な花弁なので、清楚な雰囲気が漂う。 蜜が甘いのだろう、写真を撮っているときも、虫たちが飛んできて入れ替わり花の中に顔を突っ込んでいる。...
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